日本語版刊行15周年 「リサとガスパール展」 銀座松屋


リサとガスパールchirosukeは銀座松屋で開催されている、「リサとガスパール展」に行ってまいりました。

日本語版刊行15周年「リサとガスパール展」
開催期間:2015年8月5日(水)~8月24日(月)
会場:松屋銀座 8階イベントスクエア
時間:10:00~20:00
最終日は17:00閉場・入場は閉場の30分前まで
入場料:一般 1,000円

http://www.matsuya.com/m_ginza/exhib_gal/details/20150805_lisagas_8es.html

お盆休みでしたが入場したのが夕方だったので混雑はありませんでした。
「リサとガスパール」の世界をじっくり観ることができました。

chirosukeの感想は・・・
えええっ?!リサとガスパールは【イヌ】ではないのですかっ?!!
冒頭から「イヌでもウサギでもない不思議なパリの住人、リサとガスパール」
とあってchirosukeは衝撃であります。

イヌ好きchirosukeは、15年間二人(二匹?)のことを犬だと認識していました。
ちょっと耳の長い犬であります。
うさぎさんとは一度も思ったことがありません。

「リサとガスパール」の日本語版が刊行されてから今年で15周年だそうです。
白い犬が女の子のリサ、黒い犬が男の子のガスパールだと一度も疑うことなく過ごしてきたchirosukeの15年間っていったい・・・。

リサとガスパール2展覧会場のフォトスポットです。
ポスターにもなっている東京駅が背景の絵です。
この絵は、展覧会のために描かれた新作「リサとガスパール@TOKYO STATION」です。
原画も展示されていましたよ~。

リサとガスパールよ、キミたちは「イヌ」じゃなかったのか・・・。

展示されている絵を観ていると、リサとガスパールはパリの学校に通っています。
人間のコドモたちがクラスメイトだし、先生も人間です。
イヌっぽくない・・・。

ガスパールこいをする絵本「ガスパールこいをする」では、事件が起こります。

ガスパールとリサはとっても仲良しだけど、一度ガスパールが人間の女の子を好きになりかけます。
リサは気になって夜も眠れません。
しかもリサはその女の子が大嫌い!
意地悪でその女の子に、給食のほうれん草のお皿をぶっかけたりします。
イヌとは程遠い・・・。

リサひこうきにのる絵本「リサ ひこうきにのる」ではリサはひとり旅で飛行機に乗っています。
(飛行機に乗れないchirosukeよ、リサに負けているぞ!)

人間と同じ座席でシートベルトをしているし、映画を観たり機内食を食したりジュースを飲んだりしています。
リサのやりたい放題パワー炸裂であります。
イヌのはずがない・・・。

リサとガスパールにほんへいく絵本「リサとガスパールにほんへいく」ではタクシーに乗ったり、金閣寺に行ったりします。
慣れないお箸でお寿司を食したり・・・。

あげくの果て、ウォシュレットに驚く二人の絵にchirosukeは爆笑です。
余程インパクトが強かったのでしょう、ウォシュレットの絵は2枚も展示されていましたよ。
確かに「イヌ」じゃないよなぁ・・・。

こんなにかわいくて楽しい「リサとガスパール」!
キミたちが「イヌ」であろうとなかろうとchirosukeは大好きです!

リサとガスパールぬいぐるみ「リサとガスパール」は1999年にフランスでアン・グットマンとゲオルグ・ハレンスレーベンの夫妻により発表されました。
文:アン・グットマン、絵:ゲオルク・ハレンスレーベンなんですって。
展覧会では物語が生まれるきっかけとなった1冊の「赤い手帳」が日本初公開されています。
ゲオルグさんはアンを喜ばせようと、欲しがっていた「赤い手帳」にかわい不思議な生きものを描いてプレゼントしたんですって。
(しつこいけど「イヌ」じゃない・・・)

アンさんはこのイラストをとても気に入り、新しい物語を創り始め、女の子・リサのモデルとなりました。
そして男の子・ガスパールが登場して、仲良しのコンビが誕生したそうです。
この「赤い手帳」は必見ですよ~!
chirosukeには想像力の源のように思えました。

会場には絵本のシリーズ1作目や日本未発表の最新作、未公開作品も含む原画約150点が展示されています。
リサとガスパールが生まれて、動きだして、喜怒哀楽を現して、日常生活を楽しみ、いろんな冒険をします。
いつも二人は一緒です。
描き出される明るい鮮やかな世界に、chirosukeはちょっぴり涙目になるくらい感動しました。

リサとガスパール図録お約束のミュージアムショップ(物販コーナー)は沢山の商品に溢れていました。
chirosuke、まずは図録を身請けです。

・図録:2,160円(税込)
サイズ 縦22.5㎝ 横17㎝ 200ページ
紙製の特製スリーブ、リサとガスパールのパリ近郊地図付きです。
赤い手帳を模した素敵な装丁です。
中身は絵本そのもの!
この図録はchirosukeイチオシであります!

リサとガスパールグッズ展覧会限定オリジナルグッズや、松屋オリジナルグッズ等chirosukeの心がときめくものがいっぱいであります。
chirosuke、今回もお財布が駆逐されそうな予感・・・。

・展覧会限定 松屋オリジナル 絵本柄ビニールポーチ:1,080円
・展覧会限定 A4クリアファイル(ふうせん):324円
・展覧会限定 A6ポケットファイル(海辺の町):302円
・展覧会限定 一筆箋(ふうせん):486円
・展覧会限定 ポチ袋(4柄セット):378円
・展覧会限定 しおり(エッフェル塔):162円
・展覧会限定 ポストカード:162円

松屋オリジナル絵本柄ビニールポーチは珍しい正方形です。
だから使い勝手が良いわけではなくて・・・かわいいから良いんです!

リサとガスパール瓶入りビスケットおやつもいろいろありましたよ~。
箱入りのチョコレートやビスケット、缶入りキャンディもありましたが、chirosukeはおやつはひとつにガマンであります。

・展覧会限定 ビスケットボトル:864円(税込)

とてもかわいい瓶です~。
グッズに8,000円以上の身請け額を費やし、しっかりお財布が駆逐されたchirosukeであります。

「リサとガスパール展」、とても愛らしい鮮やかな世界でありました。
何よりも、リサとガスパールがイヌじゃなかったことが解って良かったchirosukeでありました!

ほうろうって・・・

優しく扱ってあげないと、欠ける、はがれる。
お鍋の取っ手は熱くなる・・・。
お高い・・・。
でも綺麗なんだものっ!!