迎賓館赤坂離宮 「藤田嗣治画伯天井画特別展示」


chirosukeは迎賓館赤坂離宮に行ってまいりました。
迎賓館が所蔵する藤田嗣治さんの天井画が特別展示されているのを観るためです。

http://www8.cao.go.jp/geihinkan/

「藤田嗣治画伯天井画特別展示」
会期:2017年8月11日〜8月29日
会場:迎賓館赤坂離宮
住所:東京都港区元赤坂2-1-1
電話番号:03-3478-1111
開館時間:10:00〜17:00(8月19日、20日〜20:00)
休館日:水
料金:大人 1500円 / 中高生 500円 / 小学生以下無料参観方法:【事前予約】
※事前予約は既に終了しました。
【当日受付】
※迎賓館西門にて事前予約をしていない方の参観を受け付けます。
ただし混雑の場合は事前予約をされた方が優先となりますので御了承ください。
※和風別館の当日受付はありません。
参観料金:【本館及び主庭】
個人(1名から19名まで):大人 1,500円
【和風別館】
大人 2,000円(本館及び主庭の参観も可能です。)※小学生以下は御参観いただけません。
※国公賓等の接遇その他迎賓館の運営上の都合により中止となる場合があります。その場合は、速やかにHP等で公表します。
※入場時に金属探知器による身体検査及び手荷物検査を実施します。
※館内の写真撮影はできません。外観の写真撮影は可能ですが、業務用大型カメラ及び三脚・脚立・自撮棒等の撮影補助機材の持ち込みはできません。
※その他、詳しくは館内での禁止事項、注意事項等のページで御確認ください。

初めての迎賓館、ちょっとドキドキでありました。
だいたい迎賓館ってどこにあるんだ?
迎賓館には全く縁が無い生粋の一般人chirosukeであります。
オカネを払えば一般公開期間限定でchirosukeでも入れるみたいです。

迎賓館とは・・・HPによると
「外国の元首や首相など国の賓客に対して、宿泊その他の接遇を行うために設けられた迎賓施設です。
賓客の滞在中は、首脳会談、表敬訪問、署名式、レセプションや晩餐会など様々な公式行事が行われます。
迎賓館は、これらの接遇を通じて外交の重要な一翼を担っています。」
chirosukeが招かれることはまずありえない特別な場所なのですね。

8月11日(金)~ 8月29日(火)の期間、迎賓館が所蔵する藤田嗣治画伯による天井画6点が本館の参観エリアに特別に展示されています。
この6点の天井画を一度に展示するのは初めてなんですって!
この特別展示にあわせて、普段は一般公開していない西玄関についても特別公開が実施されます。
そしてこの期間に限り、参観者に藤田嗣治画伯天井画ポストカード1枚が貰えます。
※無くなり次第終了

東京にいるんだもの、これはもう迎賓館に行くしかない!
「賓客」扱いは絶対されないchirosuke、「貧客」として、いざ迎賓館にGO!であります!
大好きな藤田さんの絵を観て、ポストカードを貰いたい!

迎賓館に行く前の心得を事前にHPで確認しました。
こんなHPを見るのも初めてのchirosukeであります。
「館内での禁止事項、注意事項等のページ」というのがあるのだな・・・どれどれ・・・。
基本的なオトナとしてのマナーを始め、事項がいっぱいだぁ~。

http://www8.cao.go.jp/geihinkan/koukai/koukai_attention.html

chirosukeが気になったのが「3 各種行為について」の「16」項目目です。
(16)仮装や奇抜な服装、迎賓館赤坂離宮の品位を貶める風紀を乱す服装などで入場すること
仮装はあり得ないですが、「奇抜な服装、迎賓館赤坂離宮の品位を貶める風紀を乱す服装」っていったい・・・。
例えば、chirosukeが大好きなお洋服、ピンクハウスフルセット着用ってどうなんでしょ?
一歩間違えば「仮装」と取られなくもない・・・?
リスク回避であります。
chirosukeはリネンのキュロットパンツとユニクロTシャツ、ギンガムチェックのチュニックという、礼儀正しい普段着で行ってまいりました。
真夏に精一杯の品位を保つ「貧客服」であります。

JR中央線の「四ッ谷」駅下車、赤坂口より徒歩約7分で迎賓館の門に辿り溶きました。
これ日本ですかぁああ?!
chirosuke、まるでベルサイユ宮殿みたいだと思いました。
門番さんみたいな警備の人がいっぱいいるし・・・。

迎賓館は、かつて紀州徳川家の江戸中屋敷があった広大な敷地の一部に、明治42年(1909)に東宮御所(後に赤坂離宮となる。)として建設されたものだそうです。
当時の日本の一流建築家や美術工芸家が総力を挙げて建設した日本における唯一のネオ・バロック様式の西洋風宮殿建築なんですって。
ベルサイユ宮殿とかバッキンガム宮殿の建築様式を取り入れていると案内の人が言ってました。
すごいです。
まるで西洋のお城です~。

正門からは入れません。
西門に向かいます。
まず手荷物検査を受けます。
バッグの中をチェックされます。
スーツケースや大きい荷物は無料ロッカーや手荷物預所に預けましょう。
自動券売機で1,500円のチケットを身請けし、いよいよ迎賓館の中に入ります。

入ってすぐのところに控室みたいなお部屋があって、20分くらいのDVD映像が流れています。
これは必見ですよ~。
サクッと迎賓館の概要が解る映像です。
chirosuke、これで予習はばっちりだ!

見学ルートは決まっていて、絶対に両脇の壁やカーテンに触れてはいけないオキテです。
入れない部屋やホールは見学場所から覗き見です。
中は写真撮影不可です。

迎賓館・・・すごいぞ!
ドアや廊下や手すりがすごく豪華!
飾っている調度品や天井や柱、窓枠にいたるまでchirosukeはこんなの見たことがありません。
大きい、広い、美しい!
来日されたオバマ元大統領が演説された場所等を間近で見ることができました。

とにかく中には入れないですが「朝日の間」「羽衣の間」「花鳥の間」とか、「間」がいっぱいあって、いちいち豪華!
ドアの蝶番に至るまですごく凝っています。
こんなに広いのにチリひとつ落ちていません。
飾ってある調度品だけでも素晴らしいです。
「花鳥の間」に飾られた8枚の七宝焼きの花鳥図は見事です。(写真をみてね)
まさに贅を極めたという感じで、chirosukeの想像をはるかにこえた豪華さと格調高さに圧倒されました。

大ホールには立ち入れず、上からチラ見でしたが深紅の絨毯の上を今にも「スカーレット・オハラ」が駆け上って来そうです。
柱はコリント様式です。

すごい大きいシャンデリアがいくつもあって、オペラ座の怪人がガッシャーンと落ちてきそうな豪華さです。
ボランティアの説明員さんがあちこちにいらして、いろいろお話をされていました。

chirosukeもこっそり聞き耳を立てておりましたら「・・・シャンデリアは高さ3.8メートル・・・」と聴こえてきましたよ。
すごいなぁ、マンションの天井高でも2.6mあれば高い方だと思っていますが、3.8mの天井かぁ・・・?
いや違うぞchirosukeよ! 「シャンデリアの高さが3.8m」と言ってたぞ!
chirosukeはあらためて天井を眺めました。
オペラ座の怪人シャンデリアの一番下の飾りでさえchirosukeの頭のずっと上であります。
3.8mのシャンデリアを余裕で吊るせる天井高っていったい!

迎賓館、恐るべし。
これは実際に行って体験しないと味わえない感動です。
海外旅行等でヨーロッパの古城めぐりなどではもっとスケールの大きいお城があるのでしょうが、迎賓館の豪華さにchirosukeは圧倒されました。

初公開された藤田嗣治の壁画6枚も観ました。
6点1組としてフランスの各地方を描いたもので、一度に展示されるのは今回が初めてです。
老舗フランス菓子店「コロンバン」銀座店のために、1935年(昭和10)に制作された大作です。

戦火を免れるために店内から運び出されて保管されていましたが、1975年1月に宮殿から衣替えされたばかりの迎賓館に寄贈されたのだそうです。
このうち「犬を抱く女性と楽士」は過去の回顧展にも出されたことがない「幻の作品」で今回が初公開です。
大きくて美しい絵です。
・葡萄畑の女性
・母と娘
・ポプラ並木の女性と楽士
・犬を抱く女性と楽士
・貴婦人と召使い
・女性と天使
chirosukeが一番好きな絵は「母と娘」でした。
この絵を迎賓館で観られたことはとても貴重な体験でした。
「犬を抱く女性と楽士」のポストカードももらえましたよ!

館内は写真撮影不可ですが、入れるところの外観は写真を撮ってきました。
南に面した主庭は全面砂利敷きで中央には噴水池や花壇があり、周囲には枝松が植えられています。
主庭噴水池が「国宝」というのですからchirosukeびっくりであります。
迎賓館そのものが「国宝」なんです。
青銅の像は伝説の生物グリフォンです。
「不思議の国のアリス」にも登場する、あのグリフォンですね。
噴水も素敵ですが、噴水越しに見る迎賓館の外観も素晴らしいものでした。

迎賓館の敷地内には小さいショップがあり本やクリアファイルやポストカード等が売っています。
chirosukeはポストカードを身請けしました。

・ポストカードセット(花鳥の間:七宝(8枚)
・ポストカード(迎賓館)

迎賓館、国内で一度は訪れた方が良い場所のひとつだと思います。
一般公開の時期に都合がつけばぜひ!
ネオ・バロック様式も素晴らしいのですが、和様式も観てみたい・・・。
そんなchirosukeは和風別館の参観も申し込みました。
うまくいけば10月にまた「貧客」として見学できそうです。
その時はまたブログでご紹介します~。

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chirosuke箱根に行く 宿泊編 (2017年8月)


hakonemapchirosukeは7月の箱根旅行に続き、今回も「ホテルマイユクール祥月」さんに宿泊しました。

chirosukeは箱根に行く度に、お気に入りの宿、マイユクール祥月さんに泊まっています。

http://www.shougetsu.co.jp/

今回はスタンダードツインのお部屋です。
23m2ですが、落ち着いた雰囲気で充分な広さがあります。
リニューアルでシモンズ製ベッドになっていましたから、快適にゆっくり眠れました。


いつものようにおやつも用意されていました。
カップケーキと自家製マカロン。
水菓子は黒豆の水ようかんでした。

お部屋におやつがあるだけでchirosukeは嬉しくなります。
旅館等のお約束、お土産品のお煎餅やお饅頭と違って、マイユクールさんのおやつは手作り感があっておいしいです。

今回も宿泊プランには4種類のなかから好きなアメニティをチョイスできる特典がついていました。

今回は「デタイユ・ラ・メゾン」のシャンプー・コンディショナー・ボディーソープのセットにしました。
「デタイユ・ラ・メゾン」は以前chirosukeは使っていたことがあります。
オシャレなボトルといい香りが、おフランスって感じです。
ポーラ化粧品の通販でのみ取り扱いがありますよ~。
これも使わずに持って帰るんだ~!
(アメニティーがどんどんたまっているぞ・・・chirosukeよ!)

先に岡田美術館に行って来たので箱根の第一目的は果たしました。
あとはchirosukeとNさん、温泉に浸かっておいしいご飯をいただいて、お喋りしてぐっすり眠るだけであります。
温泉では全力でだらけることがお約束です。

晩御飯前に温泉です~。
温泉でのchirosukeのお約束、平泳ぎとワニ歩きも無事済ませました。
マイユクールさんのお風呂は露天風呂と露天ジャグジーもあって、とても気持ちいいです。

歯ブラシ、ヘアブラシ、コットン、シャワーキャップにヘアゴムは大浴場にも置いてあります。
クレンジングと化粧水、乳液の基礎化粧品もあるので、ほぼ手ぶらで温泉にいけます。
バスタオルのみお部屋から持参です。
フェイスタオルは大浴場で使いたい放題です。
どれだけタオルを使っても洗濯しなくていいって・・・幸せをかみしめるchirosuke!

夕食メニューです。
マイユクールさんはいつも名前入りのメニューをつくってテーブルに置いてくれます。

今回の夕食は和洋折衷のコースで、前菜から始まってメインディッシュはお魚です。
メインがお肉かお魚かを選べましたが、お魚好きのchirosukeの希望です。

chirosukeの普段の食生活は「ご飯・おかず・おやつ」と大雑把です。
時々おいしいお料理をいただくと嬉しくなります。

食事は二部制、生ピアノ演奏もある広々したレストランでいただきます。

温泉旅館のお約束、お風呂上がりのすっぴん、館内着、裸足でスリッパ履きという、くつろいだ雰囲気でご飯が食せるのは良いですね~。

今回もとてもおいしい夕食でした!
和洋折衷のコースです。
マイユクールさんでは連泊の場合夕食メニューが変わりますが、初日は黒稲荷寿司と食前酒(梅酒)から始まります。

この黒稲荷寿司がおいしいです。
真っ黒なので最初は驚きますが、ジューシーでふっくらお揚げです。
マイユクールさんの夕食で、毎回すごいなぁと驚くのがミニチュアみたいなかわいい前菜です。
一品一品がすごく凝っています。
温かかったり冷たかったり、盛り付けもかわいいです。
おいしいお料理なんですが、おままごとの延長のようで遊びゴコロがあってchirosukeはいつも嬉しくなります。

イラスト入りの説明シートがおいてありました。

二人分の前菜です。
ひとりあたり10品が盛り付けられています。

かわいい器に入っているのが「渡り蟹の冷静茶碗蒸し」です。
夏らしい一品ですね。

「ゴルゴンゾーラと枝豆のブルスケッタ」
ゴルゴンゾーラは原産国イタリアの青カビタイプのチーズですが、ブルスケッタ?
また知らない言葉がでてきました・・・。

chirosuke、調べてみました。
ブルスケッタとは、イタリア料理の軽食の一つで、おつまみや前菜として用いるそうです。
元々はイタリア中部の郷土料理で、名称はローマ地方の方言で「炭火 であぶる」を意味するブルスカーレから来ているんですって。
オーブンで軽く焼いたパンにニンニクをすりつけて、オリーブオイルをかけて塩とコショウをふって赤ピーマンやトマト、豆などの野菜、チーズ、ハーブ、肉などをトッピングするのが一般的だそうです。

今回も一品ずつ写真を撮ってきました。
拡大して見てね。

写真中央の左端は「黒稲荷寿司」です。
グラスに入ったムースは「ゴーヤと巨峰のハーモニー」です。
バーガーも毎回具材が違っています。
どれもかわいくて、とてもおいしい前菜でした。

お造りは「縞鯵と湯葉磯辺巻き」です。
お造りはツマも彩り良くて美しい~。
冷し鉢は、鰻の煮凝りと冬瓜、南瓜、絹さや、百合根饅頭です。
これも夏らしく涼し気でさっぱりおいしいです。

いつもメニューには載っていなくて「シェフからです・・・」と出されるお豆腐もおいしいです。
お豆腐をオリーブオイルでいただくのですが、これが良い感じです。

メインの洋皿は「ハタのポワレ」ソースはヴァンブランです。
ヴァンブラン.というのは、フランス料理で白ワインソースのことなんですって。
エシャロットを炒め、魚のだし汁を加えた ベースに白ワインを加えて煮詰めたものに生クリームやバターなどを加えて仕上げるソースだそうです。
おいしいソースでした。

美肌のスープは「イエローズッキーニ」です。
上に乗っているのはフランボワーズのエキュメ。
またまた知らない「エキュメ」ってなに?
エキュメってフランス料理で「アクをとる」とることを言うそうです。
このピンクのふわふわしたのがフランボワーズでラズベリーのことですね。
いまいちよく解りませんが、ふわっとしたラズベリーが甘酸っぱくておいしいです。

マイユクールさんのお料理は、おいしいうえに器や盛り付けが品よく美しいてす。
気取らず、気さくな雰囲気でいただける本格コース料理が温泉旅館ならではですね。

お食事は会津こしひかり使用の「蓴菜の炊き込みご飯」でした。
(写真撮るのを忘れました・・・)
お漬物と赤出汁つきです。
蓴菜(じゅんさい)の炊き込みご飯ってchirosukeは初めていただきました。
おいしいご飯でした。

ご飯でお腹一杯のはずなのに、マイユクールさんのお約束、デザートワゴンがやってまいりました。
好きなものを好きなだけ選べるデザートワゴンが各テーブルにやってきたら、chirosukeはすぐにベツ腹モードであります。

マカロンやゼリーやカップケーキ等、夢のようにきれいで迫力のワゴンであります。
やっぱりchirosukeは迷わず「全部ひとつずつください!」です・・・。
(いつもだが、ただの食いしん坊だな・・・chirosukeよ!)

レストランを出る時にはアイスクリームコーナーの前を通って行きます。
アイスクリームは、赤ぶどう・メロン・栗・バニラ等数種類から選べます。

カップに3段までOK。
アイスクリームはお部屋に持って帰れます。
アイスクリームはさらに別腹です・・・。
おいしいお食事とおやつ、ごちそうさまでした!

夜ご飯の後はまた温泉です~。
部屋に戻ってからも楽しいお喋りが続き、心地よいベッドでぐっすり眠ったchirosukeでありました。

朝起きたらまた温泉です。
朝風呂が嫌だったchirosukeですが、温泉の朝風呂は別格です。

そして普段は朝ごはんを食さないchirosukeですが、すでにお腹ペコペコでありました。
昨夜あれほどお腹一杯になったというのに、しっかり朝ごはんを頂きました。
マイユクールさんの朝食バイキングは種類も豊富で、とても食べきれないです。

卵かけご飯と味付け海苔はお約束で外せません。
お漬物や焼き魚だけでも数種類あります。
ご飯、お寿司、パン、カレーやお粥もあるし、おかずがすごい!
お味噌汁にスープ、揚げたての天ぷらもあるし、オムレツも焼いてもらえます。

スタッフの方が各テーブルにコンロをもってきてくれます。
目の前で干物を焼いてくれるのですが、chirosukeは毎回「アジとシシャモの両方ください」です。
薬味の柚子胡椒をつけてもらっていただきますが、焼きたての干物は最高です!

マイユクール祥月さん、今回もとてもおいしく楽しくゆっくり過ごさせていただきました。
ありがとうでした!

箱根湯本のおみやげ通りにある「村上二郎商店」さんのお漬物です。
7月にも身請けした「しその葉漬け」がとても気に入ったchirosukeはリピート身請けをいたしました。

「しその葉漬け」 90g 520円(税込)

「しょうが(みそ漬)」 210g  780円(税込)

「自家製わさび漬け」

わさび漬け、試食させてもらってすごくおいしかったので身請けです。
「冷凍保存」を勧められました。
冷凍庫に入れても凍りません。
必要な分を都度スプーンですくっていただきます。
chirosukeが今まで食したわさび漬けのなかで一番おいしいかも・・・.。

chirosukeとNさんの二泊三日の夏休み、とても楽しかったです。
美術館、歌舞伎、温泉と沢山の楽しいことがいっぱいでした。
Nさん、長の友情ありがとうです。
またご一緒しましょうね!

chirosuke箱根に行く 岡田美術館 「深川の雪と吉原の花」


chirosukeとNさんの夏休み、国宝の曜変天目、歌舞伎と続き二日目は新宿から箱根に向かいました。

箱根に行く目的は岡田美術館で展示されている、喜多川歌麿の「深川の雪と吉原の花」を観るためです。
歌麿の「雪月花」三部作として知られる肉筆画の最高傑作の内、2作品が同時に展示されるというのですから、これは必見であります。

http://www.okada-museum.com/

「歌麿大作「深川の雪」と「吉原の花」―138年ぶりの夢の再会 ―」

会期:2017年7月28日(金)~ 10月29日(日)
休館日:会期中休館日なし
開館時間:午前9時〜午後5時(入館は4時30分まで)
入館料:一般 2,800円

chirosukeは「深川の雪」は岡田美術館で観たことがあります。
(「深川の雪」については2014年5月31日のブログをみてね)

喜多川歌麿の幻の名作「深川の雪」が60年ぶりに見つかったのは世紀の大発見でした。
「深川の雪」はいろんな謎とオトナのお約束を経て現在は「岡田美術館」が所蔵しています。

特急箱根号に乗車し箱根湯本に向かいました。
先に荷物をホテルに預け、バスに乗って岡田美術館に向かいました。

喜多川歌麿の「雪月花」三部作(「深川の雪」「品川の月」「吉原の花」)は、歌麿の最高傑作と名高い大画面の肉筆画です。
三部作のうち、「深川の雪」以外の二作品はアメリカにあります。
「品川の月」はフリーア美術館蔵、「吉原の花」はワズワース・アセーニアム蔵です。

今回は「吉原の花」をアメリカから迎え、「深川の雪」とともに展示するという、夢のような企画です。
この2作品の日本での再会は実に138年ぶりなんですって!

chirosukeはわくわくして展示場所へ足を運びました。
三年前に観たことのある「深川の雪」がありました。
そしてその隣にもうひとつ・・・あれ?
もう二つの大きい作品が並んでいます。
なんと「吉原の花」と隣に「品川の月」までもが展示され、三部作が一堂に会しているではありませんか!
chirosukeは驚きましたが、よくよく説明文を読んでみると、「品川の月」は原寸大の高精細複製画でありました。

chirosukeは正直言って、高精細複製画と実物の差が良くわかりませんでした。
「品川の月」の実物は無いんですもの。
こんなに綺麗なら良いと思います。
原寸大の高精細複製画を使って三部作を並べて観られて良かったと思いました。

この三部作の経緯について、chirosuke調べてみました。

・明治12年(1879)11月23日、栃木県の定願寺での展観で三部作が展示される。

・三部作は明治期に美術商の手によってパリへと渡る。

・「品川の月」は明治36年(1903)にフリーア美術館(ワシントンD.C.)が購入し現在に至る。

・「深川の雪」だけが昭和14年(1939)、日本の浮世絵収集家により日本に持ち帰られる。

・「深川の雪」が昭和27年(1952)に銀座松坂屋で3日間展示されたのち行方不明となる。

・「吉原の花」は昭和32年(1957)にワズワース・アセーニアム美術館(コネチカット州)が購入し、現在に至る。

・長年行方不明だった「深川の雪」が平成24年(2012)、60年ぶりに再発見され、岡田美術館の収蔵となる。

とってもミステリーで、決して本当のところは解らない「オトナのお約束」でありますね。

「吉原の花」
江戸時代 寛政3~4年(1791~92)頃 
縦187cm 横257cm
ワズワース・アセーニアム美術館蔵

「吉原の花」すごくきれいです!
遊郭の大通りや引手茶屋の室内の様子が、とても華やかに描かれています。
「深川の雪」では26人の女性が登場していました。
「吉原の花」には、総勢52人もの群像が描き込まれています。
本来の掛け軸絵をパネルにしてしまっていますが・・・迫力です!
遊郭の1階には、華やかな花魁や女郎たちが、そして2階には、武家の女性たちが遊んでいる姿が描かれているのだそうです。
これでどうだ!と言わんばかりの華やかさです。
女性たちが生き生きと描かれていますね。

「品川の月」
江戸時代 1788年頃
縦147cm 横319cm
フリーア美術館(ワシントンD.C.)蔵

「品川の月」は全体的におとなしい感じです。
遠近法で描かれていますが、不思議な奥行があります。
chirosukeはこういう構図は観ていてちょっと不安になるというか落ち着かない気持ちになります。
美しい絵であることは間違いありませんね。

「深川の雪」(部分) 
江戸時代 1791~92年頃
縦199cm 横341cm
岡田美術館蔵

各人物がそれぞれ独立性を持ち、且つ呼応しているという、非常に複雑な深みのある描写なんだそうです。
下で猫とじゃれる子供⇒視線を上へ⇒右手の集団へ⇒拳遊び、通い夜具⇒中庭の雀⇒下に戻る
また、当時流行していた笹色紅で濃く塗り玉虫色に輝かせる化粧法で人物が描かれており、下唇が緑色なんですって。

三部作なのでそれぞれ趣があります。
好みでしょうが、chirosukeは「深川の雪」のしっとりした雰囲気が好きかなぁ。
「深川の雪」だけでも日本に戻ってきたのだから良かったです。

お約束のミュージアムショップでは「吉原の花」と「品川の月」のポストカードのみ身請けしました。

・ポストカード 120円(税込)

喜多川歌麿の「雪月花」三部作、大きさにまず圧倒されます。
アメリカに渡った作品と、数十年ぶりに日本で見つかった作品が同時に観られる機会は今後いつ来るかわかりません。
奇跡のような出会いだと思います。
美しい絵を観ることができて感動してしまったchirosukeでありました。
岡田美術館、恐るべし!

「JR九州ホテル ブラッサム新宿」に宿泊


chirosukeはNさんと新宿にある「JR九州ホテル ブラッサム新宿」に一泊しました。

http://www.jrk-hotels.co.jp/Shinjuku/index.php

今回の夏休み計画でNさんが見つけてくれたホテルです。

翌日は箱根に向かうので、新宿発の特急乗車に便利な新宿で泊まることにしました。
歌舞伎座で「野田版 桜の森の満開の下」が終わったのが21時です。
新宿駅からアクセスの良いホテル・・・のはずでした。
ホテルのHPによるとJR線・小田急線・京王線新宿駅南口から徒歩3分、都営地下鉄新宿線・大江戸線新宿駅から徒歩2分です。

しかし新宿駅は出口がいっぱい・・・!
chirosukeはとんでもない方向音痴で地図が読めません。
Nさんもchirosukeほどではありませんが若干方向音痴です。
ただNさんは地図が読めます!
ここが人としての決定的な違いでありましょう。

ナビゲーターはNさんにお任せして、chirosukeたちは夜の新宿駅周辺をウロウロ。
初めての場所は難しいです。
(初めてでなくてもいつも難しいだろうが・・・chirosukeよ!)

徒歩3分の3倍以上かかってやっと「JR九州ホテル ブラッサム新宿」に辿りつきました。
2014年8月8日オープンしたまだ新しいホテルはロビーもきれいです。

お部屋はスタンダードのツインルームです。

お風呂に入って寝るだけのホテルですが、ビジネスホテルは味気ないし、かといってハイクラスももったいないです。
「JR九州ホテル ブラッサム新宿」はちょっと贅沢な雰囲気の良いホテルでした。

アメニティーも普通に揃っているし、ベッドもふかふかです。
お風呂はちょっと狭いけど洗い場もありました。
備え付けのシャンプーやボディソープもたっぷりでオシャレです。
お茶のティーバッグもあり、ミネラルウォーターも1本づつ付いていました。

朝食無しで予約していましたが、追加で朝食をいただくことにしました。
ホテル1Fのレストランは通常料金は大人 2,400円(税別)ですが、宿泊者は大人 2,000円(税別)です。

朝ご飯、めちゃおいしかったです。
九州の食材を取り入れた料理を和洋食ブッフェでいただくのですが、種類がすごい!
福岡、内野宿養鶏場生産の「うちのたまご」を使用した卵料理が良い感じです。
出来立てのオムレツや、chirosukeが大好きな卵ご飯もあります。

しばらくしてchirosukeは気が付きました。
ここって「うまや」さんではないですか!
ホテルのレストランは「赤坂うまや 新宿店」でありました。
chirosukeは「うまや」さんの池袋店に行ったことがあります。
(うまや池袋東武店については2017年8月4日のブログをみてね)

「うまや」さんですもの、おいしいはずです。
普段は朝ごはんを食さないchirosukeですが、たくさんいただきました。
とても全種類は食しきれません。
オレンジジュースもおいしいし、卵も、お肉も、お魚もスープもおいしいです。
デザートの「うちのたまごプリン」も!

この朝ごはんを食すために、このホテルにまた泊まってもいいくらいだとchirosukeは思いました。
(都内に住んでおいてどういうつもりだ・・・chirosukeよ!)
chirosukeのお約束、味付け海苔もしっかりいただきました。

「JR九州ホテル ブラッサム新宿」よ、快適なお部屋と、おいしい朝ご飯をありがとうです。
翌朝はNさんと箱根にGO!のchirosukeであります。

chirosuke箱根に行く 岡田美術館 「深川の雪と吉原の花」に続きます~。

八月納涼歌舞伎 「野田版 桜の森の満開の下」


chirosukeはNさんと一緒に歌舞伎座で、八月納涼歌舞伎 第三部、「野田版 桜の森の満開の下(さくらのもりのまんかいのした)」を観てまいりました。

「野田版 桜の森の満開の下(さくらのもりのまんかいのした)」
坂口安吾作品集より

作・演出:野田秀樹

http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/534

2017年8月11日(金) 18:30~21:00
上演時間:2時間30分
第一幕 18:30~19:45 75分
休憩 20分
第二幕 20:05~21:00 55分
歌舞伎座
座席は 1等席 1階12列 下手寄り (15,000円)

耳男    中村勘九郎
オオアマ 市川染五郎
夜長姫   中村七之助
早寝姫   中村梅枝
ハンニャ   坂東巳之助
ビッコの女 中村児太郎
アナマロ  坂東新悟
山賊     中村虎之介
山賊     市川弘太郎
エナコ    中村芝のぶ
マネマロ  中村梅花
青名人   中村吉之丞
マナコ    市川猿弥
赤名人   片岡亀蔵
エンマ    坂東彌十郎
ヒダの王  中村扇雀

美術 堀尾幸男   照明 服部基   衣裳 ひびのこづえ
美粧 柘植伊佐夫  作調 田中傳左衛門   附師 杵屋巳太郎
効果 原摩利彦  音響 zAk  振付 井手茂太  立師 渥美博

chirosukeの感想は・・・
素晴らしい舞台でした。
幻想的で深淵な物語が、軽妙な言葉遊びを交えハイスピードな動きで展開されます。

歌舞伎というより、野田さんの芝居を歌舞伎役者さんが演じているという感じです。
chirosukeは演劇か歌舞伎かなんてどっちでも良いと思いました。
舞台でしか表現し得ない、素晴らしい束の間の世界が歌舞伎座に出現していました。

「桜の森の満開の下」は、野田秀樹さんが坂口安吾の小説「桜の森の満開の下」と「夜長姫と耳男」を下敷きに書き下ろした作品です。
劇団夢の遊眠社第37回公演「贋作 桜の森の満開の下」として1989年に上演されました。
chirosukeは同年の3月、京都公演(南座)を観ています。
遊眠社のお芝居の中でも大好きな演目です。

その後、劇団夢の遊眠社第42回公演として1992年に再演されました。
その時も同年2月の大阪公演(中座)を観ています。
新国立劇場で上演された2001年の東京公演は観ていません。

chirosukeは原作の坂口安吾の「桜の森の満開の下」と「夜長姫と耳男」も読んでいます。
耽美で残酷で美しくて、大好きな物語です。
1992年の再演(東京公演)のDVDも持っています。
とにかくchirosukeの大好きがいっぱいの舞台で、「桜の森・・・を歌舞伎で演じる」と聞いただけで「絶対良い!」と思ったし期待値MAXでした。
その期待をもっともっといい意味で裏切る素晴らしい舞台でした。

天智天皇が治める時代の架空のお話です。
壬申の乱が描かれますが、鬼は出てくるし、カニも出てきます。
御本(ゴホン)⇒謀反など野田さん独特のコトバ遊びは物語の核心に近づくとただのコトバ遊びでは無いことに気付きます。
ヒト、オニ、カニ、クニが混在して、秘密や野心、裏切りが見え隠れします。

耳男を演じる勘九郎さんは、若い頃の野田さんを観ているようでした。
ハイスピードで走り回り、早口で台詞を喋りまくりです。
台詞が少し聞き取りにくいかなと感じる箇所もありましたが、夜長姫に翻弄されながらも真剣に姫と向き合おうと苦悩する姿に感動します。

マナコを演じた猿弥さん、俗物っぷりが素晴らしいです。
「ヤクルトが入った冷蔵庫」・・・なんて最高かも。
後半の殺陣の場面を観ていると、この舞台の主役は「マナコ」では?と思うくらいでした。
「オニの息吹きが かかるところがないと、この世はダメな気がする」
chirosukeが大好きな台詞です。

ハンニャ を演じた巳之助さん。
すごいなぁ。
一番声が出ていたし台詞も明瞭。
しかもいちいち面白すぎです。
スーパー歌舞伎ワンピースで「ボン・クレー」を完璧に演じきった巳之助さんですもの。
chirosuke、隠れファンになりましたです。

オオアマ役の染五郎さん。
謀反の下ゴコロを隠し通し、目的のためには手段を選ばない卑劣さと野心を持つ「嫌な奴」感がすごく出ていて良かったです。
花道からの登場時に背中に「イルカ」を背負って普通にスタスタ歩いてくるんだもの、chirosukeはクチが開いちゃいましたよ。
あれ諸説有りの「蘇我入鹿」のことですか?
「耳男が逃げたぞ~オニが逃げたぞ~」の場面は良いですね。

そして、何といっても夜長姫の七之助さんが美しすぎで恐ろしすぎです。
夜長姫の狂気が凄まじいです。
下り坂をとこしえに下り続け、しかも背中に地獄を背負って・・・。
その狂気は上空に広がる青い空より大きいのです。

chirosukeは夢の遊眠社公演で観た毬谷友子さんの夜長姫の、「あははははははは」という無邪気で狂気に満ち満ちた笑い声が大好きだったのですが、今回七之助さんがコドモみたいに脚をぶらぶらさせて「あはははは」と笑いながら登場した時ドキッとしました。
毬谷さんのあの高い声は男性には出せないのだけど、七之助さんのハスキーでささやくような屈託のない笑い声が怖かったです。

ヒトなのかオニなのか、両方の世界に属しているような「夜長姫」はどんな「女優」が演じてもその底無しの違和感を表現するのは難しいとchirosukeは思いました。
女性が男性を演じる宝塚、逆に男性が女性を演じる歌舞伎だからこそ、その世界で演じ続けてきた毬谷さん、七之助さんの「夜長姫」は美しく恐ろしく果てが無いのかと思ったchirosukeです。
他の俳優さんの夜長姫を観ていないので何とも言えませんが・・・。

終盤の息をのむような場面の美しさにchirosukeは泣きました。
「好きなものは呪うか、殺すか、争わなくてはならないのよ・・・いつも天井に蛇を吊して、いま私を殺したように立派な仕事をしてくださいね」
坂口安吾の原作にもある言葉です。
この台詞の後に美しく崩れ落ちるように桜の花びらの中に消えて行った七之助さんの姿を、chirosukeは流れる涙をぬぐいながら観ていました。
心に焼き付くような美しさでありました。

chirosukeは、耳男にとっての夜長姫は芸術を志す者の覚悟の象徴なのではと思っています。
七之助さんのこの最後のシーンを観るだけでも、一等席15,000円の価値ありと思ってしまいました。

「筋書き」も身請けしました。

・筋書き 1,300円(税込)

「桜の森の満開の下」は故.勘三郎さんと野田さんの間で歌舞伎化しようと約束されていたそうです。
その約束は勘九郎さんと七之助さんによって果たされたのですね・・・。
chirosukeは先日観たNODA・MAPの「足跡姫」で、「桜の森の満開の下」を思い出しました。
(「足跡姫」については2017年2月18日2017年3月12日のブログを見てね)
そして、今日観た「野田版 桜の森の満開の下」は「足跡姫」の続き?と感じてしまいました。

「桜の森の満開の下」は、美しく、哀しく、こころが苦しくなるような素晴らしい舞台でした。
Nさんが東京に来る日程で上演されていたこと、本当に良かったです。
是非一緒に観たかった舞台です。
一緒に感動できてとても嬉しく思いました。

「贋作 桜の森の満開の下」の上演記録と主要キャスト表をつくってみましたので、忘れないうちにブログに載せておきたいと思います。
chirosukeは来週もう一度この舞台を観る予定であります。
素晴らしい舞台を目の前にしながら、チケット代を考えてちょっと涙目になってしまうchirosukeって、何て俗物なんだぁ・・・!

「贋作 桜の森の満開の下」上演記録
【初演】 劇団夢の遊眠社第37回公演
1989年2月11日ー2月28日 東京公演/日本青年館
1989年3月3日ー3月8日 京都公演/南座
作・演出:野田秀樹
装置:岩井正弘
照明:北寄崎嵩
音楽・演出補:高都幸男
衣裳:原まさみ
舞台監督:津田光正
制作:高萩宏、中島隆志

【再演】 劇団夢の遊眠社第42回公演
1992年1月20日ー2月9日 東京公演/日本青年館
1992年2月13日ー3月1日 大阪公演/中座
1992年3月5日ー3月6日 名古屋公演/名古屋市民会館
作・演出:野田秀樹
装置:岩井正弘
照明:北寄崎嵩
音楽・演出補:高都幸男
振付:謝珠栄
衣裳:原まさみ
舞台監督:津田光正
制作:北村明子

【再再演】 新国立劇場主催公演
2001年6月1日ー6月30日 東京公演/新国立劇場中劇場
演出・脚本:野田秀樹
美術:堀尾幸男
照明:小川幾雄
衣裳:ひびのこづえ
選曲・効果・演出補:高都幸男
ヘアメイク:高橋功亘
演出助手:伊藤和美
舞台監督:廣田進
芸術監督:栗山民也
制作協力:NODA・MAP

静嘉堂文庫美術館 「~かおりを飾る~珠玉の香合・香炉展」 「国宝・曜変天目」


お友達のNさんが2泊3日で東京に来てchirosukeとお盆休みを過ごすことになりました。
美術館・舞台・温泉と欲張って計画を立てました。

まず、Nさんお勧めの世田谷区にある静嘉堂文庫美術館に「国宝・曜変天目」茶碗を観に行くことにしました。
chirosukeは焼き物はあまり詳しくありませんが、美しい形や色には感動します。
静嘉堂文庫美術館も初めてです。

静嘉堂は、岩﨑彌之助(1851~1908 彌太郎の弟、三菱第二代社長)と岩﨑小彌太(1879~1945 三菱第四代社長)の父子二代によって設立されました。
国宝7点、重要文化財84点を含む、およそ20万冊の古典籍(漢籍12万冊・和書8万冊)と6,500点の東洋古美術品を収蔵しているそうです。
最も有名なのが「国宝・曜変天目」ですね。

静嘉堂文庫美術館では~かおりを飾る~ 珠玉の香合・香炉展 が開催されていて、その会期中に「国宝・曜変天目」も展示されていました。

「~かおりを飾る~ 珠玉の香合・香炉展」
会期:2017年6月17日(土)~8月13日(日)
休館日:月曜日(7月17日は開館)、7月18日(火)
開館時間:午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
※7/1(土)~8/13(日)開館時間を延長
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:一般1,000円、大高生700円、中学生以下無料 ※団体割引は20名以上
※会期中、一部展示替えあり。
◆本会期中、静嘉堂所蔵の国宝・曜変天目も特別公開

静嘉堂文庫美術館の最寄り駅は東急田園都市線・大井町線の二子玉川駅です。
徒歩で20~25分ですが、住宅街を抜けていくので分かりづらいとのこと。
行きは駅からタクシーを使いました。(タクシーで約10分でした)
帰りはバスで二子玉川駅に戻ってきました。

会場はそんなに広くありません。
会期終了間際だったせいか、まあまあ混んでいました。

図録は小さいポケットタイプです。

・香合・香炉展ミニブック  350円(税込)

いろんな大きさ、形の香合(こうごう)・香炉(こうろ)がありました。
chirosukeはサントリー美術館や岡田美術館で観たことがありますが、小さくて愛らしい形のものもあって良い感じてす。
室町時代の「唐物(からもの)」賞玩の文化のなかで格式高く扱われ、香りを“聞く”香道具としても発展し、茶道具にもとり込まれていったそうです。

静嘉堂所蔵の漆芸・陶磁香合から約100件が公開されていました。
重要文化財の野々村仁清(ののむらにんせい)作の色絵香炉、中国陶磁の至宝である南宋官窯(なんそうかんよう)の青磁香炉、豪華な蒔絵(まきえ)の「香道具」など、普段あまり目にしない世界が興味深かったです。

「交趾狸香合(こうちたぬきこうごう)」はかわいらしかったです。
丸く、愛らしい狸の姿をした香合です。
説明によると・・・「タヌキということになっていますが、実はサルかも知れません」ですって!
ちょっと笑ってしまいました。
程よいええ加減さにchirosukeはちょっと安心です。

野々村仁清の作品は、chirosukeが観てもすごいなぁと思いました。
「銹絵白鷺香炉」の優美な形はとても美しいです。

これが「国宝・曜変天目」であります。

・ポストカード 100円(税込)

今回観た「国宝・曜変天目」はとても美しい黒と青でした。
写真などで見ていたものよりずっと黒く、ずっと青いです。
これは美しいです。
これがどうやっても再現できない偶然の美なのですね・・・。

国宝のお茶碗では志野茶碗 銘卯花墻(しのちゃわん うのはながき)を三井記念美術館が所蔵していますね。
あのお茶碗はchirosukeも観たことがありますが、国宝のイメージがわからなくなった形でありました。
(毎回言うが・・・国宝のあの茶碗の話はやめなさい、chirosukeよ!)
焼き物の奥深さに怯んだchirosukeであります。

曜変天目についてchirosuke、調べてみました。
耀変天目茶碗は約800年前に中国でつくられたとのことですが、現存するのが世界に3点のみで、しかもその3点すべてが日本にあり国宝に指定されているんですって。
※先日某TV番組で取り上げられたのは除いています。

・ 静嘉堂文庫・・・曜変天目茶碗の中でも最高の物とされる「稲葉天目」と名付けられたものが所蔵されています。
徳川将軍家の所蔵で徳川家光が病に伏せる春日局に下賜したことから、その子孫である淀藩主稲葉家に伝わりました。
その後、1934年に三菱財閥総帥の岩崎小弥太が購入し入手したのですが、岩崎は「天下の名器を私如きが使うべきでない」として、生涯使うことはなかったそうです。

・ 藤田美術館・・・大阪市都島区にある大阪府の登録博物館です。
常設展示は行っておらず、春と秋に3か月ずつ企画展の形でのみ開館するのが特徴です。
ここで所蔵されているものは水戸徳川家に伝えられたもので、曜変の斑紋が外側にも現れています。
1918年に藤田財閥の藤田平太郎が入手し、現在に至り、「藤田天目」と呼ばれているそうです。

・大徳寺龍光院・・・京都府京都市北区紫野にある臨済宗の寺院です。
国宝・重要文化財の建物や美術品を多数有しているのですが、ほぼ一般公開していないそうです。
なので一番見る事が難しいのですね。
国宝とされる三椀の曜変天目茶碗のうち、最も地味ですが、幽玄な美しさを持つとされて評価が高いそうです。

大阪の藤田美術館は施設の全面的な建替えの為、2017年6月12日から休館し2020年の開館を予定しているそうです。
Nさんは休館前に「藤田天目」を観てきたそうです。
chirosukeは今回初めて「稲葉天目」を観ることができました。
お茶碗の中に宇宙が広がっているみたいでした。

国宝おそるべし!でありました。

chibiビスクセット


この素敵なボックスは自由が丘のボンクラージュさんからchirosukeのところにやってきた、「chibiビスクセット」です。

サイズはボックスを閉じて
長さ:8.5㎝ 幅:6㎝ 高さ:5.5㎝ 

かぶせ蓋はとても調整が難しいと聞きます。
なんて優雅な形でしょう~!
側面には愛らしい転写がいっぱいです。
蓋の表には、レースが飾られリボンとビーズ刺繍が美しいです。
ちっちゃなビーズなんです。

chirosukeはこの箱だけで嬉しくなってしまいます。

箱の中はもっともっと素敵です!

とてもかわいいお人形が眠っています。
体長約4.5㎝cmのオールビスクのドールです。
ドールは菊池先生の作品です。

ドールにボンクラージュさんがお洋服を着せてあげて、小物もつくってあげて、素敵なボックスに入りました。
その名も「[chibiビスクセット」。
かわいすぎです。

ドールのお洋服にはアンティークレースが使われています。
小物は、クッションが2個。
ドールが枕にしているクッションは、刺繍生地の物にレースが付いています。
もうひとつはハートのクッションです。
ABCと描かれた積み木、ミニブックが2冊、ヨーヨーキルトです。
どれも小さい~!
ヨーヨーキルトの精巧さにchirosukeは涙目です。
なんて凝っているのでしょう。

限定7個(うち2個はピンクリボン)
どの子が届くかは選べなかったし、chirosukeはどっちが届くのか楽しみでしたが、偶然ピンクの子が来てくれました。
ブルーの子は、頭のリボンと胸元のリボンがブルーでお靴も水色です。
ピンクリボンの子は黒のお靴です。
どっちもかわいいですね。

眠っているドールってなんて愛らしいのでしょう。
ドール用のベッドやゆりかごにも寝かせてあげたいなぁ。
このchibiちゃんはどんな夢を見ているのかしら。

小さなボックスには、ドールがみる夢までが詰まっているのだと思います。
どんなに果てしない夢かと思うと、chirosukeの想像もどんどん広がります。
ずっと大切に可愛がってあげたいです。
小さなボックスに詰まった素敵な夢をありがとうです!

単行本 「弥栄の烏」 阿部智里


阿部智里さんの「八咫烏(やたがらす)」シリーズ最新作:第6弾「弥栄の烏(いやさかのからす)」です。

前作の「玉依姫(たまよりひめ)」から一年待ちました!
(「玉依姫」については、2016年8月21日のブログをみてね)

chirosukeの感想は・・・
とても面白かったです。
第一部完結篇となるお話、二日で読み切りました。
雪哉の弟が武官訓練所である剄草院に入学準備する場面からが書かれています。
実力を認められ、全軍の参謀役にまでなった雪哉が大活躍します。
chirosukeは「人喰い大猿」と闘う雪哉が、「進撃の巨人」のアルミン+エルヴィン団長に思われて仕方なかったです。
そして路近が良い! すごく良い!

猿と八咫烏の最終決戦、若宮が名前を取り戻せるかどうか、山内がどうなるかが書かれていて、chirosukeは両手をグーにしながら読んでおりました。
前作の玉依姫と同じ時間軸を、烏側の視点から書いています。
阿部智里さんお得意の手法が冴えていました。
chirosukeは「玉依姫」はイマイチだった部分も多く、完結編への布石であってほしいと思っていました。
「弥栄の烏」を読むと、充分布石であったのだなと思えます。

「玉依姫」で大火傷を負った山内衆が誰だったのか、とても気になっていたchirosukeですが、こういうことだったんですね。
亡くなった山内衆のこともわかり、心が痛かったです。

「八咫烏」シリーズは「第一部完結編」となりましたが、是非「第二部」を読んでみたいです。
「八咫烏」の世界をもっともっと深く知りたいと思います。
次回作が大変楽しみなchirosukeであります。

文庫 「豆の上で眠る」 湊かなえ


chirosukeは湊かなえさんの新刊長編、「豆の上で眠る」を読みました。

これはchirosuke、タイトルに魅かれたのが読むきっかけでした。
湊かなえさんなのでハズレは無いだろうという安心感もありましたし・・・。
タイトルは、chirosukeがアンデルセン童話の中で一番好きなお話のひとつ「えんどう豆の上にねむったお姫さま」から来ていることは間違いないないと思いました。

chirosukeの感想は・・・
この物語は「えんどう豆の上にねむったお姫さま」を読んでいる(知っている)方が、絶対楽しめると思いました。

幼い頃、行方不明になった姉が二年後に戻ってくるのですが、妹の心には「違和感」が残り続けているというお話しです。
「お姉ちゃん、あなたは本当に、本物の万佑子ちゃんですか?」 という妹の声に出せない違和感が、読んでいるchirosukeにもザラッとした違和感として伝わります。

仲良しだったコドモ時代の姉妹の記憶が、違和感とともに再現されていくような感覚になりました。
湊かなえさんの手法はすごいなぁと思いましたが、両親の対応や、空白の2年間にリアリティが感じられず、ややゴリ押しっぽいとも感じました。

chirosukeは、読みながらずっと考えていました。
「本物の万佑子ちゃん」はどこにいったんだろう。
「戻ってきた万佑子ちゃん」は本物だったんだろうか。
幼い日の記憶は再現されたのではなく、再構築されたのではないか。
再構築された記憶の中の人物は、もはや元の人物とはいえないのではないか。
そんなことを思いながら、続きが読みたくて二日で読んでしまいました。
続きが読みたくなる本はchirosukeにとって「良い本」であります。

chirosukeはアンデルセン童話は何冊か持っていますが、「えんどう豆の上にねむったお姫さま」だけの絵本はこの一冊だけです。

太平社の絵本で翻訳も挿絵も大好きな本です。
「えんどう豆の上にねむったお姫さま」
ドロテー・ドゥンツェ 絵/H.C.アンデルセン 作
ウィルヘルム・きくえ 訳
定価:本体1,800円(税別)
33×24cm/24ページ/オールカラー
発売日: 1984年12月

確かこの本は絶版だったと思います。
「えんどう豆の上にねむったお姫さま」という物語は短編で、アンデルセン童話集などにも収められています。
(あんまりメジャーな作品ではありませんが)
アンデルセンの童話では「本物のお姫様」は見つかりましたが、永遠に失われてしまった「本物の万佑子ちゃん」を思い、chirosukeはちょっとやりきれない気持ちになりました。

chirosukeは、アンデルセンの物語を読んでから 「豆の上で眠る」を読まれることをお勧めします。
より一層、湊かなえ「毒」を楽しめるのではないかと思います。

池袋 「雪ノ下」のかき氷 


chirosukeは日曜日の午後、かき氷を求めて池袋をウロウロしておりました。

Sちゃんがネットの口コミで探してくれたかき氷屋さんに行くと炎天下に十数人が並んでいました。
chirosukeも一度は列の最後尾に並んだのですが、どうも様子が違っています。
お店の前の貼り紙で確認すると、午前中に整理券を配布しているとのこと。
整理券を持っている人が並んでいるというわけです。
もちろん、整理券を持っていない人は入れません。

かき氷って、そこまでして食すものなのか・・・。
chirosuke、暑さの中でちょっと心が黒くなりました。
そこまでしてでも食べたい人たちが並んでいるのだから、そこまでしていないchirosukeはかき氷に在りつけないのは当然でありましょう。

そのお店は諦めて、もう一軒のお店に行くことにしました。
すでにchirosukeは暑さにちょっとやられそうでした。
次のお店も外で並ぶならもうかき氷はいいよ・・・弱気になっておりました。

最初のお店から歩くこと数分、カフェ雪ノ下さんに辿りつきました。
地下にあるお店で数人待ちでお店に入ることができました。

http://yukinosita.net/

大阪梅田が本店みたいですがchirosukeは知りませんでした。
パンケーキとかき氷が自慢のお店です。

雪ノ下のかき氷は、普通のかき氷と違って、フルーツを煮込んで固めた氷や牛乳、ドリンク等を調理して凍らせたジェラート風なんだそうです。
普通の氷だと同量で3倍くらいのボリュームがでるそうですが、ひとつひとつ調理して凍らせる為、氷が重くなり広がらないのですって。
見た目は小さくても氷の量は同じとことです。

chirosukeとSちゃんは2種類のかき氷を注文しました。

・牧場牛乳と苺氷  972円(税込)

・静岡ブルーベリー氷  972円(税込)

苺のかき氷は伊豆牧場牛乳を使用し、苺100%のソースがかかっています。
ブルーベリーのかき氷は、無農薬で自然に育てられた果実を使用なんだそうです。

これは・・・おいしいんだけどかき氷とは似て非なるおやつでありました。
氷というより、ジェラートとかアイスクリームに近い食感です。
素材にもこだわっているし、一杯1,000円近い身請け額も納得できます。
でもchirosukeは、普通のかき氷が好きかなぁ。

ザクザクした氷でも、ふわふわの氷でも良いんですが、「氷」を削ったものの上にシロップで味を付けているものが好きです。
同じ氷に千円出すなら 然花抄院の「然ノ氷」の方がchirosukeのポイント高しであります。
(「然の氷」については、2015年7月20日のブログをみてね)

最初に行って撃沈したかき氷屋さんのはどんなのだったのかなあと思うchirosukeでありました。
雪ノ下のおいしい氷菓子、ごちそうさまでした。

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ほうろうって・・・

優しく扱ってあげないと、欠ける、はがれる。
お鍋の取っ手は熱くなる・・・。
お高い・・・。
でも綺麗なんだものっ!!

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