chirosuke湯河原に行く 「エクシブ湯河原離宮 夕食(日本料理 湯河原 華暦)編」(2024年3月)


夕食は1Fの日本食レストラン「日本料理 湯河原 華暦(かこう)」でいただきます。
総席数:134席
漆黒と金箔の“琳派モダン”を極めた 壮麗な日本料理レストラン。

「The Premium Dinner~Royal Collection~」を予約していました。
旬の食材や高級食材をふんだんに使った料理長こだわりのコースとのこと。
2014年1月17日~2024年3月14日 
ひとり 24,200円 (税込)

ホテル自体が個人では予約できないし、せっかくの機会です。
このレストランで一番お高いコースをチョイス、庶民chirosukeの会員制リゾートの浪費の美学であります。
普段の食生活は「ごはん・おかず・おやつ」と雑把なchirosukeでありますが、どんなお料理をいただけるのか楽しみ~!

「※レストランをご利用の際は、服装を整えてお越しください」との案内がありました。
ドレスコードほどのものでは無いですが、温泉旅館と違って素足にスリッパ、館内着ではダメよということでありましょう。
chirosukeとSちゃん、普通のお洋服を着ております。

ライトアップされた中庭(水庭)が見えるテーブルに通していただきました。
本日のお献立です。

飲み物は日本酒「冷酒」をお願いしました。
スタッフさんのお勧めの銘柄は1合税込で4,000円以上する純米大吟醸でした。
さすがにchirosuke涙目・・・。
それでもせっかくの「The Premium Dinner~Royal Collection~」ですもの、約半分の身請け額の純米大吟醸をお願いしました。
お料理に合うお酒であれば良いです。

「温附」
甘鯛かぶら蒸し
 ふかひれ餡

器が良い感じです。
蓋を取ると・・・ふかひれでっかい!
ふかひれが入った餡じゃない、でっかいふかひれと餡です。
甘鯛もふかひれもすごくおいしい~。

「旬菜」
ずわい蟹味噌和え
 長芋昆布〆
  生姜吸酢ジュレ

おいしいとしか言葉でません。
美しいお料理です。

「小皿」
百合根と車海老寄せ揚げ

百合根が甘い!
海老も甘い!
塩でいただくとなんておいしいの・・・。

石のような器も熱々でした。

「煮物椀」
本枯節吉野仕立て
 あわび餡
  若布 肝あんぺい

これを煮物というのですね・・・。
chirosukeの知っているお料理では無いことは確か。
おいしいです。

「虎河豚」
虎ふぐ薄造りと白子柚香酢

トラフグ!
chirosukeがこのコースを選んだ理由のひとつに「ふぐの薄造り」があったからです。
特に河豚が好きというわけでも無いし、こんな高級食材には普段ご縁が無いchirosukeです。
そんなchirosukeですが、河豚の薄造りには大事な思い出があるのです。

数十年前、初めてお勤めした会社の宴会での出来事です。
当時大阪では有名なふぐ料理専門店に連れて行ってもらったchirosukeは、まだ世間知らずのお嬢ちゃんでした。
お料理はふぐちりのコースで、最初にきれいな絵皿に盛られたフグの薄造りが一人一皿ずつ運ばれてきました。
大阪ではふぐ刺しのことを「てっさ」と言います。
絵皿に薄くきれいに並んだ河豚のお刺身、chirosukeは初めて見ました。
そしてchirosukeはこんなに薄いから食べちゃえ、とばかりにお箸でガーッとお刺身を寄せてポン酢に付けてほぼ一口で食べてしまったのでした。

その時chirosukeの隣に座っていた上司の課長が、周りの人には何も言わずにお店の人を呼んで「この子にもう一皿同じものを持って来て」と頼んだのでした。
chirosukeはもう食べてしまったのに何でかな?ときょとんとしていました。
再度出てきた「てっさ」を前に課長は優しく教えてくれたのでした。
「これはなぁ、いかに河豚を薄く切ってきれいに皿に並べるか、料理人の腕の見せ所なんや。透けている皿の模様を楽しみながら、一枚ずつ剥がすように食べるんやで。その方が絶対おいしいから」
そして課長に言われた通り、薄いお刺身を1切れずつゆっくりいただきました。
「そうそう、おいしいやろ」と課長は笑っていました。
仕事もまだ半人前、学校を出たばかりの社会経験も常識も無いchirosukeでしたが、その時とても大切なことを教えてもらったんだと思いました。
優しかった課長は、その後九州に転勤になり、何も恩返しができずchirosukeは世間知らずのままその会社を退職しました。

あれから数十年、chirosukeは別の会社に勤めて、いろいろ好き勝手に生きてきました。
今でも「てっさ」の事を思い出すと、何て恥ずかしいことをしたもんだ・・・と反省します。
同時に「この子にもう一皿同じものを持って来て」と頼んでくださった優しい課長の声を思い出します。
N課長、人生にとってとても大切なことを教えてくださってありがとうございました。

虎ふぐの薄造り、一切れずつゆっくりいただきます。
おいしいです!

白子柚香酢

初めていただきました。
おいしい。

虎ふぐ唐揚げ
熱々の唐揚げです。
スタッフさんの「骨が多いので気を付けて。手でどうぞ。」に救われました。
担当のスタッフさん、とても感じのいい方でお料理がさらに楽しい時間になりました。

「握り寿司」
これはメニューにありません。
スタッフさんが「Royal Collectionのコースを選んでいただきありがとうございます。料理長からのお礼のお料理です。」と・・・!

鮪と貝の握りです。
葉っぱの飾りも素敵だし、何よりおいしいです。
メニューに無いというのも織り込み済の演出かも知れませんが、粋です。
chirosuke達は嬉しかったです!
料理長さん、ありがとうです。

「強肴」
黒毛和牛山椒ロースト
 えびいも氷餅 

お肉、すごくおいしいです。

「お食事」
土鍋炊き
 魚沼産こしひかり(雪椿)

雪椿という新潟県魚沼産のお米です。
驚いたのがご飯を炊く水も魚沼から取り寄せているのですって!
スタッフさんの説明によると・・・その土地のお米を、その土地の水で炊くことが一番らしい・・・!
chirosuke、恐れ入りました。

炊きあがったご飯はつやつやです。

鰤大根
あさり味噌汁
香の物

ご飯、おいしすぎる!
chirosukeのお約束、お釜にはひと粒たりともご飯は残っていません。

「水菓子」
小田原城最中 
 自家製カラメルアイス 苺

お城のかたちのモナカです。

おいしいお料理でお腹いっぱいです。
「The Premium Dinner~Royal Collection~」素晴らしいコースでした。
そして、担当のスタッフさんの丁寧な説明と明るい笑顔が素晴らしかったです。
楽しい食事で心もいっぱいになりました。

料理長さん、スタッフさんありがとう!
ごちそうさまでした。

お部屋に戻ったら、カワウソはレストランに連れていけなかったのでちょっと拗ねていました。
chirosukeは寝る前にお部屋のジャグジーバスに入りました。
ジャグジャグのお風呂、心地よかったです。
広くてふかふかのお布団で早めに眠りについた良い子たちでありました。

chirosuke湯河原に行く 「エクシブ湯河原離宮 2日目朝食(ボールルーム朝食ブッフェ)編」(2024年3月) に続きます~!

chirosuke湯河原に行く 「エクシブ湯河原離宮 お部屋・温泉 編」(2024年3月)


湯河原での宿泊は「エクシブ湯河原離宮」であります。

エクシブは、リゾートトラストが開発・販売・運営を担うリゾートホテルです。
全国各地にあるホテルは、オーナーである会員、およびその紹介者のみが利用できる会員制ホテルなのです。
今回、知り合いの方の伝手で利用することができました。
chirosukeは小規模の温泉旅館が落ち着くのですが、大規模リゾートホテルの高級感にワクワクです。

https://www.rtg.jp/hotels/xiv/yugawara/

チェックイン/15:00、チェックアウト/11:00

客室/187室( スーパースイートグレード 59室、スイートグレード 32室、スタンダードグレード 96室)
地上4階・地下3階・塔屋2階、駐車場/155台(内 オーナーズパーキング111台)

エクシブ湯河原離宮2017(H29)年3月開業したそうです。
chirosuke達は会員制ホテルなんて初めてです。

車を駐車場にとめた時、Sちゃんは「すごい車ばっかり・・・!」と驚いていましたが元々車に興味の無いchirosukeは「ふ~ん」であります。
免許も無いchirosukeは、運転できることがすごいと思うのでレンタカーでも高級車でも無頓着です。
しかし、普段来れない場所なので何気に会員のフリでもしておこうかな。
JR熱海駅から送迎バスも出ています。

とはいえ、ロビーの広さ、お客さんの多さ、スタッフさん達の多さとテキパキした丁寧な対応にちょっとビビってしまう一般庶民chirosuke。
会員で無いことはバレバレでありましょう。

お部屋に行く途中の景色はきれいで広い!
通路やエレベーターに乗っていきますがchirosukeの方向音痴の本領発揮で、どこに居るやら・・・。
絶対一人じゃロビーに戻れません。

お部屋は「2201号室」です。
パブリック棟の2階なんだろうけど・・・。

お部屋です。
1ベッド洋ルーム、広い!
49.92~57.25m²
これでスタンダードなのだそう。

白い壁と白木の組み合わせで、洗練された“琳派モダン”の白銀の世界を演出した客室なのですって。

ソファーが小さく見えるくらい広いです。

すごく広いワンルームであります。
温泉旅館の風情とは違う雰囲気。
良い意味で、めっちゃ豪華なビジネスホテルって感じです。

大型テレビです。

カワウソがハイテンションで遊びまわっています。

遊ぶカワウソ。

上が温泉に行くときに着ていけるバスローブ。
下がナイトウェア。
どちらもワッフル地で着心地が良いです。

遊び疲れてベッドに倒れ込んだ゜カワウソ。
ベッドメイクがきっちりでお布団には潜り込めなかった様子です。

冷蔵庫の中はすべて有料です。

ビール 460円 チューハイ 302円 
スポーツドリンク 237円 お茶 237円 ミネラルウォーター 190円
※全て税込

リゾート価格であります。

お茶菓子のクッキー。
おいしかったです。

湯沸かしポットとお茶セット。
ティーバッグのお茶はフリーです。

パスルーム、広っ!
しかもジャクジー付き!
洗い場も広い!

洗面所も広くて機能的。
歯ブラシ、コットン等必要なものは揃っています。

シャンプー等はホテルグループのオリジナルです。
ボトルじゃなくてパウチがエコですね。

カワウソ、食べ物じゃないからね。

トイレは清潔で機能的であれば良し。

クローゼット内には使い切りスリッパがあります。

お部屋のスタンダードのクオリティはすごく高いのには驚きです。
ここは1泊2食付きの温泉旅館と違って、お部屋とお食事は別々に予約します。

夕食前に温泉へGO!
大浴場は「ザ・スパ至泉の湯」です。
お部屋にあったバスローブと使い切りスリッパで行けるので良い感じ~!
バスタオルはスパの受け付けで借りられるので、chirosukeはマイボディタオルと着替えだけ持っていきます。

案内図を見てもひとりじゃ行けないchirosuke・・・。
エレベーターで2階から4階に上がりそこから歩いてまたエレベーターで5階(最上階)が「ザ・スパ至泉の湯」です。

利用時間
06:00~11:00(最終受付 10:30)
15:00~24:00(最終受付 23:30)
※宿泊者のみの利用です。

受付で部屋番号を行ってタオルセットを受けとります。
バスタオルとフェイスタオル各1枚。
まぁ温泉旅館じゃないしね。
使いたい放題ってわけじゃないね・・・。

ロッカールームはすごく広くて、雰囲気がスポーツクラブみたい。
風情は無いけど、スタッフさんが常にお掃除をされていてきれいです。
パウダールームは使い易いデザイン。
入口にウォーターサーバーもありました。

こちらは内湯です。
洗い場もたくさんあって、利用者が多くても不便は感じませんでした。
シャンプー・リンス・ボディソープ・フェイスソープ・クレンジングが置いてあります。

洗い場のドアから外にでると、4つの泉質を生かした 4種の露天風呂があります。
整備された広い屋外に、4つのお風呂が数メートル間隔で点在しています。

こちらは「岩風呂」です。
源泉:至泉の湯 天野
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉(アルカリ性)
適応症:きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、神経痛、筋肉のこわばり、胃腸機能の低下、疲労回復、健康増進

浅く細長いお風呂です。

「竹林の湯」です。
源泉:至泉の湯 山桃
単純温泉
適応症:不眠症、神経痛、筋肉のこわばり、胃腸機能の低下、疲労回復、健康増進

ここは人が少なくて落ち着いて入れました。

「月見の湯」です。
源泉:至泉の湯 岫雲(しゅううん)
アルカリ性単純温泉
適応症:不眠症、神経痛、筋肉のこわばり、胃腸機能の低下、疲労回復、健康増進

ここに一番長く入っていました。

「壺湯」です。
源泉:至泉の湯 明暗
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉(弱アルカリ性)
適応症:きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、神経痛、筋肉のこわばり、胃腸機能の低下、疲労回復、健康増進

五右衛門風呂です。
chirosukeも少し浸かりましたが、お子ちゃま達が並んでいたのでゆっくり浸かれず・・・。
ひとりで浸かるお風呂は楽しいね。

泉質も全部違うのですが、chirosukeは「浴槽のかたち、質感、熱め・ぬるめ」くらいしか違いがわかりませんでした。
(結構各地の温泉に浸かっているのに・・・その程度か、chirosukeよ!)
でも、いろんな温泉に浸かれるしアトラクションみたいで楽しかったです。
「ザ・スパ至泉の湯」はエンタメの勝利であります。
良い意味で、めっちゃ豪華なスーパー銭湯って感じです。

パウダールームはレイアウトが絶妙で、人が多くてもプライベート感があります。
アルコール消毒液・ティッシュペーパー・綿棒・ヘアブラシ・コットン・化粧水・乳液・クレンジング・ヘアエッセンスがあって、ゆっくりドライヤーが使えました。
会員制リゾートホテル、なかなか心地良いです。

お部屋に戻ってお洋服に着替えました。
お腹が空いて来たchirosukeとSちゃんです。
chirosuke達は、お部屋はスタンダードですがお食事には力を入れました。
日本料理のレストランでとびきりのコース料理を予約しています。

chirosuke湯河原に行く 「エクシブ湯河原離宮 夕食(日本料理 湯河原 華暦)編」(2024年3月) に続きます~!

chirosuke湯河原に行く 「熱海編」(2024年3月)


chirosukeは湯河原に一泊で行ってまいりました。

東京から湯河原まではJR特急踊り子で1時間20分で行けますが、お友達のSちゃんがレンタカーを運転してくれることになり「熱海」まで足を延ばして湯河原に向かうことになりました。
湯河原町は神奈川県の西南端にあります。
chirosuke、湯河原温泉は初めてです。
そして「熱海市」は静岡県になります。

chirosukeの旅の相棒、カワウソも連れて行きました。
(時々連れて行くのを忘れてしまうけど・・・)

お天気も良く暖かいです。
前方に雪を被ったひと際高い山が見えてきました~!
カワウソよ、あれは富士山だ!

富士山がどんどん近くなります。
車は小田原市に入りました。

小田原サービスエリア(下り)で休憩を取りました。
駐車場から見える富士山、美し~!
ちなみに、この辺りは二宮尊徳生誕の地なのだそう。

松戸を出発してから約3時間、海が見えました~!

熱海の海!
ちょっと曇っているので海は灰色がかっていますが、きれいな景色です。

熱海の海岸!
工事中の建物もあり、日本有数の観光地でありますね。
chirosukeとSちゃんは駐車場に車をとめて、海岸や公園をウロウロ。

熱海サンビーチ・親水公園に何やらモニュメントが・・・。
chirosukeちょっと心がザワつきました。
不安的中!
「恋人の聖地」でした・・・。

栃木の塩原温泉のもみじ谷大吊橋にもソレはありました。
熱海もなのか・・・。
chirosukeはちょっと涙目であります。

「恋人の聖地」というのはですね、日本全国の観光地域の中から、プロポーズにふさわしいロマンティックなスポットを「恋人の聖地」として認定し、地域の新たな魅力づくりと情報発信を図るNPO 法人地域活性化支援センターによる事業です。
「恋人の聖地」は日本全国のあちらこちらにあります。
例えば、近年chirosukeが行った所では、山梨県笛吹川フルーツ公園、岩手県の龍泉洞、宮守川橋梁 / めがね橋、山形県のクラゲドリーム館 加茂水族館、栃木の塩原温泉のもみじ谷大吊橋が認定されています。
chirosuke、何気に聖地巡りをしていたみたいで嫌だな・・・。

ちなみに「恋人の聖地サテライト」というのも全国に散らばっています。
たまたま行った先が「恋人の聖地」だったってこともあるので気を付けないと・・・。
(何を気を付けるんだ・・・chirosukeよ!)

カワウソは海が楽しそう。

海だよ海~!

「油にまみれち、自動車修理ばしよったっちゃね、刑事さん・・・」
カワウソよ、それはつかこうへいさんの名作「熱海殺人事件」の大山金太郎の台詞じゃないかぁ~!
演劇少女だったchirosuke、今回初めて熱海に降り立って感慨深いです。

寒桜の一種、「あたみ桜」は葉桜になっていましたが、大寒桜(おおかんざくら)が満開でした。
大寒桜は開花期が2月中旬~3月上旬の早咲きの桜です。

メジロが来ました~!

メジロ、かわいい~!
すばしっこいので撮るのが難しいです。
桜の花の蜜を吸っています。

カワウソも花の蜜を!

嬉しがっているだけみたいです。

山の上にお城が見えました。
熱海ってお城あったっけ?

熱海城(あたみじょう)は、静岡県熱海市の錦ヶ浦山頂にある観光施設なのだそう。

歴史的な城ではなく、1959年(昭和34年)に海抜100mの位置に建てられた天守閣風建築物とのこと。
遠くから眺めるだけのchirosukeです。

有名な「貫一お宮の像」です。
尾崎紅葉の小説「金色夜叉」(こんじきやしゃ)の主人公でありますね。
すぐ横に「お宮の松」もありました。

chirosukeは「来年の今月今夜のこの月を僕の涙で曇らせてみせる・・・かわいい子分のお前たちとも、離ればなれになる門出だ・・・」
あれ?
金色夜叉からいつの間にか国定忠治になってしまったchirosuke・・・。
Sちゃんが大笑いしております。

マンホールまで「貫一お宮」です。
「来年の今月今夜のこの月を僕の涙で曇らせてみせる・・・かわいい子分のお前たちとも・・・」
あれ?
(だから違うって・・・chirosukeよ!)

熱海でお昼ご飯をとることにしました。
「熱海銀座」は、JR熱海駅の南、市街地中心部にある商店街です。
レトロでノスタルジックが雰囲気が人気で、沢山の観光客さんがいました。
人気の海鮮丼のお店などは長蛇の列です。

熱海銀座は混雑していたのですが、通りを1本入ると静かな雰囲気になりました。
chirosuke達は海鮮丼は諦めて、裏通りのイタリアン「サンマリノ」という小さなお店に入りました。
お昼時でテーブルはほぼ埋まっていましたが、一番奥のテーブルに通していただけました。

・コンビネーションサラダ 750円 (税込)

ボリューミーなサラダです。
ドレッシングは甘目でおいしい。
カワウソも欲しいのかな。

・ボンゴレロッソ 1,190円 (税込)
・ペペロンチーノ 1,050円 (税込)

ボンゴレロッソはトマトソースがおいしい。
ぺペロンチーノも唐辛子がピリッとして良い感じです。

・オニオングラタンスープ 750円 (税込)

このスープ、めちゃうまです!

サンマリノさんは1968年からイタリアンのお店をされているそう。
50年以上続いているお店なのですね。
観光地価格でも無く、リーズナブルでどれもおいしいお料理でした。
ごちそうさまでした。

これから湯河原に向かいます。
(東京からだと戻るって感じ)

今回は「エクシブ湯河原離宮」会員制リゾートホテルに宿泊です。
お知り合いの伝手で利用することができました。
chirosukeは小規模の温泉旅館が落ち着くのですが、大規模リゾートホテルの高級感にワクワクです。

chirosuke湯河原に行く 「エクシブ湯河原離宮 お部屋・温泉 編」(2024年3月) に続きます~!

「開成町 瀬戸屋敷のひなまつり」


chirosukeは神奈川県の開成町に行ってまいりました。

松戸から開成駅まで電車で片道約2時間20分かかります。
松戸から千代田線で代々木上原まで行き、小田急線に乗り換えます。
箱根まで行けちゃう時間であります。

目的は、瀬戸屋敷で開催されている雛祭りを観るためです。
ここの雛祭りは、一般公開されている「ありがり郷瀬戸屋敷」に沢山のお雛様と吊るし飾りが見事らしいです。

「瀬戸屋敷ひなまつり」
期間:令和6年2月17日(土)~3月3日(日)
時間:10:00~17:00
入館料:500円

開成駅に着きました。
曇り空で肌寒いです。

駅の外観。
周囲は住宅街ですが、すぐ近くにマックスバリュがありました。

開成駅からは無料のシャトルバスがでていました。
1時間に1本です。
chirosuke達が到着した時間帯にはバスが無かったので、先にお昼をとることにしました。

開成駅西口から徒歩2分の中華料理店「氷花餃子 開成店」 でお昼ご飯をいただきました。

・氷花餃子(6個) 660円 (税込)

店名にもなっている餃子はとてもおいしかったです。

・担々麺  1,045円 (税込)

Sちゃんが注文した担々麺。
程よい辛さでおいしかったそうです。

・五目あんかけ焼きそば 968円 (税込)

chirosukeは五目あんかけ焼きそば。
スープも付いていておいしい~!
ごちそうさまでした。

駅前に戻りシャトルバスに乗車しました。
瀬戸屋敷まで、シャトルバスで約10分です。

瀬戸屋敷の入口で入館料500円を払います。

こういうイベントって有料(少額で良い)で良いとchirosukeは思います。
無料っていうのはお財布にはありがたいけど、シャトルバスも無料だし、文化財としてお屋敷を守っていくのにオカネは必要だと思うから。
タダより高いもんは無いね~。

領収書になっています。

縁側がある日本家屋。
良い感じです。

あしがり郷「瀬戸屋敷」がある「金井島」地区は、水路を活用した水田と畑が広がっています。
大きな屋敷林に囲まれたお屋敷が、名主職を代々務めてきた瀬戸家です。

あしがり郷 瀬戸屋敷HP

築300年屋敷が、持ち主のご好意で町に寄贈されたそうです。
その後復元等を経て平成17年5月に「あしがり郷瀬戸屋敷」として一般公開されるようになったのですって。
瀬戸屋敷は古民家見学もできますが、さまざまな用途にも活用できるように積極的に開放しているそうです。

いよいよ中に入ります。

雛祭りは、平成15年度に町婦人会の主催行事として始まり、瀬戸屋敷が開園した平成17年度から瀬戸屋敷年中行事のひとつとして実施されているとのこと。
年々来園者が増え、平成19年度には来場者が4万人に迫るまでになったそうです。

入口の左側がお座敷です。
ちっちゃなお人形さんがお出迎えです。

吊るし飾りがすごい!
華やかなピンクはchirosukeの好きな色です。
何となく赤ちゃんのメリーを思い出しました・・・。

吊るし飾りもいろいろ。

いやん、かわいい~!

お雛様です。
立派な飾りです。

瀬戸家は代々金井島村の名主職を務めてきた家柄で、江戸時代から瀬戸家に伝えられてきた雛人形があります。
他に当主の奥さんの姉妹の雛人形等もいつしか揃えて飾る風習になったのだそう。
雛の節句には何組もの雛人形が一緒に飾られます。

この雛段の道具類には大久保氏(小田原藩主)の紋が入っています。
瀬戸家のご先祖が輿入れの時に持参したものといわれている貴重なものなのだそう。
【大久保氏の紋の入った道具類】
・書見台(伊勢物語が書かれています。)・貝合わせ
・手あぶり ・碁盤 ・将棋盤 ・膳部 ・茶道具

江戸時代から受け継がれているお雛様なんですね。
格調高い雰囲気です。

お雛様。
お屋敷が広いと飾る場所もたくさんだぁ。

御殿付きの雛飾り。
華やかです。

吊るし飾りも半端ないです!
美しい~!

手作りのつるし雛は8,000個以上展示されているそうですよ。

地元の蔵から発見された、江戸時代の享保(1716~1736)の頃の雛人形も展示されているそうです。

お雛様って時代を超えて素晴らしいです。
コドモchirosukeはお雛さまを持っていなかったので憧れでありました。

コドモchirosukeよ案ずるな。
オトナchirosukeはいろんな場所に沢山のお雛様を見にいっているよ。
お人形を愛でる気持ちがあれば大丈夫!

2階に続く階段を登ると・・・。

吊るし飾りに彩られた白打掛が良い感じです。

花もきれいです。

お内裏様とお雛様もいろいろです。

1階の土間には大吊るし雛が飾られています。
直径1.5m、高さ2.4mの迫力の大きさです。

隣には光る竹のオブジェ。
中に小さな雛たちが飾られています。

主屋に続く渡り廊下です。

竹の中にもお人形が・・・!
かわいいぞ。

時代によって衣装や髪型が違っていますね。

中庭の景色です。
茅葺の屋根、風情があります。

主屋の広間にもたくさんのお人形が飾られています。
こちらは五月人形。
端午の節句のお祝いです。

勇ましさもある愛らしさです。

これ全部うさぎさんです!
着物が全部違っています。

「新発想の節句雛」だそうです。

かわいいんだけど・・・chirosukeはエイリアンみたいだと思いました。

池の中にもお雛様が・・・!

かわいい~!
椿とお雛様、良い感じです。

あしがり郷瀬戸屋敷には300年を経てなお、表門の薬医門、水車、土蔵、囲炉裏、井戸などがそのまま残っています。
施設としては、奥(オク)・玄関(ゲンカン)・広間(ヒロマ)・女部屋(オンナベヤ)・四畳(ヨジョウ)・お寝間(オネマ)・茶の間(チャノマ)・お勝手(オカッテ)・釜戸(ヘッツイ)・土間(ドマ)・味噌部屋(ミソベヤ)・庭(ニワ)があります。

「あの頃の日本」が人の手に寄って守られてきたのですね。

chirosukeたちは瀬戸屋敷から徒歩数分のところにある瀬戸酒造さんに行きました。
畑が続く景色はのどかです。

瀬戸酒造店さんは、慶応元年(1865 年)創業、神奈川県開成町の酒蔵です。
1980 年に自家醸造を中断していましたが、2018 年から醸造を再開されたそうです。

https://setosyuzo.ashigarigo.com/

古くて新しい感じ。
商品名やラベルもモダンでおしゃれなものがあります。

スタッフさんお勧めの日本酒を身請けしました。

・純米 坂田錦(720ml) 1,650円 (税込)

・かくかくしかじか(720ml) 2,200円 (税込)

瀬戸屋敷に戻って、シャトルバスで開成駅に向かいました。
ちょっと遠かったけど、瀬戸屋敷の雛祭りは楽しかったです。

雛人形を始め、人形には子供たちの健やかな成長の願いが込められています。
もともと子供の身代わり、形代として誕生した人形はどこか不思議な魅力に満ちていると思います。
愛される玩具として、またお守り、魔除けとして、時には身代りとなったお人形たち。
華やかに飾られたお人形達は美しく、たとえ古びて傷みがあっても誇らしげに見えます。

人に愛でられるのがお人形の役目です。
お雛様を見ていると、その目は優しく深く、長の年月を経て、時代の移り変わりを見てきたかのようでした。
人の世とは別の、お人形の世界があるような不思議な感覚でした。

お雛祭りは女の子の成長を祈念して祝う日であるとともに、積年を経て傷んだり古くなったりして一旦役割を終えたお人形達が、かつての愛でられた記憶を思い出して喜ぶような、おめでたい日でもありますように!

chirosuke関西に帰省する「博多華味鳥」梅田店の水たき(2024年2月)


帰省3日目は、大阪のお友達Nさんと晩御飯です。

昨夜は自宅マンションの床暖房が途中で切れてしまい、エラー表示に涙目。
販売店さんが今日の午前中に駆け付けてくださり、応急処置で給湯器を使えるようにしてくださいましたが床暖房は使えず。
給湯機の故障でした。
マンション購入時のものなので、とうに部品は無く買い替えることになりました。
給湯器、お高い!
留守宅とは言え給湯器は必須だし、chirosukeはとても涙目であります。

見積をお願いしました。
次回、入替に合わせて帰省します。
家のメンテナンスは必要でありますね。

家にいても寒いし、chirosukeは午後から大阪梅田にお出かけして阪神百貨店をウロウロ。
お昼ご飯は、スナックパークにGO!
chirosukeが大好きな「うまかラーメン」をいただきました。

・うまかラーメン(醤油味) 350円 (税込)

やっぱりおいしい~!
おいしくてお安くて、立ち食いのお手軽さ。
この良い感じのスナックっぽさが最高です。
阪神百貨店スナックパークの「うまかラーメン」350円、chirosukeのおいしいラーメンの基準点であります。

Nさんが予約してくれたのは、梅田のヒルトンプラザイーストB2にある、水たき料亭「博多華味鳥」梅田店です。
お仕事帰りに急いで来てくれたNさんとお店で待ち合わせしました。

https://www.hanamidori.net/store/archives/15

関西でいた時にも時々食していた「華味鳥」の水たき、とても久しぶりです。
ここの水たきは濃厚な鶏ガラスープがめちゃうまです。
北部九州で自ら育てた銘柄鶏「華味鳥」を使用した、こだわりの水たきなんだそう。

ぽん酢も、この水たきに合うように作られたものです。
このぽん酢は百貨店などでも扱っているので、chirosukeは東京でも時々自宅で使っています。
ちょっと甘い柑橘系がベースで、とてもおいしいです。

最初にスタッフさんがスープと鶏肉をそれぞれ取り分けてくれます。
薬味は柚子胡椒です。
鶏肉が歯ごたえがあっておいしい~!

スープには薬味のネギとお好みで塩を少し。
おいしい~!
気を付けないとこのスープ、どんどんいけちゃいます。

スタッフさんが鶏のレバーとつくね団子も入れてくださいます。
つくねをスプーンで丸める手早さはすごいです。
とても鮮やか。
レバーも全く生臭さがなくておいしいです。
野菜と葛切りを入れていただきました。

胡麻豆腐と鶏のお刺身盛り合わせ付きのコースでした。
新鮮な鶏肉、おいしいです。

〆は雑炊かちゃんぽん麺を選べますが、ちゃんぽん麺をチョイス。
おいしい水炊きとスープ、ちゃんぽん麺でお腹いっぱいになりました。
ごちそうさまでした。

Nさん、忙しい中時間をとってくれてありがとうです。
またゆっくり会いましょう。

chirosuke関西に帰省する「美々卯のうどんすき&丸福珈琲」(2024年2月)


帰省2日目。
今日は午前中、用事で実家に行きます。
電車で行くつもりでしたが、chirosuke妹が車で迎えに来てくれました。
何と犬も車に乗っておりました・・・。
お出かけがバレて連れて来ざるを得なかったそうです。
かわいいんだけどね~!

実家に着くとハイテンションで好き勝手にウロウロする犬。
嬉しいのでしょう。
あちらこちらに犬の玩具やお気に入りの物があって、実家全体が大きな犬小屋のようでした・・・。
chirosukeにも懐いていてかわいいです。
犬よ、元気でいるのだよ。

実家での用事を済ませ、電車で梅田に向かいました。
お友達と晩御飯の約束をしています。

夜ご飯は、大阪のお友達Iちゃんと、梅田のルクアイーレ10階にある「美々卯」でうどんすきをいただきました。
Iちゃんと会うのも、半年ぶりです。

うどん大好きなchirosukeのために、いつも美々卯を予約してくれます。
美々卯のうどんすき、めっちゃおいしい~!
年中おいしいうどんすきですが、寒い時季は格別であります。
心も身体も温まるうどんすき、ごちそうさまでした。

どんすきの後は、毎回お約束の同じフロアーにある「丸福珈琲店」でホットコーヒーをいただきました。
chirosukeは普段は紅茶派なのですが、丸福珈琲店ではコーヒーをいただきます。

・ホットコーヒー 630円 (税込)

丸福珈琲はレトロなコーヒーカップ&ソーサーに角砂糖とちっちゃなミルクピッチャーが良い感じ。

いつも時間をやりくりして会ってくれるIちゃん、おいしいうどんすきをごちそうさまでした。
楽しいお喋り、嬉しい時間でした。

いただいた「栗のパイ」おいしかったです。
ありがとうです。

夏には山形県の温泉ですね!
露天風呂でゆっくりできるのを楽しみに、お互いにお仕事かんばりましょう~。
また会いましょう~!

chirosuke関西に帰省する (2024年2月)


chirosukeは3泊4日で関西に帰省しました。

前回の帰省は去年の8月でしたから6カ月ぶりであります。
(8月の帰省については2023年8月18日のブログをみてね)
今回も平日に対応しなくてはならない用事があり、金曜日から予定をたて連休を利用しました。

chirosuke、東京駅の「祭り」で駅弁を身請けして、「品川」を過ぎると遅めの朝ごはんであります。

・幕之内弁当 1,180円 (税込)

おいしい~。
お弁当の定番、幕の内弁当でありますね。
新幹線でいただくお弁当、最高です。
食後はお腹いっぱいでウトウト・・・。
京都まで記憶がありませんでした。

大阪梅田の阪神百貨店の入口にこんな標語が!

大阪らしくて、帰省したんだなぁという気分になります。
誰が考えた標語なのかなぁ。
知らんけど。
(ほんま関西人やな・・・chirosukeよ!)

午後にマンションに到着しました。
お世話になっている管理人さんにご挨拶。
いつもありがとうございます。

あとはひたすらお部屋の掃除・・・。
半年ぶりに帰宅したお部屋のお掃除は結構大変です。
プロの家事代行サービスに依頼したかったのですが、今回もスタッフさんとの日程が合わず残念。

約半年ごとに帰省していても13年近く留守宅です。
障子やドアの開閉、サッシがひっかかるみたい。
エアコン1台は壊れて稼働しません・・・。
もう1台に頑張ってほしいところです。
リビングの床暖房をいれて温かくなりました。

このお部屋にはchirosukeの大好きがたくさんあります。
長年コレクションしていたイマンの琺瑯や、ビスクドールやくまちゃんたちがいるので落ち着きます。

帰省初日、お掃除疲れで早目に眠りについたchirosukeでありました。

chirosuke山形県に行く「お土産編」ただいまと言って家に帰りつくまでが遠足(2024年2月)


帰りは瀧波のスタッフさんに「JR赤湯駅」まで送っていただきました。
東北新幹線 赤湯発 11:20 に乗車します。
(上野着 13:42)

列車の時刻まで1時間以上あるので、駅の近くにある「杵屋 赤湯駅前支店」に行きました。

https://www.kineya.co.jp/

chirosukeは、ここの果物ゼリーが有名だと聞いていました。

昭和61年から3年以上の開発期間を経て、山形県産フルーツの魅力を最大限に引き出した極上のゼリー「山形旬香菓」ができたそうです。

特に「山形旬香菓 ラ・フランス」は、2019年にJAL国際線ファーストクラス機内食へ採用されたそうです。
山形県、何だかすごい!

chirosukeは桃、さくらんぼ、ラ・フランスの3個セットを身請けしました。

・山形旬香菓(3個セット)  1,420円 (税別)

果物が大きく、とてもおいしいゼリーでした。
大阪のお友達も喜んでくれたら良いな。

赤湯駅構内にもお土産はありましたが、一般的なお菓子が多くchirosuke達は駅弁だけ身請けしました。

新幹線「つばさ」が到着しました。

新幹線ですが、ホームドアもありません。
でも車内は快適です。

お昼ご飯は駅弁です。

・蔵王のお釜めし 1,150円 (税込)

・三味 牛肉ど真ん中 1,500円 (税込)

chirosukeは蔵王のお釜めしをいただきました。
おいしい駅弁、ごちそうさまでした。

「つばさ」の車窓から見える山形県の景色です。
雪はあるんだけど・・・晴天です~!

chirosukeが山形県で身請けしてきたお土産の紹介です。

会津の八二醸造さんで身請けしたもの。

・会津十二割糀味噌 756円 (税込)

・會津南蛮みそ 594円 (税込)

・本醸造醤油「源右衛門」 486円 (税込)

・会津高田梅酢の梅醤油 540円 (税込)

・会津練り三五八  648 円 (税込)

・会津玄米練り三五八 680 円 (税込)

赤湯温泉街の酒屋さんで身請けした地酒。
山形県東置賜郡高畠町にある、「米鶴酒蔵(よねつるしゅぞう)」さんの日本酒です。

https://yonetsuru.com/

・米鶴 特別純米 亀粋 720ml 1,598円 (税込)

・米鶴 超辛純米大吟醸 720ml 1,764円 (税込)

瀧波の「お土産大作戦」でいただいたお米です。

「つや姫」と「夢ごこち」、それぞれ2合(300g)です。
chirosukeが、いつものル・クルーゼで炊いてもおいしいご飯になりました。

今回も瀧波でいただいたオリーブオイルです。
予約した旅行サイトの会員限定特典でいただいた「東洋オリーブ 小豆島産エクストラバージンオリーブオイル(手摘み)182g」

めっちゃ高級品のオリーブオイルで、おいしいです。
chirosukeがお家で使っている日清オイリオの「エクストラバージンオリーブオイル フレッシュ」とは商品名こそ似ていますが別次元の価格帯であります。

無事松戸のマンションまで戻ってきました。
今回も「山形座 瀧波」さんの素敵なおもてなしは素晴らしかったです。
社長さんを始め、スタッフさん達の溢れる山形愛に感動しました。

ご一緒してくれて、レンタカーの運転もしてくれたSちゃん、お疲れさまでした。
ありがとうです。
また温泉に全力でだらけに行きましょう~!

chirosukeのお約束「ただいまと言って家に帰りつくまでが遠足」であります。

chirosuke山形県に行く 「赤湯温泉 山形座 瀧波 3日目朝食 編」(2024年2月)


「山形座 瀧波」3日目です。
今日はチェックアウト。
chirosuke達は6時頃起きて、お部屋の露天風呂に入りました。
大きい湯舟は、ゆったりと脚を伸ばして浸かれます。

朝風呂って素晴らしい~。
湯守さんが管理している源泉かけ流しの温泉です。
瀧波のお湯はとても良いなぁ。
それと、お天気が良いっていうだけで勝ちでありますね。
(物事を勝ち負けで判断するのはやめなさい・・・chirosukeよ!)

朝食は7:30から。
昨夜と同じ、ダイニング「1/365」のカウンターでいただきます。

冷たいお水がおいしいです。
ピッチャーとグラスもシンプルさが良いです。
chirosukeはガラスのお醤油さし、好きだなぁ~。

「うきたむ」の朝食「大庄屋箱膳」のメニュー。
南陽市は山形県の南部、置賜盆地(おきたまぼんち)にあります。
現在の読み方は「おきたま」ですが、昔は「おいたま」さらにずっと昔の日本書紀の頃には「うきたむ」と呼ばれていたそうです。
「うきたむ(優嗜曇)」とは、「すぐれたもの、美味しいものをたしなむ」という意味もあるとのこと。
置賜の豊かな自然、気候、風土が育んだ食文化でありますね。

瀧波本館の母屋は、300年前に上杉藩の山守を努めた大庄屋の曲がり家だった建物を移築されたものです。
当時の食事スタイルに因んだ漆塗りの「箱膳」の朝ご飯です。

旅館の和食の朝ご飯という感じですが、瀧波さんのお料理は一品一品が手が込んでいます。

「目覚めのフレッシュジュース」
ラ・フランスのジュースがおいしいです。

おいしそうなおかずたちがいっぱいです。

丁寧に作られたおかずいろいろ。
米沢牛時雨煮、茎たち菜浸し、近江漬納豆、秘伝豆豆腐。
東北のお魚はアブラボウズ。
どれもおいしくてご飯が進みます。

「瀧波の芋煮」
内陸部の「牛肉+醤油味」です。
牛肉も入ってておいしい~!

そして前回もchirosuke達が驚いたこと・・・。
「お待たせしました、お味噌汁です」
普通に「お味噌汁」が出てきたのでした!

お汁もののお椀がふたつも。
やっぽり、山形では「芋煮」はお汁物として認識されていないのかなぁ。
「芋煮+お味噌汁」

南陽産のお米「つや姫」、ご飯がすごくおいしいです。
手づくり味噌のお味噌汁と白ご飯と芋煮・・・最高!

卵料理は「米コッコ卵」を使っています。
南陽市の新関さんが育てた鶏卵。
化学飼料を一切与えず、お米を主食に平飼いで育った鶏さんが産んだ卵なのです。

「瀧波玉子」はめちゃうまです。
オリジナルの調理法で白身を柔らかく蒸し焼きにして、黄身は後乗せしているそうです。

デザートはヨーグルトと季節の果物いちご。
そして甘酒。

やっぱりお腹いっぱいです。
おいしい朝ご飯、ごちそうさまでした。

今回、雪が少なく、chirosukeが思い描いていたおこもりにはなりませんでしたが、レンタカーで会津に行ったり、上山市の「かせどり」を見たりできました。

瀧波のおもてなし、スタッフさんたちのホスピタリティは、とても温かく穏やかで心地良いものでした。
唯一無二のエンタメ感あふれるお料理とソムリエさんのプロフェッショナルなペアリング、非日常を満喫でき最高に楽しくておいしかったです。
そして洗練された温かみのあるお部屋と、湯守さんによる10割源泉かけ流しの温泉は素晴らしく癒されました。

山形愛いっぱいの「山形座 瀧波」きっとまた来ます!
お世話になり、ありがとうございました!
chirosuke山形県に行く「お土産編」ただいまと言って家に帰りつくまでが遠足(2024年2月) に続きます~!

chirosuke山形県に行く「赤湯温泉 山形座 瀧波 2泊目カウンターライブキッチン夕食 編」(2024年2月)



16時過ぎに瀧波に戻ってきたchirosuke達はレンタカーを返却。
瀧波に置いておけば、業者さんが引き取りに来てくださるのでとても便利です。

夕食は18時45分から、ダイニング「1/365」でいただきます。
まずは大浴場に行きました。

露天風呂にも入って温まりました。
温泉ってすばらしい~!

いよいよ夕食。
カウンターでのライブキッチンが始まります。
席は事前に決まっています。
今回chirosuke達はオープンキッチンに向かって正面席で、キビキビとお料理を作ってくださるスタッフさんたちが良く見えました。

「飲み物のマリアージュ」を注文しました。
ソムリエさんがワインをお料理に合わせて出してくださいます。

・マリアージュ ひとり 8,800円 コース

お料理とお酒、楽しみです。
chirosukeもSちゃんも日本酒やワインの味はあんまり良くわかりません。
でもシニアソムリエさんが目の前でボトルから注いでくださるワインがとても良い感じなのです。
銘柄の紹介から始まって、自信を持って勧めてくれます。
とっても非日常な経験ができますよ~!

「令和6年2月11日」のお品書き。
「立春」
黄鴬睍睆(うぐいすなく)の頃

二十四節気七十二候の名前であります。
黄鴬睍睆(うぐいすなく):春の訪れを告げるウグイスが山里で鳴き始める頃。

お品書きには、食材を提供されている生産者さんの名前が並んでいます。
瀧波では、日々の香り、旬の食材を主役にしているとのこと。
なので、「季節のメニュー」や「今月の味」はありません。
置賜の豊かな自然と食文化を楽しむレストランなのです。

料理長さん、スタッフさんの挨拶からライブキッチンがスタートです。

スタッフさんが今日のお肉をお披露目してくださいました。
米沢牛、とてもきれいなお肉です。
「シンタマ」と呼ばれる部位です。

シンタマは赤身肉、霜降り肉どちらの肉質も含まれていて、味わい方に幅のある部位なのだそう。
焼肉に適しているそうです。

瀧波のお食事に欠かせないシニアソムリエ久松さんです。

とてもエレガントな仕草でソムリエナイフを扱い、流れるような、そしてとても嬉しそうにワインを注がれるとき、chirosukeもとても嬉しくなってしまいます。
そのワインはお料理を引き立てて、とてもおいしく感じます。

おいしそう~!
実際、おいしいです!

グラスもワインによってすべて違う形でした。

「幕開き」
上山産 干し柿
 飯豊町の柿酢

工房ストローの紅平豆
 神町苺

庄内産 棒鱈
 高畠町 吉田さんの男爵

とてもきれいで繊細な味のおいしいお料理です。
上山産の干し柿?
chirosukeは頭の中で「カセドリ」の歌カッカッカーのカッカッカー! がぐるぐる廻っておりました・・・。

良くスーパーでも野菜に「生産者さんの顔が見える」っていうのがありますが、お料理に生産者さんの名前があるのもすごいなぁ。

ソムリエさんがワインを注いでいます。
エレガントな身のこなしですが、とってもフレンドリーなおじ様です。

ワインは「ケンゾーエステイトのasatsuyu」です。
日本人オーナー辻本憲三さんが、プレミアムワインのメッカ、カリフォルニア州、ナパ・ヴァレーに誕生させたワイナリーなのだそう。
多くのワイン愛好家から高い評価を得ていて、そのなかでも「asatsuyu(あさつゆ)」は大人気のワインとのこと。

オープンキッチンではテキパキとお料理が出来上がっていきます。
三方向からお客さんに見られる中でのお料理づくり・・・緊張するでしょうね。
観ている側のchirosukeは、エンタメ感があってすごく楽しいです。

「恵み」
高畠町 高野尾さんの猪
 小林豆腐店の青菜漬
 鈴木酒造店の酒粕

お椀の中は粕汁です。
猪のお肉!
昨夜は熊肉をいただき、今日は猪です。
とってもジビエなchirosukeです。
おいしい粕汁でした。

日本酒が来ました。
次々にお酒がくるので、chirosuke全ての写真が撮れません。
お酒もワインも、とにかくおいしい~!

お料理もどんどんできていきます。
お料理をする姿って、キビキビしてて無駄が無くて美しいと思います。

昔、chirosukeは初めてクラシックのオーケストラを聴きにいった時、バイオリンを演奏する人の流れるような姿を観て、時々食べに行っていたラーメン屋さんのお兄さんの無駄がない動きと似ているじゃないかと思いました。
真剣にお仕事をする姿って本当に美しいと思います。

「山海」
古志田 吉田さんの雪菜
 北海道産 鱒

きれいな鱒です。
雪菜は、米沢の冬の伝統野菜で雪の中で育てるのだそう。
米沢藩9代藩主上杉鷹山が、冬の野菜を確保するために栽培を奨励したと伝わっています。

8月下旬から9月上旬に種をまき、11月頃、60cmぐらいに生長した株をいったん土から抜き取るそうです。
その後、収穫した雪菜を10株ほどずつ束ね地面に立てて並べ、その周囲をワラと土で囲い込んで雪室をつくります。
これが「床寄せ作業」という雪菜独特の栽培方法なのですって。
あとは、雪が降るのをじっと待ちます。
雪が降り積もり周囲が雪で覆われると、雪室の中の気温と湿度が一定になり、その中で雪菜は成長を続けるのだそうです。
床寄せ作業から約40日後、雪下で出た花茎が30cm程度になったら収穫なのです。

雪菜、奥深い野菜です。

ここで社長さん登場です。
ユニークなトークですが、とっても山形愛、瀧波愛の深さを感じます。
お料理のお運びもされる社長さんであります。

かわいいトリさんラベルのワインです。
酒井ワイナリーの「尉鶲(じょうびたき)」
天童市で収穫された甲州を皮ごと仕込んだオレンジワイン。
色合いは畑でも見かける野鳥、尉鶲(ジョウビタキ)の鮮やかな橙色です。
きめ細やかな泡立ちの辛口のスパークリングワインです。
おいしいです。

酒井ワイナリーは、赤湯温泉に店舗を構える、創業明治25年(1892)の東北最古のワイナリーなのだそう。

「お凌ぎ」
打ち立て蕎麦

これは夕方開催される「そば打ちパフォーマンス」でできた蕎麦です。
そば粉アレルギーのchirosukeには「麦切り」を出していただきました。
麦切りは、山形の庄内地方で昔から食べられている、小麦粉を塩水で捏ねて細く切った麺類だそうです。
chirosukeは「うどん」との違いがわからないのですが、麦切りはおいしいです。

「冬凪」
高畠町産 打ち豆
 81の茎立
三陸産 鰆

緑が美しいお料理です。
「打ち豆」は、東北地方などで作られる大豆の保存食なのだそう。
大豆をつぶして平たくし、乾燥させたものを「打ち豆」と呼びます。
雪深い日本海側や東北などで、古くから冬になると各家庭で作られ、いろんな料理に利用されるとのことです。

茎立って何でしょう。
chirosuke調べてみました。
茎立は「くきたち」と読み、主に米沢市に伝わるアブラナ科の野菜のことです。
くきたちと呼ばれる野菜には葉の形状が違うものもあるそうですが、どれもアブラナ科の野菜を指し、同じ名前で呼んでいるそうです。

緑色のソースでいただく鰆はおいしかったです。

ご飯の土鍋に火が入りました。
お米は黒澤ファームの夢ごこち。

一組毎にカセットコンロに土鍋がセットされて、目の前でご飯が炊かれて行きます。
通気孔から湯気が噴き出したら、クロモジの枝を差し込むようにスタッフさんから指示が来ました。
これで鍋の中の対流が活発化して、おいしいご飯が炊きあがるのですって。

「郷土」
舟形マッシュルーム

小さくてかわいいコロッケにはソースをかけていただきます。

山形県最上郡舟形町で栽培されている超大きいマッシュルームは美しいバラの花になっていました。
とてもきれい!
そしておいしいです。

お料理も進んでおります。

お口直しの、「山葡萄のグラニテ」です。

「置賜」
米沢牛
 大富農産 山葵
 高畠町 吉田さんの黒にんにく
 81の白菜

お肉です。
最初見せてもらった米沢牛の「シンタマ」がステーキで出てきました。
山葵でいただくとめちゃうまです。

白菜のお浸しも甘いです。

ご飯もおいしく炊きあがりました!

「馳走」
黒澤ファームの夢ごこち

!炊きたてご飯もおいしい。
香の物もあります。
そして瀧波さんのお約束、お肉の追加が2切れずつありました。

夕食のお米は「夢ごこち」、朝食は「つや姫」とのこと。
チェックアウト時にお土産のお米をそれぞれ300gいただけるそうです。
社長さんが「お土産大作戦」とのことで、瀧波とラインでお友達になったら更にもう一袋づつお渡ししますと仰ってました。
「お土産大作戦」・・・何てベタなネーミング・・・。
chirosukeとSちゃんは、前回ラインでお友達になっているので2袋ずついただけます~!

お味噌汁の準備がされています。
朱塗りの器がとてもきれいです。
chirosukeは朱塗りのお椀が大好き。
遠野物語の「マヨイガ」を思い出します。
物語の終盤、川上から流れてきた「赤き椀」でありますね。

「留」
自家製味噌
三陸産 わかめ

瓢箪のような赤いお椀、とても良い感じです。
このかたちのお椀、東京でも探したのですが見つかりませんでした。

ソムリエさんが出してくださったのは、「ラフランスのリキュール」です。
いやん、おいしい~!

「お楽しみ」
ハンドレッドベリーズの雪国レモン

冷たくておいしいジェラートです。

デザートを食べ終わる頃、料理長さんがご挨拶をされました。
置賜の素晴らしい食材をもっと提供したいとの、山形愛に溢れた言葉にchirosukeは今回も感動しました。
おいしいお料理とお酒をありがとうございました!
ごちそうさまでした。

そして社長さんのご挨拶。
瀧波が大変な時を乗り越えてチャレンジしてきたことが感じられます。
瀧波愛、そして山形愛がいっぱいでした。
そしてこれからも進化していくのだろうな・・・と思ったchirosukeです。

食材や生産者さんの紹介、料理長さんとスタッフさん&ソムリエさんによる調理、盛付、提供、会話。
お食事をするという一連の流れが目の前で披露されるライブキッチンは、とても楽しいものでした。
これは「いただきます」から「ごちそうさまでした」まで、chirosuke達も参加しているのだなと感じます。

社長さんまで登場するライブキッチン。
これはスタッフさんとお客さんでつくるパフォーマンスであります。
巻き込まれ型とでも言いましょうか、ひらたくいえば「楽しんだ者勝ち」でありましょう。

今夜もchirosukeが大好きな「お夜食」がありました!
おにぎりを部屋にお持ち帰りです。
お夜食もごちそうさまでした。

おいしいご飯とお酒とお夜食でお腹いっぱい。
ふかふかのお布団でぐっすり眠った良い子たちでありました。

chirosuke山形県に行く 「赤湯温泉 山形座 瀧波 3日目朝食 編」(2024年2月) に続きます~!

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ほうろうって・・・

優しく扱ってあげないと、欠ける、はがれる。
お鍋の取っ手は熱くなる・・・。
お高い・・・。
でも綺麗なんだものっ!!