「西麻布 呼きつね」のいなり寿司


サントリー美術館を出て、東京ミッドタウンを後にしたchirosukeとSちゃんは、六本木をウロウロしておりました。

初めて通る路沿いにある、雰囲気の良いレストラン等を外からチラ見しておりました。
今度お給料出たら来てみたいね~などと言っていましたが、多分お給料が出ても来ないであろう、おハイソな六本木であります。

六本木の駅に向かって歩いていると、途中「シャトーレーゼ」のお店を見つけておやつを身請け。
シャトーレーゼで安心していましたが、アップルパイやどら焼き、プリン等を身請けしていたら結構お高くなってしまいました。
シャトーレーゼ、恐るべし・・・。

そんなchirosukeがさらにウロウロして、ちょっと奥まったところに見つけた看板が「西麻布 呼きつね」であります。
よびきつね?よぶきつね?
いいえ、「こきつね」です。
テイクアウトのいなり寿司専門店でした。

http://sushi-kazama.com/kokitsune/index.html

chirosukeはお稲荷さん(関西では「さん」付けです)が好きなので、身請けしてみました。

手土産とか差し入れにぴったりのかわいいお稲荷さんです。
8個入り ¥1,200〜 
種類によって身請け額は変わります。

一口サイズになっているのは、女優さんが楽屋で口紅をつけたままつまめるように・・・なんですって。
まさに楽屋の差し入れですわね。

一般的なお稲荷さんは、袋状のおあげの中にご飯が入っていますが、呼きつねさんのは、ふわふわのお揚げでご飯を巻いています。
お味は、定番の金ごま、くるみ、そのほかに期間限定の味があります。
注文してから作ってくれるので、しばらく待ちます。

chirosukeが身請けした、「呼きつね」のいなり寿司8個入りです。

・「呼きつね」のいなり寿司8個入り 1,400円 
(金胡麻×2・くるみ×2・焼海苔×1・明太子×1・あさり×1・新生姜×1)

どの味もおいしかったです。
ごちそうさまでした。

サントリー美術館 開館60周年記念展 「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」


chirosukeは東京ミッドタウンにあるサントリー美術館に「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」を観に行ってまいりました。
終了一日前、ギリギリの鑑賞です。

「サントリー美術館 開館60周年記念展
ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」

会期:2021年4月14日(水)~6月27日(日)
※緊急事態宣言発令に伴い、4月25日から5月31日まで臨時休館
休館日:火曜日
開館時間: 10:00~18:00 (金・土は10:00~20:00)
※いずれも入館は閉館の30分前まで
入場料:一般 1,500円

https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2021_1/index.html

「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」、chirosukeの感想は・・・
久しぶりのサントリー美術館、楽しかったです。
海外の美術館が所蔵する日本絵画は、現地に行けないchirosukeにとってはめったに観ることができないです。

美術館では入場制限をしていて、整理券が発行されていました。
呼び出し時間まで約30分~40分でした。
chirosukeは約30分後に入場できました。

入場して驚いたのですが、この展覧会は全作品写真撮影OKでした。
元々ミネアポリス美術館の常設展示が誰でも入場無料で入れることと、常設展示作品に関しては写真撮影可能と言う御本家のルールを適用してくれたのだそうです。

伊藤若冲作「鶏図押絵貼屏風」六曲一双
江戸時代 18世紀

chirosukeも頑張って写真を撮りましたが、ガラスの反射でなかなか上手く撮れませんでした。
仕方ないですね・・・。

展覧会の構成は以下の8章です。
・第1章: 水墨画
・第2章: 狩野派の時代
・第3章: やまと絵 ―景物画と物語絵―
・第4章: 琳派
・第5章: 浮世絵
・第6章: 日本の文人画〈南画〉
・第7章: 画壇の革新者たち
・第8章: 幕末から近代へ

ミネアポリス美術館(Minneapolis Institute of Art 通称Mia〈ミア〉)は、アメリカ中西部ミネソタ州最大の都市ミネアポリスにあります。
1883年設立。
ミネアポリスの市民や実業家が美術協会を設立したことが始まりだそうです。

今回、初の里帰りをする作品もあるそうです。
日本の名品が海外にあるというのも悔しい気持ちもありますが、大切に保存されているのならば良いでしょうね。

chirosukeの大好きな伊藤若冲や、鈴木其一、酒井抱一もありました。
琳派は良いなぁ。
そして若冲!
鶏が描かれた屏風も見応えがありました。

結構人だかりができていた酒井抱一の作品。
「楸に鷦鷯図」 江戸時代 19世紀

これ、chirosukeも好きな絵ですが、漢字難しい~!
「きささげにみそさざいず」と読むのですって。

キササゲは古くから植栽され、川岸など光のよく当たる場所にしばしば野生化するのですって。
高さ5〜15mになるそうで、結構大きな木なのですね。
ミソサザイがめっちゃかわいいです。

意味は無いですが、「きささげにみそさざいず」って早口コトバみたい。
3回続けて言ってみて・・・難しいから。
(本当に意味が無いな・・・chirosukeよ!)

chirosukeはやっぱり若冲が大好きです。
初めて観る画家さんの作品で「好き」なのもいっぱいありました。

渡辺省亭作「紫式部図」
明治時代 19~20世紀

月を眺めている紫式部の絵です。
いやん、美しい~!
月も紫式部もどちらも・・・。
背景がモノトーンで、紫式部の衣装だけ色が付いています。
紅白で映えます。
chirosukeには月が街灯みたいに見えました。

写真右側は、池田蕉園作「花見図」
大正時代 20世紀

池田蕉園さんは、明治末から大正初期にかけて活躍し、多くの女性像を残されたのですって。
3人の女性の姿がとっても優雅です。

以前にも書きましたが、絵は不思議です。
美しいものを美しく描く画家さんもいる。
美しいものもそうでないものも等しく独自の解釈で描かれた作品が、chirosukeは好きです。
美しいものと恐ろしいものの境界線を軽々と超えて描き込まれた作品には、心を打たれることがあります。

美しいと感じる幅は広い方が良い。
そして、「好き」はどこから来るのでしょう。
きれいだけど心が動かない作品、キレイじゃないけどドキッとする作品。
色んな作品を一堂に観ることができるのが美術館展の良いところでありますね。

お約束のミュージアムショップでは若冲のポストカードのみ身請けしました。

伊藤若冲作「叭々鳥図」
江戸時代 18世紀

・ポストカード(叭々鳥図) 1枚 165円(税込)

コロナ禍で美術館も休館したり、日時指定や入場制限など大変なことばかりです。
ルールを守りつつ、やっぱり「好き」は大切にしたいです。

去年観た、松尾スズキさん演出の舞台「フリムンシスターズ」の中の台詞を思い出しました。

「それはさておき
自由を差し出すのは、うんざりだ」

自由には責任が伴うことはわかります。
chirosukeも最近は自粛慣れしてしまっているなぁと思うこともあります。
不便を感じつつ、「好き」な絵を観たり映画やお芝居を観るための外出は大切!
不要不急を決めるのは個人でありたいと思います。

「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」、素晴らしい作品を観ることができた展覧会でした。

東京ミッドタウン「鈴波」でお昼ご飯


chirosukeは、東京ミッドタウンにお出かけしました。

久々のサントリー美術館に行く前にお昼ご飯を食すことにしました。
以前行ったことのある、ガレリア地下1階の「鈴波」さんでお昼の定食をいただきました。
(前回の鈴波のランチについては2015年4月29日のブログをみてね)

お魚大好きchirosukeは、今回も焼き魚がメインの定食を注文。

・鈴波定食 1,430円 (税込)

焼き魚は「鰆」でした。
鈴波さんのお魚は「味淋粕漬」ですから、甘くて旨みがあってとてもおいしい。
かわいい柚子の器に入っているのは丹波黒豆。
柔らかくて甘くてとてもおいしいです。
小鉢はひじき。
ご飯、赤だし、漬物。
お漬物も数種類が盛られていて、彩りも良いです。

食後は、お口直しのお酢ドリンクが出されます。
さっぱりしておいしいです。

鈴波定食、とてもおいしかったです。
東京ミッドタウンで食事をしようとすると、結構お高くなるので迷いどころではありますが、「鈴波」さんのランチは比較的リーズナブルでおいしく、chirosukeのお気に入りです。
ごちそうさまでした。

ほうろうって・・・

優しく扱ってあげないと、欠ける、はがれる。
お鍋の取っ手は熱くなる・・・。
お高い・・・。
でも綺麗なんだものっ!!