chirosuke箱根に行く 「箱根湯本 ただいまと言って家に帰りつくまでが遠足 編」 (2021年5月)


芦ノ湖から箱根湯本に戻って来たchirosukeとSちゃんです。

指定券を取っていた小田急特急の出発時間まで、chirosukeお気に入りの甘味処「茶のちもと」でお茶をいただきました。
いつも人気で満席が多いお店ですが、たまたまテーブルがひとつ空いていてラッキー。

「ちもと」さんは地元の和菓子屋さんで、「湯もち」が有名です。

http://yumochi.com/

甘味処「茶のちもと」は店舗の隣にある、小さいけど明るくてかわいい雰囲気のお店です。

http://chanochimoto.com/

chirosukeは今までにも何度か入ったことがありますが、ちょっとメニューが寂しく感じました。
かき氷は6月下旬からみたい。

季節菓子とお茶のセットをいただきました。
Sちゃんはわらび餅と冷煎茶、chirosukeは練切の花菖蒲と冷煎茶のセットです。

・ちもとのお菓子とお茶のセット 800円 (税込)

わらび餅は国産本蕨粉を練り上げたわらび餅で、北海道産小豆のこしあんを包んでいます。
きな粉は、国産の大豆でできています。
練切もおいしかったです。

「湯もち」はお店で3個入りを身請けしました。
ここの「湯もち」は柔らかいマシュマロみたいで、ふわふわしてほんのり甘くてとてもおいしいです。

・湯もち(バラ3個入り)  780円 (税込)

帰りの列車は小田急特急メトロはこね号北千住行です。

北千住から松戸はすぐなので、箱根湯本~北千住発着のロマンスカーがあるのはとても便利です。

お天気に恵まれ、箱根を満喫した一泊旅行でした。
あちこちウロウロしたので帰りの車中ではchirosukeもSちゃんも爆睡です。
心地よい疲れが良い感じですが、温泉でゆっくりできたのは箱根ならではですね。

chirosukeは新しい所より、気に入ったホテルや旅館をリピートする方なので、いつもの「マイユクール祥月」さんで安心して過ごせたことも良かったです。
(とはいえ、新規開拓を怠たるなかれ・・・chirosukeよ!)

箱根で身請けしてきたお土産の紹介です。

こちらは桃源台のビューレストランのお土産売り場で身請けした「箱根の坂」抹茶ショコラです。

・箱根の坂(抹茶ショコラ) 220円 (税込)

箱根の菓子処「ことほきの木」のお菓子です。
箱根の坂は数種類あって、ガトーショコラ・抹茶ショコラ・苺ショコラ・湘南ゴールドショコラがありました。
同種類5個入りもありましたが、1つずつ小箱に入った包装でばら売りは嬉しいですね。
おいしい抹茶ショコラでした。

こちらは、「ガラスの森美術館」のお菓子屋さん「森の水車小屋 Àcero(アチェロ)」で身請けしたお菓子です。

chirosukeが身請けしたのは「森のピーナ」というかわいい豆菓子です。
ピーナツにイタリアンテイストの衣で味付けをした、箱根ガラスの森オリジナルの豆菓子です。

5種類の味があって、お味見させてもらって選びました。
chirosukeが特に気に入った味、レモンとスパイシーバジルの2個セットです。

・森のピーナ(レモン&スパイシーバジル 2個セット)  1,080円 (税込)

同じく「森の水車小屋 Àcero(アチェロ)」で身請けしたチョコレート「森の木ノ実」はとてもおいしいマカダミアコーヒーチョコレートでした。

・森の木ノ実 1,000円 (税込)

箱根は東京からとても行きやすい温泉地です。
新型コロナの影響で大変だと思いますが、寂れた雰囲気も無くて良い感じの賑わいでした。
何度でも行きたくなる箱根はchirosukeのお気に入りです。

今回利用した「箱根フリーパス 大人1枚 4,600円 (税込) 2日間有効」ですが、計算するとひとり当たり1万円以上を利用していました。
箱根でウロウロする時は、絶対お得な「箱根フリーパス」であります。

一泊二日の箱根旅行。
無事松戸のマンションまで戻ってきました。
chirosukeのお約束「ただいまと言って家に帰りつくまでが遠足」であります。
ご一緒してくれたSちゃん、ありがとう。
楽しかったです。
また温泉で全力でだらけに行きましょう。
そして一日も早くコロナが落ち着いて、全国の観光地に賑わいが戻ることを願ってやみません。

chirosuke箱根に行く 「箱根海賊船で芦ノ湖遊覧・桃源台港~元箱根港 編」 (2021年5月)


箱根ロープウェイで桃源台⇔大涌谷を2往復したchirosukeとSちゃんは桃源台港出発の「箱根海賊船」に乗船しました。

芦ノ湖では「遊覧船」と「海賊船」があります。
・「芦ノ湖遊覧船」 伊豆箱根鉄道グループが運営
・「箱根海賊船」 箱根観光船株式会社が運営
船の形や、停泊する港が違っていますが、今回のポイントは「箱根フリーパスが使えるのは箱根海賊船」であります。

chirosukeが乗ったのは「箱根海賊船」です。
Sちゃんが「芦ノ湖で船に乗るよ」と言うので、chirosukeはいよいよ待望のスワンボートか!と期待したのでしたが「海賊船」でした。

海賊船は「クイーン芦ノ湖」「ロワイヤルⅡ」「ビクトリー」の3隻で、chirosukeが乗ったのがクイーン芦ノ湖です。
「クイーン芦ノ湖(QUEEN ASHINOKO)」は、「心ときめくクルーズ」をコンセプトとしているそうです。
ゴールドの船体、船内は、床から天井まで木材を張りめぐらせたクラシックなデザインです。
特別船室(別途料金必要)もありましたが、chirosukeは開放的なデッキで風に吹かれておりました。

船の情報です。
船名: クイーン芦ノ湖
就航年月日:2019年4月25日
総トン数: 318t
船の長さ:35.00m
船の幅:10.00m
定員 :541名(うち特別船室87名)
主機性能 : 423kW × 2基
航海速力 :10.5ノット(最大速力11.7ノット)
エレベーター : 1基(10人乗り)
船内トイレ:3ヶ所(うち1カ所はバリアフリー対応、面積は3.3m2)
造船会社 :ジャパンマリンユナイテッド株式会社
その他 :バウスラスター(船主横移動推進装置)2基

船には全くの素人のchirosukeは、総トン数や航海速力を聞いてもさっばり・・・。
「1ノット・・・約1.85km/h」らしいですが、よけいに???であります。
もはやchirosukeが最も苦手とする算数です。

でも、沢山の人が乗れる大きい船だということは解りました。
雰囲気ですが、タイタニックよりはかなり小さいことも解ります。
(映画も観ていないのに比較するのがタイタニックとは、大雑把すぎるぞ・・・chirosukeよ!)

沢山の人(数百人)が乗っていましたが、デッキの椅子に座れました。
当たり前なんでしょうが、椅子やテーブルは全て床に固定されていました。
床に固定された椅子・・・chirosukeは大好きなジョン・アーヴィングの小説「ホテル・ニューハンプシャー」を思い出しました。

海賊船「クイーン芦ノ湖」は桃源台港を出発しました。

桃源台港から箱根町港まで約25分。
そこからさらに約10分で元箱根港を目指します。
途中、九頭龍神社、箱根神社を眺めながら約35分の芦ノ湖遊覧です。

料金:片道 おとな1,200円

箱根フリーパスが大活躍です。

お天気も良くて、海賊船から眺める芦ノ湖の景色はとてもきれいです。

先日、河口湖で遊覧船に乗った時も美しい景色を観ましたが、chirosukeは5月に2回も大きな湖で遊覧船に乗ったことになります。
(ロープウェイも2回だ・・・chirosukeよ!)
船に乗ること自体が非日常でありますね。

晴れ渡った日には富士山が見えるとのことですが、残念ながら見えませんでした。
空気が澄み渡る、秋から冬にかけての11月~2月が見える日数が多いそうです。

海賊船ですが、大砲も武器も装備していません。

クルーの非道なふるまいも、荒唐無稽な冒険も、宝探しの地図も無ければ、ジョン・シルバーもルフィもジャック・スパロウ船長もおりません。

chirosukeは、何か海賊船らしいことができないかとデッキで悪事を企んでおりました。
(芦ノ湖でどんな悪事だ・・・chirosukeよ!)

少し離れた湖面にスワンボートが浮いています。
chirosukeは心の中で「そこのスワンボート、止まりなさい。女子供は見逃してやろう。有り金を全部置いて行きやがれ!」とエラそうにしておりました。

そして、スワンボートを漕ぎながら手を振る人たちにデッキから手を振り返すchirosukeであります。
手を振ったのはスワンボートだけではありません。
芦ノ湖を渡る手漕ぎボートや遊覧船の乗客とも手を振り合っていました。
クイーン芦ノ湖は、とってもフレンドリーでお行儀の良い海賊船なのでした。

chirosukeが気になって仕方がないスワンボートも、たくさん湖面にでていました。

スワンボートは足漕ぎボートの中で白鳥の形をしたものです。
外輪を用い、足でペダルをこぐことによって推進するボートの一種で「ペダルボート」とも呼ばれます。
chirosukeはスワンボートには思い入れがあり、乗ってみたいと思っているのですが・・・。
あきらめきれないchirosukeであります。

九頭龍神社(くずりゅうじんじゃ)の赤い鳥居が見えてきました。

九頭龍神社は箱根神社の境外社として創建されたそうです。
伝説によると・・・
芦ノ湖に住む9つの頭を持つ毒龍が嵐を呼び村人を苦しめていたのを、奈良時代の高僧「万巻上人」が倒したのですって。
毒流は改心して龍神となりました。
その龍神を祀ったのが始まりとされているとのことです。

海賊船は「箱根町港」に到着。
ここで降りる人たちもいました。

箱根町港の近くには「箱根駅伝ミュージアム」があるそうです。
箱根駅伝について詳しく知ることができるのですって。
「箱根関所跡・資料館」「恩賜箱根公園」「旧街道杉並木」などの観光スポットもあります。

chirosukeはさらに先の「元箱根港」を目指します。

海賊船に乗ったchirosukeは、悪事に手を染めることも無く、良い子のままで、「元箱根港」に到着しました。

元箱根港は、3つの寄港地の中では最も小さい港なのだそうですが、この港の近くには「箱根神社」があります。
箱根神社は関東総鎮守箱根権現として古くから親しまれています。

お腹が空いたchirosukeとSちゃんはお昼ご飯をいただくことに。
箱根神社第一鳥居の真下に「龍神の玉」という看板を見つけました。

「箱根百薬」というお店でした。

アンティークっぽい落ち着いた雰囲気が良い感じです。
5月2日(日)にオープンしたばかりなんですって。
お店は古民家をリニューアルしたそうです。
お手洗いもとてもきれいで、ペーパーホルダー等アンティークっぽい拘りがあってchirosukeのツボでした。

オーガニック・国産・天然素材にこだわって、箱根の大自然の中「おいしく健康に」がコンセプトとのことです。
お店で使用しているお砂糖は、和三盆、素焚糖、三温糖、黒糖。
紅茶、ハーブティーにはオーガニック、ビーガン、コーシャの認定を受けた高級茶葉を使用。
自家製のパウンドケーキには国産100%の米粉を使いグルテンフリー。
出来る限り、添加物や化学調味料など使用せずに提供しているそうです。

お食事のランチメニューは2種類でした。
Sちゃんは「豆富めし&きの子汁の定食」、chirosukeは「きの子&薩摩鶏のスパイシーカレー」を注文。

・豆富めし&きの子汁の定食 税込1,680円

・きの子&薩摩鶏のスパイシーカレー 税込1,480円

おいしいご飯でした!
chirosukeは「豆腐めし」って初めて見ました。
ご飯の上に「勝俣豆腐店」の豆腐がどん、と乗っています。
キノコ汁には5種類のキノコがたっぷり入っています。
この定食はおいしいのですが、量が多くて完食するのに一苦労でした。

カレーも香辛料が効いていて、とてもおいしかったです。
お腹いっぱいになったので、看板スイーツの「龍神の玉」や紅茶はいただきませんでした。
おいしいランチ、ごちそうさまでした。

元箱根港から箱根登山バスに乗って約40分。
箱根湯本に戻りました。

chirosuke箱根に行く 「箱根湯本 ただいまと言って家に帰りつくまでが遠足 編」 (2021年5月) に続きます~!

chirosuke箱根に行く 「箱根ロープウェイ・桃源台・大涌谷 編」 (2021年5月)


箱根湯本から箱根登山バスに乗車して約50分で桃源台に到着しました。
バスは空いていて座れたので楽でした。
バス料金は1,000円以上ですが、箱根フリーパスがあるので乗り放題です。

途中、「仙石高原」というバス停があって、ハイキング途中らしき方達が数人下車されました。
バスから眺めると何とも言えない、なだらかな起伏の美しい景色が広がっています。
「すすき草原」なんですって。
晩秋の頃はススキが見頃で、大変きれいな景色になるそうです。
chirosukeが気になった場所、秋にまた訪れてみたいと思いました。

桃源台から箱根ロープウェイで「姥子」を経由して大涌谷へ向かいました。

大涌谷からロープウェイで8分で早雲山にも行くことができます。
そのルートだと早雲山からケーブルカーで「強羅」に行き、強羅から登山電車で箱根湯本に戻ることになります。

今回は早雲山には行かず、大涌谷から桃源台に戻り、海賊船で元箱根港、そこからバスで箱根湯本に戻るルートにしました。

前回2020年7月に箱根に来た時は、箱根湯本⇒強羅⇒早雲山まで来ました。
ところが、雨と強風、発雷警報の為ロープウェイは運休、おまけに登山バスもがけ崩れの影響で運行できないという状況で、早雲山で足止めされました。
止む無く早雲山⇒強羅⇒箱根湯本のルートで戻りました。
(前回の早雲山ルートについては、2020年7月26日のブログをみてね)

なので今回は、去年辿った早雲山からのルートとは別の桃源台ルートにしたというわけです。
という合理的なルート選択は、全てSちゃんが考えています。
chirosukeは去年と違うの~?と着いていくだけなんですが・・・。

いよいよロープウェイに乗ります。
乗客は少ない・・・。

18人乗りのゴンドラが1分間隔で運行しています。
現在はコロナ対策で12名定員にしていました。
そのゴンドラをchirosukeとSちゃんが貸し切りであります!

桃源台から姥子経由で大涌谷まで約16分の空中散歩。
ロープウェイ料金は大人 片道:1,250円 往復:2,250円
もちろん「箱根フリーパス」が使えます。

ロープウェイのゴンドラ貸し切りって気を使わなくて良いですね。

chirosukeはゴンドラ内をウロウロして写真を撮りましたが、ガラス越なのでなかなか思ったように取れません。
ゴンドラから見える景色は最高でした。
どんどん上昇していきましたが、出発した桃源台方面には芦ノ湖が見えています。

「姥子(うばこ)」からは誰も乗車してこなかったので、ゴンドラ貸し切り状態は続きます。
姥子は大涌谷と桃源台の中間地点にあたります。

「姥子温泉」は古くから眼病に効く温泉として知られているそうです。
金太郎伝説が残っている場所なのですって。
幼い金太郎が枯れ枝で目を刺して見えなくなった際に、彼の姥が箱根権現のお告げで温泉を見つけ出し、金太郎の目を洗って完治させたというものらしいです。
湯治場ならではのお話でありますね。

また、姥子にはゴンドラ庭園があって、ロープウェイ開業当初(初代と二代目)のゴンドラが展示されているのだそうです。

「大涌谷(おおわくだに)」が見えてきました。

前回はお天気が良くなかったので早雲山からロープウェイで来られなかった大涌谷。
chirosukeのお約束、黒たまごが食べたくなってきました。

大涌谷は、約3000年前の箱根火山最後の爆発によってできた神山火口の爆裂跡です。
その昔は「地獄谷」と呼ばれていたのだそうです。

大涌谷に到着、ゴンドラを降りました。
硫黄の臭いがすごい・・・!

chirosukeは大涌谷は数回目でありますが、ここの景色はいつもすごいなぁと思います。
荒涼とした大地には白煙が立ち込め、現在も火山活動中の迫力を感じます。
削り取られたような谷一面には、植物も無く立ち上る黙々とした白煙が迫力です。

観光客も結構いました。
箱根屈指の観光名所ですね。

箱根ロープウェイからは、大涌谷駅から早雲山駅の間の景色が最も迫力があるとのことでが、今回は早雲山には向かいません。

大涌谷では、現在もあちこちから硫化水素を含む噴煙が上がっています。
そのため、樹木は立ち枯れて岩石は粘土化して赤茶けた山肌が見えるのですって。
噴煙地に近いほど酸性に強い植物が見られるそうです。

約3,000年前の箱根火山の爆発が起こり、神山の爆発によって大涌谷や芦ノ湖ができたんですね。

下の方には人がつくった施設があって、chirosukeは特撮のミニチュアみたいだと思ってしまいます。
あそこで作業するのって大変だろうなぁ。
chirosukeは仮に行けるとしても怖くて無理!

大涌谷の造成装置や送湯管は、硫黄や湯の花が一晩で付着してしまうため、 毎日除去作業を行わなければならないそうです。

作業現場は火山ガス濃度が非常に高いため作業員さんは、防毒マスクを必ず着用し作業にあたっているのですって。
人の手で作業しないといけないのって、すごいなぁ。
その人たちのおかげで箱根の温泉を利用することができるのですね。

そして、大涌谷といえば外せないのが「黒たまご」であります。

以前もSちゃんと大涌谷に来た時は、箱根湯本からレンタカーで来ました。
卵大好きchirosukeは助手席でず~っと「黒たまご買うよ」「黒たまごいくつ食べるぅ~?」と言い続け、Sちゃんからは「黒たまごのことしか言わないのかぁ!」と叱られたくらい・・・。

今回も早速「黒たまご」を一袋身請けしました。

・「黒たまご」 5個入 500円(税込)

黒たまご館に、大涌谷の黒たまごのつくり方が紹介されていました。
毎日「蒸し方」と呼ばれる人が、黒たまごをつくり続けています。
・卵をかごに入れます
・約80度の温泉池で60分ほどじっくりと玉子を茹でます。
・生卵を温泉池でゆでると、気孔の多い殻に鉄分(温泉池の成分)が付着します。
・これに硫化水素が反応して硫化鉄(黒色)となり、黒い殻のゆで玉子ができあがります。
・黒くなった玉子をを蒸し釜に移動させ、約100度の蒸気で15分ほど蒸して出来上がり。

下の売店には専用のロープウェイで運ばれてくるのだそうです。
こうやって出来た黒たまご、ひとつ100円でも食べたいです。
昔から、「1つ食べると7年寿命が延びる」と言われているそう。
黒いのは殻だけで中身にはほとんど色は付いていませんが、旨み成分は普通の茹で卵より濃いらしいです。

熱々の黒たまごを食して、再びロープウェイで桃源台に戻りました。
箱根海賊船に乗船する予定が、出発時間の5分前を切ってしまい乗れませんでした。
次の出発時間は1時間20分後・・・。

お土産屋さんをウロウロしましたが、1時間は長いです。
またロープウェイに乗ることにしました。
大涌谷までゴンドラ貸し切りであります。
大涌谷から乗車するときは別のお客さんと同乗でした。

ロープウェイで桃源台⇔大涌谷を2往復したchirosukeとSちゃん。
ロープウェイ乗車運賃だけでも「箱根フリーパス」は、ほぼペイだ!

chirosuke箱根に行く 「箱根海賊船で芦ノ湖遊覧・桃源台港~元箱根港 編」 (2021年5月) に続きます~!

chirosuke箱根に行く 「温泉・宿泊 朝食編」 (2021年5月)


昨夜は21時頃からぐっすり眠ったchirosukeとSちゃん、早起きして朝風呂であります。
今日もお天気は快晴です。

お風呂場は男女で入れ替わるので、昨日とは違ったお風呂と露天風呂が楽しめます。
「喜楽の湯」は、ほぼ貸し切り状態。
chirosukeは平泳ぎとワニ歩きであります・・・。
(毎回そこまでして泳ぎたい理由はなんだ?・・・chirosukeよ!)

普段は朝ごはんを食さないchirosukeですが、お腹が空いています。
マイユクールさんの朝食バイキングは種類も豊富で、食べきれないくらいです。
(実際、二泊でも食べきれません)

朝食の時間帯は予約制です。
比較的空いている早い時間(7時30分~)を選んでいました。

コロナ対策をして、朝食バイキングは健在です。
入場時の手指のアルコール消毒、マスク着用、レーンの人数制限、トレイとお箸はスタッフさんから受け取ります。
ビニール手袋をつけてトングでお料理を取っていきます。
皆さんマナーを守っていらしたので、混乱もなく朝ご飯をいただけました。

お味噌汁と白ご飯、サラダと温泉卵です。
トレイには色んなおかずを乗せました。

オレンジジュースと牛乳はお約束ですね。
カレーやスープ、パンもありますがとても食べきれません。
ミニトマトは普段は食さない、赤以外の色を選んでしまいます。

熱々のオムレツと天ぷらもおいしいです。

干物もお約束です。

スタッフさんがアジかシシャモを焼いて持って来てくださいます。
もちろん両方でもオッケー。
chirosukeはいつも「アジ&シシャモ」であります。

焼きたての干物はめちゃうまです。
chirosukeはアジも骨ごといただきます。
頭もパリパリしておいしかったので尻尾だけ残しました。
干物に限らず、焼き魚は基本骨ごと食すchirosukeを、Sちゃんはクールな目で見ております。
きっと北海道の木彫りのお土産「鮭をくわえた熊」の事を考えているな・・・。

2回目は今度はお粥です。
あ、山芋とろろも取ってきてしまいました。
chirosuke、チョイスを間違えました・・・。

汲み上げ湯葉もおいしいのですが、お粥とのマッチングがいまひとつであります。
何も考えずに思い付きでおかずをトレイに乗っけるchirosukeです・・・。
でも味付けの海苔はマストであります。

他にもお料理はいっぱいありましたが、とても食べきれません。
温泉に入って朝ご飯って、なんておいしいのでしょう。
おいしい朝食、ごちそうさまでした。

今回の一泊プランはゆっくり12時がチェックアウトですが、箱根をウロウロするので、10時過ぎにはチェックアウトをしました。

マイユクール祥月さんのお料理の美しさとおいしさ、おもてなしの演出、細やかな配慮と気取らない雰囲気は、いつ来ても大満足のchirosukeであります。
何度でもリピートしたいホテルのひとつです。

コロナ禍の中でしたが、今回も以前と変わらずゆったりした時間を過ごせました。
マイユクール祥月さん、ありがとうでした!

チェックアウトをしたchirosukeとSちゃん、箱根湯本駅のコインロッカーに再び荷物を預け、バスで「桃源台」に向かいました。
「箱根フリーパス」が大活躍です。

chirosuke箱根に行く 「箱根ロープウェイ・桃源台・大涌谷 編」 (2021年5月) に続きます~!

chirosuke箱根に行く 「温泉・宿泊 夕食編」 (2021年5月)


「箱根ガラスの森美術館」からバスで約30分、「箱根湯本駅」に到着しました。

コインロッカーから荷物を出して、徒歩約10分でホテルマイユクール祥月さんに到着であります。
ここはchirosukeのお気に入りの宿です。
箱根に来る度、利用しています。

http://www.shougetsu.co.jp/

箱根湯本の駅から徒歩圏内でありながら、自然の中でゆったり静かに過ごせます。
温泉もきれいで広いし、ご飯がおいしいです。
スタッフさんも親切で、客室数38室という規模も良い感じです。

途中、「湯本橋」を渡っていきます。
橋から眺める景色もchirosukeは好きです。

少し急な坂道があって紫陽花が咲いています。
ここはまだいくつか咲いているという感じでしたが、きれいですね。

来週あたりが紫陽花の見頃かなぁ。
旅行の日程を立てる際には、お天気はなかなか読めないから今回晴天に恵まれたのはラッキーでありましょう。
去年の7月に来た時は2日間とも雨だったし・・・。

マイユクール祥月さんは、前回同様、新型コロナ対策をしっかりされていました。

エントランスの検温では、いたって元気もののchirosukeとSちゃんはクリアです。
消毒用アルコールもあちこちに設置されていて、共有部分の消毒も頻繁にされているようです。
宿泊する側も、館内でマスク着用等のマナーは守りましょう。

今回の宿泊プランにも「選べるアメニティーセット」の特典が付いていました。
chirosukeとSちゃんはそれぞれシャンプー、コンディショナー、ボディウオッシュ、ボディミルクのセットを選びました。
毎回ですがアメニティーは使わずに持って帰ります。
(アメニティーがたまる一方だが・・・chirosukeよ!)

お部屋はいつもの23㎡のツインルームです。
充分な広さだし、清潔で快適。
ベージュを基調にした落ち着いた雰囲気のお部屋で、ふかふかのシモンズ製ベッドはとても寝心地が良いです。

加湿器もセットされていて、ドリップコーヒー、お茶、紅茶のティーバッグもあります。
保温ポットにはお湯が沸いていて、冷水ポットもあります。
浴衣と館内着も良い感じで、マイユクールさんの設備とアメニティにはいつも満足のchirosukeです。
別に高級感が無くても良いのです。
必要なものがきちんと提供されていて、ちょっと心配りがあるだけで・・・最高でありますね。

館内着は、ホテルの女将さんが素材から選びデザインされた紺色のワッフル生地。
着心地は良いんですが夏場のお風呂上がりには少し暑い・・・。
それでも浴衣が苦手なchirosukeは館内着を着ます。

シャワーブースがついていますが、大浴場に行くのでここはまず使用しません。
ロビーでのウェルカムドリンクの替わりに、テーブルの上におしぼりと冷蔵庫内に「まろやかりんご酢」のボトルが冷やされていました。
この林檎酢はおいしい~。

リンゴ酢をいただいてくつろいでしまいましたが、Sちゃんが「お風呂に行かないの?夕食早いよ」と声をかけてくれました。

おお、そうでした。
夕食はレストランで二部制で、早い時間帯(17時30分~)にしていたのでした。
リンゴ酢飲んでいる場合じゃないです。
早速温泉にGO!です。
いよいよchirosukeの温泉でのお約束、「全力でだらける」タイムに突入であります。

お部屋の中にはひとりずつ置いてあった不織布の巾着袋には、新品の手ぬぐいタオルと足袋ソックスも用意されています。

歯ブラシ、ヘアブラシ、コットン、シャワーキャップにヘアゴムは大浴場にも置いてあります。
クレンジングと化粧水、乳液の基礎化粧品も大浴場にあるので、バスタオルのみお部屋から持参します。
そして、温泉宿のお約束、フェイスタオルは大浴場で使いたい放題であります。
これよ、これ!
この贅沢が温泉のオキテのひとつですね。
どんなにタオルを使っても、自分で洗濯しなくて良いのだわ・・・
幸せをかみしめるchirosukeであります。

マイユクールさんの温泉は男女入れ替えです。
大浴場/露天風呂はそれぞれ「美楽の湯」「喜楽の湯」と言います。

一泊目は「美楽の湯」です。
お風呂は広々とした大浴場、露天風呂、露天ジャグジー、室内サウナがあって、とても気持ちいいです。

温泉の効能は・・・
弱アルカリ性単純泉。無色透明。美肌、婦人病、筋肉痛、神経痛、運動機能障害等。

「美楽の湯」には露天ジャグジーがあります。
ジャグジーの露天風呂(ラベンダー)はずっと浸かっていたいくらいの心地良さです。

大浴場には2人くらいのお客さんがおられましたが、空いています。
マイユクールさんの脱衣場は広くて、鍵のかかるロッカーに衣類が全部入っちゃいます。
宿泊者はそこそこ多くても、温泉が混雑していることは稀です。
夕食を二部制にしている為かうまく分散しているのでしょう。

時間もあまり無いので、ささっと汗を流しシャンプーを済ませました。
それでも温泉でのchirosukeのお約束、平泳ぎとワニ歩きはコッソリ済ませました。
(毎回だが全くコドモだな・・・chirosukeよ!)

脱衣場で、自由に飲める冷えたルイボスティーのサービスもポイント高し!
お部屋に戻って身づくろいをして、レストランにGO!

温泉旅館のお約束、お風呂上がりのすっぴん、館内着、裸足でスリッパ履きという、くつろいだ雰囲気です。

夕食メニューの写真です。
マイユクールさんはいつも名前入りのメニューをつくってテーブルに置いてくれます。

日中は歩き回ったせいか、とてもお腹が空いてきました。
広々したレストランではピアノ演奏もあります。
この「生ピアノ演奏」が何気に優雅でchirosukeは好きです。
普段音楽とあまり関わらない生活のchirosukeですが、お姉さんが弾いてくれる心地よい音色は良い感じです。
リクエストもありみたいですが、お願いしたことはありません。

Sちゃんと「もし、鬼滅の刃をお願いします」って言ったら弾いてくれるのかなぁ・・・。
プロだから弾いてくれるでしょう、とコソコソ話。
あ、でも 「紅蓮華」 かなぁ、「炎」かなぁ、「竈門炭治郎のうた」が流れたら泣いちゃうな・・・。
お喋りばかりしてないで、お料理が来ますよ、chirosukeよ!

お風呂上がりにグラスビールをいただきました。
おいしいです~。

夕食は和洋折衷の祥月オリジナル・フルコースディナーです。
前菜から始まってメインディッシュはお肉でした。
chirosukeの普段の食生活は「ご飯・おかず・おやつ」と大雑把ですが、時々温泉旅館等で手の込んだお料理をいただくと嬉しくなります。
今回もとてもおいしい夕食でした!

マイユクールさんの夕食はいつも稲荷寿司と食前酒(梅酒)から始まります。
あれ?いつもの真っ黒な黒稲荷寿司ではありませんでした。

ホテルの説明によると・・・
稲荷寿司の由来は、ホテル玄関にお祀りしているお稲荷様に因んでいるそうです。
ここのお稲荷様は女性の子狐様で、その昔、黒い狐様に恋をして実ったという言い伝えがあるのですって。
毎月11日にいなり寿司をお供えして祀っていて、以来縁結びのお稲荷様として親しまれているとのことです。
白い女性の子狐様にあやかって、白の稲荷寿司だそうですよ。

ふっくらジューシーでおいしいお稲荷さんでした。

毎回驚く、ミニチュアみたいなかわいい前菜です。

「皐月」の二人分の前菜です。
ひとりあたり10品が盛り付けられています。

桃のヴィシソワーズ 順才、カジキマグロとホワイトアスパラと石川芋のピンチョス、無花果とハモンセラーノのタルト、冬瓜 白だつ、鰻と完熟バナナのバーガー、夏野菜のピクルス、蛸のクロケット、白魚とトマトの一口寿司、タラモサンド、祥月玉子。

お料理は味だけで無く、器などの「あしらい」で引き立ちますね。
お家じゃなかなかできないことです。

毎回、祥月玉子は出てきますが、それ以外は毎月変わるのですね。
季節によって食材が変わっているし、器や盛り付けも含めて一品一品がすごく凝っています。
おいしいだけでなく、おままごとの延長のようでchirosukeはいつも嬉しくなります。

桃のヴィシソワーズはほんのり甘くておいしいです。
無花果や冬瓜など季節を感じることのできる素材がさりげなく使われています。
おいしいものをちょこっとずつ・・・どの前菜も美しく、愛らしくておいしいです。

「夏野菜のピクルス」と「冬瓜 白だつ」の器が可愛らしかったので個別写真をとりました。

お造りです。

お造りも新鮮でおいしく、盛り付けもきれいです。
縞鯵の薄造り。
湯葉。
酢蓮。
カイワレ。

当たり前なんだけど、スーパーの鯵のお刺身パックと全然違う・・・。
お魚大好きchirosukeはとてもおいしくいただきました。

「リピーターの方に・・・」とホテルから白ワインの小さなグラスが来ました。
こんな気配りが嬉しいリピーターchirosukeです。

いつもメニューには載っていなくて「シェフからです・・・」と出されるお豆腐はコクがあっておいしいです。
お豆腐は、塩とオリーブオイルでいただきます。

毎回出てくる美肌のスープは「大長茄子」です。
夏の茄子を使った温かいスープが良い感じです。
スプーンにはちっちゃなクルトン。
chirosukeは美肌のスープが大好きであります。
美肌になるかは別として、毎回とてもおいしい!

「冷やし鉢」はとても繊細。
とうもろこし豆腐。
オクラ、ミニトマト、金時芋レモン煮、海ぶどう、茗荷。
chirosukeはプチプチした海ぶどうの食感が大好きです。
ほんのり甘いとうもろこし豆腐に茗荷の香りが何ともいえない初夏の味です。

日本酒もお願いしました。
お料理に合う冷酒を1合ずつ。
 ・隆(りゅう)若水  純米吟醸
 ・箱根山 吟醸辛口

おいしいお料理に合うお酒を少しいただくのは、旅行の贅沢のひとつであります。

メインの洋皿は豚肉のお料理、「ラグー ドゥ ポール」 ソース トマトです。
柔らかくておいしいお肉でした。

ひらたく言えば、豚肉の煮込みトマトソースであります。
ラグーとは煮込み料理の事ですね。

お肉もおいしかったですが、パンとソースが絵画みたいにきれいです。
お洒落なお料理を、お風呂上がりのくつろいだ格好でいただけるのは、温泉旅館ならではであります。

ご飯はchirosukeも大好きな鯛飯です。
お米は会津こしひかりです。
お漬物と赤出汁付きで、おいしいです。

chirosukeとSちゃんは鯛飯をお代わりしちゃいました。
いつも「お好みでどうぞ」と出してくださる胡麻をパラパラかけていただきました。

マイユクールさんのお料理は、おいしいだけでなく器や盛り付けが品よく美しいです。
とても工夫されているなと思います。
気取らない雰囲気でいただける本格コース料理はとてもおいしく、楽しい時間であります。

お腹一杯のはずなのに、別腹のデザートがやってきました。
パティシエ特製デザートです。

2段のケーキスタンドにきれいに並んでやってきました。
アフタヌーンティータイルに替わったとのことです。
追加がほしい時はいつものデザートワゴンがやってきます。

・マスカルポーネのクレームブリュレブリオットチェリーのキャラメリゼ 
・マンディアン
・ライチとキャラメルのシュークリーム
・コーヒーゼリーとラムレーズンのブランマンジェ
・レモンティーのミルフィーユ
・柚子と抹茶のムースケーキ
・ライムとココナッツのマカロン
・西瓜

見た目も美しいデザートはどれもおいしいです。

お腹一杯なのに、chirosukeはデザートワゴンを待っていました。
Sちゃんは「まだ食べるんだ・・・」といつもの事ながら呆れ顔です。
マイユクールさんのお約束、デザートワゴンがやってきました!

「マスカルポーネのクレームブリュレ ブリオットチェリーのキャラメリゼ」と「コーヒーゼリーとラムレーズンのブランマンジェ」と「ライムとココナッツのマカロン」と「柚子と抹茶のムースケーキ」と「レモンティーのミルフィーユ」と「ライチとキャラメルのシュークリーム」を一つずついただきました。
デザートワゴン、夢のようであります。
(いつもだが、全部じゃないか!・・・chirosukeよ!)

クレームブリュレには、スタッフさんがひとつずつ、バーナーでカラメルに焦げ目をつけてくださいます。
コーヒーか紅茶は別に持って来てもらえます。

レストランを出る時にはアイスクリームコーナーの前を通って行きます。

お部屋に持って帰れるアイスクリームは、数種類から選べます。
カップに3段までOK。
スタッフさんが、「chirosuke様、前回お越しいただいた時と違っているフレーバーはこちらとこちらでございますよ」だって!
いやん、覚えられている・・・しかも新フレーバーを教えてくれる・・・何てホスピタリティが高いんだ!
chirosukeとSちゃん、新フレーバーも混じってしっかり3段であります。

お部屋のテーブルにはいつものようにカップケーキと、冷蔵庫には水菓子とマカロンが用意されていました。
マイユクールさんのおやつはパティシエさんの手造りです。
今日の水菓子はみかんゼリーでした。
おいしいお食事とおやつ、ごちそうさまでした!

アイスクリームだけいただいて、また温泉です。

露天風呂にも入って、ゆっくりとジャグジーにも浸かりました。
夜とは言えまだ19時半です。
ああ温泉・・いいなぁ・・・・箱根だよ・・・。

マイユクールさんでは枕のコーナーもあります。
レストラン前のホールに数種類の素材と高さの枕が置いてあって、ひとり1個貸し出してもらえます。
数が限られていて早い者勝ちです。
お風呂帰りに今回もchirosukeは低い枕をゲットしました。

部屋に戻ってみかんゼリーをいただいてSちゃんとお喋りしていたchirosukeですが、二人とも21時過ぎには眠くなりました。

温泉に浸かっておいしいご飯をいただいて、おやつを食べて、お喋りしてぐっすり眠るだけなんてめっちゃ贅沢です。
心地よいベッドでぐっすり眠った良い子たちでありました。

明日も晴れです。
箱根ロープウェイで大涌谷まで行って、芦ノ湖を渡る予定です。
いよいよスワンボートに乗れるかしら・・・。

chirosuke箱根に行く「温泉・宿泊 朝食編」 に続きます~。

chirosuke箱根に行く 「箱根ガラスの森美術館」編 (2021年5月)


ポーラ美術館からバスに乗車し、約5分で「箱根ガラスの森美術館」に到着です。
がんばったら歩けそうな距離ですね。

箱根はバスの本数が多く、行先も色々あります。
chirosuke達は「箱根フリーパス」を身請けしているので、バス乗り放題であります。

箱根ガラスの森美術館は、神奈川県足柄下郡箱根町仙石原にある、ヴェネチアングラス専門の美術館です。

https://www.hakone-garasunomori.jp/

chirosukeは入口で1,800円という入館料に怯みました。
元々乗り気ではなかったので、「高いよ・・・」とブツブツ。
(箱根フリーパスで100円値引きになりました。)

chirosukeは、数年前、期待いっぱいで行った「星の王子さまミュージアム」のトラウマレベルの「コレじゃない感」が尾を引いております。
Sちゃんからは「ここは星の王子様に関係ないよ。入って見ないと解らない!」とお叱りを受けてしまいました。

企画展「─炎と技の芸術─ ヴェネチアン・グラス至宝展」が開催されていて、入館すると企画も観ることができます。

しぶしぶ入館したchirosuke、ゲートを通って見えた景色に・・・

「なにコレ、キレイ!!」
広々とした美しい庭園、遠くの山並みが景色の一部になっています。
色とりどりに咲く花々や、池、木立の中に続く小道、そして異国情緒溢れる建物とガラスのオプジェに感激であります。
ここってどこだろう・・・素敵すぎる。

「すごいね!めちゃキレイ~!あっちに行ってみようよ!」と、さっきまでのやる気のない姿勢はいったい・・・まるでディズニーランドを走り回るような勢いのchirosukeであります。

箱根ガラスの森博物館よ、許せ!
ご近所の「なんとか王子さまミュージアム」とは全くのベツモノだ!
Sちゃんもchirosukeの豹変ぶりに呆れておりました。

箱根ガラスの森美術館 開館25周年特別企画
「─炎と技の芸術─ ヴェネチアン・グラス至宝展」

会期:2021年4月24日(土)~2021年11月28日(日)
開館時間:午前10時~午後5時30分(入館は5時迄)
入館料:大人1,800円

美術館では、主に近世から近代のヴェネチアングラスが収蔵展示されています。
館内は写真撮影OKです。
(フラッシュは不可)

作品も美しいのですが、椅子や鏡に混じって、ガラスのオブジェ等が展示されています。
館内の内装や天井のアーチ、壁画など全体がアートのようです。
作品の中に入り込んだような感覚です。

今回の展覧会は、過去に行った展覧会の中から名品を厳選して紹介しているそうです。
またヴェネチアン・グラスから影響を受けて作品を創りだしている日本とイタリアの現代作家さんの作品もありました。

展覧会は4つのカテゴリーで構成されていました。

 第1章 ヴェネチアン・グラスの源流
 第2章 ヴェネチアン・グラスの隆盛
 第3章 ヴェネチアン・グラスの復活
 第4章 ヴェネチアン・グラスの新たな可能性

ヴェネチアン・レースなどから着想を得たとされる繊細優美なレース・グラスがとても美しい。
ヴェネチアン・グラスの代名詞とされたそうです。

このレース・グラスの制作過程が映像で紹介されていました。
すごい手間がかかっているのですが、chirosukeはどうやったらこれがレース・グラスになるのかさっぱり・・・。
Sちゃんは、「おおっ、こうやって創るんだ!」と感激していましたが。
制作工程はchirosukeにとっては理科や算数みたいであります。

chirosukeはヴェネチアン・グラスという名前を知っている程度で、ガラスには詳しくありません。

ヴェネチアン・グラスは、ルネサンス期にヨーロッパのガラスを席巻した繊細優美なガラスなんですって。
多様な様式と技法を生み出し、現代のガラス界にも多大な影響を及ぼし続けているとのこと。

この美しい仮面は、ビーズフラワーデザイナー 下永瀬美奈子さんの作品。
2021年|I Fiori di Venezia(ヴェネチアの花)

chirosukeはお花は布だと思っていましたが、これ全部ビーズですか!
すごいなぁ。
ヴェネチアン・ビーズ・フラワーの製法は、既にヴェネチアでは途絶えてしまったのだそうです。
それを現代に伝える作家さんなのですって。
途絶えた技術を復活させるのはすごく大変なことだと思います。
作品は時代を超えて美しいです。

「風にそよぐグラス」
1895年|制作:ジュゼッペ・バロヴィエール(1853-1942)

ガラスなのに・・・揺れるなんてすごい。
超絶技巧であります。
すごく計算され尽くした繊細さですね。
展示作品は固定されていて揺れませんが、ぴきっ!と音がしそうでchirosuke落ち着きません・・・。
ぴきっ!とならないから超絶技巧なんだろうけど。

美しいガラス作品を観た後は、大涌谷を眺望する広い庭園を散策しました。
お天気が良いので、青空に映えた景色もひときわきれいです。

大涌谷かぁ・・・。
黒たまごがあるよ。
明日は大涌谷まで行こう~!

箱根ガラスの森美術館は、芦ノ湖に続く「早川」という川に面した場所にあります。

白い薔薇のアーチの下に、庭園の奥に続く緩やかな階段があります。
散策コースになっていて、どんどん下に降りて行くと途中にクリスタル・ガラスのオブジェや石像、鐘や泉、小さな滝が流れていたり自然と人工物が見事に調和されているみたいです。

紫陽花も咲いていましたが、咲き始めという感じです。
来週くらいが見頃かも知れないですね。
手すりの付いた階段が一番下の早川の所まで続いていましたが、chirosukeはそこまでは行きませんでした。

地面からガラスが生えているような不思議なオブジェがあります。

ヴェネチアを代表するガラス作家であるリヴィオ・セグーゾ氏が制作した、野外展示作品です。
「ヴェジタツィオーネ 95」 1995年

まるでSF映画のような景色です。
樹木が風に靡くような動きが感じられるようです。

作品のタイトル「ヴェジタツィオーネ 95」は、イタリア語で植物が群を成して伸びゆく様を現す言葉だそう。
とても印象的な作品でした。

池のほとりには鴨が数羽いました。
人を全く警戒しないカモで、日陰でお昼寝してました。
餌付けされているのですって。
(とうもろこしなどの穀類を中心に与えられているとのこと)
ここの庭園で生まれ育ったカモの大半は渡りをせず、池に住み着いたままなんだそう。
餌があればね・・・渡らないよね・・・。

クリスタル・ガラスでできた紫陽花もきれいです。

Ortensia(オルテンシア) 2006年 制作

chirosukeは精巧さにびっくりしました。
展示期間は紫陽花の季節限定。
オルテンシアはイタリア語でアジサイの事だそうです。
箱根ガラスの森美術館でしか見られないアジサイでありますね。
直径1.4cm、約15000粒のクリスタル・ガラスでできていて、全部で7色あるそうです。

庭園からヴェネチアン・グラス美術館エントランスへ続く橋に、クリスタル・ガラスのアーチがあります。

光の回廊
Corridoio(コッリドイオ)
制作:2008年

通年展示されているそうです。
高さ約9m、全長約10mのガラスのアーチ。
約16万粒のクリスタル・ガラスが風にゆれ、太陽光で輝きます。
外から見ても、内側から見てもきれいです。

「ヴェネチアン・グラス ローズガーデン」です。

箱根ガラスの森美術館の庭園では、西洋で生まれたオールドローズから日本で作出されたモダンな品種まで、約200種300株のバラが開花するそうです。

咲いている本物の薔薇もありましたが、ここの薔薇はガラス!
柔らかな花びらがガラスでできています。
きれいです。

この場所では、階段からバルコニーがフォトスポットになっていて、沢山の人が登って写真を撮っていました。
chirosukeは人がはけるまで待って写真を撮りました。

ローズガーデンで見つけたかわいいガラスの小鳥です。
小鳥は2羽仲良く並んでいます。

青い薔薇はガラスです。
バラの葉はきれいな薄緑色のガラス。
拡大して見てね。

ミュージアムショップは2階もあって、とても広いお店でした。
ヴェネチアン・グラスやクリスタルガラスの小物がたくさん。
ガラスのドールや食器、アクセサリー等がとてもきれいでした。

ヴェネチア製のミルフィオリがchirosukeのお気に入りです。
「ミルフィオリ」はイタリア語で「千の花」という意味の数モザイク模様の技法です。
ここでは観て回るだけで、何も身請けはしませんでした。

「森の水車小屋 Àcero(アチェロ)」です。

せせらぎのほとりにある森の小さな水車小屋を模しています。
実際に水車が回っています。
ここは「森の小さなお菓子屋さん」です。
とても素敵なお店!

ジャムやメープル製品や、チョコレート、オリジナルお菓子がたくさんありました。
ジャムも美味しそうだし、紅茶もありました。
水車小屋の中に沢山のお菓子・・・素敵です。

発送もしてもらえますが、chirosukeは今回はお持ち帰りです。
お友達の分も身請けしたので少しかさばってしまいましたが、スタッフさんがしっかりしたおしゃれな紙袋に詰めてくださいました。
小分け用の袋も入れてもらえました。
袋代何円・・・とか無くて良い感じ。

chirosukeが身請けしたのは「森のピーナ」というかわいい豆菓子です。
ピーナツにイタリアンテイストの衣で味付けをした、箱根ガラスの森オリジナルの豆菓子です。

5種類の味があって、お味見させてもらえます。
気に入った味、レモンとスパイシーバジルをチョイス。
チョコレート「森の木ノ実」も身請けしました。

・森のピーナ 各 540円 (税込)

・森の木ノ実 1,000円 (税込)

そろそろホテルのチェックインの時間が迫ってきました。
chirosukeはお土産のお菓子を抱えて、バス停に向かいました。

「箱根ガラスの森美術館」はとても景色が美しい素敵なところでした。
レストランやカフェもあって、また違う季節に訪れたいと思いました。
ガラスの完成形って硬質なんですが、とても自由な表現ができることは発見であります。

バスで「箱根湯本」に戻ります。
箱根フリーパスは運転手さんに見せるだけなので便利です。

chirosuke箱根に行く 「温泉・宿泊 夕食編」 (2021年5月) に続きます~!

chirosuke箱根に行く 「ポーラ美術館 フジター色彩への旅」編 (2021年5月)


5月最後の土日、chirosukeは箱根に行ってまいりました。

箱根は2020年7月に行ったので約10ヶ月ぶりです。
今回もできる限りのコロナ対策をしていきました。

早起きして松戸からJRに乗って、北千住発の小田急特急ロマンスカーでSちゃんとGO!
箱根湯本まで一本で行けるので便利です。
今回も遠足気分のchirosukeであります。
chirosukeが箱根旅行でいつも利用しているお気に入りの宿、「ホテルマイユクール祥月」さんに一泊です。
前回は二日間とも雨で残念でしたが、今回はお天気に恵まれました。

駅の構内で、駅員さんが「箱根フリーパス」を販売していました。

・「箱根フリーパス」 大人1枚 4,600円 (税込)  2日間有効

小田原から箱根湯本までの乗車券が戻って来るし、箱根登山鉄道や箱根登山バス、ケーブルカーやロープウェイなど、8つの乗り物が乗り放題。
箱根周辺の温泉や観光施設など、約70のスポットが優待・割引料金になるお得な切符です。
2日間箱根をウロウロするなら確実に元は取れそうです。
しかもチケットを都度購入することなく、提示するだけの便利さです。

箱根のバスは行先や本数は多いのですが、距離が長いので料金は意外にお高いです。
(箱根湯本⇒ポーラ美術館まで片道860円です)
chirosukeとSちゃんは「箱根フリーパス」を身請けしました。

駅のコインロッカーに荷物を預けて、第一目的の「ポーラ美術館」に向かいました。
ポーラ美術館では、chirosukeが大好きな画家「藤田嗣治(レオナール・フジタ」の展覧会が開催されています。

「フジター色彩への旅」
会期: 2021年4月17日(土)~2021年9月5日(日) 会期中無休 ※会期中に展示替え有り
開催時間: 9:00 ~ 17:00 (最終入館は16:30)
会場: ポーラ美術館
入 館 料 : 大人 1,800円

https://www.polamuseum.or.jp/sp/foujita/

ポーラ美術館には箱根湯本からパスで約40分。

山の中にありますが、整備された遊歩道が素晴らしくきれいです。
ポーラ美術館は久しぶりです。
2014年の年末以来です。
箱根に来ることはあってもポーラ美術館にはなかなか来る機会がありませんでした。

お天気が良いので新緑が眩しいくらい鮮やかでした。
来館者も多くはありませんが、そこそこ居られました。

美術館に入るとちょうどお昼でした。
chirosukeは、お腹が空いていたので美術館の「レストラン アレイ」に入ることにしました。
ここのレストランを利用するのは初めでです。

明るくて広いレストランです。
白で統一されたインテリアが印象的で良い感じです。
窓の外には小塚山の眺望が広がっています。
テラス席もありましたが風が強かったので中でいただくことに。

コースメニューもありましたが、chirosukeは企画展にあわせた期間限定メニューを食したいと思っていました。
画家が好んだメニューやゆかりの地の名産など、趣向を凝らしたメニューなんですって。
今回はレオナール・フジタ(藤田嗣治)の「素晴らしき乳白色」をベースに、フジタの華麗な色彩を料理に取り入れているとのこと。

「フジタの優美食」 3,040円 (税込)

まず【オードブル】です。
とてもきれい!
フジタの絵画≪優美神≫に見立てた一皿です。
お料理が3種盛り合わせれています。
 ・じゃがいもの冷製スープ
 ・豚腿肉のテリーヌ
 ・白身魚の包み焼

冷製スープはまろやかでした。
白身魚の包み焼はハーブの香りがしておいしかったです。

【メインディッシュ】と【パン】です。

・仔牛のポワレ 仔牛のジュと玉ねぎのクリームソース

ポワレは、表面をカリッと中身をふんわりした感触に具材を焼き上げる調理方法ですが、ジュ?
chirosuke調べてみました。

「ジュ(jus)」とはジュース(汁)の意味で、お肉や野菜から出た水分のことなんですって。
食材から煮だしたもののこともジュと呼ぶそうです。
ソースに近いもののことですね。

仔牛ロースのパン粉焼きを、仔牛のソースと玉ねぎのクリームソースの2種類で味わうお料理でした。
パンもおいしかったです。
Sちゃんはライスを注文しましたが、ご飯は普通・・・だったそうです。
パンが正解かなぁ。

【デザート】です。

・ライチとフランボワーズのムース マカロン添え

フジタの絵画≪メキシコに於けるマドレーヌ≫をモチーフにしたデザートです。
お皿も含めて絵画みたいに美しいです。
ライチとフランボワーズのムースとバラのジャム、カシスのマカロン。
シャーベットが冷たくてさっぱりでした。

飲み物はchirosukeはアイスレモンティーを注文しました。

輪切りじゃなくて、くし形のレモン。
果汁がたっぷり絞れます。
紅茶も濃くておいしい。
ガムシロップを入れていただきました。
シロップやミルクはポーションタイプでなく、ピッチャーに入っています。
良い感じです。
Sちゃんのアイスコーヒーもおいしかったそうです。

スタッフさんが優雅な身のこなしでお水を注いでくれるのもガラスピッチャーです。
氷がカラカラと涼し気な音を立てるのが良い雰囲気でした。

美しい景色を観ながら、優雅な雰囲気の中でいただく「フジタの優美食」、おいしかったです。
ごちそうさまでした。
食事をしていたらどんどんお客さんが入ってきて、テーブルが埋まって行きました。
早目に食事をとっておいて良かったです。

展覧会は見応えがありました。
大好きなフジタの絵がいっぱい。
フジタが撮ったモノクロの写真も素敵でした。

藤田嗣治さんは世界的な画家になること夢みて1913年、26歳で渡仏したのですね。
旅することによってその土地の風景や人物、異国の歴史や風俗などにインスピレーションを得て創作された作品たち。
パリの「乳白色の肌」も素晴らしいですが、中米から北米、東北や沖縄をはじめとする日本各地、中国大陸や東南アジアで描かれた絵の豊かな色彩にchirosukeは感動しました。

旅先こそがフジタのアトリエと紹介されていましたが、展示されていたフジタのトランクを観てchirosukeは納得しました。
ずっと旅をしていたのですね・・・。

展覧会は4つのカテゴリーで構成されています。
 
 Ⅰ パリとの出あい - 「素晴らしき乳白色」の誕生

 Ⅱ 中南米への旅 - 色彩との邂逅

 Ⅲ アジア旅行記 - 色彩による大画面の絵画へ

 Ⅳ 心の旅ゆき - 色彩からの啓示

ポーラ美術館が新たに収蔵した「乳白色の肌」の手法による油彩画「座る女」も観ました。
連作「小さな職人たち」の中の1点「猫のペンション」も初めて観る絵でした。
室内を飾るために制作された色彩豊かな作品群「小さな職人たち」も展示されていました。
アパルトマンの壁画パネル96点を一挙公開です。
chirosukeはこれらの子供達の職人の絵が大好きです。

同時開催されていた「ポーラ美術館の名作絵画」、「ラファエル・コランと黒田清輝―120年目の邂逅」、「モネ-光のなかに 会場構成:中山英之」等のコレクション企画展も観て回り、大好きなアンリ・ルソーの絵も観られました。
ポーラ美術館の所蔵作品ってすごいです。
複数の展示室をウロウロし、久々の美術館を堪能したchirosukeであります。

お約束のミュージアムショップでは、「猫のペンション」のポストカードだけ身請けしました。
欲しいものはいろいろありましたが、chirosuke我慢であります。

・ポストカード 1枚 120円 (税込)

美しい景色とおいしい食事、素敵な絵を観ることができた「ポーラ美術館」、箱根まで来た甲斐がありました。

ホテルのチェックインまで、まだまだ時間があります。
箱根フリーパスでバスも乗り放題です。

Sちゃんが「途中にあったガラスの森美術館に行ってみようよ」と言うので行くことに。
実はchirosuke、以前行った近くの「星の王子さまミュージアム」に非常にがっかりした記憶があり、同じようなハコモノじゃないの・・・と正直、乗り気ではありませんでした。
(行ってもみないで決めつけは良くないぞ・・・chirosukeよ!)
「うん・・・まぁ・・・行っても良いよ・・・」レベルの気持ちで向かいました。

chirosuke箱根に行く 「箱根ガラスの森美術館」編 (2021年5月) に続きます~!

「ジュールス・デストルーパー」キッチン缶&「エトワールブルー」ティーバッグ


大阪のお友達Kちゃんから素敵なお菓子と紅茶をいただきました。

ベルギーの「ジュールス・デストルーパー」のクッキーであります。
ベルギー王室御用達、世界に誇るプレミアムクッキーの限定イラスト缶です。

ジュールス・デストルーパー社は1886年創業。
良質な素材を厳選して作り上げる創業者オリジナルの製法は現在も受け継がれているのですって。
2021年夏の限定商品は、北欧風の可愛いキッチン絵柄の缶入です。
缶の中に入っているのは・・・
黄金色に焼き上げたワッフル型のクッキー「バタークリスプ」と、上品な風味が引き立つ「アーモンドシン」です。

どちらもとてもおいしいです。
chirosukeは以前、ブリューゲル展のミュージアムショップで限定缶の「バタークリスプ」を身請けしました。
そのときのクッキーのおいしさを思い出して嬉しくなりました。
(ブリューゲル展の「バタークリスプ」については、2018年3月3日のブログを見てね)

今回いただいた限定キッチン缶は蓋の片方が開くタイプです。

サイズ:縦18㎝×横25.5㎝×高さ5.8㎝

缶好きchirosuke、とても嬉しいです。

ルピシアの紅茶、季節限定商品「Etoile bleue (エトワール ブルー)です。
ティーバッグ5個が限定デザインBOXに入っています。

星座盤をイメージしたパッケージには、夏の夜空に浮かぶ天の川と、夏の大三角形と呼ばれる「こと座・わし座・はくちょう座」がデザインされています。

エトワールブルーは夜空を思わせるブルーマロウの鮮やかな青色が美しいハーブティーです。
優雅な色の変化が楽しめるお茶なんです。
レモンを加えるブルーからピンク色に変わるのだそう。
レモングラスとカモミールの爽やかな味わい、淹れるのが楽しみです。

素敵な缶とおいしいクッキー、珍しい紅茶をいただいて、chirosukeはとても嬉しいです。
Kちゃん、ありがとうです!

tamielle(タミエール)の刺繍ハンカチセット


イギリスのブランド”tamielle(タミエール)のきれいな手刺繍のハンカチセットです。

tamielleは、デザイナーのTamer Kovnerが2009年に立ち上げたハンドメイドのハンカチブランドなんですって。
ブルガリアの女性支援を目的にスタートしたイギリスのエシカルブランドです。

コットン100%の真っ白な生地に、草花や動物、イニシャルなどのクラシカルな絵柄がひとつひとつハンドメイドで大切に製作されています。
上品で可愛らしいハンカチです。
専用のボックスも素敵です。

繊細でロマンチックな刺繍が施されたハンカチは、ブルガリアの女性たちの丁寧な手仕事によるもの。
製品への愛着が感じられますね。

それぞれの製品には、ファクトリーで働く女性のサインカードが付いています。
chirosukeはサインカードを見て嬉しくなりました。
遠いブルガリアのどんな人たちが刺繍をしているのかなぁ。
そのハンカチがイギリスを経由して日本にやってきて、chirosukeの手元にあることが不思議です。
大切に使おうと思います。

イタリアンレストラン「CASA MIA(カーサミーア)」でランチ(2021年5月)


里見公園から自転車で戻って来たchirosukeとSちゃんは、松戸神社の近くのイタリアンレストラン「CASA MIA(カーサミーア)」さんでランチをいただくことにしました。

前回GWのスペシャルランチがとてもおいしかったお店です。
(「CASA MIA(カーサミーア)」のGWのスペシャルランチについては2021年5月2日のブログをみてね)

CASA MIA HP

今回は休日限定のランチをいただきました。

休日限定パスタセット 1,400円(税込)
・前菜2種サラダ添え
・スープ
・選べるパスタ
・自家製フォカッチャ(おかわり自由)
・ドリンク

「前菜2種サラダ添え」です。

おいしくて彩りのきれいな前菜です。
サラミとフリッタータ。
フリッタータとは、具材をたっぷり入れたイタリアのタマゴ焼きみたいな感じで、おいしいです。

「スープ」は、クラムチャウダー。
温かくて具がたっぷりでおいしかったです。

ここの自家製フォカッチャは温かくてふわふわでめちゃうまです。
フォカッチャはイタリア料理で出される平たいパンでありますね。

パスタは4種類から選べます。

・岩中ポークのボロネーゼ
・国産若鳥と芽キャベツのトマトソース
・海老と岩のりのクリーム
・ホタルイカのペペロンチーノ

Sちゃんが選んだのは
「岩中ポークのボロネーゼ」
chirosukeが選んだのは
「ホタルイカのペペロンチーノ」
どちらもとってもおいしいパスタでした。
ぺペロンチーノは水菜と相性が良くて、ホタルイカも沢山入っててchirosukeは大満足であります。

食後のドリンクはアイスティーをお願いしました。
しっかり濃くておいしい紅茶でした。

お腹いっぱいになりました。
今回もおいしいお料理をごちそうさまでした。

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ほうろうって・・・

優しく扱ってあげないと、欠ける、はがれる。
お鍋の取っ手は熱くなる・・・。
お高い・・・。
でも綺麗なんだものっ!!