「クロワッサン」2017年4/25号 創刊40周年記念オリジナル風呂敷 「伊藤若冲 鶏図押絵貼屏風」


創刊40周年をむかえた雑誌「クロワッサン」です。
4月10日発売号は「京都・奈良への旅」が特集テーマです。

chirosukeはめったに雑誌は身請けしません。
今回も関西人chirosukeが「京都・奈良への旅」に興味があったわけでは無く、特別付録の江戸時代の画家・伊藤若冲の作品「鶏図押絵貼屏風」をあしらった特製風呂敷がついていたからであります。

chirosukeは付録の風呂敷が欲しくて身請けしました。

価格:800円(税込)

クロワッサン 創刊40周年記念オリジナル風呂敷「伊藤若冲 鶏図押絵貼屏風」

風呂敷:ポリエステル100%
サイズ:70㎝×70㎝

付録としてはなかなかのクオリティだと思います。
「伊藤若冲展」のグッズでありそう・・・。

若冲の鶏が良い感じです。
この風呂敷、使うかどうかは考え中のchirosukeであります。

文庫 「出版禁止」 長江 俊和


長江俊和さんの「出版禁止」を読みました。

chirosukeの感想は・・・
初めて読む作家さんです。
いかにも煽ってますよというタイトルです。
これは、chirosukeが思うミステリーとは違っていました。

何もかもが思わせぶりです。
これは物語のあちこちに隠されたキーワードや伏線を読み解いて真相に迫るという手法では無く、作者が施した仕掛けを見つけて想像して楽しむ本ですね。
だから謎に明確な答えは無く、物語の登場人物の心や動機はさほど重要では無いようでした。
chirosukeが好きな種類の本ではないなと、読み終わってから気付いた次第です・・・。

都合良くお話が進んでいったかと思うと、実はこうでしたという作者しか知る由もない事実が後出しで披露されたり、あれこれと解釈をしたい人には楽しめるのでしょうが、chirosukeはなんだこりゃ?でありました。
仕掛けやトリックも謎や毒ではなく、これってネタですか?
どんでん返しもあったのですか? chirosukeは気付かなかったです・・・。

物語ではなく、ゲームを楽しむ本なのでしょう。
タイトルだけで煽られたのが悔しいです。
chirosukeの好みではなくて、とっても残念でありました。

文庫「首折り男のための協奏曲」 伊坂幸太郎


伊坂幸太郎さんの「首折り男のための協奏曲」を読みました。

chirosukeの感想は・・・
複数のお話に登場人物が違った視点で登場するので、chirosukeは期待をしながら読んでおりました。
それぞれのお話はまあまあ面白いのでどんどん読めますが、伊坂さんお得意のどんでん返しと、巧妙に張り巡らされた伏線が、ラストに見事に集約される展開とは違っていました。
話が繋がっていないのでこれは「短編集」として読めばいいのかなぁ。

最後まで「繋がったお話」を期待していたので、最終話の「合コンの話」は訳が解らず戸惑ってしまったchirosukeです。
最終話が他愛のないお話だったという印象で、え?これで終わり?という感じです。

作品の構成自体が「繋がった話」としてのミスリードだったのでしょうか・・・。
う~ん、これは思わせぶりでちょっと残念だったchirosukeでありました。
chirosukeのベスト伊坂幸太郎「グラスホッパー」を超える作品を読みたいものであります。
(グラスホッパーについては、2014年8月14日のブログをみてね)

文庫 「鍵」 乃南アサ


chirosukeは乃南アサさんの「鍵」を読みました。

chirosukeの感想は・・・
これは帯に騙されました。
「傑作ミステリーにして胸を打つ家族の物語」だって・・・。
本は当たり外れだし、芝居と同じで好き嫌いです。

chirosukeは全く胸が打たれなかったです。
しかもミステリーとも思えませんでした。
お行儀の良いホームドラマです。
ある事件をきっかけに、家族がすれ違っていた関係を修復するという退屈なお話でした。

まず読み始めてから時間がかかりました。
続きが読みたいとも思えず、少しずつページを追って行ったという感じです。
chirosukeは数冊を併読するのですが、ついつい後回しになってしまう本でした。

「機微」という言葉があります。
表面からは知りにくい微妙な心の動きや物事の趣という意味です。
乃南アサさんはこの物語で「機微」は巧く表現できていると思うのですが、全編「機微」だらけ・・・。
家族の些細なすれ違いや遠慮や誤解といった、どこにでもある、誰にでもあることを書いているみたい。
退屈です。
主人公が「良い子」で、周囲も普通の良い人ばかり。
そこに無理やり「事件」をもってきて強引に主人公を引きずり込むような展開でした。

事件の発生そのものに無理があって、人が数人殺されたりもするんですが、「えっ?この事件で人が死にますか?」とchirosukeはびっくり。
「鍵」を巡って事件が進むのですが、ほんと何とか事件にしましたというユルイ勢いです。
終盤はちょっとハラハラするような持っていき方ですが、とても都合よくchirosukeが思った通りの、まさかの安易な幕引きでありました。
毒の無いホームドラマで残念でした。

「機微」が好きな人は楽しめるのかなぁ。
chirosukeは乃南アサさんが合わないのかな・・・。
以前の「ウツボカズラの夢」もイマイチだったし。
(「ウツボカズラの夢」については2011年8月15日のブログをみてね)
そうとは決めつけず別の作品も読んでみましょう・・・。

文庫 「チャイルド44 上・下」 トム・ロブ・スミス


chirosukeは新潮文庫の「チャイルド44 上・下」を読みました。

トム・ロブ・スミスは先日読んだ「偽りの楽園」から2作目です。
(「偽りの楽園」については2017年3月8日のブログをみてね)

「チャイルド44」chirosukeの感想は・・・
めちゃめちゃ面白かったです!
これ、トム・ロブ・スミスのデビュー作なんですって!
これが一作目なら後の作品の期待値ハードルが上がってしまいます。
もしchirosukeが、先に「チャイルド44」を読んでいて、後から「偽りの楽園」を読んでいたとしたら・・・間違いなく「偽りの楽園」は期待がすごくて、結果点が辛くなっていたはずであります。

「チャイルド44」は1950年代のソビエト連邦を舞台にした国家保安庁職員の行動を書いています。
実在したウクライナの猟奇殺人をモデルにしているそうですが、フィクションとしてとても良くできているとchirosukeは思います。
スリリングでとにかく続きが読みたくて、chirosukeは2日で上下巻を読んでしまいました。
あの時代のあの国の内情が書かれていて、それがどこまで真実なのか現実はもっと酷かったのかはchirosukeは想像するしかありません。
密告⇒逮捕⇒投獄⇒拷問⇒収容所⇒粛清、身内でさえ信用できない社会システムが目指していた「すべてが平等で完全な世界」っていったい・・・。
人の行いや真実を容易く隠ぺいし、人の心を歪めてしまう怖さが際立っています。
ただ、舞台をそこに置いたことによって「事件」はchirosukeが思いもよらない展開をします。
単なる猟奇殺人事件を書いたのでは無い、骨太のリアリティがハラハラドキドキです。

〇〇ヴィッチとか〇〇フスキーとか〇〇ヴィエフとか、難しい名前の人がたくさん出てきますが、演劇少女のお約束、チェーホフの戯曲と同じだと思えばへっちゃらです。
ファーストネームは解りやすいので・・・。
昔読んだ井上ひさしさんの小説「ブンとフン」に出てくる人の名前「イワン・イワンコッチャナイゼヴィッチ・イクライッテモダメダネフスキー」を思い出しました。

「チャイルド44」は、すごい作品だと思います。
続編もあるようなので読んでみたいchirosukeでありました。

文庫「長い長い殺人」 宮部みゆき


宮部みゆきさんの「長い長い殺人」を読みました。

chirosuke感想は・・・
とても面白く、二日で読んでしまいました。
chirosukeの「良い本の定義」は、「続きを読みたくてページをめくってしまう本」でありますから、この「長い長い殺人」 はとっても良い本です。
続き読みたさに夢中になり、つい電車を乗り過ごしてしまった程です・・・。

短編形式で進んでいくミステリーです。
語り口が見事というか、語り部は「お財布」であります。
はい、誰もが持っている財布です。
この財布が良く喋る!
喋るんだけど財布だから知らないことも多いんです。
その歯がゆさも物語の進展を妨げることは無く、心地よい違和感、ひとつひとつのピースがきっちりかみ合って行く、さすが宮部マジックです。

そうきたか!と一見唐突にも思える展開ですが、これって・・・
後の大長編、あの名作に引き継がれていくのかと、chirosukeは唸ってしまいました。

ミステリーなので内容に深く触れることはしませんが、他の宮部作品にも登場する、ちょっと不思議な直観を持つ少年がchirosukeは好きです。
スティーヴン・キングの「シャイニング」にでてくる少年ダニーを思い出したchirosukeです。

文庫 「偽りの楽園 上・下」 トム・ロブ・スミス


chirosukeは新潮文庫の「偽りの楽園 上・下」を読みました。

関西への帰省時、本屋さんでたまたま平積みになっていて目に留まった作品です。
トム・ロブ・スミスは初めて読みました。
chirosukeの感想は・・・
ミステリーなので内容について詳しくは控えます。
面白くて、続きが読みたくて新幹線の中で一気に読んでしまいました。

本は好き嫌いです。
chirosukeのホームポジション、メルヘンが出てきたので両手をグーにしました。
グリム童話では「千枚皮」の物語です。
そしてこの作品は家族の救済の物語だと思いました。
この作家の代表作「チャイルド44」も読んでみようかと思ったchirosukeであります。

「逐次解説 ゴジラ災害対処マニュアル」


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B5版 32P 表紙カラー

昨年大ヒットした映画「シン・ゴジラ」に登場した政府組織・役職・施設といったものを徹底仮説した内容です。
徹底解説じゃなくて「徹底仮説」であります。

この冊子は2016年12月末冬のコミックマーケットで頒布されました。(会場価格は500円)
いわゆる同人誌というもので、普通の書店では取り扱いがありません。
chirosukeはウワサを聞いてこの本が欲しかったのですが、コミックマーケット(コミケ)という世界は守備範囲外だし、伝手もなく諦めていました。
ところが今年に入って、職場の人がコミケで入手してきたと聞き「通信販売がある」ことを教えてもらいようやく身請けできた次第であります。

委託販売価格:600円(税別)

通信販売では委託販売となり600円でしたが、そこに送料+代引き手数料が加算され、合計1,512円という倍以上の破格になりましたが仕方ないです・・・。
内容がとても面白く、完成度が高くて値打ちありです。

映画「シン・ゴジラ」劇中に登場した行政の組織や施設を分かりやすく解説しています。
政府や巨災対、東京都の役職・制度等まで網羅しています。
「アクアライン崩落~官邸対策室への改組まで」は図式化されているし、「ゴジラ2次上陸時の行政の動き」は時系列で記載されています。
これ、すごいリアリティがあるんですが、すべて「虚構」であります。

映画ファンをうならせる素晴らしい出来栄えです。
こういう「物語に必要な嘘」を徹底的に追求する遊びゴコロの姿勢ってchirosukeは大好きです。
楽しんで読もうと思います。
恐るべし、同人誌クオリティ!

若冲の「花」


%e8%8b%a5%e5%86%b2%e3%81%ae%e8%8a%b12016年9月20日に発売された「若冲の花」を身請けしました。

辻 惟雄 監修
2,160円(税込)
B5判並製 96ページ

生誕300年の記念出版、完全保存版となっています。

昨年、2016年11月11日(金)~13日(日)の3日間、200年間非公開だった若冲最後の大作、京都・信行寺の「花卉図天井画」が期間限定で特別公開されました。
たった3日間!!
(2015年にも期間限定で公開されていたみたいです。)
chirosuke全く知りませんでした。
知っていても観に行けたかどうかは難しい・・・。

その「幻の天井画」がついに出版されたというわけです。
167枚の美しい花たちです。
この本では花の写真だけでなく、分類と解説、若冲の絵と実際の花の写真との比較がされ、とても興味深いです。

「目次」
京都・信行寺「花卉図天井画」
――嬉嬉として遊び戯れる167枚の若冲の分身たち――
●無限の個性をあらわにして 紡ぎ出された胸中の花々/辻 惟雄
●格天井の花々を「同定」する/光田重幸
・若冲が描いた江戸中期の「花」
・描かれた花に見る江戸中期の栽培植物
●信行寺「花卉図天井画」同定表
●本堂と一体化した格天井の花々/信行寺 住職 本多孝昭
●義仲寺翁堂「天井画」
●人物で綴る「若冲の時代」
●応挙と若冲
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香川県琴平町 金刀比羅宮「百花図」
●金刀比羅宮 琴陵泰裕権宮司 インタビュー
●整然と配置された濃密な花の世界/岡田秀之
●絢爛たる花々とともに庶民の野菜まで描かれている/光田重幸
========================
●伊藤若冲の生涯

%e7%99%be%e8%8a%b1%e8%8b%a5%e5%86%b2%e7%b9%9a%e4%b9%b1chirosukeは2010年4月に、金刀比羅宮の奥書院上段の間障壁画、「百花図」を観ています。

その時は関西でいて、こんぴら歌舞伎を観に香川県琴平町に行きました。
天保6年(1835)に建てられた、現存する日本最古の芝居小屋、金丸座で初めて歌舞伎を観に行ったんです。
偶然開催されていた伊藤若冲 特別展「百花若冲繚乱」を観に行き感激しました。
こんぴら歌舞伎もとても楽しめたし、大好きな若冲の「百花図」まで観られて、ラッキーなchirosukeでありました。
この本には「百花図」も掲載されていてchirosukeはとても嬉しくなりました。

監修者の美術史家:辻惟雄さんは、「若冲にとって花は、現世に咲きながらも、現世と来世をつなぐもの」と言われています。

この本、若冲ファンならば必須です。
素晴らしい若冲の「花」の世界を垣間見ることができる、素晴らしい本であります。

単行本 「ハリー・ポッターと呪いの子」


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chirosukeはお仕事帰りに池袋ルミネのプリズムガーデン広場に出店していた、くまざわ書店さんで身請けしてまいりました。

8年ぶりに静山社から出版されたシリーズ最新刊「ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部」です。
これ、戯曲です!
今までのシリーズとは表現方法が違っています。
この本は、J.K.ローリングの書き下ろした新しいストーリーをもとに、ジャック・ソーン、ジョン・ティファニーが舞台監督を務める舞台劇を書籍化したものです。
舞台劇は2016年7月30日、ロンドンでワールド・プレミアが初演となり、公演はロンドンのみ。
その特別リハーサル版です。

身請け額:1,800円(税別)
(四六判・並製 頁数:416ページ)
ソフトカバーです。

chirosukeは売り場のお兄さんに「このタイプだけ?」と訊きました。
「愛蔵版が出る予定ですが何年先になるかわかりません」だって・・・。
「そんなこと言って来年すぐとかに出たりするんじゃないの?」
(疑り深いぞ・・・chirosukeよ!)
「それはないですよ~」とにっこり笑ったお兄さんの笑顔を信用しましょう。
とはいえ、大好きなハリーポッターシリーズ、発売日に身請けできて嬉しいchirosukeです。

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しおりは普通っぽいけど・・・くまざわ書店さん、ありがとう!
この特典、お店によって違うので気を付けてね。
(AmazonではホグワーツMAP付きみたいですよ。)

さて、8番目の物語は、「ハリー・ポッターと死の秘宝」での戦いから19年後が書かれています。
chirosukeもこれから読むのを楽しみにしています。
内容については控えたいと思います。

ハリー・ポッターファンの皆さま、8年ぶりにまた キングズ・クロス駅 9と4分の3番線ホームからホグワーツ特急に乗って魔法の世界に出発いたしましょう~!

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ほうろうって・・・

優しく扱ってあげないと、欠ける、はがれる。
お鍋の取っ手は熱くなる・・・。
お高い・・・。
でも綺麗なんだものっ!!

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