千葉県市川市 大町梨街道「丸庄園」の梨


chirosukeが住んでいる松戸市は「二十世紀梨の発祥地」です。

「二十世紀が丘梨元町(なしもとちょう)」という地名まであるくらい。
市内の観光梨園では新鮮な梨の直売や梨狩りを行っています。

そんな松戸市の、お隣の市川市は全国でも有数の梨の産地です。
初夏に梨が旬を迎える頃、市川市の北部では、あちこちに「梨直売」の幟が目立つようになります。

特に市川内を走る国道464号線は、通称「大町梨街道」と呼ばれています。
道沿いには約50軒もの梨農家さんが軒を連ね、街道ののぼり旗は市川市の夏の風物詩なんだそうです。
そんな大町梨街道には市内外はもちろん、遠く県外からも「市川の梨」を求めて多くのお客さんで賑わいます。

去年、松戸にお引越ししてきたchirosukeは、梨街道のウワサを聞いて8月に行きました。
梨農家さんから旬の「幸水」を大阪のお友達に送りました。
去年は長雨と日照不足で3L以上の大きい梨が少なく、お店に行った時は既に予約で3L以上の梨は完売でした。
2Lサイズを送ったのですが、とても甘くておいしいと喜んでもらえました。
関西では梨と言えば鳥取産なので、千葉県産の梨は珍しいと思います。

今年はchirosuke、気合を入れて、事前にお店に電話で確認してオープン日の午前中に伺いました。

梨農家さんは沢山ありますが、去年と同じ「丸庄園」さんであります。
行って驚いたのですが、去年お店から梨を送ったお客さんの(おそらく全ての)「送り状」が印刷されていたんです!
これは便利です。
クロネコヤマトさん、すごい~!

chirosukeが去年送った、大阪のお友達数人の送り状がエレガントに印刷されています。
電話確認したときは名乗らなかったし・・・。
来るかどうかも分からないのに印刷準備して待っているって・・・すごいなぁ。
伝票は50音順にびっしり並んでいましたよ。
それだけリピートがあるのでしょうね。

今年は幸水の3Lを送ることができました。
と言っても2Lと並べて一回り大きいかな?と思うくらいで違いは良く解りません。
オープンしてすぐだったので、箱詰めは準備できていなかったです。
写真は去年の2Lサイズの幸水です。

今年は、大きいサイズはまだあまりとれていないとのことでした。
なので8月に収穫する梨を予約で配送をお願いしました。
お盆までには届けてもらえます。
丸庄園さんの幸水、今年もおいしかったらいいなぁ。

帰り際にお店から「小さいですが・・・」と小ぶりな梨をいただきました。
お家に帰って冷やしていただきましたが、とてもおいしい梨でした~。
丸庄園さん、ありがとうです。

梨の旬はこれから。
品種は「幸水」から、「豊水」「新高」「あきづき」「かおり」と続いていくそうです。
お盆を過ぎると「豊水」の予約配送が始まるようで、梨農家さんはこれからが収穫、販売の繁忙期でありますね。

市川の梨生産は、200年以上の歴史があるのだそう。
昭和初期、一世を風靡した「石井早生」という品種は市川の梨農家さんが育成したそうです。
この品種は現在人気の「豊水」や「あきづき」の親品種なのですって。
「石井早生」があったからこそ、今「豊水」や「あきづき」を食すことができるのですね。

コドモchirosukeは梨は「二十世紀」か「長十郎」しか知りませんでした。
生産者さんたちの技術の継承とたゆまぬ努力のおかげで、おいしい梨をいただくことができます。
梨農家さんから直接梨を身請けできることは、とても大切で嬉しいことなのだなと思います。

今年もレンタカーを運転してくれたお友達、ありがとうでした。
chirosukeは梨農園さんに貼っていた品種で「にっこり」というのがとても気になりました。
10月頃に収穫される珍しい品種みたいです。
また梨街道に行きましょう~!

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ほうろうって・・・

優しく扱ってあげないと、欠ける、はがれる。
お鍋の取っ手は熱くなる・・・。
お高い・・・。
でも綺麗なんだものっ!!