映画「ダンケルク」


chirosukeは「ダンケルク」を観てきました。

「ダンケルク」字幕
(Dunkirk )
監督:クリストファー・ノーラン
制作:エマ・トーマス
クリストファー・ノーラン
製作総指揮:ジェイク・マイヤーズ
脚本:クリストファー・ノーラン
撮影:ホイテ・バン・ホイテマ
美術:ネイサン・クロウリー
衣装:ジェフリー・カーランド
編集:リー・スミス
音楽:ハンス・ジマー
視覚効果監修:アンドリュー・ジャクソン

2017年 アメリカ
配給 ワーナー・ブラザース映画
上映時間:106分
http://wwws.warnerbros.co.jp/dunkirk/

「キャスト」
トミー:フィオン・ホワイトヘッド
ピーター:トム・グリン=カーニー
コリンズ:ジャック・ロウデン
アレックス:ハリー・スタイルズ
ギブソン:アナイリン・バーナード
ウィナント陸軍大佐:ジェームズ・ダーシー
ジョージ:バリー・コーガン
ボルトン海軍中佐:ケネス・ブラナー
謎の英国兵:キリアン・マーフィ
ミスター・ドーソン:マーク・ライランス
ファリア:トム・ハーディ
無線通信の声:マイケル・ケイン

chirosukeの感想は・・・
凄い映像と音でした。
内容とか人の心の動きとか、そんなのを考える以前に圧倒的なリアリティのある映像と音響です。
映画の根源の魅力を観たような気もちになりました。

戦争映画です。
そこには人同士のやりきれない戦いがあり、エゴイズムもヒューマニズムもあります。
ただ、作り手がどこにポイントを置いているかというと、多分映像と音なんだと思います。

chirosukeは昔、「プライベート・ライアン」という作品を観たことがあります。
戦場でのヒューマニズムを描いた作品だったようですが、冒頭の約30分のノルマンディー上陸作戦の凄まじい映像は絶対忘れられません。
「ダンケルク」は、あの30分の映像が106分間続いているような感じでした。

登場人物は、個人というより記号化された役割を演じているようです。
これは監督さんの意図なんだと思います。
兵士はイギリス軍兵士、フランス軍兵士、そして姿は見えないドイツ軍兵士です。
空軍のパイロット、兵士を助けに行く民間人の船長。
すごくリアリティのある状況と演技です。

容赦ない戦場、過酷な生存競争がこれでもかと描かれます。
何度も何度も海に投げ出され、銃撃や水や炎にさらされる兵士たちに「もうどうやっても助からないのか・・・」とchirosukeは涙目です。
個々の境遇に対する涙ではなく、数十万人の兵士に対する涙です。
個人に焦点を当てているのではなく、戦時下の人々の役割が表現されているみたい。

面白いといえる内容ではないのだけど、凄かったとは言えます。
生き延びるために必死になる人の姿、危険を顧みず身を挺して自国の兵士の救出に向かう民間人の姿。
良いもん、悪いもんが無くて、敵国の兵士と闘うのが戦争なんだなぁと、今更ながらchirosukeは思いました。
お互いが正義なのですね・・・。

最後の新聞記事の場面では少し救われた気持ちになりましたが、それさえ一人の若者を英雄視したのではなくて、戦時下の勇気や献身等の数多の「英雄的行為」を讃えているのだろうと思いました。
「個」を描かずに「公」に焦点を当てた、ものすごい映像と音の「ダンケルク」でありました。
映画に何を求めるかが問われているような作品かも・・・。
chirosukeは観てよかったと思いました。

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映画「エイリアン:コヴェナント」


chirosukeは「エイリアン:コヴェナント」を観てきました。

「エイリアン:コヴェナント」2D・字幕
(Alien: Covenant )
監督: リドリー・スコット
制作: リドリー・スコット
マーク・ハッファム
マイケル・シェイファー
デビッド・ガイラー
ウォルター・ヒル
キャラクター創造:ダン・オバノン
ロナルド・シャセット
原案:ジャック・パグレン
マイケル・グリーン
脚本ジョン・ローガン
ダンテ・ハーパー
撮影:ダリウス・ウォルスキー
美術:クリス・シーガーズ
衣装:ジャンティ・イェーツ
編集:ピエトロ・スカリア
音楽:ジェド・カーゼル
特殊効果監修:ニール・コーボールド
視覚効果監修:チャーリー・ヘンリー

2017年 アメリカ
配給 20世紀フォックス映画
上映時間:122分
http://www.foxmovies-jp.com/alien/

「キャスト」
デヴィッド/ウォルター:マイケル・ファスベンダー
ダニエルズ:キャサリン・ウォーターストン
オラム :ビリー・クラダップ
テネシー:ダニー・マクブライド
ロープ:デミアン・ビチル
カリン :カルメン・イジョゴ
リックス :ジャシー・スモレット
アップワース :キャリー・ヘルナンデス
ファリス :エイミー・サイメッツ
ハレット:ナサニエル・ディーン
アンカー:アレクサンダー・イングランド
レドワード:ベンジャミン・リグビー
コール :ウリ・ラトゥケフ
ローゼンタール:テス・ハウブリック

chirosukeの感想は・・・
なかなか面白かったです。
エイリアン誕生の秘密が描かれていて、迫力映像が怖いです。
本当に怖いです。

エイリアンがヒトの体の中からばっしゃ~!と出てきます。
ばしゃっ!びっしゅ~!ぎゃわ~!びゃ~っ!にるっ!どっさ~!きぇぇぇ~!ばばばば!です。
chirosuke、残酷擬音がかなり厳しいです。
それくらいえぐいです。
まるで物体Xです。

前作「プロメテウス」の続きですが、chirosukeはすっかりプロメテウスはおぼろげな記憶となっていました。
(「プロメテウス」については2012年8月15日のブログをみてね)

思い出すのに少し時間がかかりましたが、未知の惑星に無謀にも大人数で(船長までも!)降り立ち、しかもヘルメットを外しているという信じがたい状況に「プロメテウス」を思い出しました。
あの時もヘルメット無しでとんでもないことになったのに、今回も同じですが・・・。
ちっとも学習しない宇宙に行く人たちです・・・。
リドリー・スコット監督、これはわざとですか?
ヘルメット無しだから感染するんだよぅ・・・。

人類移住計画で2,000人もの入植者の生命を預かっているのに、目的地に行く途中で「地球にもっと近くていい感じの星を見つけたよ、ここに移住したらいいんじゃない?」と全く信じられないノリで「カントリーロード」の歌にフラフラと引き寄せられるクルーですもの。
宇宙では良い子はヘルメットをつけようね、と言うこと自体無理でありましょう・・・。
chirosukeは、危機管理なってない!歌でひっかかるなんてセイレーンに騙される船乗りですやん、と涙目。

主役の女優さん、「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」でティナ役だった人でした。
髪型が違っていただけですがchirosuke、気が付きませんでした。
(ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」については2016年12月12日のブログをみてね)

エイリアンと闘う女性のお約束、タンクトップ姿でがんばってましたが今回魔法は使えないし苦戦!
しかも主役はアナタではなく、まさかのアンドロイドでありました。
アンドロイドのデヴィッド/ウォルターの二役を演じたマイケル・ファスベンダーさん、すごいです。
一度叩きのめされて壊されたと思った後で、自己修復機能で復活した時はchirosuke、両手をグーでした。

いろんな形態のエイリアンが出てきて、chirosukeはもう何が何だかです。
黒い胞子みたいなのが身体に入っただけで、数時間後にはぶっしゃ~!ばばばば!ですもの・・・。
でもドキドキハラハラするし、こんなに心をざわつかせる異形の造形が素晴らしい。
そして、エイリアンよりアンドロイドが怖いです。

「私たちはどこから来てどこへ行くのか」という深遠な問いに対する答えのひとつが描かれているのでしょうが、ちょっびり難解です。
プロメテウスをおさらいして、もう一度良く整理してみたいです。

「エイリアン:コヴェナント」は迫力の映像と深遠な謎があるSF映画でありました。
ロボット工学三原則を軽々と飛び超えてしまったアンドロイドは必見です。
ウォルター生きててほしい!と切に願っているchirosukeでありました。

映画 「ワンダーウーマン」


chirosukeは映画「ワンダーウーマン」を観に行ってまいりました。

「ワンダーウーマン」2D・吹き替え
(Wonder Woman)
監督: パティ・ジェンキンス
制作: チャールズ・ローベン
デボラ・スナイダー
ザック・スナイダー
リチャード・サックル
制作総指揮: スティーブン・ジョーンズ
ジェフ・ジョンズ
ジョン・バーグ
ウェスリー・カラー
レベッカ・スティール・ローベン
原案:ザック・スナイダー
アラン・ハインバーグ
ジェイソン・フックス
脚本: アラン・ハインバーグ
2017年 アメリカ
配給 東宝東和
上映時間: 141分
http://wwws.warnerbros.co.jp/wonderwoman/

「キャスト」
ダイアナ/ワンダーウーマン:ガル・ギャドット
スティーブ・トレバー:クリスパイン
アンティオペ:ロビンライト
ルーデンドルフ:ダニー・ヒューストン
パトリック卿:デビッド・シューリス
ヒッポリタ:コニー・ニールセン
マル博士:エレナ・アナヤ
チャーリー:ユエン・ブレムナー

chirosukeの感想は・・・
とても面白かったです。
しかも終盤、ちょっと涙目になるくらい感動してしまいました。
まさか「ワンダーウーマン」で涙がでるとは思いませんでした。

女性だけの島のプリンセスだったダイアナが、どうして最強の女戦士=ワンダーウーマンとなったかというお話です。
女性だけの島で、プリンセスとして母親に大切に育てられてきたダイアナです。
一族最強の者しか持てないと言われる剣に憧れ、強くなるための修行に励む日々、その中で自身の秘められた能力に気付き、「悪の神」を倒すために自らの意思で島を出て行く冒険譚でもあります。

主役のダイアナを演じた女優さんがすごく素敵!
美しくてめちゃカッコいいんです。
スーツを着た時のエレガントさ!
あのエキセントリックな「戦闘服」もすごく良いです。
文明社会から隔絶された女性だけの島で生まれ育ったという設定のダイアナは、時代錯誤的トンチンカンで危なっかしいです。
でもとってもピュア!

困っている人がいるなら助けるのが当たり前。
その困っている原因をつくりだしているのが「悪の神」なのだからそいつを倒せば「悪」は無くなる、だから自分が倒すという心意気です。
世の中ってそんな単純ではないんだけどね・・・。
勧善懲悪では解決しない色んなお約束があるのだけど・・・。
ダイアナは怯むことなく「悪」に突進していきます。
「私が戦争を終わらせる!」という気概があります。
その姿はとても凛々しく、迷いがない。
勇敢で雄々しいです。

この作品、物語がとても良く練られています。
観る前chirosukeは、適当なお話でぶっ飛んだヒロインが大暴れする荒唐無稽な作品だと思いこんでいました。
とんでもなかったです。
構成がしっかり深い!
押しつけではないメッセージ性があります。
ダイアナの真の姿と、成長が丹念に描かれて説得力がありました。
chirosukeはダイアナが背負う運命に涙目になりました。
ダイアナの出自が明かされた時、chirosukeは母親(女王)の決意を思い思わず両手がグーになりました。

chirosukeはダイアナに何となく「母性」を感じていました。
後でわかったのですがこの女優さん私生活では2児の母なんですって。
chirosuke、納得です。
あの献身的な強さ、包容力、聖母のような優しさを持ち合わせたワンダーウーマンを見事に表現されていました。
見事なヒロインでありました。

アメコミが原作で、物語も衣装もキャラクター設定もまさに荒唐無稽です。
それがとても上質なエンタメになっていました。
荒唐無稽って素晴らしい!
chirosukeは毎回思いますが、なんでこんな作品が日本じゃつくれないんだろう。
オカネだけの問題では無いだろうなぁ。

「ワンダーウーマン」とても面白くて深いです。
chirosukeのおすすめであります。

映画 「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」


chirosukeは映画「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」を観に行ってまいりました。

「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」2D・字幕
(The Mummy)
監督: アレックス・カーツマン
制作: アレックス・カーツマン
クリス・モーガン
ショーン・ダニエル
サラ・ブラッドショー
制作総指揮: ジェブ・ブロディ
ロベルト・オーチー
原案: ジョン・スパイツ
アレックス・カーツマン
ジェニー・ルメット
脚本: デビッド・コープ
クリストファー・マッカリー
ディラン・カスマン

2017年 アメリカ
配給 東宝東和
上映時間: 110分
http://themummy.jp/

「キャスト」
ニック・モートン: トム・クルーズ
アマネット: ソフィア・ブテラ
ジェニー・ハルジー: アナベル・ウォーリス
クリス・ヴェイル: ジェイク・ジョンソン
グリーンウェイ大佐: コートニー・B・バンス
マリク: マーワン・ケンザリ
ヘンリー・ジキル: ラッセル・クロウ

chirosukeの感想は・・・
面白かったです。
主役のミイラを演じた女優さん、めっちゃ美しい!
カッコいい身体です~。

まずchirosukeはこの映画について根本的に誤解をしていました。
「ザ・マミー」というのをMotherのマミーだと思っていたことです・・・。
観終わったあとで「母親が全く出てこなかった・・・何故だ?」と悩んでしまいました。
そして解ったこと・・・マミー「Mummy」とはミイラのことだったと!

トム・クルーズが主演でがんばってます~。
ミイラのホラー映画というよりアクションアドベンチャーです。
2000年の眠りから目覚めたミイラは古代エジプトの王女なんですが、なぜ復讐心が人類へ向かうのかよくわかりません。
呪われた長い時が、復讐心を増大させていったのか・・・。
そんな理由とかどうでもいいかと思わせる迫力のアクションと映像であります。

物語のキーマン、ジキル博士役をのラッセル・クロウが演じています。
もうラッセル・クロウ良いです!
バカバカしい設定を大真面目にやっています。
皆が真剣!
だから迫力あって面白いです。

chirosukeは真剣に「ミイラ怖い・・・!」と涙目です。
そして「母親はいつ出てくるんだ?」と待っておりました・・・。

なんでも、ユニバーサル・ピクチャーズが「ダーク・ユニバース」プロジェクトという超大作映画シリーズをスタートさせたんだそうです。
今後のダーク・ユニバースでは、フランケンシュタインや透明人間、魔人ドラキュラなど、ハリウッドの伝説的モンスターを次々と登場させていくんですって。
オオカミ男や大アマゾンの半魚人もやるみたい。

chirosukeは怖い映画は怖がるくせに結構好きです。
おばけや幽霊は苦手ですが、モンスター映画は良いですね~。
コドモchirosukeが深夜テレビで観た「妖婆 死棺の呪い」という旧ソ連の白黒映画がトラウマになっています。
あれは怖かった・・・!
一人でテレビの映画劇場を観てて、「リング」で貞子がTV画面から這い出してきた時は、マジ泣きしました。

「ダーク・ユニバース」プロジェクトはキャストも豪華で、ジョニー・デップが主演で「透明人間」やるそうです。
これは楽しみであります。
半魚人を誰がやるのかなぁ。
半魚人、怖そうだなぁ・・・。

モンスター映画はエンタメですね。
「ダーク・ユニバース」プロジェクト、楽しみなchirosukeであります。

映画 「メアリと魔法の花」


chirosukeは映画「メアリと魔法の花」を観に行ってまいりました。

「メアリと魔法の花」
監督:米林宏昌
原作:メアリー・スチュアート
プロデューサー:西村義明
脚本:坂口理子
  米林宏昌
主題歌:SEKAI NO OWARI

2017年 日本
配給 東宝
上映時間: 102分
http://www.maryflower.jp/

「キャスト」
メアリ:杉咲花
ピーター:神木隆之介
マダム・マンブルチューク:天海祐希
ドクター・デイ:小日向文世
赤毛の魔女:満島ひかり
フラナガン:佐藤二朗
ゼベディ:遠藤憲一
バンクス:渡辺えり
シャーロット:大竹しのぶ

chirosukeの感想は・・・
普通の映画かな、でした。
特に感動もしませんでしたが、とても残念というわけでも無かったです。

原作がイギリスのお話です。
今回は舞台はイギリスのままなので良かったと思います。
この監督さんは「借りぐらしのアリエッティ」「思い出のマーニー」をつくった人ですが、2作品とも無理やり舞台を日本に設定するという、意味が無くトンデモナイことをした人なのでchirosukeは警戒しておりました。
イギリス人の女の子が出で来て、イギリスの田舎が舞台で、そこは安心。

「借りぐらしのアリエッティ」の時は舞台をイギリスから日本にしていました。
原作「床下の小人たち」に始まる全5冊シリーズを読んでいたchirosukeはまずそこに違和感いっぱいで、小人たちへの愛が感じられない映画が残念でした。

「思い出のマーニー」の時もまたもや舞台をイギリスから日本に移していました。
(「思い出のマーニー」については2014年7月21日のブログをみてね)
わざわざ設定を日本にする意味がchirosukeには理解できず、原作を貶めることの様に感じられました。
chirosukeにとってこの監督さんは、「イギリスの物語を無理やり日本に設定する人」でした。
で、今回3度目のイギリスの物語が原作です。
舞台が日本でなくてひと安心であります。

作品はキャラクターも背景も殆どのシーンも、どこから見てもジブリです。
でもこの作品は「スタジオポノック」というジブリを退社した人が立ち上げた会社の「第一回長編作品」なんですって。

スタジオジブリは2014年に制作部門が解体され、クリエイターさんたちが退社していったそうです。
色んなオトナの事情がたくさんあったのだと思います。
chirosukeは、ジブリだろうとポノックだろうとどうでもいい。
面白い作品がつくれるなら何だって良い。
chirosukeはジブリ作品でも好きなのはありますが、何だこりゃ?というのもありました。
要は好き嫌いです。
でもこの「メアリと魔法の花」はどこから見てもジブリっぽかったですよ。
それが良いとか悪いとかじゃなくて、ポノックという会社がもっともっと面白い作品をつくって見せてくれればいいなぁと思います。

「メアリと魔法の花」は前半10分くらいが一番ワクワクしました。
あとは・・・普通。
声優さんは下手ではないのでしょうが、キャラクターに合っていないと感じました。
一流の役者さんが一流の声優とは限りません。
魔女の国から禁断の花を盗んだ赤毛の魔女役の満島ひかりさんだけはとても良かったです。
やっぱり前半10分か・・・。

魔法学校の設定はどうしてもハリーポッターを彷彿とさせますね。
箒に乗って飛ぶ自信のない女の子の成長物語とくれば「魔女の宅急便」だし。
「千と千尋の神隠し」を思い出すシーンもたくさん。
目新しさが感じられない、普通の映画でした。
涙目になることも両手をグーにすることも、腹立たしく思うこともなかったです。
「へ~」という感じ。
てことは・・・「毒にもクスリにもならない」作品なんだなぁ。
最初の10分間がもったいないなと思うchirosukeです。

ジブリでもポノックでもいいから、chirosukeが大好きな「千と千尋の神隠し」を超える作品を期待したいと思います。
原作があるならば、まず原作愛が感じられる作品に!
そして「勢いのある絵」がスクリーンで動くのを見たいものです。

映画 「ライフ」


chirosukeは映画「ライフ」を観に行ってまいりました。

「ライフ」2D・字幕
(Life)
監督: ダニエル・エスピノーサ
制作:デビッド・エリソン
  ダナ・ゴールドバーグ
 ボニー・カーティス
  ジュリー・リン
制作総指揮:ドン・グレンジャー
ビッキー・ディー・ロック
脚本:レット・リース
ポール・ワーニック

2017年 アメリカ
配給 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
上映時間: 104分
http://www.life-official.jp/

「キャスト」
デビッド・ジョーダン:ジェイク・ギレンホール
ミランダ・ノース:レベッカ・ファーガソン
ローリー・アダムス:ライアン・レイノルズ
ショウ・ムラカミ:真田広之
ヒュー・デリー:アリヨン・バカーレ
エカテリーナ・“キャット”・ゴロフキナ:オルガ・ディホビチナヤ

chirosukeの感想は・・・
予告編のイメージとは違っていたけど、まあまあ面白かったです。
映画館を出た直後の感想は「これってB級?」でした。
chirosukeにとって「B級」は誉め言葉です。

B級としてがんばれば良いのに、A級を目指そうとしている感が「予告篇」では垣間見えてそこは残念。
真田広之さんが出演されていて、好演されていました。

地球外生命体を調査していた6人の宇宙飛行士が直面する恐怖を描いたSFです。
密室の宇宙船内や無重力空間、空気の無い宇宙とくれば「エイリアン」ですが、「ライフ」はもっともっと「B級」です。

火星で未知の生命体の細胞が採取され船内に持ちこんで調査をするんだけど、その「ラボ」がお粗末すぎです。
細胞なのに・・・密閉されていないんだもの。
その細胞が目視できるほどに育って変容していきます。
見た目がちょっとかわいい、動く植物っぽいので油断したんでしょうがプロの研究者でしょ?
こんな油断はあり得ないです。
そして宇宙SFスリラーのお約束、未知の生命体は生育⇒変容⇒変貌を遂げ、クルーのみならず地球をも脅かす「怪物」となって襲いかかってきます。

絶望的危機状態にありながら、人の英知を駆使して闘う宇宙飛行士たちの奮闘と絶望はリアルで、chirosukeは涙目になりました。
でもずっと頭の隅の「だからラボが密室じゃなかったからダメなんだって・・・」が離れません。
あのラボを設計(設定)した時点、未知の生命体が充分逃げだし得る場所で研究をしていたところで「B級」は決定です。
その後いくら頑張っても「A級」は無理。
予告編には騙されました。

ラストはお約束どおりです。
これぞB級の醍醐味でありましょう。
昔、コドモchirosukeがテレビで観た「SF人喰いアメーバの恐怖2」を思い出しました。
「ライフ」、B級映画を愛する人たちはまあまあ楽しめるかなぁ。

映画 「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」


chirosukeは映画「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」を観に行ってまいりました。

「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」 2D・吹き替え
(Pirates of the Caribbean: Dead Men Tell No Tales)
監督: ヨアヒム・ローニング
   エスペン・サンドベリ
制作:ジェリー・ブラッカイマー
制作総指揮: マイク・ステンソン
         チャド・オマン
脚本:ジェフ・ナサンソン
衣装:ペニー・ローズ
音楽:ジェフ・ザネリ

2017年 アメリカ
配給 ディズニー
上映時間: 129分
http://www.disney.co.jp/movie/pirates.html

「キャスト」
ジャック・スパロウ:ジョニー・デップ
サラザール:ハビエル・バルデム
ヘンリー・ターナー:ブレントン・スウェイツ
カリーナ・スミス:カヤ・スコデラーリオ
ギブス:ケビン・R・マクナリー
ヘクター・バルボッサ:ジェフリー・ラッシュ
ウィル・ターナー:オーランド・ブルーム
エリザベス・スワン :キーラ・ナイトレイ
アンクル・ジャック : ポール・マッカートニー

chirosukeはこのシリーズはTVで何度か観ていますが、映画館で観たのは今回が初めてです。
chirosukeの感想は・・・
映画館で観て良かったです~。
もともと荒唐無稽なお話で、スケールが大きい。
世界観がしっかりあってとても楽しめました。

ジョニー・デップは完璧なジャック・スパロウ船長です。
歩き方、走り方、いなし方、喋り方、立ち姿・・・どうしようもなくどっぷりジャック・スパロウであります。
このお決まりというか、お約束を正しく大画面で観るためだけでも、映画館で観る価値があるとchirosukeは思いました。
良質なエンタメ、ディズニーになってからオドロオドロしさはちょっと薄まったのかもしれませんが、こんな豪華で洗練されたドタバタ映画、chirosukeは大好きです。

舞台で「幕開き三分」というのがあります。
演出家の蜷川さんが昔から「幕開き三分」が勝負ということを言っておられました。
最初の数分で観客の心を掴めるかどうかが肝心ということですね。
「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」は「客電落ち20分」でありました!
座席が暗くなって本編が始まってから20分くらい、ガーッとすごい勢いで観せます!
出し惜しみ全く無し!
ここまでやっちゃって、残り100分以上どうすんのよ・・・とchirosukeは思いました。
心配ご無用・・・残り100分も「ガーッ!」でありました。

サメがすごい!怖い!
chirosukeは「うわっ!」と声が出て涙目になりましたよ。

chirosukeが好きなバルボッサの活躍もとても良かったです。
そして何といっても「ここぞ!」という場面で登場するギブス君に、chirosukeは何度も両手をグーです。
お約束の父と子の絆より、このギブス君の忠誠心(金貨や銀貨の枚数で微妙に変化したりする)にこそchirosukeは感動しちゃうんだな。

映画館のディスプレイです。
ここにはぜひ「ギブス君」も登場させてほしいと思うchirosukeであります。

感動するような物語ではなくても、迫力の映像美と常識を超えた想像力と意外な展開、ハラハラドキドキの連続、そしてお約束の音楽が流れて心が踊ってしまう。
それも映画の魅力ですね。(それこそが魅力)
荒唐無稽で細かいことは気にならないのは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」という揺るぎない世界がスクリーンにあるからです。
その世界感を揺るがせない為に、エキストラの衣装、靴、帽子に至るまで隙が無い。(ここはしっかり細かく!)

「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」、ぜひ映画館でどうぞ~!

映画 「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第二章 発進篇」


chirosukeは「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第二章「発進篇」」を観てまいりました。

宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第二章「発進篇」
監督: 羽原信義
原作: 西崎義展
シリーズ構成: 福井晴敏
制作総指揮: 西崎彰司
副監督: 小林誠
音楽: 宮川彬良

2017年 日本
配給:松竹メディア事業部
上映時間: 96分

http://yamato2202.net/

上映期間: 2017年6月24日~7月7日
料金:1,200円均一 

「キャスト」
古代進:小野大輔
森雪:桑島法子
島大介:鈴村健一
真田志郎:大塚芳忠
徳川彦左衛門:麦人
佐渡酒造:千葉繁
山本玲:田中理恵
新見薫:久川綾
南部康雄:赤羽根健治
相原義一:國分和人
太田健二郎:千葉優輝
桐生美影:中村繪里子
岬百合亜:内田彩
榎本勇:津田健次郎
山崎奨:土田大
藤堂平九郎:小島敏彦
芹沢虎鉄:玄田哲章
山南修:江原正士
土方竜:石塚運昇
斉藤始:東地宏樹
永倉志織:雨谷和砂
西条未来:森谷里美
ローレン・バレル:てらそままさき
クラウス・キーマン:神谷浩史
サーベラー:甲斐田裕子
ズォーダー:手塚秀彰
テレサ:神田沙也加
沖田十三:菅生隆之

chirosukeの感想は・・・
大好きな「宇宙戦艦ヤマト」続きが観たかったです~!
心が熱くなりました。
前回の「第一章 嚆矢篇」は2話分50分であっという間でしたが、第二章 発進篇は以下の4話構成で、96分とじっくりみせてくれます~。

( 第一章嚆矢篇」については、2017年3月4日のブログをみてね)

第3話「衝撃・コスモリバースの遺産」 
第4話 「未知への発進!」
第5話 「激突!ヤマト対アンドロメダ」
第6話 「死闘・第十一番惑星」

コスモリバースシステムの副作用によって地球に生じた、「時間断層」を理解するのに頭がぐるぐるだったchirosukeでありましたが、遠い宇宙からのテレサのメッセージに応えてヤマトが飛び立つシーンは震えました。

反逆者の汚名覚悟でヤマトに乗り込むクルー達、運び込まれるコンテナに「南部」の文字・・・。
南部さんの実家?? どんな家なのよ・・・!
chirosukeはブラックタイガー合流に涙目、加藤さんの「これが父ちゃんの船だ!」に涙、無理くり乗り込んできたキーマンに心の中で「兵長!」と両手をグーであります。
一部のクルーから「ガミ公」と呼ばれていてもへっちゃらです。
キーマン、乗船ありがとう~!

ヤマトを全力阻止するアンドロメダからの強行突破のシーンは、chirosuke両手をグーで息を詰めておりました。
山南さん、良いぞ!
惜しくも残留組となった山崎さん、星野くん達4名の合流はあるのかしら?
地球に残した意味があったのかなぁ。
気になるchirosukeです。

そして第十一番惑星で、少女が叫び上空からヤマトが現れた時、chirosukeは本当に泣いてしまったのでした。
「宇宙戦艦ヤマト」が大好きだった少女chirosukeでしたが、オトナchirosukeも泣けてしまう素晴らしい作品です。

エンディング曲が神田沙也加さんです。
「月の鏡」 作詞・作曲:S.E.N.S. Project 歌:テレサ(神田沙也加)
とても良い感じでした。
次回はテレサの声ももっと聴けるといいなぁ。

数量限定の来場者プレゼント(複製キャラ原画&設定線画)ももらえました。
・6月24日(土)〜 『キーマン&山南&コスモタイガーⅠ』
・7月1日(土)〜 『森雪&ズォーダー&ドレッドノート』
第一週に2回観に行ったお友達にキーマンのセットをいただきました。
Sちゃん、ありがとうです!

第三章「純愛篇」は10月14日~公開予定です。
第二章「発進篇」までの2週間限定上映から、上映期間が1週間延長され3週間限定上映みたいですよ!
スタッフさんたちのますます深まる「ヤマト愛」が、とても楽しみなchirosukeであります。

シネマ歌舞伎「東海道中膝栗毛〈やじきた〉」


chirosukeはシネマ歌舞伎「東海道中膝栗毛〈やじきた〉(とうかいどうちゅうひざくりげ〈やじきた〉」を観てまいりました。
上映館はMOVIX亀有です。
ここは初めての映画館ですが大きくてとてもきれいです。

シネマ歌舞伎とは、松竹さんが開発した新しい観劇方法で、歌舞伎の舞台公演をHD高性能カメラで撮影しスクリーンで上映するというものです。
スクリーンでの「映像美」と「臨場感」は、劇場で生の歌舞伎を観ているかのような感覚になります。
一等席が2万円近くになることもある歌舞伎の本公演が2,100円で観られるシネマ歌舞伎は納得できます。
chirosukeは今までにシネマ歌舞伎を数本観ていますが、どれも満足であります。

シネマ歌舞伎
「東海道中膝栗毛〈やじきた〉(とうかいどうちゅうひざくりげ〈やじきた〉」
原作:十返舎一九
構成:杉原邦生
脚本:戸部和久
脚本・演出:市川猿之助

〈シネマ歌舞伎 制作スタッフ〉
監督:浜本正機
撮影監督:鈴木達夫
サウンドデザイン:瀬川徹夫
音楽:富貴晴美

上演月:2016(平成28)年8月
上演劇場:歌舞伎座
シネマ歌舞伎公開日:2017(平成29)年6月3日
上映時間:90分
料金:一般 2,100円(税込)

【配役】
弥次郎兵衛:市川 染五郎
喜多八:市川 猿之助
盗賊白井髭左衛門:市川 右近
天照大神:市川 笑也
十六夜:中村 壱太郎
茶屋女お稲実は女盗賊三ツ大お新:坂東 新悟
五日月屋番頭藤六:大谷 廣太郎
信夫の若君 伊月梵太郎:松本 金太郎
供侍 伍代政之助:市川 團子
読売屋文春:市川 弘太郎
老船頭寿吉:市川 寿猿
大家七郎兵衛:松本 錦吾
役者/女札親師毬夜:市川 春猿
石油王夫人麗紅花:市川 笑三郎
役者/用人山田重右衛門:市川 猿弥
闇金利太郎:片岡 亀蔵
アラブの石油王亜刺比亜太:市川 門之助
五日月屋女房お綺羅:市川 高麗蔵
大家女房お米:坂東 竹三郎
劇場支配人出飛人/奉行大岡伊勢守忠相:中村 獅童

chirosukeの感想は・・・
めちゃめちゃ楽しかったです。
オープニングから大笑いです。
黒子のバイトくん・・・。
「スーパー歌舞伎ワンピース」の後に上演されていますから、ワンピースのパロディなんかもあってとにかく楽しいです~!
随所の時事ネタ(マスゾエさん・号泣野々村議員、文春砲・・・)とか面白すぎでありましょう。

御存知「やじさんきたさん」がお伊勢参りに行く道中が演じられるんですが、お伊勢参りに行くきっかけからしてハチャメチャであります。
ひょんなことから同行することになった、信夫の領主梵太郎と御伴の政之助が芸達者で素晴らしい!
この子役二人が凄いんだ。

シネマ歌舞伎の別の上映館で、子役の舞台挨拶があると聞いていたchirosuke、「なんだ子役かぁ~」とスルーしておりましたが、この二人の子役なら行ってみたかったぞ舞台挨拶!
それくらい子役グッジョブでありました。
何と言ってもかわいらしい・・・。

信夫の領主梵太郎と御伴の政之助は、家督を守り、母の病気平癒を伊勢神宮に願うため、命懸けでお伊勢参りに旅立ちます。
不安な気持ちを抑えて、決意を新たにとっても健気!
若君の伊月梵太郎を演じるのは松本 金太郎。
供侍の伍代政之助を演じるのが市川 團子です。
この二人の子役が最高と言っても良いくらいです。
chirosukeは團子推しであります!

それに引き換え、オトナのくせに冴えない弥次喜多の2人・・・。
ぱっとしないし、ええ加減で適当で小ズルいんですが、どこか憎めない二人です。
調子こいてるやじさん・きたさんを演じる染五郎さんと猿之助さんの掛け合いが絶妙で、もう笑うしかありません。
巧すぎでしょ!

姑息な二人が偶然にも大金を手にし、成り行きでお伊勢参りに向かうんですが、東海道の茶屋で梵太郎と御伴の政之助に出会い、4人で旅をすることになります。

お伊勢参りに行くはずが、何故か道中で一行は、ラスベガスに辿り着いたり、化け猫屋敷や盗賊の一味、闇金にも襲われます。
何でラスベガス・・・?
そこに登場する劇場支配人役の中村 獅童さんが素晴らしい~!
エキセントリック爆発であります。
chirosukeは笑いすぎで涙目でしたよ・・・。

艱難辛苦というか、すったもんだを乗り越えて、やっとの事でお伊勢参りを果たす一行です。
最後は、やじさん・きたさんがしっかり勢いで「宙乗り」までやっちゃいます。

原作の「東海道中膝栗毛」は享和2 (1802)年より刊行された滑稽本です。
「膝栗毛」とは、徒歩で旅行をすることなんですって。
主人公2人の道中記が行く先々の土地の風俗を交え面白可笑しく書かれていて、江戸時代のエンタメですね。

「東海道中膝栗毛〈やじきた〉」は文句なしに楽しい歌舞伎でした。
そしてchirosukeが思ったこと・・・。
あちこちで「ドリフネタ」を彷彿とさせるシーンがあり、あらためて「ドリフターズ」って素晴らしかったんだ!
コドモchirosukeが大好きだったドリフネタ、今でもインパクトがあるし、身体をはったギャグは大ウケでした。

観客に見えないところで、ものすごく詳細な段取りと練習と努力があったこと、オトナchirosukeは解ります。
お約束のように落ちてくるタライ、何故か毎回その下に人がいて、大笑いしている間に舞台袖から人が全速力で走ってきて、必ずぶつかってすっ転ぶ。
バカだなぁ、ドジだなぁとケラケラ笑っている間に:軽快な音楽とともに舞台の盆が廻り、あっという間に次のシーンに移っていく見事さは、王道でありました。
ドリフは小ネタギャグをドタバタに高めた、まさにスラップスティックの先駆者だったのですね。

今回の舞台でも素晴らしいドタバタが観られました。
ドリフがやったネタやギャグは、色褪せずに後世に引き継がれオトナchirosukeを楽しませてくれます。
それも「芸術」だとchirosukeは思います。
ええ加減に見える、偶然や適当に見せる、サラッとさりげなく見せることの難しさ・・・。
その努力を観客に感じさせないのがプロですね。
「ええ加減は芸の神髄、意味づけは時の権力」でありました。

シネマ歌舞伎「東海道中膝栗毛〈やじきた〉」はとても楽しい歌舞伎でした。
スラップスティック万歳!
素晴らしい舞台をありがとうでした!

映画 「メッセージ」


chirosukeは映画「メッセージ」を観に行ってまいりました。

「メッセージ」 (Arrival) 2D・字幕
監督:ドゥニ・ビルヌーブ
制作:ショーン・レビ
ダン・レビン
アーロン・ライダー
デビッド・リンド
原作:テッド・チャン
2016年 アメリカ
配給 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
上映時間: 116分
http://www.message-movie.jp/

「キャスト」
ルイーズ・バンクス:エイミー・アダムス
イアン・ドネリー:ジェレミー・レナー
ウェバー大佐:フォレスト・ウィテカー
ハルパーン捜査官:マイケル・スタールバーグ
マークス大尉 :マーク・オブライエン
シャン将軍 :ツィ・マー

chirosukeの感想は・・・
これって、トラルファマドール星人の話だぁ~!
映画館を出た途端に「トラルファマドール星人! 時間から解放される文化を持つのはトラルファマドール! どの時間も同時に存在して、過去から未来の全ての時間を同時に見ることができるのはトラルファマドール!」とトラルファマドールを連発するchirosukeに一緒に観ていたSちゃんは「???」でありました。

chirosukeの大好きなSF作家、カート・ヴォネガットの複数の小説に登場する架空の惑星「トラルファマドール星」。
そのなかでもchirosukeが最も好きな小説「スローターハウス5」で、トラルファマドール星人は、過去から未来にわたる全ての時間を同時に一望することができるって書いてあったもの!
時間軸からの解放、まさに、映画「メッセンジャー」のキーワードです。
主人公のルイーズはビリー・ピルグリムになっちゃったのか?
chirosukeはトラルファマドール!と嬉しくなってしまった映画ですが、これは「カート・ヴォネガット」ファンだけの特権でありましょう。

映画はとても面白かったです。
(原作含め「トラルファマドール」とは無関係みたいです・・・。)
すごくまっとうな「SF映画」でした。
異星人とのファーストコンタクトもので、異星人と会うシーン、異星人の姿かたちが現れるシーンは緊張感と期待でchirosukeは両手をグーでありました。
そして異星人と意思が通じた時はchirosuke、ちょっと涙目になるくらい感動しました。
公開前から「ばかうけ」そっくりと評判だった異星人の宇宙船も、見れば見るほど「ばかうけ」に酷似であります・・・。

主人公の言語学者のルイーズは、謎の知的生命体との意思疎通をはかるためにがんばるんですが、この宇宙人さん達が人類に何を伝えようとしているのかを探っていくお話が主軸です。
ド派手な戦闘シーンなどはありませんが、SF好きな人には楽しめると思います。
そして、「カート・ヴォネガット」ファンならば絶対「おおっ!トラルファマドール!」と叫んでしまうこと請け合いであります。

未読のテッド・チャンの原作も読んでみたいです。
「あなたの人生の物語」 (ハヤカワ文庫SF) という短編集で、この本に収録されている「「あなたの人生の物語」(Story of Your Life, 1998)が映画「メッセージ」の原作です。
また、ネビュラ賞受賞作「バビロンの塔」も収録されています。
chirosukeは知りませんでしたが、結構有名なSF作家さんなのですね。

この監督(ドゥニ・ビルヌーブ)はブレードランナーの続編を撮ってます。
ぜひ観たいと思います。
chirosukeのSF愛をしっかり高めてくれた「メッセージ」、お勧めであります。

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ほうろうって・・・

優しく扱ってあげないと、欠ける、はがれる。
お鍋の取っ手は熱くなる・・・。
お高い・・・。
でも綺麗なんだものっ!!

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