chirosuke湯河原に行く 「熱海編」(2024年3月)


chirosukeは湯河原に一泊で行ってまいりました。

東京から湯河原まではJR特急踊り子で1時間20分で行けますが、お友達のSちゃんがレンタカーを運転してくれることになり「熱海」まで足を延ばして湯河原に向かうことになりました。
湯河原町は神奈川県の西南端にあります。
chirosuke、湯河原温泉は初めてです。
そして「熱海市」は静岡県になります。

chirosukeの旅の相棒、カワウソも連れて行きました。
(時々連れて行くのを忘れてしまうけど・・・)

お天気も良く暖かいです。
前方に雪を被ったひと際高い山が見えてきました~!
カワウソよ、あれは富士山だ!

富士山がどんどん近くなります。
車は小田原市に入りました。

小田原サービスエリア(下り)で休憩を取りました。
駐車場から見える富士山、美し~!
ちなみに、この辺りは二宮尊徳生誕の地なのだそう。

松戸を出発してから約3時間、海が見えました~!

熱海の海!
ちょっと曇っているので海は灰色がかっていますが、きれいな景色です。

熱海の海岸!
工事中の建物もあり、日本有数の観光地でありますね。
chirosukeとSちゃんは駐車場に車をとめて、海岸や公園をウロウロ。

熱海サンビーチ・親水公園に何やらモニュメントが・・・。
chirosukeちょっと心がザワつきました。
不安的中!
「恋人の聖地」でした・・・。

栃木の塩原温泉のもみじ谷大吊橋にもソレはありました。
熱海もなのか・・・。
chirosukeはちょっと涙目であります。

「恋人の聖地」というのはですね、日本全国の観光地域の中から、プロポーズにふさわしいロマンティックなスポットを「恋人の聖地」として認定し、地域の新たな魅力づくりと情報発信を図るNPO 法人地域活性化支援センターによる事業です。
「恋人の聖地」は日本全国のあちらこちらにあります。
例えば、近年chirosukeが行った所では、山梨県笛吹川フルーツ公園、岩手県の龍泉洞、宮守川橋梁 / めがね橋、山形県のクラゲドリーム館 加茂水族館、栃木の塩原温泉のもみじ谷大吊橋が認定されています。
chirosuke、何気に聖地巡りをしていたみたいで嫌だな・・・。

ちなみに「恋人の聖地サテライト」というのも全国に散らばっています。
たまたま行った先が「恋人の聖地」だったってこともあるので気を付けないと・・・。
(何を気を付けるんだ・・・chirosukeよ!)

カワウソは海が楽しそう。

海だよ海~!

「油にまみれち、自動車修理ばしよったっちゃね、刑事さん・・・」
カワウソよ、それはつかこうへいさんの名作「熱海殺人事件」の大山金太郎の台詞じゃないかぁ~!
演劇少女だったchirosuke、今回初めて熱海に降り立って感慨深いです。

寒桜の一種、「あたみ桜」は葉桜になっていましたが、大寒桜(おおかんざくら)が満開でした。
大寒桜は開花期が2月中旬~3月上旬の早咲きの桜です。

メジロが来ました~!

メジロ、かわいい~!
すばしっこいので撮るのが難しいです。
桜の花の蜜を吸っています。

カワウソも花の蜜を!

嬉しがっているだけみたいです。

山の上にお城が見えました。
熱海ってお城あったっけ?

熱海城(あたみじょう)は、静岡県熱海市の錦ヶ浦山頂にある観光施設なのだそう。

歴史的な城ではなく、1959年(昭和34年)に海抜100mの位置に建てられた天守閣風建築物とのこと。
遠くから眺めるだけのchirosukeです。

有名な「貫一お宮の像」です。
尾崎紅葉の小説「金色夜叉」(こんじきやしゃ)の主人公でありますね。
すぐ横に「お宮の松」もありました。

chirosukeは「来年の今月今夜のこの月を僕の涙で曇らせてみせる・・・かわいい子分のお前たちとも、離ればなれになる門出だ・・・」
あれ?
金色夜叉からいつの間にか国定忠治になってしまったchirosuke・・・。
Sちゃんが大笑いしております。

マンホールまで「貫一お宮」です。
「来年の今月今夜のこの月を僕の涙で曇らせてみせる・・・かわいい子分のお前たちとも・・・」
あれ?
(だから違うって・・・chirosukeよ!)

熱海でお昼ご飯をとることにしました。
「熱海銀座」は、JR熱海駅の南、市街地中心部にある商店街です。
レトロでノスタルジックが雰囲気が人気で、沢山の観光客さんがいました。
人気の海鮮丼のお店などは長蛇の列です。

熱海銀座は混雑していたのですが、通りを1本入ると静かな雰囲気になりました。
chirosuke達は海鮮丼は諦めて、裏通りのイタリアン「サンマリノ」という小さなお店に入りました。
お昼時でテーブルはほぼ埋まっていましたが、一番奥のテーブルに通していただけました。

・コンビネーションサラダ 750円 (税込)

ボリューミーなサラダです。
ドレッシングは甘目でおいしい。
カワウソも欲しいのかな。

・ボンゴレロッソ 1,190円 (税込)
・ペペロンチーノ 1,050円 (税込)

ボンゴレロッソはトマトソースがおいしい。
ぺペロンチーノも唐辛子がピリッとして良い感じです。

・オニオングラタンスープ 750円 (税込)

このスープ、めちゃうまです!

サンマリノさんは1968年からイタリアンのお店をされているそう。
50年以上続いているお店なのですね。
観光地価格でも無く、リーズナブルでどれもおいしいお料理でした。
ごちそうさまでした。

これから湯河原に向かいます。
(東京からだと戻るって感じ)

今回は「エクシブ湯河原離宮」会員制リゾートホテルに宿泊です。
お知り合いの伝手で利用することができました。
chirosukeは小規模の温泉旅館が落ち着くのですが、大規模リゾートホテルの高級感にワクワクです。

chirosuke湯河原に行く 「エクシブ湯河原離宮 お部屋・温泉 編」(2024年3月) に続きます~!

コレド日本橋「だし茶漬け えん」のお茶漬け&「船橋屋」の「くず餅とお茶のセット」


映画「落下の解剖学」を観に日本橋へお出かけしたchirosukeとお友達のSちゃんは、コレド日本橋B1にある「和食屋の惣菜 えん」でお昼ご飯をいただきました。

・だし茶漬け「釜上げしらすと南高梅」  800円 (税込)

chirosukeはお茶漬けが好きです。
おいしい出汁茶漬けでした。
ごちそうさまでした。

コレド日本橋からコレド室町へ徒歩で移動しました。
途中、建築中の高層ビルを眺めたら何だかすご~い!
クレーンがあんなに高い所に・・・!
しばらくコドモのようにビルを見上げていたchirosukeであります。

コレド室町1の1Fにある船橋屋さんにも行きました。

https://www.funabashiya.co.jp/

船橋屋は江戸時代文化2年(1805年)創業の老舗で、「元祖くず餅」が有名です。

コレド室町店のイートインコーナーは6席の小さなスペースです。
chirosukeとSちゃんはそれぞれ飲み物とくず餅のセットを注文しました。

お餅は原材料の小麦澱粉を450日乳酸発酵熟成しているそうです。
(なんかすごい・・・!)
秘伝の黒蜜ときな粉をかけていただきます。

・元祖くず餅(お茶付き)
船橋屋さんの代表おやつです。
chirosukeはくず餅とお茶のセット。

・くず餅とお茶のセット 1,100円 (税込)

・お抹茶くず餅とコーヒーのセット 1,300円 (税込)

Sちゃんはお抹茶くず餅のセット。
プラス150円でお茶をコーヒーに変更できます。
(コーヒーはオリジナルブレンド)

お抹茶くず餅はコレド室町限定メニューです。

おいしいくず餅、ごちそうさまでした。

映画「落下の解剖学」


chirosukeは映画「落下の解剖学」を、コレド室町2にある「TOHOシネマズ 日本橋」に観に行ってまいりました。

「落下の解剖学」
2023年製作/152分/G/フランス
原題:Anatomie d’une chute
配給:ギャガ
劇場公開日:2024年2月23日

https://gaga.ne.jp/anatomy/

監督:ジュスティーヌ・トリエ
製作:マリー=アンジュ・ルシアーニ
  ダビド・ティオン
脚本:ジュスティーヌ・トリエ
    アルチュール・アラリ
撮影:シモン・ボーフィス
美術:エマニュエル・デュプレ
衣装:イザベル・パネッティエ
編集:ロラン・セネシャル

「キャスト」
ザンドラ:サンドラ・ヒュラー
ヴィンセント:スワン・アルロー
ダニエル:ミロ・マシャド・グラネール
検事:アントワーヌ・レナルツ

「落下の解剖学」、chirosukeの感想は・・・
重い・・・!
笑うとこ無し。
ずっと緊張。
それでもどうなるんだろうとずっと両手をグーで目が離せない。
楽しくは無いけど、すごい作品です。

ファンタジックな演出も、ド派手な見せ場も、美しい景色も、胸を打つような感動もありません。
閉ざされた雪山で起きる事件ですが、ホラーでも無い。
サスペンス?うんうん、この表現が一番近いかな。
でもハラハラドキドキの迫りくる魔の手・・・とか、突然現れて見事に犯人を言い当てる探偵もいない。

法廷のシーンが多いけど法廷ドラマとも言えない。
アッと驚くどんでん返しも無くて、淡々と物語が進んで行きます。
どちらかと言うと地味。
でも退屈しない。
煙に巻くようなおフランスっぽさは無い。
何というか、ぐっと腹に力が入るようなヒューマンドラマであります。

とにかく、主演の夫殺しの罪を疑われる女優さんの演技がすごくて、この人の芝居でchirosukeは大満足であります。
夫との喧嘩のシーンは圧巻でchirosuke涙目。
え?
アレ嘘やったん?
ほんまに?
じゃあ今までの行動、何なん?
そこまで言いますか?
いやいや良く言った!
chirosukeの思考は何故か関西弁で頭ぐるぐる。

事故か、自殺か、殺人か・・・。
謎は謎のままに・・・。
みんな怪しい。
夫も奥さんも、コドモも。
Sちゃんは犬もアヤシイと言ってたっけ。

真実はいつもひとつ!とコナン君は言うけどさ、chirosukeには解らなかったよ。
「落下の解剖学」、映画館で観て良かった作品でありました。

千葉県松戸市 坂川沿いの河津桜 「松戸宿坂川 河津桜まつり&矢切ねぎまつり(2024年)


chirosukeが住んでいる松戸市、松戸神社近くの河津桜が満開です。
今年も「第12回松戸宿坂川河津桜まつり」が開催されたので行ってまいりました。

「第12回松戸宿坂川河津桜まつり」
日時:2024年3月2日(土)・3日(日)
11時〜16時
場所:松戸駅西口
春雨橋親水広場から松戸神社~松龍寺~レンガ橋

JR常磐線松戸駅西口を出て徒歩約5分の所に松戸神社があります。
神社のすぐ横を流れる坂川沿いに河津桜が沢山咲いています。
河津桜の濃いめのピンクの花がとてもきれいです。
お天気も良く、青空にピンクの花が映えますね。

屋台もたくさん。
春雨橋親水広場にキッチンカーが集合しフードコートができていました。

会場付近は江戸時代の宿場町で、松戸宿と呼ばれていたのだそう。
住んでいる場所の近くでお花見ができるのは嬉しいことでありますね。
桜が咲いて、地元の人たちが集って楽しめるのは嬉しいです!

今はまだ固い蕾のソメイヨシノも、時季が来ると咲き始めることでしょう。
忙しい日々を過ごしていても、桜を愛でる余裕があればchirosuke、まだまだ大丈夫であります。

chirosukeは同時開催の「矢切ねぎまつり」に注目!
松戸市の名産である矢切ねぎの即売会(限定3,000本)に両手をグーです。

ねぎまつり・・・といってもネぎの販売だけですが、飛ぶように売れています。
chirosukeも「矢切ねぎ」を身請けしました。

去年は1,000本でしたが今年は3,000本です。
新鮮な「矢切ねぎ」が2本で400円(税込)です。
去年は2本300円でしたが、昨今の物価上昇を考えると仕方ないですね。
矢切ねぎは、とっても甘くておいしいのです。

駅へ戻る途中、両手にネギを持った人やリュックからネギが飛び出している人をたくさん見かけました。
矢切ねぎ、大盛況であります。

今年もまた「矢切ねぎとささみのサラダ」をつくろう。
矢切ねぎの糖度が高いので、生でも甘くておいしいです。

今回もレシピを書いて置きましょう。
簡単ですよ。

「矢切ねぎとササミのサラダ」
材料2人分
・矢切ねぎ 1本
・鳥ササミ(2~3本)
・鶏ガラスープの素 小さじ1
・ポン酢

①鳥ササミを茹でます。
②矢切ネギを薄めに斜め切りにします。
③鳥ササミを食べやすい大きさに切ります。(手でほぐしてOK)
④矢切ネギと鳥ササミを合わせてボウルに入れて、鶏ガラスープの素とポン酢適量を和えて出来上がり。

普通の長ネギで同様につくってもネギが辛くてあんまりおいしくないのです。
矢切りねぎの糖度、恐るべし!
花より団子・・・では無くて今日のchirosukeは花より矢切ねぎ、であります!

「開成町 瀬戸屋敷のひなまつり」


chirosukeは神奈川県の開成町に行ってまいりました。

松戸から開成駅まで電車で片道約2時間20分かかります。
松戸から千代田線で代々木上原まで行き、小田急線に乗り換えます。
箱根まで行けちゃう時間であります。

目的は、瀬戸屋敷で開催されている雛祭りを観るためです。
ここの雛祭りは、一般公開されている「ありがり郷瀬戸屋敷」に沢山のお雛様と吊るし飾りが見事らしいです。

「瀬戸屋敷ひなまつり」
期間:令和6年2月17日(土)~3月3日(日)
時間:10:00~17:00
入館料:500円

開成駅に着きました。
曇り空で肌寒いです。

駅の外観。
周囲は住宅街ですが、すぐ近くにマックスバリュがありました。

開成駅からは無料のシャトルバスがでていました。
1時間に1本です。
chirosuke達が到着した時間帯にはバスが無かったので、先にお昼をとることにしました。

開成駅西口から徒歩2分の中華料理店「氷花餃子 開成店」 でお昼ご飯をいただきました。

・氷花餃子(6個) 660円 (税込)

店名にもなっている餃子はとてもおいしかったです。

・担々麺  1,045円 (税込)

Sちゃんが注文した担々麺。
程よい辛さでおいしかったそうです。

・五目あんかけ焼きそば 968円 (税込)

chirosukeは五目あんかけ焼きそば。
スープも付いていておいしい~!
ごちそうさまでした。

駅前に戻りシャトルバスに乗車しました。
瀬戸屋敷まで、シャトルバスで約10分です。

瀬戸屋敷の入口で入館料500円を払います。

こういうイベントって有料(少額で良い)で良いとchirosukeは思います。
無料っていうのはお財布にはありがたいけど、シャトルバスも無料だし、文化財としてお屋敷を守っていくのにオカネは必要だと思うから。
タダより高いもんは無いね~。

領収書になっています。

縁側がある日本家屋。
良い感じです。

あしがり郷「瀬戸屋敷」がある「金井島」地区は、水路を活用した水田と畑が広がっています。
大きな屋敷林に囲まれたお屋敷が、名主職を代々務めてきた瀬戸家です。

あしがり郷 瀬戸屋敷HP

築300年屋敷が、持ち主のご好意で町に寄贈されたそうです。
その後復元等を経て平成17年5月に「あしがり郷瀬戸屋敷」として一般公開されるようになったのですって。
瀬戸屋敷は古民家見学もできますが、さまざまな用途にも活用できるように積極的に開放しているそうです。

いよいよ中に入ります。

雛祭りは、平成15年度に町婦人会の主催行事として始まり、瀬戸屋敷が開園した平成17年度から瀬戸屋敷年中行事のひとつとして実施されているとのこと。
年々来園者が増え、平成19年度には来場者が4万人に迫るまでになったそうです。

入口の左側がお座敷です。
ちっちゃなお人形さんがお出迎えです。

吊るし飾りがすごい!
華やかなピンクはchirosukeの好きな色です。
何となく赤ちゃんのメリーを思い出しました・・・。

吊るし飾りもいろいろ。

いやん、かわいい~!

お雛様です。
立派な飾りです。

瀬戸家は代々金井島村の名主職を務めてきた家柄で、江戸時代から瀬戸家に伝えられてきた雛人形があります。
他に当主の奥さんの姉妹の雛人形等もいつしか揃えて飾る風習になったのだそう。
雛の節句には何組もの雛人形が一緒に飾られます。

この雛段の道具類には大久保氏(小田原藩主)の紋が入っています。
瀬戸家のご先祖が輿入れの時に持参したものといわれている貴重なものなのだそう。
【大久保氏の紋の入った道具類】
・書見台(伊勢物語が書かれています。)・貝合わせ
・手あぶり ・碁盤 ・将棋盤 ・膳部 ・茶道具

江戸時代から受け継がれているお雛様なんですね。
格調高い雰囲気です。

お雛様。
お屋敷が広いと飾る場所もたくさんだぁ。

御殿付きの雛飾り。
華やかです。

吊るし飾りも半端ないです!
美しい~!

手作りのつるし雛は8,000個以上展示されているそうですよ。

地元の蔵から発見された、江戸時代の享保(1716~1736)の頃の雛人形も展示されているそうです。

お雛様って時代を超えて素晴らしいです。
コドモchirosukeはお雛さまを持っていなかったので憧れでありました。

コドモchirosukeよ案ずるな。
オトナchirosukeはいろんな場所に沢山のお雛様を見にいっているよ。
お人形を愛でる気持ちがあれば大丈夫!

2階に続く階段を登ると・・・。

吊るし飾りに彩られた白打掛が良い感じです。

花もきれいです。

お内裏様とお雛様もいろいろです。

1階の土間には大吊るし雛が飾られています。
直径1.5m、高さ2.4mの迫力の大きさです。

隣には光る竹のオブジェ。
中に小さな雛たちが飾られています。

主屋に続く渡り廊下です。

竹の中にもお人形が・・・!
かわいいぞ。

時代によって衣装や髪型が違っていますね。

中庭の景色です。
茅葺の屋根、風情があります。

主屋の広間にもたくさんのお人形が飾られています。
こちらは五月人形。
端午の節句のお祝いです。

勇ましさもある愛らしさです。

これ全部うさぎさんです!
着物が全部違っています。

「新発想の節句雛」だそうです。

かわいいんだけど・・・chirosukeはエイリアンみたいだと思いました。

池の中にもお雛様が・・・!

かわいい~!
椿とお雛様、良い感じです。

あしがり郷瀬戸屋敷には300年を経てなお、表門の薬医門、水車、土蔵、囲炉裏、井戸などがそのまま残っています。
施設としては、奥(オク)・玄関(ゲンカン)・広間(ヒロマ)・女部屋(オンナベヤ)・四畳(ヨジョウ)・お寝間(オネマ)・茶の間(チャノマ)・お勝手(オカッテ)・釜戸(ヘッツイ)・土間(ドマ)・味噌部屋(ミソベヤ)・庭(ニワ)があります。

「あの頃の日本」が人の手に寄って守られてきたのですね。

chirosukeたちは瀬戸屋敷から徒歩数分のところにある瀬戸酒造さんに行きました。
畑が続く景色はのどかです。

瀬戸酒造店さんは、慶応元年(1865 年)創業、神奈川県開成町の酒蔵です。
1980 年に自家醸造を中断していましたが、2018 年から醸造を再開されたそうです。

https://setosyuzo.ashigarigo.com/

古くて新しい感じ。
商品名やラベルもモダンでおしゃれなものがあります。

スタッフさんお勧めの日本酒を身請けしました。

・純米 坂田錦(720ml) 1,650円 (税込)

・かくかくしかじか(720ml) 2,200円 (税込)

瀬戸屋敷に戻って、シャトルバスで開成駅に向かいました。
ちょっと遠かったけど、瀬戸屋敷の雛祭りは楽しかったです。

雛人形を始め、人形には子供たちの健やかな成長の願いが込められています。
もともと子供の身代わり、形代として誕生した人形はどこか不思議な魅力に満ちていると思います。
愛される玩具として、またお守り、魔除けとして、時には身代りとなったお人形たち。
華やかに飾られたお人形達は美しく、たとえ古びて傷みがあっても誇らしげに見えます。

人に愛でられるのがお人形の役目です。
お雛様を見ていると、その目は優しく深く、長の年月を経て、時代の移り変わりを見てきたかのようでした。
人の世とは別の、お人形の世界があるような不思議な感覚でした。

お雛祭りは女の子の成長を祈念して祝う日であるとともに、積年を経て傷んだり古くなったりして一旦役割を終えたお人形達が、かつての愛でられた記憶を思い出して喜ぶような、おめでたい日でもありますように!

創彩洋食レストラン「Lu pan(ルパン)」で晩御飯(2024年3月)


chirosukeはお友達のSちゃんと、松戸にある創彩洋食レストラン「Lu pan(ルパン」で晩御飯を食べました。
「Lu pan」は創彩洋食レストランです。
このお店は小さいですがお料理がとてもおいしく、店内はシックで落ち着いた雰囲気で良い感じです。

夜のコース料理は無いので、アラカルトで好きなものを注文しました。
※お料理の金額は全て「税込」です。

・「キノコのホットサラダ」 980円

めちゃうまです。
温かいきのこ、最高!

「鮮魚のカルパッチョ」 1,500円

本日入荷のお魚は「メジナ」です。

「帆立と長芋のステーキ」 1,200円

期間限定シェフの気まぐれメニューです。
旬の帆立と長芋。
山葵醤油バターでいただきます。
おいしい!

「牛タンチーズカツレツ」 2,100円

こちらも期間限定シェフの気まぐれメニューです。
モッツァレラチーズがソースと良く合っています。
chirosukeがイメージしていたカツレツとはベツモノでした。
ややお高いお料理でしたが、お肉がおいしくて納得!

「カキとほうれん草のミニグラタン」 980円

期間限定シェフの気まぐれメニューです。
このグラタン最高!
ミルクパンみたいな小ぶりのお鍋とレードルも良い感じです。

chirosukeたちはお腹が空いていたのと、とてもおいしかったので期間限定メニューを3つとも注文してしまいました。

「カシスオレンジ」 730円

飲み物ははビール、カンパリソーダ、カシスオレンジ等お酒もいただきました。
ここのカシスオレンジは大変おいしいです。

お料理でお腹一杯になったので、デザートは次回に・・・。
ルパンさんのデザートはシェフの手づくりで、絶品であります。

これだけお料理とお酒をいただいて、ひとり当たり約5,000円 (税込) でお釣がきました。
とてもおいしいディナーでお腹いっぱいになりました。
ごちそうさまでした。

文庫 「傲慢と善良」 辻村深月


chirosukeは辻村深月さんの「傲慢と善良」を読みました。
辻村深月さんはchirosukeが好きな作家さんのひとりです。

「傲慢と善良」、chirosukeの感想は・・・
面白いのだけど、この物語がどこへ帰着するのか、ずっと不安でした。

傲慢だと思っていた人の行動の奥の善良さに気がついたり、善良そのものに思えたひとが何て傲慢な!と感じたり。
読み進んで行くにつれ、chirosuke自身の傲慢さに気付かされてドキッとしたり。
そういう部分で読むのが辛いお話しでもありました。
それでも続きが読みたくてページをどんどんめくって、あっという間に読み終えました。

この本は、決して「善良」を肯定して「傲慢」を否定しているわけではありません。
「ピンとこない」の正体に言及しているところ、そうだったのかぁ!と目からウロコでしたが、同時にはっとさせられる。
作者に心の裏まで見抜かれているようで、ソワソワする。
だんだん、ソワソワがザワザワしてきて、やっぱり辛い。

ストーカーから逃げる女性が、婚約者を残して失踪する。
婚約者は必死で彼女を探し回る。
ストーカーの正体が解った時、chirosukeは頭がぐるぐる・・・。
えええっ?!
思わず読み返しました。

最後はやっばり辛い。
こんな結末、chirosukeは予想できませんでした。
なんと傲慢な!
そしてchirosukeの中にある「傲慢」に向き合わされたようで素直に喜べない。
ここまで深い物語を書ける作家さんってすごい。

chirosukeは「損か得か」は解りやすい。
「勝ち負けでいうとどっち?」も良く考える。
これからは「善良か傲慢か」も考えてみようかな。
辛いけど・・・。

お菓子「神戸風月堂のゴーフレール・シューラスク」他をいただきました


大阪のお友達Kちゃんから沢山のお菓子をいただきました!

いろいろなお菓子がいっぱいで、どれもおいしそうです。
神戸風月堂のゴーフレール(ミルフィーユショコラ)の缶のかわいいこと!
缶好きchirosukeのツボです。
中のお菓子もミルフィーユとショコラがめちゃうまです。

田野屋塩二郎のシューラスクもサクサクしておいしいです。
畑田本舗の塩バターどら焼きも初めていただきました。
おいしい~!
草餅、ポッキー、雛あられ・・・。
おいしいおやつがたくさんあるって、幸せです。

Kちゃん、ありがとうです。
chirosukeのおやつ天国であります!

単行本 「望月の烏」阿部智里


chirosukeは阿部智里さんの「望月の烏」を読みました。
2024年2月22日発売でした。

「八咫烏(やたがらす)」シリーズの第二部四作目です。

第二部の三作目「烏の緑羽」が2022年10月7日発売でしたから、約1年4ヶ月でありますね。
(「烏の緑羽」については、2022年10月10日のブログをみてね)

「望月の烏」chirosukeの感想は・・・
面白すぎです!
「凪彦」のお妃選び。
あの凪彦ですか・・・。

そして、chirosukeはすぐに解りました。
彼女の正体・・・。
博陸候とはいえchirosukeにとってはず~っと雪哉です。
解っていたのでしょ?
最初から。

雪哉が凪彦に吐いた言葉、怖い・・・。
凪彦、どうでる?

どこに伏線があるのか。
これが伏線だったのか。
そして、どこが伏線になるのか。

阿部智里さん、すごすぎです。
毎回あっと驚く手法で読者を裏切ってくれます。

雪哉~!
今でもchirosukeは君のことを信じているぞ。
いつか雪哉の奥底の心が解放されるのを知りたいです。
次回作をとても楽しみにしています。

chirosukeは、読みたい本は何冊も身請けして、「積ん読」になっています。
それでも「八咫烏(やたがらす)」シリーズは、発売日に身請けして直ぐに読んでしまいます。
chirosukeの定義する「良い本」、続きを早く読みたいです!
今回も両手をグーにして次回作を待っております。

chirosuke関西に帰省する「博多華味鳥」梅田店の水たき(2024年2月)


帰省3日目は、大阪のお友達Nさんと晩御飯です。

昨夜は自宅マンションの床暖房が途中で切れてしまい、エラー表示に涙目。
販売店さんが今日の午前中に駆け付けてくださり、応急処置で給湯器を使えるようにしてくださいましたが床暖房は使えず。
給湯機の故障でした。
マンション購入時のものなので、とうに部品は無く買い替えることになりました。
給湯器、お高い!
留守宅とは言え給湯器は必須だし、chirosukeはとても涙目であります。

見積をお願いしました。
次回、入替に合わせて帰省します。
家のメンテナンスは必要でありますね。

家にいても寒いし、chirosukeは午後から大阪梅田にお出かけして阪神百貨店をウロウロ。
お昼ご飯は、スナックパークにGO!
chirosukeが大好きな「うまかラーメン」をいただきました。

・うまかラーメン(醤油味) 350円 (税込)

やっぱりおいしい~!
おいしくてお安くて、立ち食いのお手軽さ。
この良い感じのスナックっぽさが最高です。
阪神百貨店スナックパークの「うまかラーメン」350円、chirosukeのおいしいラーメンの基準点であります。

Nさんが予約してくれたのは、梅田のヒルトンプラザイーストB2にある、水たき料亭「博多華味鳥」梅田店です。
お仕事帰りに急いで来てくれたNさんとお店で待ち合わせしました。

https://www.hanamidori.net/store/archives/15

関西でいた時にも時々食していた「華味鳥」の水たき、とても久しぶりです。
ここの水たきは濃厚な鶏ガラスープがめちゃうまです。
北部九州で自ら育てた銘柄鶏「華味鳥」を使用した、こだわりの水たきなんだそう。

ぽん酢も、この水たきに合うように作られたものです。
このぽん酢は百貨店などでも扱っているので、chirosukeは東京でも時々自宅で使っています。
ちょっと甘い柑橘系がベースで、とてもおいしいです。

最初にスタッフさんがスープと鶏肉をそれぞれ取り分けてくれます。
薬味は柚子胡椒です。
鶏肉が歯ごたえがあっておいしい~!

スープには薬味のネギとお好みで塩を少し。
おいしい~!
気を付けないとこのスープ、どんどんいけちゃいます。

スタッフさんが鶏のレバーとつくね団子も入れてくださいます。
つくねをスプーンで丸める手早さはすごいです。
とても鮮やか。
レバーも全く生臭さがなくておいしいです。
野菜と葛切りを入れていただきました。

胡麻豆腐と鶏のお刺身盛り合わせ付きのコースでした。
新鮮な鶏肉、おいしいです。

〆は雑炊かちゃんぽん麺を選べますが、ちゃんぽん麺をチョイス。
おいしい水炊きとスープ、ちゃんぽん麺でお腹いっぱいになりました。
ごちそうさまでした。

Nさん、忙しい中時間をとってくれてありがとうです。
またゆっくり会いましょう。

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ほうろうって・・・

優しく扱ってあげないと、欠ける、はがれる。
お鍋の取っ手は熱くなる・・・。
お高い・・・。
でも綺麗なんだものっ!!