chirosuke湯河原に行く 「エクシブ湯河原離宮 夕食(日本料理 湯河原 華暦)編」(2024年3月)


夕食は1Fの日本食レストラン「日本料理 湯河原 華暦(かこう)」でいただきます。
総席数:134席
漆黒と金箔の“琳派モダン”を極めた 壮麗な日本料理レストラン。

「The Premium Dinner~Royal Collection~」を予約していました。
旬の食材や高級食材をふんだんに使った料理長こだわりのコースとのこと。
2014年1月17日~2024年3月14日 
ひとり 24,200円 (税込)

ホテル自体が個人では予約できないし、せっかくの機会です。
このレストランで一番お高いコースをチョイス、庶民chirosukeの会員制リゾートの浪費の美学であります。
普段の食生活は「ごはん・おかず・おやつ」と雑把なchirosukeでありますが、どんなお料理をいただけるのか楽しみ~!

「※レストランをご利用の際は、服装を整えてお越しください」との案内がありました。
ドレスコードほどのものでは無いですが、温泉旅館と違って素足にスリッパ、館内着ではダメよということでありましょう。
chirosukeとSちゃん、普通のお洋服を着ております。

ライトアップされた中庭(水庭)が見えるテーブルに通していただきました。
本日のお献立です。

飲み物は日本酒「冷酒」をお願いしました。
スタッフさんのお勧めの銘柄は1合税込で4,000円以上する純米大吟醸でした。
さすがにchirosuke涙目・・・。
それでもせっかくの「The Premium Dinner~Royal Collection~」ですもの、約半分の身請け額の純米大吟醸をお願いしました。
お料理に合うお酒であれば良いです。

「温附」
甘鯛かぶら蒸し
 ふかひれ餡

器が良い感じです。
蓋を取ると・・・ふかひれでっかい!
ふかひれが入った餡じゃない、でっかいふかひれと餡です。
甘鯛もふかひれもすごくおいしい~。

「旬菜」
ずわい蟹味噌和え
 長芋昆布〆
  生姜吸酢ジュレ

おいしいとしか言葉でません。
美しいお料理です。

「小皿」
百合根と車海老寄せ揚げ

百合根が甘い!
海老も甘い!
塩でいただくとなんておいしいの・・・。

石のような器も熱々でした。

「煮物椀」
本枯節吉野仕立て
 あわび餡
  若布 肝あんぺい

これを煮物というのですね・・・。
chirosukeの知っているお料理では無いことは確か。
おいしいです。

「虎河豚」
虎ふぐ薄造りと白子柚香酢

トラフグ!
chirosukeがこのコースを選んだ理由のひとつに「ふぐの薄造り」があったからです。
特に河豚が好きというわけでも無いし、こんな高級食材には普段ご縁が無いchirosukeです。
そんなchirosukeですが、河豚の薄造りには大事な思い出があるのです。

数十年前、初めてお勤めした会社の宴会での出来事です。
当時大阪では有名なふぐ料理専門店に連れて行ってもらったchirosukeは、まだ世間知らずのお嬢ちゃんでした。
お料理はふぐちりのコースで、最初にきれいな絵皿に盛られたフグの薄造りが一人一皿ずつ運ばれてきました。
大阪ではふぐ刺しのことを「てっさ」と言います。
絵皿に薄くきれいに並んだ河豚のお刺身、chirosukeは初めて見ました。
そしてchirosukeはこんなに薄いから食べちゃえ、とばかりにお箸でガーッとお刺身を寄せてポン酢に付けてほぼ一口で食べてしまったのでした。

その時chirosukeの隣に座っていた上司の課長が、周りの人には何も言わずにお店の人を呼んで「この子にもう一皿同じものを持って来て」と頼んだのでした。
chirosukeはもう食べてしまったのに何でかな?ときょとんとしていました。
再度出てきた「てっさ」を前に課長は優しく教えてくれたのでした。
「これはなぁ、いかに河豚を薄く切ってきれいに皿に並べるか、料理人の腕の見せ所なんや。透けている皿の模様を楽しみながら、一枚ずつ剥がすように食べるんやで。その方が絶対おいしいから」
そして課長に言われた通り、薄いお刺身を1切れずつゆっくりいただきました。
「そうそう、おいしいやろ」と課長は笑っていました。
仕事もまだ半人前、学校を出たばかりの社会経験も常識も無いchirosukeでしたが、その時とても大切なことを教えてもらったんだと思いました。
優しかった課長は、その後九州に転勤になり、何も恩返しができずchirosukeは世間知らずのままその会社を退職しました。

あれから数十年、chirosukeは別の会社に勤めて、いろいろ好き勝手に生きてきました。
今でも「てっさ」の事を思い出すと、何て恥ずかしいことをしたもんだ・・・と反省します。
同時に「この子にもう一皿同じものを持って来て」と頼んでくださった優しい課長の声を思い出します。
N課長、人生にとってとても大切なことを教えてくださってありがとうございました。

虎ふぐの薄造り、一切れずつゆっくりいただきます。
おいしいです!

白子柚香酢

初めていただきました。
おいしい。

虎ふぐ唐揚げ
熱々の唐揚げです。
スタッフさんの「骨が多いので気を付けて。手でどうぞ。」に救われました。
担当のスタッフさん、とても感じのいい方でお料理がさらに楽しい時間になりました。

「握り寿司」
これはメニューにありません。
スタッフさんが「Royal Collectionのコースを選んでいただきありがとうございます。料理長からのお礼のお料理です。」と・・・!

鮪と貝の握りです。
葉っぱの飾りも素敵だし、何よりおいしいです。
メニューに無いというのも織り込み済の演出かも知れませんが、粋です。
chirosuke達は嬉しかったです!
料理長さん、ありがとうです。

「強肴」
黒毛和牛山椒ロースト
 えびいも氷餅 

お肉、すごくおいしいです。

「お食事」
土鍋炊き
 魚沼産こしひかり(雪椿)

雪椿という新潟県魚沼産のお米です。
驚いたのがご飯を炊く水も魚沼から取り寄せているのですって!
スタッフさんの説明によると・・・その土地のお米を、その土地の水で炊くことが一番らしい・・・!
chirosuke、恐れ入りました。

炊きあがったご飯はつやつやです。

鰤大根
あさり味噌汁
香の物

ご飯、おいしすぎる!
chirosukeのお約束、お釜にはひと粒たりともご飯は残っていません。

「水菓子」
小田原城最中 
 自家製カラメルアイス 苺

お城のかたちのモナカです。

おいしいお料理でお腹いっぱいです。
「The Premium Dinner~Royal Collection~」素晴らしいコースでした。
そして、担当のスタッフさんの丁寧な説明と明るい笑顔が素晴らしかったです。
楽しい食事で心もいっぱいになりました。

料理長さん、スタッフさんありがとう!
ごちそうさまでした。

お部屋に戻ったら、カワウソはレストランに連れていけなかったのでちょっと拗ねていました。
chirosukeは寝る前にお部屋のジャグジーバスに入りました。
ジャグジャグのお風呂、心地よかったです。
広くてふかふかのお布団で早めに眠りについた良い子たちでありました。

chirosuke湯河原に行く 「エクシブ湯河原離宮 2日目朝食(ボールルーム朝食ブッフェ)編」(2024年3月) に続きます~!

chirosuke湯河原に行く 「エクシブ湯河原離宮 お部屋・温泉 編」(2024年3月)


湯河原での宿泊は「エクシブ湯河原離宮」であります。

エクシブは、リゾートトラストが開発・販売・運営を担うリゾートホテルです。
全国各地にあるホテルは、オーナーである会員、およびその紹介者のみが利用できる会員制ホテルなのです。
今回、知り合いの方の伝手で利用することができました。
chirosukeは小規模の温泉旅館が落ち着くのですが、大規模リゾートホテルの高級感にワクワクです。

https://www.rtg.jp/hotels/xiv/yugawara/

チェックイン/15:00、チェックアウト/11:00

客室/187室( スーパースイートグレード 59室、スイートグレード 32室、スタンダードグレード 96室)
地上4階・地下3階・塔屋2階、駐車場/155台(内 オーナーズパーキング111台)

エクシブ湯河原離宮2017(H29)年3月開業したそうです。
chirosuke達は会員制ホテルなんて初めてです。

車を駐車場にとめた時、Sちゃんは「すごい車ばっかり・・・!」と驚いていましたが元々車に興味の無いchirosukeは「ふ~ん」であります。
免許も無いchirosukeは、運転できることがすごいと思うのでレンタカーでも高級車でも無頓着です。
しかし、普段来れない場所なので何気に会員のフリでもしておこうかな。
JR熱海駅から送迎バスも出ています。

とはいえ、ロビーの広さ、お客さんの多さ、スタッフさん達の多さとテキパキした丁寧な対応にちょっとビビってしまう一般庶民chirosuke。
会員で無いことはバレバレでありましょう。

お部屋に行く途中の景色はきれいで広い!
通路やエレベーターに乗っていきますがchirosukeの方向音痴の本領発揮で、どこに居るやら・・・。
絶対一人じゃロビーに戻れません。

お部屋は「2201号室」です。
パブリック棟の2階なんだろうけど・・・。

お部屋です。
1ベッド洋ルーム、広い!
49.92~57.25m²
これでスタンダードなのだそう。

白い壁と白木の組み合わせで、洗練された“琳派モダン”の白銀の世界を演出した客室なのですって。

ソファーが小さく見えるくらい広いです。

すごく広いワンルームであります。
温泉旅館の風情とは違う雰囲気。
良い意味で、めっちゃ豪華なビジネスホテルって感じです。

大型テレビです。

カワウソがハイテンションで遊びまわっています。

遊ぶカワウソ。

上が温泉に行くときに着ていけるバスローブ。
下がナイトウェア。
どちらもワッフル地で着心地が良いです。

遊び疲れてベッドに倒れ込んだ゜カワウソ。
ベッドメイクがきっちりでお布団には潜り込めなかった様子です。

冷蔵庫の中はすべて有料です。

ビール 460円 チューハイ 302円 
スポーツドリンク 237円 お茶 237円 ミネラルウォーター 190円
※全て税込

リゾート価格であります。

お茶菓子のクッキー。
おいしかったです。

湯沸かしポットとお茶セット。
ティーバッグのお茶はフリーです。

パスルーム、広っ!
しかもジャクジー付き!
洗い場も広い!

洗面所も広くて機能的。
歯ブラシ、コットン等必要なものは揃っています。

シャンプー等はホテルグループのオリジナルです。
ボトルじゃなくてパウチがエコですね。

カワウソ、食べ物じゃないからね。

トイレは清潔で機能的であれば良し。

クローゼット内には使い切りスリッパがあります。

お部屋のスタンダードのクオリティはすごく高いのには驚きです。
ここは1泊2食付きの温泉旅館と違って、お部屋とお食事は別々に予約します。

夕食前に温泉へGO!
大浴場は「ザ・スパ至泉の湯」です。
お部屋にあったバスローブと使い切りスリッパで行けるので良い感じ~!
バスタオルはスパの受け付けで借りられるので、chirosukeはマイボディタオルと着替えだけ持っていきます。

案内図を見てもひとりじゃ行けないchirosuke・・・。
エレベーターで2階から4階に上がりそこから歩いてまたエレベーターで5階(最上階)が「ザ・スパ至泉の湯」です。

利用時間
06:00~11:00(最終受付 10:30)
15:00~24:00(最終受付 23:30)
※宿泊者のみの利用です。

受付で部屋番号を行ってタオルセットを受けとります。
バスタオルとフェイスタオル各1枚。
まぁ温泉旅館じゃないしね。
使いたい放題ってわけじゃないね・・・。

ロッカールームはすごく広くて、雰囲気がスポーツクラブみたい。
風情は無いけど、スタッフさんが常にお掃除をされていてきれいです。
パウダールームは使い易いデザイン。
入口にウォーターサーバーもありました。

こちらは内湯です。
洗い場もたくさんあって、利用者が多くても不便は感じませんでした。
シャンプー・リンス・ボディソープ・フェイスソープ・クレンジングが置いてあります。

洗い場のドアから外にでると、4つの泉質を生かした 4種の露天風呂があります。
整備された広い屋外に、4つのお風呂が数メートル間隔で点在しています。

こちらは「岩風呂」です。
源泉:至泉の湯 天野
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉(アルカリ性)
適応症:きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、神経痛、筋肉のこわばり、胃腸機能の低下、疲労回復、健康増進

浅く細長いお風呂です。

「竹林の湯」です。
源泉:至泉の湯 山桃
単純温泉
適応症:不眠症、神経痛、筋肉のこわばり、胃腸機能の低下、疲労回復、健康増進

ここは人が少なくて落ち着いて入れました。

「月見の湯」です。
源泉:至泉の湯 岫雲(しゅううん)
アルカリ性単純温泉
適応症:不眠症、神経痛、筋肉のこわばり、胃腸機能の低下、疲労回復、健康増進

ここに一番長く入っていました。

「壺湯」です。
源泉:至泉の湯 明暗
ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉(弱アルカリ性)
適応症:きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、神経痛、筋肉のこわばり、胃腸機能の低下、疲労回復、健康増進

五右衛門風呂です。
chirosukeも少し浸かりましたが、お子ちゃま達が並んでいたのでゆっくり浸かれず・・・。
ひとりで浸かるお風呂は楽しいね。

泉質も全部違うのですが、chirosukeは「浴槽のかたち、質感、熱め・ぬるめ」くらいしか違いがわかりませんでした。
(結構各地の温泉に浸かっているのに・・・その程度か、chirosukeよ!)
でも、いろんな温泉に浸かれるしアトラクションみたいで楽しかったです。
「ザ・スパ至泉の湯」はエンタメの勝利であります。
良い意味で、めっちゃ豪華なスーパー銭湯って感じです。

パウダールームはレイアウトが絶妙で、人が多くてもプライベート感があります。
アルコール消毒液・ティッシュペーパー・綿棒・ヘアブラシ・コットン・化粧水・乳液・クレンジング・ヘアエッセンスがあって、ゆっくりドライヤーが使えました。
会員制リゾートホテル、なかなか心地良いです。

お部屋に戻ってお洋服に着替えました。
お腹が空いて来たchirosukeとSちゃんです。
chirosuke達は、お部屋はスタンダードですがお食事には力を入れました。
日本料理のレストランでとびきりのコース料理を予約しています。

chirosuke湯河原に行く 「エクシブ湯河原離宮 夕食(日本料理 湯河原 華暦)編」(2024年3月) に続きます~!

chirosuke湯河原に行く 「熱海編」(2024年3月)


chirosukeは湯河原に一泊で行ってまいりました。

東京から湯河原まではJR特急踊り子で1時間20分で行けますが、お友達のSちゃんがレンタカーを運転してくれることになり「熱海」まで足を延ばして湯河原に向かうことになりました。
湯河原町は神奈川県の西南端にあります。
chirosuke、湯河原温泉は初めてです。
そして「熱海市」は静岡県になります。

chirosukeの旅の相棒、カワウソも連れて行きました。
(時々連れて行くのを忘れてしまうけど・・・)

お天気も良く暖かいです。
前方に雪を被ったひと際高い山が見えてきました~!
カワウソよ、あれは富士山だ!

富士山がどんどん近くなります。
車は小田原市に入りました。

小田原サービスエリア(下り)で休憩を取りました。
駐車場から見える富士山、美し~!
ちなみに、この辺りは二宮尊徳生誕の地なのだそう。

松戸を出発してから約3時間、海が見えました~!

熱海の海!
ちょっと曇っているので海は灰色がかっていますが、きれいな景色です。

熱海の海岸!
工事中の建物もあり、日本有数の観光地でありますね。
chirosukeとSちゃんは駐車場に車をとめて、海岸や公園をウロウロ。

熱海サンビーチ・親水公園に何やらモニュメントが・・・。
chirosukeちょっと心がザワつきました。
不安的中!
「恋人の聖地」でした・・・。

栃木の塩原温泉のもみじ谷大吊橋にもソレはありました。
熱海もなのか・・・。
chirosukeはちょっと涙目であります。

「恋人の聖地」というのはですね、日本全国の観光地域の中から、プロポーズにふさわしいロマンティックなスポットを「恋人の聖地」として認定し、地域の新たな魅力づくりと情報発信を図るNPO 法人地域活性化支援センターによる事業です。
「恋人の聖地」は日本全国のあちらこちらにあります。
例えば、近年chirosukeが行った所では、山梨県笛吹川フルーツ公園、岩手県の龍泉洞、宮守川橋梁 / めがね橋、山形県のクラゲドリーム館 加茂水族館、栃木の塩原温泉のもみじ谷大吊橋が認定されています。
chirosuke、何気に聖地巡りをしていたみたいで嫌だな・・・。

ちなみに「恋人の聖地サテライト」というのも全国に散らばっています。
たまたま行った先が「恋人の聖地」だったってこともあるので気を付けないと・・・。
(何を気を付けるんだ・・・chirosukeよ!)

カワウソは海が楽しそう。

海だよ海~!

「油にまみれち、自動車修理ばしよったっちゃね、刑事さん・・・」
カワウソよ、それはつかこうへいさんの名作「熱海殺人事件」の大山金太郎の台詞じゃないかぁ~!
演劇少女だったchirosuke、今回初めて熱海に降り立って感慨深いです。

寒桜の一種、「あたみ桜」は葉桜になっていましたが、大寒桜(おおかんざくら)が満開でした。
大寒桜は開花期が2月中旬~3月上旬の早咲きの桜です。

メジロが来ました~!

メジロ、かわいい~!
すばしっこいので撮るのが難しいです。
桜の花の蜜を吸っています。

カワウソも花の蜜を!

嬉しがっているだけみたいです。

山の上にお城が見えました。
熱海ってお城あったっけ?

熱海城(あたみじょう)は、静岡県熱海市の錦ヶ浦山頂にある観光施設なのだそう。

歴史的な城ではなく、1959年(昭和34年)に海抜100mの位置に建てられた天守閣風建築物とのこと。
遠くから眺めるだけのchirosukeです。

有名な「貫一お宮の像」です。
尾崎紅葉の小説「金色夜叉」(こんじきやしゃ)の主人公でありますね。
すぐ横に「お宮の松」もありました。

chirosukeは「来年の今月今夜のこの月を僕の涙で曇らせてみせる・・・かわいい子分のお前たちとも、離ればなれになる門出だ・・・」
あれ?
金色夜叉からいつの間にか国定忠治になってしまったchirosuke・・・。
Sちゃんが大笑いしております。

マンホールまで「貫一お宮」です。
「来年の今月今夜のこの月を僕の涙で曇らせてみせる・・・かわいい子分のお前たちとも・・・」
あれ?
(だから違うって・・・chirosukeよ!)

熱海でお昼ご飯をとることにしました。
「熱海銀座」は、JR熱海駅の南、市街地中心部にある商店街です。
レトロでノスタルジックが雰囲気が人気で、沢山の観光客さんがいました。
人気の海鮮丼のお店などは長蛇の列です。

熱海銀座は混雑していたのですが、通りを1本入ると静かな雰囲気になりました。
chirosuke達は海鮮丼は諦めて、裏通りのイタリアン「サンマリノ」という小さなお店に入りました。
お昼時でテーブルはほぼ埋まっていましたが、一番奥のテーブルに通していただけました。

・コンビネーションサラダ 750円 (税込)

ボリューミーなサラダです。
ドレッシングは甘目でおいしい。
カワウソも欲しいのかな。

・ボンゴレロッソ 1,190円 (税込)
・ペペロンチーノ 1,050円 (税込)

ボンゴレロッソはトマトソースがおいしい。
ぺペロンチーノも唐辛子がピリッとして良い感じです。

・オニオングラタンスープ 750円 (税込)

このスープ、めちゃうまです!

サンマリノさんは1968年からイタリアンのお店をされているそう。
50年以上続いているお店なのですね。
観光地価格でも無く、リーズナブルでどれもおいしいお料理でした。
ごちそうさまでした。

これから湯河原に向かいます。
(東京からだと戻るって感じ)

今回は「エクシブ湯河原離宮」会員制リゾートホテルに宿泊です。
お知り合いの伝手で利用することができました。
chirosukeは小規模の温泉旅館が落ち着くのですが、大規模リゾートホテルの高級感にワクワクです。

chirosuke湯河原に行く 「エクシブ湯河原離宮 お部屋・温泉 編」(2024年3月) に続きます~!

コレド日本橋「だし茶漬け えん」のお茶漬け&「船橋屋」の「くず餅とお茶のセット」


映画「落下の解剖学」を観に日本橋へお出かけしたchirosukeとお友達のSちゃんは、コレド日本橋B1にある「和食屋の惣菜 えん」でお昼ご飯をいただきました。

・だし茶漬け「釜上げしらすと南高梅」  800円 (税込)

chirosukeはお茶漬けが好きです。
おいしい出汁茶漬けでした。
ごちそうさまでした。

コレド日本橋からコレド室町へ徒歩で移動しました。
途中、建築中の高層ビルを眺めたら何だかすご~い!
クレーンがあんなに高い所に・・・!
しばらくコドモのようにビルを見上げていたchirosukeであります。

コレド室町1の1Fにある船橋屋さんにも行きました。

https://www.funabashiya.co.jp/

船橋屋は江戸時代文化2年(1805年)創業の老舗で、「元祖くず餅」が有名です。

コレド室町店のイートインコーナーは6席の小さなスペースです。
chirosukeとSちゃんはそれぞれ飲み物とくず餅のセットを注文しました。

お餅は原材料の小麦澱粉を450日乳酸発酵熟成しているそうです。
(なんかすごい・・・!)
秘伝の黒蜜ときな粉をかけていただきます。

・元祖くず餅(お茶付き)
船橋屋さんの代表おやつです。
chirosukeはくず餅とお茶のセット。

・くず餅とお茶のセット 1,100円 (税込)

・お抹茶くず餅とコーヒーのセット 1,300円 (税込)

Sちゃんはお抹茶くず餅のセット。
プラス150円でお茶をコーヒーに変更できます。
(コーヒーはオリジナルブレンド)

お抹茶くず餅はコレド室町限定メニューです。

おいしいくず餅、ごちそうさまでした。

映画「落下の解剖学」


chirosukeは映画「落下の解剖学」を、コレド室町2にある「TOHOシネマズ 日本橋」に観に行ってまいりました。

「落下の解剖学」
2023年製作/152分/G/フランス
原題:Anatomie d’une chute
配給:ギャガ
劇場公開日:2024年2月23日

https://gaga.ne.jp/anatomy/

監督:ジュスティーヌ・トリエ
製作:マリー=アンジュ・ルシアーニ
  ダビド・ティオン
脚本:ジュスティーヌ・トリエ
    アルチュール・アラリ
撮影:シモン・ボーフィス
美術:エマニュエル・デュプレ
衣装:イザベル・パネッティエ
編集:ロラン・セネシャル

「キャスト」
ザンドラ:サンドラ・ヒュラー
ヴィンセント:スワン・アルロー
ダニエル:ミロ・マシャド・グラネール
検事:アントワーヌ・レナルツ

「落下の解剖学」、chirosukeの感想は・・・
重い・・・!
笑うとこ無し。
ずっと緊張。
それでもどうなるんだろうとずっと両手をグーで目が離せない。
楽しくは無いけど、すごい作品です。

ファンタジックな演出も、ド派手な見せ場も、美しい景色も、胸を打つような感動もありません。
閉ざされた雪山で起きる事件ですが、ホラーでも無い。
サスペンス?うんうん、この表現が一番近いかな。
でもハラハラドキドキの迫りくる魔の手・・・とか、突然現れて見事に犯人を言い当てる探偵もいない。

法廷のシーンが多いけど法廷ドラマとも言えない。
アッと驚くどんでん返しも無くて、淡々と物語が進んで行きます。
どちらかと言うと地味。
でも退屈しない。
煙に巻くようなおフランスっぽさは無い。
何というか、ぐっと腹に力が入るようなヒューマンドラマであります。

とにかく、主演の夫殺しの罪を疑われる女優さんの演技がすごくて、この人の芝居でchirosukeは大満足であります。
夫との喧嘩のシーンは圧巻でchirosuke涙目。
え?
アレ嘘やったん?
ほんまに?
じゃあ今までの行動、何なん?
そこまで言いますか?
いやいや良く言った!
chirosukeの思考は何故か関西弁で頭ぐるぐる。

事故か、自殺か、殺人か・・・。
謎は謎のままに・・・。
みんな怪しい。
夫も奥さんも、コドモも。
Sちゃんは犬もアヤシイと言ってたっけ。

真実はいつもひとつ!とコナン君は言うけどさ、chirosukeには解らなかったよ。
「落下の解剖学」、映画館で観て良かった作品でありました。

千葉県松戸市 坂川沿いの河津桜 「松戸宿坂川 河津桜まつり&矢切ねぎまつり(2024年)


chirosukeが住んでいる松戸市、松戸神社近くの河津桜が満開です。
今年も「第12回松戸宿坂川河津桜まつり」が開催されたので行ってまいりました。

「第12回松戸宿坂川河津桜まつり」
日時:2024年3月2日(土)・3日(日)
11時〜16時
場所:松戸駅西口
春雨橋親水広場から松戸神社~松龍寺~レンガ橋

JR常磐線松戸駅西口を出て徒歩約5分の所に松戸神社があります。
神社のすぐ横を流れる坂川沿いに河津桜が沢山咲いています。
河津桜の濃いめのピンクの花がとてもきれいです。
お天気も良く、青空にピンクの花が映えますね。

屋台もたくさん。
春雨橋親水広場にキッチンカーが集合しフードコートができていました。

会場付近は江戸時代の宿場町で、松戸宿と呼ばれていたのだそう。
住んでいる場所の近くでお花見ができるのは嬉しいことでありますね。
桜が咲いて、地元の人たちが集って楽しめるのは嬉しいです!

今はまだ固い蕾のソメイヨシノも、時季が来ると咲き始めることでしょう。
忙しい日々を過ごしていても、桜を愛でる余裕があればchirosuke、まだまだ大丈夫であります。

chirosukeは同時開催の「矢切ねぎまつり」に注目!
松戸市の名産である矢切ねぎの即売会(限定3,000本)に両手をグーです。

ねぎまつり・・・といってもネぎの販売だけですが、飛ぶように売れています。
chirosukeも「矢切ねぎ」を身請けしました。

去年は1,000本でしたが今年は3,000本です。
新鮮な「矢切ねぎ」が2本で400円(税込)です。
去年は2本300円でしたが、昨今の物価上昇を考えると仕方ないですね。
矢切ねぎは、とっても甘くておいしいのです。

駅へ戻る途中、両手にネギを持った人やリュックからネギが飛び出している人をたくさん見かけました。
矢切ねぎ、大盛況であります。

今年もまた「矢切ねぎとささみのサラダ」をつくろう。
矢切ねぎの糖度が高いので、生でも甘くておいしいです。

今回もレシピを書いて置きましょう。
簡単ですよ。

「矢切ねぎとササミのサラダ」
材料2人分
・矢切ねぎ 1本
・鳥ササミ(2~3本)
・鶏ガラスープの素 小さじ1
・ポン酢

①鳥ササミを茹でます。
②矢切ネギを薄めに斜め切りにします。
③鳥ササミを食べやすい大きさに切ります。(手でほぐしてOK)
④矢切ネギと鳥ササミを合わせてボウルに入れて、鶏ガラスープの素とポン酢適量を和えて出来上がり。

普通の長ネギで同様につくってもネギが辛くてあんまりおいしくないのです。
矢切りねぎの糖度、恐るべし!
花より団子・・・では無くて今日のchirosukeは花より矢切ねぎ、であります!

「開成町 瀬戸屋敷のひなまつり」


chirosukeは神奈川県の開成町に行ってまいりました。

松戸から開成駅まで電車で片道約2時間20分かかります。
松戸から千代田線で代々木上原まで行き、小田急線に乗り換えます。
箱根まで行けちゃう時間であります。

目的は、瀬戸屋敷で開催されている雛祭りを観るためです。
ここの雛祭りは、一般公開されている「ありがり郷瀬戸屋敷」に沢山のお雛様と吊るし飾りが見事らしいです。

「瀬戸屋敷ひなまつり」
期間:令和6年2月17日(土)~3月3日(日)
時間:10:00~17:00
入館料:500円

開成駅に着きました。
曇り空で肌寒いです。

駅の外観。
周囲は住宅街ですが、すぐ近くにマックスバリュがありました。

開成駅からは無料のシャトルバスがでていました。
1時間に1本です。
chirosuke達が到着した時間帯にはバスが無かったので、先にお昼をとることにしました。

開成駅西口から徒歩2分の中華料理店「氷花餃子 開成店」 でお昼ご飯をいただきました。

・氷花餃子(6個) 660円 (税込)

店名にもなっている餃子はとてもおいしかったです。

・担々麺  1,045円 (税込)

Sちゃんが注文した担々麺。
程よい辛さでおいしかったそうです。

・五目あんかけ焼きそば 968円 (税込)

chirosukeは五目あんかけ焼きそば。
スープも付いていておいしい~!
ごちそうさまでした。

駅前に戻りシャトルバスに乗車しました。
瀬戸屋敷まで、シャトルバスで約10分です。

瀬戸屋敷の入口で入館料500円を払います。

こういうイベントって有料(少額で良い)で良いとchirosukeは思います。
無料っていうのはお財布にはありがたいけど、シャトルバスも無料だし、文化財としてお屋敷を守っていくのにオカネは必要だと思うから。
タダより高いもんは無いね~。

領収書になっています。

縁側がある日本家屋。
良い感じです。

あしがり郷「瀬戸屋敷」がある「金井島」地区は、水路を活用した水田と畑が広がっています。
大きな屋敷林に囲まれたお屋敷が、名主職を代々務めてきた瀬戸家です。

あしがり郷 瀬戸屋敷HP

築300年屋敷が、持ち主のご好意で町に寄贈されたそうです。
その後復元等を経て平成17年5月に「あしがり郷瀬戸屋敷」として一般公開されるようになったのですって。
瀬戸屋敷は古民家見学もできますが、さまざまな用途にも活用できるように積極的に開放しているそうです。

いよいよ中に入ります。

雛祭りは、平成15年度に町婦人会の主催行事として始まり、瀬戸屋敷が開園した平成17年度から瀬戸屋敷年中行事のひとつとして実施されているとのこと。
年々来園者が増え、平成19年度には来場者が4万人に迫るまでになったそうです。

入口の左側がお座敷です。
ちっちゃなお人形さんがお出迎えです。

吊るし飾りがすごい!
華やかなピンクはchirosukeの好きな色です。
何となく赤ちゃんのメリーを思い出しました・・・。

吊るし飾りもいろいろ。

いやん、かわいい~!

お雛様です。
立派な飾りです。

瀬戸家は代々金井島村の名主職を務めてきた家柄で、江戸時代から瀬戸家に伝えられてきた雛人形があります。
他に当主の奥さんの姉妹の雛人形等もいつしか揃えて飾る風習になったのだそう。
雛の節句には何組もの雛人形が一緒に飾られます。

この雛段の道具類には大久保氏(小田原藩主)の紋が入っています。
瀬戸家のご先祖が輿入れの時に持参したものといわれている貴重なものなのだそう。
【大久保氏の紋の入った道具類】
・書見台(伊勢物語が書かれています。)・貝合わせ
・手あぶり ・碁盤 ・将棋盤 ・膳部 ・茶道具

江戸時代から受け継がれているお雛様なんですね。
格調高い雰囲気です。

お雛様。
お屋敷が広いと飾る場所もたくさんだぁ。

御殿付きの雛飾り。
華やかです。

吊るし飾りも半端ないです!
美しい~!

手作りのつるし雛は8,000個以上展示されているそうですよ。

地元の蔵から発見された、江戸時代の享保(1716~1736)の頃の雛人形も展示されているそうです。

お雛様って時代を超えて素晴らしいです。
コドモchirosukeはお雛さまを持っていなかったので憧れでありました。

コドモchirosukeよ案ずるな。
オトナchirosukeはいろんな場所に沢山のお雛様を見にいっているよ。
お人形を愛でる気持ちがあれば大丈夫!

2階に続く階段を登ると・・・。

吊るし飾りに彩られた白打掛が良い感じです。

花もきれいです。

お内裏様とお雛様もいろいろです。

1階の土間には大吊るし雛が飾られています。
直径1.5m、高さ2.4mの迫力の大きさです。

隣には光る竹のオブジェ。
中に小さな雛たちが飾られています。

主屋に続く渡り廊下です。

竹の中にもお人形が・・・!
かわいいぞ。

時代によって衣装や髪型が違っていますね。

中庭の景色です。
茅葺の屋根、風情があります。

主屋の広間にもたくさんのお人形が飾られています。
こちらは五月人形。
端午の節句のお祝いです。

勇ましさもある愛らしさです。

これ全部うさぎさんです!
着物が全部違っています。

「新発想の節句雛」だそうです。

かわいいんだけど・・・chirosukeはエイリアンみたいだと思いました。

池の中にもお雛様が・・・!

かわいい~!
椿とお雛様、良い感じです。

あしがり郷瀬戸屋敷には300年を経てなお、表門の薬医門、水車、土蔵、囲炉裏、井戸などがそのまま残っています。
施設としては、奥(オク)・玄関(ゲンカン)・広間(ヒロマ)・女部屋(オンナベヤ)・四畳(ヨジョウ)・お寝間(オネマ)・茶の間(チャノマ)・お勝手(オカッテ)・釜戸(ヘッツイ)・土間(ドマ)・味噌部屋(ミソベヤ)・庭(ニワ)があります。

「あの頃の日本」が人の手に寄って守られてきたのですね。

chirosukeたちは瀬戸屋敷から徒歩数分のところにある瀬戸酒造さんに行きました。
畑が続く景色はのどかです。

瀬戸酒造店さんは、慶応元年(1865 年)創業、神奈川県開成町の酒蔵です。
1980 年に自家醸造を中断していましたが、2018 年から醸造を再開されたそうです。

https://setosyuzo.ashigarigo.com/

古くて新しい感じ。
商品名やラベルもモダンでおしゃれなものがあります。

スタッフさんお勧めの日本酒を身請けしました。

・純米 坂田錦(720ml) 1,650円 (税込)

・かくかくしかじか(720ml) 2,200円 (税込)

瀬戸屋敷に戻って、シャトルバスで開成駅に向かいました。
ちょっと遠かったけど、瀬戸屋敷の雛祭りは楽しかったです。

雛人形を始め、人形には子供たちの健やかな成長の願いが込められています。
もともと子供の身代わり、形代として誕生した人形はどこか不思議な魅力に満ちていると思います。
愛される玩具として、またお守り、魔除けとして、時には身代りとなったお人形たち。
華やかに飾られたお人形達は美しく、たとえ古びて傷みがあっても誇らしげに見えます。

人に愛でられるのがお人形の役目です。
お雛様を見ていると、その目は優しく深く、長の年月を経て、時代の移り変わりを見てきたかのようでした。
人の世とは別の、お人形の世界があるような不思議な感覚でした。

お雛祭りは女の子の成長を祈念して祝う日であるとともに、積年を経て傷んだり古くなったりして一旦役割を終えたお人形達が、かつての愛でられた記憶を思い出して喜ぶような、おめでたい日でもありますように!

創彩洋食レストラン「Lu pan(ルパン)」で晩御飯(2024年3月)


chirosukeはお友達のSちゃんと、松戸にある創彩洋食レストラン「Lu pan(ルパン」で晩御飯を食べました。
「Lu pan」は創彩洋食レストランです。
このお店は小さいですがお料理がとてもおいしく、店内はシックで落ち着いた雰囲気で良い感じです。

夜のコース料理は無いので、アラカルトで好きなものを注文しました。
※お料理の金額は全て「税込」です。

・「キノコのホットサラダ」 980円

めちゃうまです。
温かいきのこ、最高!

「鮮魚のカルパッチョ」 1,500円

本日入荷のお魚は「メジナ」です。

「帆立と長芋のステーキ」 1,200円

期間限定シェフの気まぐれメニューです。
旬の帆立と長芋。
山葵醤油バターでいただきます。
おいしい!

「牛タンチーズカツレツ」 2,100円

こちらも期間限定シェフの気まぐれメニューです。
モッツァレラチーズがソースと良く合っています。
chirosukeがイメージしていたカツレツとはベツモノでした。
ややお高いお料理でしたが、お肉がおいしくて納得!

「カキとほうれん草のミニグラタン」 980円

期間限定シェフの気まぐれメニューです。
このグラタン最高!
ミルクパンみたいな小ぶりのお鍋とレードルも良い感じです。

chirosukeたちはお腹が空いていたのと、とてもおいしかったので期間限定メニューを3つとも注文してしまいました。

「カシスオレンジ」 730円

飲み物ははビール、カンパリソーダ、カシスオレンジ等お酒もいただきました。
ここのカシスオレンジは大変おいしいです。

お料理でお腹一杯になったので、デザートは次回に・・・。
ルパンさんのデザートはシェフの手づくりで、絶品であります。

これだけお料理とお酒をいただいて、ひとり当たり約5,000円 (税込) でお釣がきました。
とてもおいしいディナーでお腹いっぱいになりました。
ごちそうさまでした。

文庫 「傲慢と善良」 辻村深月


chirosukeは辻村深月さんの「傲慢と善良」を読みました。
辻村深月さんはchirosukeが好きな作家さんのひとりです。

「傲慢と善良」、chirosukeの感想は・・・
面白いのだけど、この物語がどこへ帰着するのか、ずっと不安でした。

傲慢だと思っていた人の行動の奥の善良さに気がついたり、善良そのものに思えたひとが何て傲慢な!と感じたり。
読み進んで行くにつれ、chirosuke自身の傲慢さに気付かされてドキッとしたり。
そういう部分で読むのが辛いお話しでもありました。
それでも続きが読みたくてページをどんどんめくって、あっという間に読み終えました。

この本は、決して「善良」を肯定して「傲慢」を否定しているわけではありません。
「ピンとこない」の正体に言及しているところ、そうだったのかぁ!と目からウロコでしたが、同時にはっとさせられる。
作者に心の裏まで見抜かれているようで、ソワソワする。
だんだん、ソワソワがザワザワしてきて、やっぱり辛い。

ストーカーから逃げる女性が、婚約者を残して失踪する。
婚約者は必死で彼女を探し回る。
ストーカーの正体が解った時、chirosukeは頭がぐるぐる・・・。
えええっ?!
思わず読み返しました。

最後はやっばり辛い。
こんな結末、chirosukeは予想できませんでした。
なんと傲慢な!
そしてchirosukeの中にある「傲慢」に向き合わされたようで素直に喜べない。
ここまで深い物語を書ける作家さんってすごい。

chirosukeは「損か得か」は解りやすい。
「勝ち負けでいうとどっち?」も良く考える。
これからは「善良か傲慢か」も考えてみようかな。
辛いけど・・・。

お菓子「神戸風月堂のゴーフレール・シューラスク」他をいただきました


大阪のお友達Kちゃんから沢山のお菓子をいただきました!

いろいろなお菓子がいっぱいで、どれもおいしそうです。
神戸風月堂のゴーフレール(ミルフィーユショコラ)の缶のかわいいこと!
缶好きchirosukeのツボです。
中のお菓子もミルフィーユとショコラがめちゃうまです。

田野屋塩二郎のシューラスクもサクサクしておいしいです。
畑田本舗の塩バターどら焼きも初めていただきました。
おいしい~!
草餅、ポッキー、雛あられ・・・。
おいしいおやつがたくさんあるって、幸せです。

Kちゃん、ありがとうです。
chirosukeのおやつ天国であります!

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ほうろうって・・・

優しく扱ってあげないと、欠ける、はがれる。
お鍋の取っ手は熱くなる・・・。
お高い・・・。
でも綺麗なんだものっ!!