chirosuke湯河原に行く 「熱海編」(2024年3月)


chirosukeは湯河原に一泊で行ってまいりました。

東京から湯河原まではJR特急踊り子で1時間20分で行けますが、お友達のSちゃんがレンタカーを運転してくれることになり「熱海」まで足を延ばして湯河原に向かうことになりました。
湯河原町は神奈川県の西南端にあります。
chirosuke、湯河原温泉は初めてです。
そして「熱海市」は静岡県になります。

chirosukeの旅の相棒、カワウソも連れて行きました。
(時々連れて行くのを忘れてしまうけど・・・)

お天気も良く暖かいです。
前方に雪を被ったひと際高い山が見えてきました~!
カワウソよ、あれは富士山だ!

富士山がどんどん近くなります。
車は小田原市に入りました。

小田原サービスエリア(下り)で休憩を取りました。
駐車場から見える富士山、美し~!
ちなみに、この辺りは二宮尊徳生誕の地なのだそう。

松戸を出発してから約3時間、海が見えました~!

熱海の海!
ちょっと曇っているので海は灰色がかっていますが、きれいな景色です。

熱海の海岸!
工事中の建物もあり、日本有数の観光地でありますね。
chirosukeとSちゃんは駐車場に車をとめて、海岸や公園をウロウロ。

熱海サンビーチ・親水公園に何やらモニュメントが・・・。
chirosukeちょっと心がザワつきました。
不安的中!
「恋人の聖地」でした・・・。

栃木の塩原温泉のもみじ谷大吊橋にもソレはありました。
熱海もなのか・・・。
chirosukeはちょっと涙目であります。

「恋人の聖地」というのはですね、日本全国の観光地域の中から、プロポーズにふさわしいロマンティックなスポットを「恋人の聖地」として認定し、地域の新たな魅力づくりと情報発信を図るNPO 法人地域活性化支援センターによる事業です。
「恋人の聖地」は日本全国のあちらこちらにあります。
例えば、近年chirosukeが行った所では、山梨県笛吹川フルーツ公園、岩手県の龍泉洞、宮守川橋梁 / めがね橋、山形県のクラゲドリーム館 加茂水族館、栃木の塩原温泉のもみじ谷大吊橋が認定されています。
chirosuke、何気に聖地巡りをしていたみたいで嫌だな・・・。

ちなみに「恋人の聖地サテライト」というのも全国に散らばっています。
たまたま行った先が「恋人の聖地」だったってこともあるので気を付けないと・・・。
(何を気を付けるんだ・・・chirosukeよ!)

カワウソは海が楽しそう。

海だよ海~!

「油にまみれち、自動車修理ばしよったっちゃね、刑事さん・・・」
カワウソよ、それはつかこうへいさんの名作「熱海殺人事件」の大山金太郎の台詞じゃないかぁ~!
演劇少女だったchirosuke、今回初めて熱海に降り立って感慨深いです。

寒桜の一種、「あたみ桜」は葉桜になっていましたが、大寒桜(おおかんざくら)が満開でした。
大寒桜は開花期が2月中旬~3月上旬の早咲きの桜です。

メジロが来ました~!

メジロ、かわいい~!
すばしっこいので撮るのが難しいです。
桜の花の蜜を吸っています。

カワウソも花の蜜を!

嬉しがっているだけみたいです。

山の上にお城が見えました。
熱海ってお城あったっけ?

熱海城(あたみじょう)は、静岡県熱海市の錦ヶ浦山頂にある観光施設なのだそう。

歴史的な城ではなく、1959年(昭和34年)に海抜100mの位置に建てられた天守閣風建築物とのこと。
遠くから眺めるだけのchirosukeです。

有名な「貫一お宮の像」です。
尾崎紅葉の小説「金色夜叉」(こんじきやしゃ)の主人公でありますね。
すぐ横に「お宮の松」もありました。

chirosukeは「来年の今月今夜のこの月を僕の涙で曇らせてみせる・・・かわいい子分のお前たちとも、離ればなれになる門出だ・・・」
あれ?
金色夜叉からいつの間にか国定忠治になってしまったchirosuke・・・。
Sちゃんが大笑いしております。

マンホールまで「貫一お宮」です。
「来年の今月今夜のこの月を僕の涙で曇らせてみせる・・・かわいい子分のお前たちとも・・・」
あれ?
(だから違うって・・・chirosukeよ!)

熱海でお昼ご飯をとることにしました。
「熱海銀座」は、JR熱海駅の南、市街地中心部にある商店街です。
レトロでノスタルジックが雰囲気が人気で、沢山の観光客さんがいました。
人気の海鮮丼のお店などは長蛇の列です。

熱海銀座は混雑していたのですが、通りを1本入ると静かな雰囲気になりました。
chirosuke達は海鮮丼は諦めて、裏通りのイタリアン「サンマリノ」という小さなお店に入りました。
お昼時でテーブルはほぼ埋まっていましたが、一番奥のテーブルに通していただけました。

・コンビネーションサラダ 750円 (税込)

ボリューミーなサラダです。
ドレッシングは甘目でおいしい。
カワウソも欲しいのかな。

・ボンゴレロッソ 1,190円 (税込)
・ペペロンチーノ 1,050円 (税込)

ボンゴレロッソはトマトソースがおいしい。
ぺペロンチーノも唐辛子がピリッとして良い感じです。

・オニオングラタンスープ 750円 (税込)

このスープ、めちゃうまです!

サンマリノさんは1968年からイタリアンのお店をされているそう。
50年以上続いているお店なのですね。
観光地価格でも無く、リーズナブルでどれもおいしいお料理でした。
ごちそうさまでした。

これから湯河原に向かいます。
(東京からだと戻るって感じ)

今回は「エクシブ湯河原離宮」会員制リゾートホテルに宿泊です。
お知り合いの伝手で利用することができました。
chirosukeは小規模の温泉旅館が落ち着くのですが、大規模リゾートホテルの高級感にワクワクです。

chirosuke湯河原に行く 「エクシブ湯河原離宮 お部屋・温泉 編」(2024年3月) に続きます~!

千葉県松戸市 坂川沿いの河津桜 「松戸宿坂川 河津桜まつり&矢切ねぎまつり(2024年)


chirosukeが住んでいる松戸市、松戸神社近くの河津桜が満開です。
今年も「第12回松戸宿坂川河津桜まつり」が開催されたので行ってまいりました。

「第12回松戸宿坂川河津桜まつり」
日時:2024年3月2日(土)・3日(日)
11時〜16時
場所:松戸駅西口
春雨橋親水広場から松戸神社~松龍寺~レンガ橋

JR常磐線松戸駅西口を出て徒歩約5分の所に松戸神社があります。
神社のすぐ横を流れる坂川沿いに河津桜が沢山咲いています。
河津桜の濃いめのピンクの花がとてもきれいです。
お天気も良く、青空にピンクの花が映えますね。

屋台もたくさん。
春雨橋親水広場にキッチンカーが集合しフードコートができていました。

会場付近は江戸時代の宿場町で、松戸宿と呼ばれていたのだそう。
住んでいる場所の近くでお花見ができるのは嬉しいことでありますね。
桜が咲いて、地元の人たちが集って楽しめるのは嬉しいです!

今はまだ固い蕾のソメイヨシノも、時季が来ると咲き始めることでしょう。
忙しい日々を過ごしていても、桜を愛でる余裕があればchirosuke、まだまだ大丈夫であります。

chirosukeは同時開催の「矢切ねぎまつり」に注目!
松戸市の名産である矢切ねぎの即売会(限定3,000本)に両手をグーです。

ねぎまつり・・・といってもネぎの販売だけですが、飛ぶように売れています。
chirosukeも「矢切ねぎ」を身請けしました。

去年は1,000本でしたが今年は3,000本です。
新鮮な「矢切ねぎ」が2本で400円(税込)です。
去年は2本300円でしたが、昨今の物価上昇を考えると仕方ないですね。
矢切ねぎは、とっても甘くておいしいのです。

駅へ戻る途中、両手にネギを持った人やリュックからネギが飛び出している人をたくさん見かけました。
矢切ねぎ、大盛況であります。

今年もまた「矢切ねぎとささみのサラダ」をつくろう。
矢切ねぎの糖度が高いので、生でも甘くておいしいです。

今回もレシピを書いて置きましょう。
簡単ですよ。

「矢切ねぎとササミのサラダ」
材料2人分
・矢切ねぎ 1本
・鳥ササミ(2~3本)
・鶏ガラスープの素 小さじ1
・ポン酢

①鳥ササミを茹でます。
②矢切ネギを薄めに斜め切りにします。
③鳥ササミを食べやすい大きさに切ります。(手でほぐしてOK)
④矢切ネギと鳥ササミを合わせてボウルに入れて、鶏ガラスープの素とポン酢適量を和えて出来上がり。

普通の長ネギで同様につくってもネギが辛くてあんまりおいしくないのです。
矢切りねぎの糖度、恐るべし!
花より団子・・・では無くて今日のchirosukeは花より矢切ねぎ、であります!

chirosuke栃木県に行く「日塩(にちえん)もみじライン・大曲りのもみじ 編」(2023年11月)


chirosukeたちは「湯の花荘」さんを9時過ぎにチェックアウトしました。
早目に出て「日塩(にちえん)もみじライン・大曲りのもみじ」を観て帰路に着くことにしました。

スタッフさんたちがお見送りをしてくださり、テイクアウト用のホットコーヒーもいただきました。
二泊三日、大変お世話になりありがとうでした!

湯の花荘から車で約5分でもみじライン入口に入ります。
車窓から素晴らしい紅葉の景色を見ることができました。

日塩(にちえん)もみじラインは、日光・鬼怒川温泉と塩原温泉とを結ぶ全長28キロメートルの観光道路です。

きれいです~!
緑の葉も混じっているので良い感じです。

例年は、紅葉の色づき始めは10月初旬で見ごろは10月下旬前後とのこと。
モミジ、カエデ、ブナ、カツラ、シラカバ、ナラ、ナナカマド、ヤマウルシ、カラマツ、ツタなどが鮮やかな赤・橙・黄色に染まっています。

緑、黄色、オレンジ、赤の紅葉のコントラストが美しいです。

今年は猛暑の影響で、見頃には1週間くらい遅れていましたが、それでも美しい景色を見ることができました。
車で来ないと見られない景色です。

車を降りて写真を撮りました。
青空と紅葉がとってもきれい!

赤! 
やっぱり赤が無くちゃね。

赤が無い紅葉もきれいです。
chirosukeはウールのセーターみたいだと思います。
こんな色合いのセーター良いなぁ。

「もみじライン」というだけのことはありますね。

標高690mの表記がありました。

ここが「大曲のもみじ」です。

「大曲のもみじ」は有名で、車を止めて皆さん写真を撮っていました。
chirosukeもパチリです。

この道をずっと行くと日光に続いています。
chirosukeたちは途中で引き返して東京方面に戻りました。
Sちゃん、ずっと運転手をありがとうです~!

chirosuke栃木県に行く「お土産編」ただいまと言って家に帰りつくまでが遠足(2023年11月) に続きます~!

chirosuke栃木県に行く「那須塩原市 「紅(くれない)の吊橋 編」(2023年11月)


「塩原渓谷 回顧の吊橋」から車で約15分。
「紅(くれない)の吊橋へ向かいました。

昨日、ゆっくり行けなかったカフェ兼お土産屋さん「しおばら千二百年物語」に寄り道して、お土産を身請けしました。

ここの「柚子酒」は「湯の花荘」さんでもいただき、とてもおいしかったので梅酒と併せて柚子酒も選びました。
車なので瓶ものでも運べちゃいます~。

大阪のお友達には、リンゴジュースとオリジナルクッキー&リーフパイを送りました。
chirosuke、昨日送り状だけもらってきて既に記入済という段取りの良さ!
(普段の生活や仕事でも、その段取りの良さを発揮したらどうだ・・・chirosukeよ!)

「紅の吊橋」へは、途中「湯の花荘」を通り越して行きます。

箒川にかかる吊橋で、2003年に完成した全長52.5mの吊橋です。
渡った先には遊歩道があり、すぐそばには公共露天風呂「もみじの湯」があるそうです。
無料駐車場もあるし、橋を渡るのも無料です。

お天気も良く11月とは思えない陽気です。
今日も一日中半袖のchirosuke、元気です。

レストランやお土産屋さんもあって、とても賑わっています。

「回顧の吊橋」は自然だけがありましたが、ここは良い意味で観光地です。
そして、chirosuke達が昨日から渡ってきた吊橋の中で一番紅葉が美しかったのです。

真っ赤な紅葉!
そうそう、こんな「赤」が見たかったのだよ~!

美しいもみじ。
「紅の吊橋」の名前通り、ほんと、紅(くれない)です。

「もみじ谷大吊橋」では、有料だったけどもみじが見られなかったし・・・。
もみじ谷っていったい・・・。

伊藤若冲が描いた紅葉のような鮮やかさに、chirosukeは感動しました。

塩原の温泉街がすぐ近くにあります。

これぞ紅葉でありましょう。

箒川の河原に降りることもできます。

沢山の人が川原で遊んでいました。
chirosukeたちは橋の上から写真を撮っていました。

箒川と川原と紅葉です。
めっちゃキレイ!

少し寂れたところもありますが、大きいホテルもあって温泉街って感じ。

今回栃木に来て3つ目の吊橋です。

紅葉そのものは、ここが一番見頃でした。

来週頃はもっと山の方まで紅葉が進むのでしょう。

人が途切れたところを狙って写真を撮りました。
渡りきったところに飾られているのは「傘」です。
夜はライトアップされるようです。
きれいでしょうね。

紅葉を探して吊橋を渡ったchirosukeたちですが、一番きれいな紅葉は「湯の花荘」の近くにあったのでした。
今日はあちこち行けて楽しかったです。
レンタカーって素晴らしい。
「湯の花荘」に戻り、また温泉に入りましょう。

chirosuke栃木県に行く「塩原温泉郷 割烹旅館 湯の花荘 2泊目夕食編」(2023年11月) に続きます~!

chirosuke栃木県に行く「塩原渓谷 回顧(みかえり)の吊橋 編」(2023年11月)


chirosuke達は「殺生石」から車で1時間10分、湯の花荘に戻る途中にある「塩原渓谷」に立ち寄りました。

ここには「回顧の吊橋・回顧の滝」があります。
回顧は「みかえり」と読みます。
振り返ってまた見たくなる美しさがあるそうです。

塩原渓谷歩道に繋がる、蟇石園地(がまいしえんち)駐車場に車を停めました。

「がま石」といわれる、ガマガエルに似た石が付近あるのが園地の由来だそうです。
駐車場もきれいに紅葉しています。

ここから塩原渓谷歩道が始まっています。

塩原渓谷歩道はハイキングコースです。
まさかここでハイキングするとは思いもよらなかったchirosukeです。
スニーカー履きとは言え、ヒョコヒョコ歩きで大丈夫かしら・・・。
かなり不安なchirosukeです。

ハイキングコースは3つあります。
・塩原渓谷歩道コース・・・全長13キロ 6時間15分 アップダウンの多い道を歩く本格的コース。
(妙雲寺⇒小太郎ケ淵⇒塩原温泉ビジターセンター⇒天皇の間記念公園⇒不動の湯⇒布滝⇒留春の滝⇒回顧の吊橋⇒蟇石園地)
・やしおコース・・・全長3.7キロ 1時間35分 起伏が少なく、初心者やファミリー向けコース。
(箒川ダム⇒布滝⇒不動の湯⇒塩原温泉ビジターセンター)
・回顧コース・・・全長3.3キロ 2時間 体力に自信がある人向きのコース。
(蟇石園地⇒回顧の吊橋⇒展望台⇒留春の滝⇒猿岩駐車場)

chirosuke、どれも無理!
ここはハッキリとSちゃんに「嫌だ」ときっぱり!
Sちゃんは、「回顧の吊橋まではここから5分だから橋を渡って戻ろうよ」と誘ってくれたので、chirosukeは半分涙目で嫌々モードで着いて行きました。

5分・・・chirosukeはゆっくり歩いて10分かけて行きました。
ロングスカートはハイキングにはかなり不向きであります。

整備された歩道ですが、階段がたくさんあります。

紅葉は進んでいて美しい景色です。

木立の向こうから水音が聞こえてきました。

小さな滝が見えました。

「回顧の吊橋」です。

1987年完成の全長100m、高さ30mの吊橋です。
昨日行った「もみじ谷大吊橋」より小さいですが、また違った趣があります。
有料の「もみじ谷大吊橋」より、無料の「回顧の吊橋」の方が良い感じ・・・。

某物置のCMみたい・・・。
丈夫なんだな!

素敵な雰囲気です。
静かで、たまたま他のお客さんは数組だけでした。
この景色を独り占めです。

回顧の吊橋を渡るchirosuke。
吊橋なので結構揺れますが、ゆっくり景色の向こう側へ歩いて行きました。

回顧の滝は、回顧の吊橋を渡り10m程歩くと観瀑台(展望台)があり、そこから滝を眺めることができます。

景色がとてもきれいです。

紅葉は例年より遅れているみたいですが、良い感じです。

塩原渓谷の滝の中で一番下流にある落差約40mの「回顧の滝」です。

ここに来ないと見られない景色でありました。
最初は嫌々だったけど、来て良かったです。
Sちゃん、ありがとうでした。
ハイキングコースの先には行かず、元来た道を戻りました。

chirosuke栃木県に行く「那須塩原市 「紅(くれない)の吊橋 編」(2023年11月) に続きます~!

chirosuke栃木県に行く「マウントジーンズ(Mt.JEANS)那須 ゴンドラ 編」(2023年11月)


朝ご飯を頂いた後、chirosuke達は紅葉を観にお出かけしました。
行先は「マウントジーンズ(Mt.JEANS)那須」です。

湯の花荘の入口の金魚。
かわいいです。
行って来ます~!

Sちゃんが運転するレンタカーで、途中にある「アグリパル塩原」で「塩原高原大根」販売の様子を見てきました。

「アグリパル塩原」の農産物直売所には「塩原高原大根」が山積みです。
塩原を代表する野菜、大根。
高冷地で栽培される大根は「塩原高原大根」と呼ばれているそうです。
水分が豊富で甘味がある大根で、chirosukeは車で来ている今回は身請けしようと思っています。
明日の帰りも「アグリパル塩原」に寄れるので今日は大根の下見・・・。
皆さん、大きな大根を何本も抱えておられます。

「マウントジーンズ那須」に到着しました。
湯の花荘から車で約1時間30分の距離です。

https://www.mtjeans.com/winter/

マウントジーンズ那須はスキー場ですが、紅葉の期間は「那須ゴンドラ」が運行しています。
ひらたくいえばロープウェイでありますね。
箱根ではロープウェイですが、ここは「ゴンドラ」です。
高所にあるので、紅葉も進んでいました。

駐車場に車を停めて、すぐのところに入口があります。

エスカレーターに乗って上がっていくと、ゴンドラのチケット売り場があります。
レストランやお土産売り場もありました。

今年の運行は2023年11月12日(日)までとのこと。
12月の下旬からはスキー場になります。

ちょうど団体客さんのバスが到着したようで、チケット売り場からゴンドラ乗り場まで大勢の人が並んでいました。

ゴンドラ往復料金:大人 1,700円

ペット料金?
そういえば犬を連れた人めちゃ多し!
お子ちゃまより犬の方が多いです。

何匹もカートに乗っけている人も多くて、chirosukeはゴンドラ往復1,200円って、犬一匹かしら? 2匹だと2,400円?と余計な心配をしちゃいました。
おとなしい子たちが殆どですが、中にはきゃんきゃん吠え続ける子もいて賑やかしいです。
何でこんなに犬?
Sちゃんが情報を持っていました。
上にドッグランや、ペット同伴のカフェがあるのですって。
ゴンドラの料金にドックラン使用料も含まれています。
chirosuke、納得であります。

chirosukeは犬好きなので良いのですが、もし犬が苦手の人だったら並ぶのキツイでしょうね。
「そんな人はここに来ないよ」とSちゃん。
確かにそうだ・・・。

ゴンドラです。

チケットを買ってから乗るまでに30分並びました。
並んでいる間、chirosukeはちょっとしんどいよう・・・と弱音をはいたのですが、Sちゃんに「周りのワンコたちはお利巧さんでおとなしいよ。そんな犬以下でどうする」と言われちゃいました。
犬以下呼ばわりは、chirosukeでもちょっと傷つくよ・・・。
「でもさ、きゃんきゃん吠えている子よりはマシだと思わない?」
もはや犬と同じ土俵に立つchirosukeに、物悲しい視線を投げるSちゃんでありました。

そんなchirosuke、1グループずつ白いゴンドラに乗り込みました。

茶色やオレンジ色の紅葉です。
上空から眺める景色はきれい~!

標高約950mの那須ゴンドラ山麓駅~標高約1410mの那須ゴンドラ山頂駅まで全長1845m。

https://www.mtjeans.com/green/season/autumn.php

この紅葉は例年と比べてどうなのか解りませんが、ポスターの写真等を見るともっと赤が多いみたいです。

今年の猛暑のせいなのかなぁ。
見頃にはまだ早い感じでした。

紅葉というより、葉っぱが少ないみたいです。

山頂では殆ど紅葉は見られませんでした。

ドックランではワンコたちが元気いっぱいで走り回っています。

元気が良すぎて、小さいチワワに体当たりしにきたトイプードルがいてchirosukeはびっくり!
トイプーは遊びに誘っているみたいですが、チワワがよろけていました。
飼い主さんが慌ててチワワを抱っこしましたが、チワワなりに走りたかったようで元気でした。
なにより、体当たりの瞬間を目撃した外国人観光客さんが「オーマイガッ!!」と叫んだのにchirosukeは驚きました。
chirosukeは生「オーマイガッ!」を初めて見聞きしたのです。

本当に「オーマイガッ!」って言うんだね~とSちゃんに言うと、「チワワの心配よりそっち?」呆れられました・・・。
だって、「オーマイガッ!」の臨場感ってすごかったんだもの。
チワワ、何ともなさそうで良かったです。

山頂で15分くらいウロウロして下りのゴンドラに乗りました。

やはり紅葉は一部分のみで、ポスターの写真の様にはいきませんね。

chirosukeは、ところどころで見かけるオレンジ色の葉っぱの写真を撮っておりました。

オレンジと黄色、きれいです。

那須ゴンドラ山麓駅まで戻ってきました。
期待したような紅葉は残念ながら観られませんでしたが、往復20分の空中散歩は楽しかったです。

chirosuke栃木県に行く「那須町 国指定名勝「殺生石(せっしょうせき)」 編」(2023年11月) に続きます~!

chirosuke栃木県に行く「塩原温泉 もみじ谷大吊橋 編」(2023年11月)


chirosukeは栃木県の塩原温泉に行ってきました。

塩原温泉郷は、栃木県北部の那須野が原から、 北西の方角に連なる山中に分け入った箒川(ほうきがわ)の渓谷沿いに連なる11地区の温泉地の総称です。
開湯1200年の歴史があって、約60軒のお宿があり、源泉が150ヶ所以上もあるそうです。

今回宿泊するお宿は、今年3月に泊まった塩原温泉「湯の花荘」です。

https://www.yunohanaso.co.jp/

お宿を大変気に入ったchirosukeとSちゃんは、紅葉の季節にもう一度来たくて今回は全力の2泊であります。
(前回の「湯の花荘については、2023年3月11日のブログをみてね)

前回は北陸新幹線で「那須塩原」まで行き、そこから路線バスで約1時間でお宿に行きました。
今回は松戸からレンタカーで行き、栃木県をウロウロします。
Sちゃん、毎回運転ありがとう~!

朝8時過ぎに松戸を出発しました。
お天気が良く、11月にしては暑いくらいの気温です。
chirosukeは何と半袖であります。
(長袖ジャケットは車に積んでいましたが、一度も着ることはありませんでした。

3月に温泉旅行デビューをした「カワウソ」も一緒です。
あちこち連れて行きましたが、名前は今も「カワウソ」です。

11時30分頃、佐野サービスエリアで休憩です。
栃木県佐野市。
松戸から栃木県は何気に近い!

佐野サービスエリアは広く、お土産もいろいろありましたがここでは何も身請けせず。

佐野市のゆるキャラ「さのまる」のぬいぐるみがいっぱい。

さのまるはかわいいです。
ゆるキャラグランプリ2013年の王者です。
かわいいけど・・・頭にかぶったラーメン鉢の中が気になるchirosukeです。
前髪は佐野ラーメンのちぢれ麺だそう。
さのまるくん、おでこにラーメン垂れてますよ・・・。

外が暖かいので、お弁当を身請けしてお昼ご飯にしました。

・俵稲荷ずし弁当  750円 (税込)

・釜めし 1,080円 (税込)

テラス席でお弁当を食していると、キッチンカーからこんにゃくのいい香りが・・・。
お醤油で炊いた玉こんにゃくです。

香に負けたSちゃんが買ってきてシェアしました。
器を見たchirosukeは「え?これで400円!」と驚きです。
4個入りなのでひとつ100円!
大きいこんにゃくかと思っていたのですが、一口サイズのです。
これはあまりにお高いのでは・・・。
Sちゃんは、旅行の浪費の美学だと納得していましたが、夜店の屋台並の高価格帯でありました。
ハイクラスこんにゃく、お味は普通でお醤油がちょっとchirosukeには濃かったです。

お弁当とこんにゃく、行きがけにコンビニで身請けしたおにぎりも食して、「 もみじ谷大吊橋 」に向かいました。

今年は猛暑で秋が遅いです。
紅葉は例年より1週間程遅れているようでした。

13時30分頃、「塩原温泉 もみじ谷大吊橋」に到着しました。

もみじ谷大吊橋は塩原温泉郷の東部に位置し、国内最長クラスの吊り橋なのだそう。
全長320m、360度のパノラマを楽しみながら空中散歩ができます。

「もみじ谷大吊橋」
形式:無補剛桁歩道吊橋
橋長 (塔間隔):320m
主 塔 高:26m
有効幅員:1.5m
床板:グレーチング床板+木床板

そして・・・この場所は「恋人の聖地」なんですって。
え?なんですと。
ナニソレ?
chirosuke、調べてみました。
日本全国の観光地域の中から、プロポーズにふさわしいロマンティックなスポットを「恋人の聖地」として認定し、地域の新たな魅力づくりと情報発信を図るNPO 法人地域活性化支援センターによる事業とのこと。

何だか良く解りませんが「恋人の聖地」って日本全国のあちらこちらにあるみたいですよ。
例えば、近年chirosukeが行った所では、山梨県笛吹川フルーツ公園、岩手県の龍泉洞、宮守川橋梁 / めがね橋、山形県のクラゲドリーム館 加茂水族館が認定されています。
chirosuke、何気に聖地巡りをしていたのかっ!
また、「恋人の聖地サテライト」というのも全国に散らばっています。
たまたま行った先が「恋人の聖地」だったってこともあるので気を付けないと・・・。
(何を気を付けるんだ・・・chirosukeよ!)

「恋人の聖地」はさておき、chirosukeとSちゃんは車を駐車場に止めて吊橋を渡ることにしました。
この吊橋は有料です。

大人:300円

チケットを買って渡りましたが、入り口や渡った反対側で提示を求められることはありませんでした。

吊橋はゆっくり歩いて往復約20分です。
結構揺れるのでちょっとコワイ・・・。
chirosukeはゆっくりとしか歩けませんでした。

途中、橋の上からの景色を写真に撮ったりしながら渡りました。

川の上を渡るので迫力があります。

周囲の景色もきれいです。
でも「もみじ谷」というほど「もみじ」は見えませんでした。

紅葉していない・・・。
今回たまたま時季が外れているのか、もともとこんな場所なのかなぁ。

反対側には人間国宝の宮大工さんと、ただひとりの内弟子の棟梁さんの作品が展示されていました。

そして・・・「恋人の聖地」のモニュメントもありました。

カッパもおります。
恋人の聖地よりは河童の方がしっくりくるchirosuke・・・。

暖かいを通り越して暑いくらいの陽気です。

chirosukeは半袖でウロウロ。
お天気が良いって素晴らしい!

渡りきった反対側側から見た吊橋の全景です。

chirosukeは吊橋を戻りました。
他の人が反対側からやってくると吊橋が揺れます。
やっぱりちょっとコワイ・・・。

景色はきれいですが、もみじはどこにあるのでしょう。
ここはもみじ谷という名前の「大吊橋」を渡る観光地&恋人の聖地でありました。

売店ではお土産品や地元の野菜などが売っていましたが、見ただけです。

車に乗り込み「湯の花荘」に向かう途中トンネルを抜けるのですが、「回顧園地(みかえりえんち)」というバス停がありました。
Sちゃんが調べたところ、この辺りに「回顧の吊橋」があるそうです。

今日は時間が無いので、改めて来ることにしました。
レンタカーって素晴らしい~!

「しおばら千二百年物語」という良い雰囲気のカフェ兼お土産屋さんを見つけました。
ここもまたゆっくり来たいと思います。

湯の花荘近くできれいな紅葉があり、写真を撮りました。

美しい~!

箒川沿いに温泉旅館が並んでいます。

「もみじ谷大吊橋」よりもみじがたくさんあって、紅葉も美しいです。

chirosukeは「指湯」を発見!
足湯は良くありますが「指湯」?

塩原温泉・塩釜の「指湯」は、指先を温めることで身体全体の血行も良くなるそうです。
chirosukeは指先をお湯にちょこっと浸けましたが、ふ~んという感じ。
暖かい日だったので、これが寒い日だったら「指湯」を実感できたのかもです。

「湯の花荘」が近づいて来ました。
今日から2泊でお世話になります。

chirosuke栃木県に行く「塩原温泉郷 割烹旅館 湯の花荘 お部屋(美濃)編」(2023年11月) に 続きます~!

chirosuke箱根に行く「仙石原すすき草原 編」(2023年9月)


chirosukeたちは箱根湯本からバスに乗って「仙石高原」へ向かいました。
約35分でバス停に到着。
やっぱり箱根フリーパスが活躍!

バス停から5分程歩いて「仙石原すすき草原」の入口へ。
お天気は良く、暑い!
半袖を着てきたらよかったと思うくらいです。

とても美しい景色にchirosukeは感動しました。

前回は晩秋の黄金色に輝くすすき草原でしたが、初秋のこの時期ならではの黄金色の穂と緑のススキのコントラストがとってもきれいです。
(黄金色のすすき草原については、2021年10月30日のブログをみてね)

この1本道を登っていきます。
緩やかな坂で、景色を観ながらゆっくり歩いて往復で約20分くらいです。

仙石原すすき草原は、「かながわの景勝50選」「かながわの花100選」の一つにもなっているそうです。
仙石原では遊歩道が整備されており、草原の中を歩いて見物することができます。
すすき草原は放置しておくと樹木が侵入して雑木林になってしまうため、平成元年(1989年)から毎年3月に山焼きが行われているそうです。

観光客さんも沢山おられましたが、混雑で歩けないほどでは無かったです。
行って同じ道を戻るので、すれ違う時にちょっと譲り合いが必要なくらい。
皆さん写真を取りながらなのでゆっくりゆっくりです。

登り坂の左側の景色。

ススキのはるか向こうの街並みが良い感じです。

chirosukeは日傘をさして歩きました。
日差しが暑い・・・!

この道をゆっくり昇ります。

chirosukeは、靴はスニーカーを履いていたので大丈夫でした。
女性の方でパンプスで歩いている方も居られましたが、歩きやすい靴がお勧めであります。

登り坂の右側の景色です。

すすきと青空、山の稜線が何とも言えない美しさです。
実際にその場所に行ってみないと、感じることができない景色であります。

機嫌よく登っていたchirosukeですが、あまりの暑さにバテてしまいました。
残念ですが途中棄権であります・・・。
Sちゃんに先の写真をお願いして戻ることにしました。

1本道の先は行き止まりです。
Sちゃんに写真を撮って来てもらいました。
ここを折り返して戻ります。

9月18日(月:祝)15:00~20:00には、「箱根仙石原すすき祭」が行われるそうです。
chirosukeたちは帰る日なので残念ながら参加できません。

すすきの見頃は9月下旬〜11月上旬。
早めの時期は銀色に輝く穂が美しく、秋が深まるにつれて穂が開き、淡い金色の草原へと変わっていきます。
chirosukeは初秋と晩秋の景色を観られたので嬉しいです。

また、屋外の観光地で結構気になるトイレですが、バス停近くの公園内に「観光客用仮設トイレ」がありました。
花火大会などで設置されるアレですね。
緊急時には止む無しでありましょう。

バス停近くのコンビニでSちゃんと落ち合ったchirosukeです。
お昼ご飯は、バス停から徒歩3分の「銀の穂」さんに行きました。

https://www.hakone-susuki.jp/ginnoho

釜飯やわっぱ飯が評判だそうてす。
人気店なので30分くらい待ちました。

chirosukeとSちゃんは、隣にある甘味処「よもぎ屋」さんのテラス席で飲み物をいただきながら、お店からの連絡を待っていました。

https://www.hakone-susuki.jp/yomogiya

・特濃乳カフェオーレ 400円 (税込)

・アイス珈琲 380円 (税込)

陽があたるテラス席は暑い・・・!
日陰の席に移動したところで、釜飯屋さんから連絡が来ました!

エアコンがしっかり効いた涼しいテーブル席に案内していただきました。
今日って夏日・・・!

そして、ホテルの朝ごはんをしっかりいただいたchirosukeは、あんまりお腹が空いていませんでした。
これはSちゃんも同じです。
釜めしよりわっぱ飯が軽いかな・・・とわっば飯を注文しました。

わっぱ飯が出来あがるまでの間にいただくお吸い物です。
火が入っていて熱々~。
お出汁は、高級な羅臼昆布とカツオからとったこだわりの味なのだそう。
お吸い物としていただき、最後にご飯にかけてお茶漬けにしても良いそうです。

涼しい店内で、茶碗蒸しをいただきながらご飯を待っているchirosukeたちです。
今晩の夕食は早目の「17時30分~」をお願いしています。
なぜなら今夜はテレビドラマ「VIVANT」の最終回です!
後半の夕食だと21時を過ぎてしまいます。

なのでお昼ご飯は軽めが良いはずだったのでが、chirosukeが「釜めし」を主張したので今ここでわっば飯を待っている二人・・・。

12分くらいで「わっぱ飯」が来ました~。
おいしそうです。
chirosukeは山菜わっぱ飯、Sちゃんはあべ鶏そぼろわっぱ飯です。

・山菜わっぱ飯  1,760円 (税込)

・あべ鶏そぼろわっぱ飯  1,760円 (税込)

わっぱ飯、とてもおいしいです。
お茶碗に軽く3杯分はありました。

chirosuke達は、2杯目を食したところで結構お腹いっぱいになりました。
でも、ご飯を残すのはchirosukeの流儀に最も反するところであります。
(何の流儀だ・・・chirosukeよ!)
久々、とてもつらい状況でありました。

ここでSちゃんが、「出汁でお茶漬けしたら?」と気が付き、3杯目は出汁茶漬けでいただきました。
元々おいしいご飯とお出汁です。
お茶漬けをザクザクと勢いでいただき無事完食!

おいしいわっぱ飯、ごちそうさまでした!

レジで「よもぎ屋」さんの100円割引券をいただきました。
系列店だったのですね。

でももう、ソフトクリームも白玉ぜんざいも入りません。
甘いものは別腹のchirosukeでも、食い倒れそうです・・・。

帰りのバスを待つ間、「夕食入るかな・・・」の心配をしていたくらいです。
運よくバスで座れた二人は満腹状態で爆睡しておりました。

箱根湯本に戻ってきたのは13時30分でした。
「花より団子」ならぬ「すすきよりわっぱ飯」ではありませんが、今回はすすきに大感激、わっば飯はおいしかったけどがんばりました。

マイユクールに戻り、お掃除が終わっていたお部屋に入ってだらけてベッドに横になったchirosukeです。
あ、昨日まくらコーナーから選んできた低いまくらが、きれいになって置かれていました!
客室係りの方、ありがとうです!

これから僅か3時間半後には夕食だと思うとちょっと困りました・・・。
でも「VIVANT」最終回を心おきなく見るための時間配分であります。

14時30分から大浴場が利用できるので、温泉に入ってお腹を少しでも減らしましょう!
また男女入替になった「美楽の湯」の露天ジャグジーで長い間浸かっていたchirosukeです。

chirosuke箱根に行く「ホテル マイユクール祥月 2泊目 夕食 編」(2023年9月) に続きます~!

chirosuke 入谷の朝顔まつり(朝顔市)に行く (2023年7月)


2023年7月6日(木)から7月8日(土)までの3日間、東京・台東区下谷の入谷鬼子母神(真源寺)で日本最大の朝顔市「入谷朝顔まつり」が4年ぶりに開催されました。

「入谷朝顔まつり」
日程:2023年7月6日(木)~7月8日(土)
時間:午前5:00~午後23:00頃 ※各店舗による
歩行者天国の時間:6日(木)・7日(金) 17:00~21:30、8日(土) 12:00~21:30
場所:入谷鬼子母神(真源寺)
住所:東京都台東区下谷1-12-16
交通アクセス・最寄り駅
・東京メトロ日比谷線「入谷駅」徒歩1分
・JR「鶯谷駅」徒歩3分

chirosukeは最終日の土曜日、朝から行ってまいりました。
2017年、2018年も朝顔市に行きましたが、久しぶりの入谷です。

「入谷朝顔まつり」は、江戸時代後期、入谷鬼子母神の敷地内で植木屋が朝顔を披露したことがその起源といわれているそうです。
現在では、入谷鬼子母神を中心として言問通りに約60軒の朝顔業者と約90軒の露店・屋台が立ち並び、朝早くから多くの人で賑わいます。

今回、早起きして朝の7時過ぎに到着したのですが最終日ということで朝顔は売り切れてしまったところもたくさんあってびっくり!
昨日までに売れちゃったのでしょうか・・・。
大阪のお友達に朝顔を送りたかったchirosuke、涙目でした。
もちろん、まだたくさんの朝顔が並んでいるお店もありました。

「恐れ入りやの鬼子母神」で知られる鬼子母神・真源寺の境内には朝顔がたくさん並べられていました!
業者の方によると、昨日で売り切れてしまったので急遽450鉢をかき集めたそうです。
ここにあるだけで終わりとのこと。

元々、縁起物の朝顔なので境内の分を身請けしましょう。
蕾がいくつかついている鉢が多くありましたが、chirosukeは業者の方に選んでいただきました。

ヤマトさんの伝票に記入し、大阪のお友達に送りましたが、一人はタワマンの上層階に住んでいます。
タワマンではベランダで育てることは出来ないし、室内では陽当たりもあり育てるのが難しいそうでひとりは諦めました。
専用箱に入った朝顔を、二人のお友達に送りました。
大阪まで長旅だけど、がんばるのだよ!

四色咲きのあんどん朝顔です。
実際は三色かも知れないとのこと・・・。
元気に咲いてくれますように!

期間中、名物のきびだんごの販売もあります。
老舗和菓子店喜田家さんのお団子です。
入谷鬼子母神(真源寺)のレシピを基につくられているとのこと。
赤福餅みたいな、あんこがさっぱりめののきびだんご。
これも縁起物ですね。
身請けしましょう。

・きびだんご 1,200円 (税込)

入谷鬼子母神で「朝顔まつり」の期間中だけ授与される「朝顔の造花がついたお守り」も例年人気があります。
小さいのが500円、大きいのが1,000円でした。
色は、青、紫、赤の3色。
chirosukeは大きい方の「赤」を身請けしました。
受け取る際に、お寺の方が火打石を打ちながらお経を唱えお清めをしてくれます。
良い感じ!

夏の風物詩、朝顔市。
行くことができて良かったです。

※後日、大阪のお友達が朝顔の写真を送ってくれました。
元気に咲いたようで良かったです!
写真、ありがとうです!

chirosuke山梨県に行く「旧高野家(甘草屋敷)えんざん桃源郷ひな飾りと桃の花まつり編」(2023年4月)


忍野八海から塩山に戻って来たchirosukeとSちゃんです。
レンタカーを返却して、徒歩で旧高野家に向かいました。

「えんざん桃源郷ひな飾りと桃の花まつり」が開催中ですが、今年の春はとても暖かく桃の花はほぼ終わりかけでした。
雛飾りがあると聞いていたので期待しましょう。

旧高野家住宅 (甘草屋敷)はJR中央線塩山駅北口から徒歩1分のところにあります。

江戸時代後期の民家と屋敷構えをそのまま歴史公園にしたものだそうです。
高野家は江戸時代、八代将軍吉宗の時代に薬用植物の甘草(カンゾウ)を栽培して幕府に納めていたことから、古くから「甘草屋敷」と呼ばれています。

茅葺きの切妻造の屋根、中央部には二段の突き上げ屋根が設けられているのが大きな特徴だそうです。
主屋は、昭和35年の修理で保存のため茅葺から銅板葺になったそう。

旧高野家住宅は重要文化財です。
140年前の屋敷構えをそのまま修景した「薬草の花咲く歴史の公園」として、保存修理が完了した建造物とともに一般公開されています。

所在地:甲州市塩山上於曽1651番地15
JR中央線塩山駅北口から徒歩1分
公開時間:午前9時~午後4時30分
入館料:大人310円
休館日:火曜日
年末年始(12月28日~1月4日)

https://www.city.koshu.yamanashi.jp/map/info/2021011400298/

高野家の沿革がわかる貴重な資料「甲州甘草文書(県指定文化財)」があるそうです。
それによると・・・
「八代将軍徳川吉宗治世の享保5年(1720)幕府の採薬使丹羽正伯が高野家屋敷内にあった甘草を見分した。
結果、幕府御用としてその栽培と管理が申し渡されるとともに、一反十九歩の甘草園は年貢諸役を免除された。
以後同家が栽培する甘草は、幕府官営の薬園で栽培するための補給源として、また薬種として幕府への上納を負うことなった。」
とのことです。

甘草は紀元前から重要な生薬として用いられてきたそう。
文字どおりの「甘い草」カンゾウは、下部にショ糖のおよそ150倍の甘味を有するといわれているグリチルリチン酸を多く含んでいます。
醤油や菓子などの調味用や甘味料としても繁用される植物です。

甘草にはいくつか種類がありますが、甘草屋敷の甘草はウラルカンゾウ(生薬名・東北甘草)です。
ここに残る甘草は、「甲州甘草文書」の記述によると少なくとも340年を経ていることになり、日本で最も古い由緒を持つものとして知られているのですって。
恐るべし、甘草屋敷!

前回秋に来た時は、約3,000個の柿が吊るされていて圧巻でした。

(旧高野家の吊るし柿の様子は2022年11月26日のブログをみてね)

今回柿は有りませんが、中に雛飾りがあります。
旧家のお座敷にお雛様・・・chirosukeの期待が高まります。

雛飾りが見えます~。
良い感じです。

玄関を入ったところ。
階段の下です。

つるし飾りもあります。

ひゃあ~!
すごいです。
玄関から大座敷を見たところ。
お雛様の数が半端無いです。

つるし飾り、市松人形も飾られています。
いちまさん、かわいいです。

畳、天井、柱、障子・・・旧家の雰囲気が素敵です。
旧高野家住宅は19世紀初頭の建築と考えられています。
桁行十三間半(24.8m)、梁間六間(10.9m)あり、屋根は大棟を東西に通した切妻造、茅葺型銅板葺。
南面中央部に2段の突き上げ屋根を設けた大型民家です。

屋根を支える柱は高く棟まで通る棟持柱で、これに梁を重ねて渡した間に見せ貫を通し漆喰塗とした妻璧の構造とのこと。
これが優れた美観となっているのですね。
棟持柱は、他の茅葺切妻造民家である「大和棟」や「合掌造」にはみられない、甲州地方の特有のものなのだそうです。
chirosukeは建築の事は詳しく無いですが、多くの人たちの手によって古い建物が大切に保存されていることに感動します。

二階に続く階段に飾られたお雛様たちです。

ボランティアのスタッフさんがお雛様について色々教えてくださいました。

お内裏様とお雛様の位置が関西と関東で左右違っていることとか・・・。
関東雛は、向かって左が、男雛(お殿様)、右に女雛(お姫様)をを飾ります。
京都等でつくられているのが京雛と言い、関西では左が女雛(お雛様)、右が男雛(お殿様)が座るお雛様が多く見られます。

この違いには諸説あるようですが、一説では・・・
日本古来から、左は右より格が高いとされ、お殿様が左側、お雛様が右側でした。
しかし、明治時代、西洋文化が伝わると右が上位という国際儀礼の考えが入って来ました。
大正天皇が即位する時、洋装の天皇陛下が西洋文化に習い、皇后陛下の右に立たれたことから、この風習が広まったと言われています。

京都で作られるお雛様、いわゆる京雛はそれまでの日本本来の並び方のままなのだそう。
いやん、京都らしいです。
きっと「応仁の乱の時からやらせてもろうてます」とか仰るのでしょう・・・。

女の子の幸せを願って飾るのですもの、どっちでも良いじゃないかと思うchirosukeであります。

そんなchirosukeはお雛様を持っていませんでした。

コドモchirosukeは雛飾りのあるお家がうらやましくて、chirosuke母に「なんでうちにはお雛さんがないの?」と直球で訊いたことがあります。
chirosuke母は速攻で「うちのお雛さんはアレや!」と返してきました。
それは・・・愛媛県の親戚からもらって長年棚に飾ってあった、四国の民芸品「姫だるま」でありました。

コドモchirosukeはコドモ心に「・・・これはお雛さんじゃない・・・しかし、お雛さんのことは二度と言うまい・・・」と両手をグーにした記憶があります。

雛人形の飾り方といえば、階段状になった舞台に、お内裏様とお雛様、三人官女、五人囃子などを飾っていきますが、これも関東の飾り方なんだそうです。

関西では、戦前頃まで、お内裏様とお雛様の家があったのです。
「御殿飾り」と呼ばれているものなのだそう。

京都御所の紫宸殿(ししんでん)を模したものや檜皮葺き(ひわだぶき)、源氏枠御殿など、お屋敷のような作りの家の中に、お内裏様とお雛様を飾っています。

お家があるなんて素敵・・・。
小さいけど豪華だし、細かい細工などとても手が込んでいますね。

これはまるでchirosukeが大好きな「ドールハウス」ではないですか!

御所人形もありました。
ぷくぷくしてかわいいです。

昨年、金沢の成巽閣に前田家伝来の御所人形展を観に行ったのですが、その時は200体くらいありました。
御所人形の豊かな表現力は素晴らしいです。

こちらはちっちゃな御所人形たちです。

つるし飾りもいっぱいです。
縁起の良いお細工ものがたくさん吊るされて、おめでたいです。

吊るし飾りは以前伊豆の稲取で見たことがあります。
「日本三大つるし飾り」というのがあります。
九州柳川地区では「さげもん」、山形酒田地区では「傘福」、伊豆稲取地区では「雛のつるし飾り」と呼ばれており、この三地区のみが歴史的な背景や由来、文献等、つるし飾りの資料が現存しているそうです。

甘草屋敷には「傘福」もありました。

つるし飾りの数は到底、稲取の雛祭りには及びませんが、ここ塩山では旧高野家(甘草屋敷)で雛祭りをすることが意味のあることだとchirosukeは思います。
140年前のお屋敷が現存していて、通常公開されていることが素晴らしい。
文化を継承する難しさ、大切さを感じました。
文化って、人の心を伝えていくことでありますね。

さくらんぼや柿のお細工物もかわいいです。

吊るし柿は無かったけど、今回はお座敷にお細工物の柿がいっぱいです。
chirosukeが大好きな「犬張子」もいました。

「享保雛」です。

江戸時代の享保年間頃から流行しだした雛人形です。
上品なお顔はもともとは能面師が作ったとされるそう。
衣装や小道具が派手に高級化されて、江戸時代の裕福な商人が所有するようになったため、幕府からの「奢侈(贅沢のこと)禁止令」発布の原因にもなったそうです。
おとなしい雰囲気ですが、当時はド派手だったのですね・・・。

女雛の天冠のお飾りも揃っていて豪華。
ちょこっと出ているお内裏様のつま先が良い感じです。

chirosukeが一番観られて嬉しいと思ったのがこちらのお人形さん。
「旧高野家所有品」です。

このお屋敷で家族が暮らし、沢山の使用人さん達が出入りして賑わっていた頃も雛祭りはあったのでしょう。
お人形たちは長い間、お屋敷の歴史を観てきたのでしょう。
今は住む人は居ませんが、沢山の人形たちと一緒に飾られて嬉しいかな?
chirosukeは雛祭りを見られてとても嬉しいよ。

chirosukeは関西でいた時、やはり旧家である藤井寺市の佐藤家の雛祭りに何度か足を運びました。
その時も夥しい数のお人形に驚き感動し、一体ずつ飾りつける大変さも想像できました。
旧高野家ではボランティアさん達ががんばっておられました。
色んなことを説明してくださったポランティアさん、ありがとうございました。

雛人形を始め、人形には子供たちの健やかな成長の願いが込められています。
愛される玩具として、またお守り、魔除けとして、時には身代りとなったお人形たち。

人が住まう場所に飾られる人形たちは、本当に愛らしく誇らしげです。
お雛祭りは女の子の成長を祈念して祝う日であるとともに、積年を経て傷んだり古くなったりして一旦役割を終えたお人形達が、かつての愛でられた記憶を思い出して喜ぶような、おめでたい日でもありますように!

雨はようやくあがりました。
そろそろ旅館のお迎えの時間です。
駅の北出口に向かいました。

chirosuke山梨県に行く「笛吹川温泉 坐忘 2泊目お部屋(別邸離れ露天風呂付き和洋室「黒梅」)編」(2023年4月) に続きます~!

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ほうろうって・・・

優しく扱ってあげないと、欠ける、はがれる。
お鍋の取っ手は熱くなる・・・。
お高い・・・。
でも綺麗なんだものっ!!