映画 「ゆれる人魚」


chirosukeは映画「ゆれる人魚」を観に行ってまいりました。

「ゆれる人魚」 (The Lure)
2D/字幕
監督:アグニェシュカ・スモチンスカ
制作:ボジミェジュ・ニデルハウス
脚本:ロベルト・ボレスト
撮影:クバ・キヨフスキ
美術:ヨアンナ・マハ
編集:ヤロスワフ・カミンスキ
衣装:カタジーナ・レビンスカ

2015年 ポーランド
配給:コピアポア・フィルム
上映時間:92分
映倫区分:R15+

http://www.yureru-ningyo.jp/

「キャスト」
クリシア:キンガ・プレイス
シルバー:マルタ・マズレク
ゴールデン:ミハリナ・オルシャンスカ
ミーテク:ヤーコブ・ジェルシャル
ナイトクラブの支配人:ジグムント・マラノウッツ
民間兵:カタジーナ・ヘルマン
ドラマー:アンジェイ・コノプカ
トリトン:マルチン・コバルチク
ミス・ムフェト:マグダレーナ・チェレツカ

chirosukeの感想は・・・
「気持ち悪い」作品でした。
でもこの映画、chirosuke結構気に入ったんです。
なにが気持ち悪いって、人魚の下半身がめいっぱい「魚」だったから・・・。
もうしばらくは大好きなお刺身は食べたくないよぅ。

オープニングのアニメーションがchirosukeは好きです。
人魚が金子国義さんの描く美少女っぽくて良い感じです。

初めて見るポーランド映画です。
たまたま、人魚姫のホラー・ミュージカル映画が何かの映画祭で賞をとったらしいと聞いたchirosukeです。
全国の映画館で大々的に上映されるような作品ではなくて、東京では「新宿シネマカリテ」でのみ上映でした。
マイナーで、隠れた名作?を上映する映画館ですね。
chirosukeは初めて行きました。
「ゆれる人魚」はホラーでファンタジーでしっかりミュージカルでした。

この映画は若くて美しい人魚の姉妹の物語です。
1980年代のポーランドのワルシャワが舞台。
人魚の姉妹は海から陸上へとあがると、魅惑的なナイトクラブに辿り着きます。
2人は、得意な歌とダンスで一夜にしてすぐにナイトクラブのスターになります。
人魚なんです・・・。
キレイな脚が、水をかけたら尾ひれになります。

その後、人魚の姉シルバーは、バンド仲間の青年と恋に落ちます。
でも人魚にとって人間の男は「餌」でしかないのよ・・・。
妹ゴールデンは街で男を誘惑して襲って食っちゃいます。
シルバーは人間になろうと決心して「手術」に挑みます。
この「手術」がとってもアレなんだよぅ。
もうここ笑うとこ?
でもchirosukeは笑えない。
ええええっ?こんなのアリかよ?です。

人魚の姉妹の裸体がすごくきれいです。
ほぼずっとトップレス姿なんですがエロちっくさは殆ど感じませんでした。
美しい肢体とグロテクスな魚の尾ひれのギャップがすごく気持ちわるいです。
禍々しささえ感じるような人魚の姉妹です。

姉のシルバーの愚かしいくらいの純粋さ、妹ゴールデンの狡猾な美しさの対比も良い感じです。
性格は正反対の二人ですが、深い絆で結ばれているのがわかります。
ゴールデンを演じた女優さん、怖いけど素敵です。
シルバーが自分の魚部分からウロコを一枚剥がして、恋人のベーシストに渡すシーンが印象的。
「これをピック替わりにベースを弾いてね」
気持ちわる・・・。

この映画は、ディズニーの「リトル・マーメイド」みたいなハッピーエンドではないです。
アンデルセンの原作が元々ハッピーエンドではないんだもの。
コドモchirosukeからしっかり読んでいた「人魚姫」は、残酷で切なくて救いようが無い結末です。
美しいというより「恐ろしいくらい哀しい物語」だと思っていました。

「ゆれる人魚」のラストはしっかりアンデルセンです。
chirosukeはずっと「気持ち悪さ」を感じながら観ていました。
そしてラストはあまりの「アンデルセン」さに思わず泣いてしまいました。
あれは泣きます・・・。
人間に敵わぬ恋をする人魚の姉のシルバーの最期の表情が何とも言えず、chirosukeは驚きました。
この一瞬のカットのために、シルバー役の女優さんはキャスティングされたのかとも思いました。
その表情の直後のラスト。
これはもうアンデルセンなんだけど、ええええっ??
こうきたか!!
泣きます。
そして直後に妹ゴールデンのとった行動もやはり「愛」なのでしょう。

決して「ヒト」には成れない人魚の恋の物語。
映像や物語の中でどうしても消化しきれない違和感や、おばさんやおじさんのはっちゃけた姿は不思議というより、やはり気持ち悪いかな。
セクシーな民間兵の女性や、家に入り込んで来て注射を打って回る看護婦さんの登場に、わけがわからないchirosukeです。
恐るべしポーランド映画であります。

気持ち悪いけど、とても心に残ってしまう「ゆれる人魚」です。
監督が女性だということにも納得してしまいました。
観た人とぜひお話しをしてみたいchirosukeです。

観終わった後でプログラム(700円(税込))も身請けしてしまいました。
7月3日にはDVD&Blu-rayも発売されるそうです。
身請けしてしまったらどうしよう・・・気持ち悪いなぁ・・・のchirosukeであります。

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映画 「シェイプ・オブ・ウォーター」


chirosukeは映画「シェイプ・オブ・ウォーター」を観に行ってまいりました。

「シェイプ・オブ・ウォーター」 (The Shape of Water)
2D/字幕
監督:ギレルモ・デル・トロ
制作:ギレルモ・デル・トロ
    J・マイルズ・デイル
製作総指揮:ジェームズ・マンゴールド
      ドナルド・J・リー・Jr.
      トニア・デイビス
原案:ギレルモ・デル・トロ
脚本:ギレルモ・デル・トロ
   バネッサ・テイラー
撮影:ダン・ローストセン
美術:ポール・オースタベリー
衣装:ルイス・セケイラ
編集:シドニー・ウォリンスキー
音楽:アレクサンドル・デスプラ
視覚効果監修:デニス・ベラルディ

2017年 アメリカ
配給:20世紀フォックス映画
上映時間:124分
映倫区分:R15+

http://www.foxmovies-jp.com/shapeofwater/

「キャスト」
イライザ:サリー・ホーキンス
ストリックランド:マイケル・シャノン
ジャイルズ :リチャード・ジェンキンス
不思議な生きもの :ダグ・ジョーンズ
ホフステトラー博士:マイケル・スタールバーグ
ゼルダ:オクタビア・スペンサー

chirosukeの感想は・・・
奇妙で美しい映像の、とても心に残る作品でした。
映画館で予告編を観ていた時から、この「半魚人」の映画が面白そうで観に行こうと決めてたんですが、観に行くちょっと前にアカデミー作品賞を取ってしまいました。

chirosukeはちょっとびっくり!
このヘンテコな半魚人の映画がアカデミー賞??
ほぼ満席のスクリーンでした。

chirosukeが大好きな映画「スブラッシュ」の男女逆バージョン?みたいでした。
スプラッシュは1984年のアメリカ映画です。
chirosukeはこの映画が大好きで、ビデオやDVDで何度観たことでありましょう。

スプラッシュの方はコメディ要素が強くて楽しくて明るい雰囲気です。
でも人間の青年と人魚の少女が結ばれるハッピーエンドの映像はとても美しく、chirosukeはトム・ハンクスが「マディソーン!」と叫びながらダリル・ハンナを追いかけて海に飛び込むシーンは、何度観ても感動でボロ泣きしてしまう・・・。

同じファンタジー・ラブストーリー(ラブストーリーで括ります!)でも、「シェイプ・オブ・ウォーター」はとってもオトナの雰囲気です。
官能的なシーンが随所にあります。
美しいシーン(まさに濡れ場!)もあり、普通にエロっ!と感じるシーン、お下劣ぅ~と思うシーンもありです。
これは後から考えると、人が生きて行くのに無くてはならないエロちっくさだと思いました。
「シェイプ・オブ・ウォーター」は観た時より、観た後でじわじわ気になる作品でした。

chirosukeはホフステトラー博士が何となく好きでした。
半魚人を最初は「それ」と称し、次第に「美しい生き物」と呼び、最後には「彼」と呼んでいました。
良い人なのに助からなくて残念・・・涙目です。

主人公のイライザがとても「普通」で良い感じです。
その「普通」さは一般人とはちょっと違う。
言葉を発せないという「欠けた」部分があるのですが、手話がその「欠けた」部分を全く感じさせないくらい雄弁でした。
イライザがストリックランドに対して、しれっとした表情で手話で罵倒するシーン、かっこよかったです!
かなりお下劣に罵倒してたのでchirosukeは両手をグーでイライザを応援!

で、ストリックランドはただのお下劣野郎だったかと考えるとちょっと違うかな。
もちろんとても嫌な奴だし、半魚人の一撃でやられて当然!
ストリックランドの悪役っぷりは、大きいものに抑圧された果てのひん曲がった性根がベースみたい。
絵に描いたよなマイホーム、二人の子供、美しく従順な妻、組織内での地位。
その「成功」は決して、自分の望む生き方の結果ではないのでしょう。
世間体や立場や、米ソ冷戦下という時代にも翻弄された人たちがイメージする正しい幸福感であり、個人特有の充実感ではない。
キャデラックを乗り回す姿も痛々しい。(指が腐りかけてるし・・・)

それに比べ、止むに止まれぬ気持ちを抑えること無く行動し、半魚人の「彼」に魅かれ、助け出し、匿い、愛し合うイライザのごく自然な幸福感は圧倒的でした。
音楽もすごく良くて、イライザが嬉しくてちょっとステップを踏んだり、研究室の「彼」の前でレコードをかけてモップをもって踊るシーンは素敵でした。

ジャイルズが後に描いた「彼」と抱き合いながら、ジャイルズを見つめるイライザの表情は満足感に溢れ、勝ち誇っているみたいでした。
chirosukeは思いました。
イライザの「欠けた」部分こそが「彼」を必要とし、「彼」を受け入れ、結果「彼」とともに水の世界で生きて行くことを自己選択したんだと。
そこには「正しい」とか「模範」は存在しない。

思えば作品の冒頭で「言葉を持たないプリンセスの物語」と明言されています。
アンデルセンの人魚姫は人間の王子に恋をして、人間界で暮らす為の「脚」を尾ひれの替わりに魔女から手に入れます。
その代償は「美しい声」でした。
イライザは赤ん坊の時に川に捨てられていたって・・・。
喉の傷はエラの名残だったのか!

ヘンテコな半魚人の映画「シェイプ・オブ・ウォーター」は、水の世界が屈折で見せてくれたような美しいおとぎ話でありました。
人魚の姫は、人間界で囚われていた半魚人の王子を救い出し、最後は王子に救われて水の世界に戻っていきました。
そして二人は水の中で、いつまでもいつまでも幸せに暮らしました・・・とchirosukeは思いました。

映画 「グレイテスト・ショーマン」


chirosukeは映画「グレイテスト・ショーマン」を観に行ってまいりました。

「グレイテスト・ショーマン」 (The Greatest Showman)
2D/字幕
監督:マイケル・グレイシー
制作:ローレンス・マーク
   ピーター・チャーニン
   ジェンノ・トッピング
製作総指揮:ジェームズ・マンゴールド
      ドナルド・J・リー・Jr.
      トニア・デイビス
原案:ジェニー・ビックス
脚本:ジェニー・ビックス
   ビル・コンドン
撮影:シーマス・マッガーベイ
美術:ネイサン・クロウリー
衣装:エレン・マイロニック
編集:ジョー・ハッシング
楽曲:ベンジ・パセック
   ジャスティン・ポール
音楽:ジョン・デブニー
   ジョセフ・トラパニーズ

2017年 アメリカ
配給:20世紀フォックス映画
上映時間:105分

http://www.foxmovies-jp.com/greatest-showman/#/boards/showman

「キャスト」
P・T・バーナム :ヒュー・ジャックマン
フィリップ・カーライル:ザック・エフロン
チャリティ・バーナム:ミシェル・ウィリアムズ
ジェニー・リンド:レベッカ・ファーガソン
アン・ウィーラー:ゼンデイヤ
レティ・ルッツ:キアラ・セトル
W・D・ウィーラー:ヤヒヤ・アブドゥル=マティーン2世
トム:サム・ハンフリー

chirosukeの感想は・・・冒頭から怒涛のようなショーが凄かったです。
ヒュー・ジャックマンはとってもエンターティナーでした。
ショーは出し惜しみなく凄い迫力です。
ただ、同じミュージカル映画の「ラ・ラ・ランド」の勝ちかなと、chirosukeは思いました。
これはバックステージものを描いたドラマ部分の好き嫌いでありましょう。
(「ラ・ラ・ランド」についは2017年2月27日のブログをみね)

「グレイテスト・ショーマン」の主人公は野心に溢れた興行師です。
19世紀アメリカの実在の興行師P・T・バーナムの半生を描いているんですって。
chirosukeは「見世物」という世界が持つ独特の雰囲気が好きです。
日本のかつての「見世物小屋」と、この映画で描かれる「サーカス」はニュアンスがちょっと違っているけど、「怖いモノ見たさ」という人の好奇心に訴える見世物の世界は同じでしょう。

見た目が一般人とは違っている色んな人たちを「個性」と定義しています。
自身の存在を世間から隠して生きていた人たちが、バーナムのサーカスで自らをさらけ出し、「人と違っている」ことが劣等感では無く、稀有な才能として人を驚かせ、楽しませ、自身の生きがいを見つけます。
方やバーナムの発露が成り上がりの興業師としての成功だったことも、まぁそういうものでしょう。
全体的に妙なヒューマンドラマ仕立てにしていないところが良いと思いました。

見た目が人と違う姿を見世物にすることが芸術と言えるのか?という疑問も提示されます。
これは「芸術」の定義が人(階層)や時代、国によって違うので何とも言えません。
(映画の中ではオペラやバレエは芸術と扱われていましたね。)
バーナムの「人々を楽しませたい」と願うストレートな情熱が描かれていたのでブレはなかったです。
ラストのバーナムが残した言葉が答えでありましょう。

サーカス団員のショータイムの群舞と歌は迫力です。
ずっと迫力で、ガンガンです。
メインテーマの「THIS IS ME」はとても良いです。
chirosukeはミュージカル映画として、とても楽しめました。
勢いはあるけど、もう少し緩急があったらもっと良かったかな。
(ラ・ラ・ランドはそのあたりが絶妙でした!)

あと、ヴィクトリア女王に謁見する場面が面白かったです。
ヴィクトリア女王が小柄な方だったことを知っていないと、ちょっと笑えないかもですが・・・。

chirosukeはこの映画を観ている間、寺山修司さんの「見世物の復権」を考えました。
また映画「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」を思い出しました。
ユニークさは大きな武器にも成り得るという点は似ているかな。
(「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」については2017年2月19日のブログをみてね)
そして、昔読んで衝撃を受けた本、キャサリン・ダンの「異形の愛」を思い出しました。
「異形の愛」はまず映画化は無理だと思う・・・。
あと、江戸川乱歩の「孤島の鬼」と、ジョン・アーヴィングの「ホテル・ニューハンプシャー」だな。

映画 「グレイテスト・ショーマン」はヒュー・ジャックマンの魅力が一杯で、エンタメに徹した楽しいミュージカル映画でありました。

映画 「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第四章 天命篇」


chirosukeは、TOHOシネマズ上野で「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第四章 天命篇」を観てまいりました。

宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第四章「天命篇」
監督: 羽原信義
原作: 西崎義展
シリーズ構成: 福井晴敏
制作総指揮: 西崎彰司
副監督: 小林誠
音楽: 宮川彬良

2018年 日本
配給:松竹メディア事業部
上映時間: 97分

http://yamato2202.net/

上映期間: 2018年1月27日~
料金:1,600円均一 

「キャスト」
古代進:小野大輔
森雪:桑島法子
島大介:鈴村健一
真田志郎:大塚芳忠
徳川彦左衛門:麦人
佐渡酒造:千葉繁
山本玲:田中理恵
新見薫:久川綾
南部康雄:赤羽根健治
相原義一:國分和人
太田健二郎:千葉優輝
アナライザー:チョー
佐渡酒造:千葉繁
桂木透子:甲斐田裕子
加藤三郎:細谷佳正
篠原弘樹:平川大輔
土方竜:石塚運昇
斉藤始:東地宏樹
永倉志織:雨谷和砂
西条未来:森谷里美
ゴーランド:山路和弘
ノル:比上孝浩
ザバイバル:屋良有作
クラウス・キーマン:神谷浩史
サーベラー:甲斐田裕子
ズォーダー:手塚秀彰
ミル:内山昂輝
テレサ:神田沙也加
デスラー:山寺宏一

chirosukeの感想は・・・
おかえりなさい!デスラー総統!
両手をグーでお出迎えいたしました。

「天命篇」は第11~14話の計4話で構成されています。
第11話 「デスラーの挑戦!」 
第12話 「驚異の白色彗星帝国・ヤマト強行突破!」
第13話 「テレザート上陸作戦・敵ミサイル艦隊を叩け!」
第14話 「ザバイバル猛攻・テレサを発見せよ」

久しぶりです、デスラー砲!
ガミラスの旧体制派の艦隊が残っていたなんて~!
どうかガトランティスをボコにしてほしいchirosukeであります。

そして・・・桂木透子さん、やはりガトランティスのスパイでしたね。
エレベーターですれ違った時の古代くんとキーマンの短いやり取りは良い感じです!
山本玲ちゃん、アンタはいつも「家政婦は見た」状態でドアの後ろにいるんだね。
このスパイ容疑が確定したときのキーマンにchirosukeはドキドキでありました。
桂木とサーベラーは、オリジナルの「サーベラー」のコピーである「純粋体」とか言ってましたが、chirosukeはもう何が何だか・・・であります。
古代アケーリアス文明と絡んでガトランティス人って難しい。

今回、ガトランティス人にも「心がある」ことが解りました。
心がある敵と闘うのは難しいです。
古代くん、波動砲を撃つのを躊躇うんじゃないっ!

反射衛星砲の制御衛星を発見したキーマンの「お仕置きだ」にはchirosukeは両手をグーであります。
この時ばかりは心の中で「存分に、兵長!」と叫んでおりました。
反射衛星砲のお仕置きって言ったら、アレしか無いですよね。(ブーメラン・・・)

テレザート星での、斎藤さん率いる空間騎兵隊の交戦にはchirosukeは目が点です。
良いんだ、中途半端なSF考証なんか無くったってヤマトは強いんだ!

テレサがchirosukeのイメージしていた姿より、くりくりお目目のアイドル顔だったのには、ちょっと涙目になりました。
テレサはやっばり松本零士さん風の切れ長お目目の美少女であってほしかったかなぁ。
そんなテレサの予言?によるとヤマトとデスラーは「縁」で結ばれているのでしょうか。
そうなると今後の展開がもっともっと気になりますね。

第四章「天命篇」先着入場者プレゼントは2週目分を貰えました。
「複製」キャラ原画 /メカ設定線画/「さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち」キャラ・メカ設定線画です。
2週目は・・・「デスラー&桂木透子&さらば宇宙戦艦ヤマト<新造戦艦 艦内>」でした!

第五章「煉獄篇」は、2018年5月25日~全国で公開予定です。
「私は屈辱を忘れない男だ・・・」
ますます深まる「ヤマト愛」にデスラーがどう動くのかも相まって、とても楽しみなchirosukeであります。

ジュリー・テイモア 「夏の夜の夢」 Blu-ray


chirosukeが注文していたジュリー・テイモア演出の「夏の夜の夢」Blu-rayが届きました。
有名なシェイクスピアの「真夏の夜の夢」も演劇少女のお約束であります。

「夏の夜の夢」
原作:W.シェイクスピア 
演出:ジュリー・テイモア 
音楽:エリオット・ゴールデンサール 
撮影:ロドリゴ・プリエト
振付:ブライアン・ブルックス

キャスト
パック:キャサリン・ハンター
オーベロン:デビッド・ヘアウッド
ティターニア:ティナ・ベンコ
アセンズ公シーシアス公爵:ロジャー・クラーク
アマゾン国女王ヒポリタ:オクウィ・オクポクワシリ
イジアス:ロバート・ラングドン・ロイド
ハーミア:リリー・イングラート
ディミートリアス:ザック・アップルマン
ライサンダー:ジェイク・ホロウィッツ
ヘレナ:マンディ・マスデン
ボトム:マックス・カセラ
クインス:ジョー・グラファシ
フルート:ザッカリー・インファンテ
スターヴリング:ウィリアム・ユーマンス
スナウト:ジェイコブ ・ミン=トレント
スナッグ:ブレンダン・アヴェレット
ほか

2014年、ニューヨーク・ブルックリンにある「Theatre for a New Audience(TFANA)」で上演された舞台「夏の夜の夢」の映像版です。

ジュリー・テイモアさんは、アメリカの舞台演出家・映画監督です。
ブロードウェイ・ミュージカルの「ライオン・キング」の演出でトニー賞を受賞されたことはchirosukeも知っていました。
「ライオン・キング」に関してはchirosukeはいろいろと思うところもある作品です。
個人的には内容が「ジャングル大帝」そっくりやん・・・と思っているし、もちろん某劇団の日本公演も観ておりません。
ただ、昔ニュース映像で観たブロードウェイの映像、巨大なパペットや不思議な被りものの動物たちが動き回る幻想的な舞台美術には感動しました。 

「夏の夜の夢」という面白くて不思議で愛に溢れた物語を、どう演出したのかchirosukeは興味がありました。
舞台は前評判も高く、チケットは即完売となった話題作だったそうです。
何より妖精パックを演じているのがキャサリン・ハンターさん!
これは必見です。

「夏の夜の夢」chirosukeの感想は・・・
すごく面白かったです。
キャサリン・ハンターさんすごい!
chirosukeが今まで観たキャサリン・ハンターさんは、イギリスを代表する大女優さんでありながら「おっさん」でした。
NODA・MAP 「THE BEE」英語バージョンでは、だんだん壊れていくサラリーマンのおっさん役でした。
(NODA・MAP 「THE BEE」英語バージョンについては2012年3月3日のブログをみてね)
同じくNODA・MAP「表に出ろいっ!」English version”One Green Bottle”でも、ハゲヅラを被ったおっさん役でした。
(NODA・MAP「表に出ろいっ!」English version”One Green Bottle”については2017年11月5日のブログをみてね)
おっさんにしか見えない大女優さんの演技に、chirosukeは感動しました。

そのおっさんキャサリン・ハンターさんがこの舞台では「妖精パック」にしか見えない!
しかもchirosukeが今まで観てきたどんなパックよりパックでした!
いたずら好きで、かわいくて、小さくて、うっかりもので、不気味で、愛らしい!
このパックが観られただけでBlu-ray身請けして良かったと思うchirosukeです。

舞台の映像化というより、元々映像化を意識していた造りです。
不思議で美しくて恐ろしい妖精の世界が、とても耽美な雰囲気です。
結婚を控えたアテネ公シーシアスとアマゾン国のヒポリタ。
そして、親に背いて許婚との結婚を拒否し恋人のライサンダーと森へと駈落ちをする若い娘ハーミア。
彼女を追う許婚のディミートリアスと彼に恋するヘレナ。
この二組の人間の恋人たちに加えて喧嘩中の妖精王オーベロンと女王タイターニアが登場します。
芝居の稽古のために森へやってきた6人の職人たち、そしていたずらな妖精パックの大失敗によって、もう何が何やらの恋のドタバタが巻き起こります。
夏至の夜、妖精たちと人間たちの面白くも耽美な物語が幻想的に演じられとても楽しいです。

演劇少女だったchirosukeは劇団の研修生だった時、「真夏の夜の夢」の一場面をお稽古で演じたことがあります。
演じたい役を自己申告できたのですが、まず女子がやりたがったのはパックでした。
小柄で機敏な雰囲気のパックを演じたのは、小柄で機敏な女子でした。
次に人気だったのがかわいい愛されキャラのハーミア役。
これも競争率が高かったです。
で、小柄で機敏でもなかったchirosukeがやりたかったのが、ディミートリアスに片思いし、自虐的で毒いっぱいのヘレナ役でした。
chirosukeはなんでみんなハーミアなんかやりたいんだろう・・・絶対ヘレナの方が好き!でした。

そんなchirosukeでしたが、この舞台のヘレナ役さんはすごかったです。
すらっとしたヘレナは小柄なハーミアと取っ組み合いまで演じます。
そして、パックが間違って処方した「惚れ薬」で自分を失った恋人たちはハーミアをボコボコにします。
これはchirosuke大笑いしました。
なんて斬新~!

「夏の夜の夢」はとても美しくエロチックで、ドタバタで楽しい舞台でした。
最後は全員がそれぞれ愛する人と結ばれて大団円です。

芝居の締めのパックの口上がchirosukeは大好きです。
【われら役者は影法師、皆様がたのお目がもしお気に召さずば ただ夢を見たと思ってお許しを。
つたない芝居でありますが、夢にすぎないものですが、皆様がたが大目に見、おとがめなくば身のはげみ。
私パックは 正直者、さいわいにして皆様のお叱りなくば私も はげみますゆえ、皆様も見ていてやってくださいまし。
それでは、おやすみなさいまし。皆様、お手を願います。パックがお礼を申します。】

ジュリー・テイモアの「夏の夜の夢」は素晴らしい舞台でした。
そして、キャサリン・ハンターさん恐るべし妖精パックでありました。

映画 「劇場版 マジンガーZ INFINITY」


chirosukeは「劇場版 マジンガーZ INFINITY」を観てまいりました。

「劇場版 マジンガーZ INFINITY」

http://www.mazinger-z.jp/

監督:志水淳児
原作:永井豪
脚本:小沢高広
キャラクターデザイン:飯島弘也
メカニックデザイン:柳瀬敬之
制作:東映アニメーション

キャスト(声の出演)
兜甲児:森久保祥太郎
弓さやか:茅野愛衣
リサ:上坂すみれ
剣鉄也:関俊彦
炎ジュン:小清水亜美
兜シロー:花江夏樹
ボス:高木渉
ムチャ:山口勝平
ヌケ:菊池正美
弓玄之助:森田順平
のっそり博士:島田敏
せわし博士:塩屋浩三
統合軍司令:石丸博也
列車内アナウンス:松島みのり
マジンガールズ(ブルー):オカリナ
マジンガールズ(ピンク):ゆいP
マジンガールズ(オレンジ):田所あずさ
マジンガールズ(グリーン):伊藤美来
あしゅら男爵(男性):宮迫博之
あしゅら男爵(女性):朴ろ美
ブロッケン伯爵 :藤原啓治
Dr.ヘル :石塚運昇
みさと:植田佳奈
みさとの娘:本渡楓

2018年 日本
配給:東映
上映時間:95分

あの「マジンガーZ」の劇場版アニメです。
♪そ~らに~そびえる~くろがねの~しろ~♪ の「マジンガーZ」です。
1972年に永井豪さん原作で「週刊少年ジャンプ」で連載された「マジンガーZ」です。
搭乗型巨大ロボットの元祖となった「マジンガーZ」です。
兜甲児が「パイルダーオン!」の「マジンガーZ」です。

30年以上の時を経て劇場アニメ化されました。
「超合金マジンガーZ」も持っていなかったコドモchirosukeでありますが、まさか30年以上も経ってから映画館に「マジンガーZ」を観に行くことになるなんて・・・!

「劇場版 マジンガーZ INFINITY」chirosukeの感想は・・・
懐かしさで両手をグーにするくらい面白かったです。
テーマ曲は水木一郎さんがあの主題歌を新録してました。
chirosuke涙目であります。

72~74年に放送されたテレビアニメから10年後の世界が舞台です。
映像の端々に「永井豪」さんへのオマージュというか遊びゴコロが垣間見えました。
(車のナンバープレートとか、冷奴とか・・・)

設定が現代ではなく、当時の物語の10年後ですから、何もかもが「古き良きアニメ世代」です。
悪の科学者Dr.ヘル率いる「悪者:機械獣」たちが大暴れです。
完全な「悪」と「正義」がとってもわかりやすい~。
あしゅら男爵やブロッケン伯爵も元気いっぱいです。

「悪」の定義が絶対です。
何に対する悪なのか、悪の軍団の目的とは?
そんなことは考えなくて良いのよ、だって「悪の科学者」なんだもの。
夢のエネルギー・光子力を狙う地下帝国の首領がDr.ヘルだもん。
そいつらの目的は「世界征服」なんだから「悪」に決まってる!
何のための世界征服かなんてどうでも良いのよ、世界を征服するなんてとっても悪いことだもん。
だから「正義」のために「悪」に立ち向かう「マジンガーZ」をchirosukeは応援するんだ!
気分はすっかりコドモchirosukeであります。

プールが真っ二つに裂け、そこからマジンガーZが現れるとchirosukeのココロもパイルダー・オン!でありました。
ロケットパ~ンチ!
ブレストファイアー!
甲児くん、必殺技をずっと叫んで闘っていました。
音声認識なんだって・・・。
そして、パイルダーオンができるからパイルダーオフもできて当然だとchirosukeはとっても納得しちゃいました。

ボスロボットのへっぽこお笑いシーンや、マジンガールズの登場に意味を求めちゃダメです。
あの時代の適当なユルさが良い感じ、細かいSF考証なんか必要ないです。
お色気シーンは必要ね、だって永井豪ちゃんワールドなんですもの。
chirosuke、マジンガールズはキューティーハニーかと思っちゃいました・・・。

荒唐無稽で夢いっぱいだったあの時代、程よい「ええ加減さ」と、有無を言わさない勧善懲悪がとても直球です。
今だったら「え?いいの?」とちょっと心配になるくらいの設定が、あの時代の良さでもあったのですね。
「ええ加減さ」がだんだん許されなくなっているように感じることも多い今日この頃です。
弓さやかの「次はうまくやります!」に両手をグーです。
chirosukeのお約束「ちゃんとやります!」同様、この台詞で窮地を乗り切れたら・・・。

劇場を出た時には「無敵の力は ぼくらのために 正義の心を パイルダー・オン」されていたchirosukeでありました。

映画「西遊記 ヒーロー・イズ・バック」


chirosukeは中国産の3DCGアニメーション映画「西遊記 ヒーロー・イズ・バック」を観てまいりました。

「西遊記之大聖帰来Monkey
King: Hero Is Back」

http://saiyuki-movie.jp/

監督:ティエン・シャオポン
日本語吹き替え制作/監修:宮崎吾朗

キャスト(声の出演/日本語吹き替え)
孫悟空/斉天大聖:咲野俊介
リュウアー:羽村仁成
混沌:子安武人
お師匠さま:麦人
猪八戒/天蓬元帥:遠藤純一
女妖怪:園崎未恵

2015年 中国
配給:HIGH BROW CINEMA
上映時間:88分

観る前は正直不安でした。
中国アニメって初めてだし、「西遊記」は知ってるけど面白いのかなぁ。
この作品は2015年に中国で公開され、国産アニメとして歴代1位の興行収入(日本円で約192億円)をたたき出す大ヒットだったそうです。

chirosukeの感想は・・・
つっこみどころは多々あるものの、面白かったです。
日本語吹き替えで、声優さんがきちんと演技されているので良かった~。
(話題作りのために中途半端なタレントや役者を起用していないということですね)

誤解の無いように書いておきますが、演技力のあるベテラン俳優や魅力的なタレントさんが、「声優」の仕事をきちんとできるかというとそうでもないのが現実だとchirosukeは思います。
もちろん声優としても素晴らしい演技を聞かせてくれる方もいますが、「声優」のスキルは舞台や映像での演技とはベツモノだと思います。
今回の日本語吹き替えキャストは皆すごく良かったです。

chirosukeの知っている「西遊記」とは別のお話しでした。
三蔵法師も出てこないし、天竺にも行きません。

天界で暴れまわって、お釈迦様に500年間封印された孫悟空が、ひょんな偶然から目覚めたものの本来の力を発揮できずにいます。
自信を失った孫悟空が、それでも子どもを連れ去る妖怪たちに立ち向かっていく姿が描かれています。
長安の町に暮らす孤児の少年リュウアーが健気ですごい強運です。
ご都合主義と言えばそういう展開なんだけど、全体を通して観ると面白かったです。
いろいろと規制も多いと思われる中国アニメですが、エンタメに徹している点は良い感じです。
chirosukeは以前観た「京劇西遊記」を思い出しました。
(「京劇西遊記」については2015年6月20日のブログをみてね)

リュウアーが崩れた岩の下敷きになって、力の無い小さな腕が突き出ているラストでchirosukeは「うわ・・・中国、容赦ない。結構残酷ぅ・・!」と衝撃を受けたのですが、エンドロールで安心!

chirosukeはアニメの技術的な部分は疎いのですが、良く動く勢いのある絵でした。
風にはためく衣装の生地の質感や、ラスボスのオオサンショウウオ?の量感は乏しく残念でしたが、これ中国国産なんでしょ?
アニメーター残酷物語と言われる日本のアニメ制作現場を考えると、日本のアニメ制作側が危機感を持つには十分な出来栄えの「西遊記」だったと思います。

エンドロールでは「宮崎吾朗」の名前を見つけて何でこの名前が?のchirosukeでしたが、日本語吹き替え版の監修を「コクリコ坂から」の宮崎吾朗監督が担当されていたそうです。
吾朗ちゃん、コクリコ坂よりずっといい仕事されていたと思うchirosukeでありました。

映画「劇場版「進撃の巨人」Season2~覚醒の咆哮~」


chirosukeは、TOHOシネマズ 上野で本日公開の映画「劇場版「進撃の巨人」Season2~覚醒の咆哮~」を観てまいりました。

「劇場版「進撃の巨人」Season2~覚醒の咆哮~」

http://shingeki.tv/movie_season2/

総監督:荒木哲郎
監督:肥塚正史
原作:諫山創
シリーズ構成:小林靖子
キャラクターデザイン:浅野恭司
アニメーション制作:WIT STUDIO

キャスト(声の出演)
エレン・イェーガー:梶裕貴
ミカサ・アッカーマン:石川由依
アルミン・アルレルト:井上麻里奈
コニー・スプリンガー:下野紘
サシャ・ブラウス:小林ゆう
クリスタ・レンズ:三上枝織
ユミル:藤田咲
ライナー・ブラウン:細谷佳正
ベルトルト・フーバー:橋詰知久
ジャン・キルシュタイン:谷山紀章
アニ・レオンハート:嶋村侑
ハンネス:津田健次郎
ハンジ・ゾエ:朴ろ美
エルヴィン・スミス:小野大輔
リヴァイ:神谷浩史
獣の巨人:子安武人

2018年 日本
配給:ポニーキャニオン
上映時間:120分

週替わりで入場者プレゼントがあります。
今回は「浅野恭司描きおろしコースター」です。
肥塚正史監督のサインがプリントされたコースターが、2種類の中から先着でランダムに配布されます。

今週はエレンとリヴァイ兵長でしたが、もらった袋の中をそっと見てみるとリヴァイ兵長でありました!
アンニュイな表情で、いつものティーカップの持ち方も良い感じです。
chirosuke、よっしゃあ~!であります。

今回の劇場版は2017年4~6月に放送されたテレビアニメ「進撃の巨人」の第2期(第26~37話)をまとめた総集編です。
chirosukeの感想は・・・
テレビシリーズをchirosukeは全部観ているので内容は解っているんですが、大スクリーンで観ると迫力です。
両手をグーにしながら時々涙目でとても楽しめました!
うまく編集しているなぁ。

コニー・スプリンガーの故郷の村の惨状、そこで出会った巨人の姿、発した言葉にはchirosukeも「ええええっ!!」でした。
コニーの衝撃と心中を思うと涙がでます。
壁は壊されていなかった。
巨人はどこからやってきたのか?

ウトガルド城の巨人の襲撃と力尽きて行く兵士たち、ユミルの「ニシンの缶詰め」シーンはさらっと流していましたが、その後のユミルの葛藤と活躍にchirosukeは涙目で両手をグーでした。
クリスタ(本当はヒストリア)危機一髪の時にギリギリ間に合ったミカサと、沢山の調査兵団の兵士たちの立体機動シーンは心に残る名場面のひとつです。
毎度のミカサの精一杯の言語力の低さにも恐れ入ってしまったchirosukeです。

そしてライナー、ベルトルト!
アンタたちどうしたんだ!!
もうchirosukeは衝撃でクラクラします。
攫われたエレンを奪還すべく104期の面々がベルトルトに語りかけるシーンも最高です。
ここは泣けます。
ベルトルトにも泣けます・・・。
どんな理由があるんだろう、どんな秘密を抱えて生きてきたんだろう。
そしてどこに帰ろうとしているのか。

アルミンの「嘘」が結果としてエレン奪還のきっかけになるのですが、アルミンの雄弁さはすごい。
ベルトルトと対峙する場面でアルミンが考えに考えた時の台詞
「何を捨てればいい?僕の命と・・・他に何を捨て去れば変えられる!?他に何を・・・」
その後アニの拷問をベルトルトに囁き始めるのですが、その時のアルミンのニヤリとした表情にchirosukeはぞくっとしました。
以前のアルミンの台詞「何も捨てることが出来ない人には、何も変えることが出来ない。化け物を凌ぐために必要なら、人間性さえ捨てる。きっとアニはそれが出来る。何の為かはわからないけど。でも、それが出来るものが勝つ!」を思い出して、chirosukeは泣きました。
アルミン、今大切なものを捨てたんだな・・・。
それができる者はきっと勝つ!

ライナー、ベルトルト、ユミル、クリスタ・・・それぞれの抱える過去と業のようなものが少しずつ明らかになっていきます。
獣の巨人の禍々しさ、エルヴィン団長の真意などダークな部分も見え始めてきました。
壁とは何か、巨人とは何者か。
エレンに覚醒したのは「座標?」なんだろうか。
座標ってなに?
劇場版、エンドロールの最期まで見逃さないでね。

謎が謎を呼び、すごい勢いで伏線が回収されていく予感のTVアニメ第3期は2018年7月から放送スタートです。
chirosuke、ますます期待する「進撃の巨人」であります。
最後に・・・ハンネスさんさようなら・・・。

2017年に観た舞台と映画のランキングです


chirosukeの年末のお約束、2017年に観た舞台と映画のランキングを、Excel表にしてみました。
(2016年分は2016年12月31日のブログをみてね)

今年観た舞台20本、映画22本、美術展18回でありました。
(舞台のうちバレエが1本、映像作品が2本)
去年は舞台24本、映画15本、美術展32回でしたから、映画が増えて美術展が減っています。
今年は舞台、美術展が減っていますがその分、日光、箱根旅行、朝顔市、ほおずき市、酉の市、羽子板市、谷中、小江戸川越、足立の花火大会、鎌倉、三社祭り、迎賓館など東京ならではのお出かけが増えています。

chirosukeは楽しみのために、お仕事の合間の時間とお金をやりくりして劇場に行きます。
毎回ですが「きらいなものをきらいというより、好きなものを好きだと言おう」がモットーのブログなので、今回も★マークで振り返ってみました。

2017年舞台ランキング表です。
chirosukeの「良かった舞台」の定義は「同じチケット代でもう一度同じ舞台を観たいか?」です。
★の数で記載しました。
(チケット料金は割引・オークション等実際に購入した金額で記載しています。手数料や送料等は入っていません。)
★★★・・・無理しても観たい(チケット代を何とか工面してでも時間作って観たい)
★★・・・機会があれば観たい(お金と時間に少し余裕があれば観たい)
★・・・余裕あれば観たい(たまたまお金もあって暇ならば観たい)

スーパー歌舞伎Ⅱ(セカンド) 「ワンピース」は、素晴らしい再演でした。
chirosukeが観劇した翌日の公演で猿之助さんが大怪我をされ驚きました。
大変心配でしたが、その後順調に回復されているようで良かったです。
猿之助さんの舞台にかける熱い思いと、その思いを受けて代役公演を続行した役者さん達、スタッフさん達にも感動しました。
まさに役者魂ですね。

「め組の喧嘩」はシネマ歌舞伎で観ることができました。
映像の中で生き生きと演技している中村勘三郎さんにchirosukeは泣きました。
(舞台の映像作品は「舞台」にカテゴライズしています。)

ミュージカル「私は真悟」は素晴らしい舞台でした。
楳図かずお先生の世界が、あんなに怖ろしく切なく美しく描かれている舞台に感動し、chirosukeは2回観ました。

野田秀樹さんの新作「足跡姫」では、役者が魂で演じる凄味を感じました。
東京では毎年NODA・MAPのお芝居を観られることが嬉しいです。
歌舞伎「野田版 桜の森の満開の下」は素晴らしかったです。
一等席で3回観劇できましたが、チケット貧乏がキツかったです。

ブロードウェイミュージカル「ファインディング・ネバーランド」は予期せず大感動し、これも2回観ました。
お高いチケットの複数回身請けが続きチケット貧乏が続いた一年でしたが、舞台でしか表現できない美しい世界を観ることができたのでチケット貧乏には耐えるchirosukeであります。

バレエは1公演を観ました。
Kバレエカンパニーの「ピーターラビット」の世界は本当に楽しかったです。
精巧な着ぐるみをまとって踊る動物たちにchirosukeは涙目でありました。

2017年映画ランキング表です。
chirosukeの「良かった映画」の定義は「通常価格1,800円で満足できたか」です。
こちらも★の数で記載です。
★★★・・・1,800円でも満足(これは絶対映画館で観ないと損)
★★・・・割引デー(1,000円程度)なら納得(映画館で観る価値はあり)
★・・・TVで充分(わざわざ映画でなくても・・・)

「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」の双子にはやられました。
「ラ・ラ・ランド」は素晴らしい作品でした。
元演劇少女のchirosukeは号泣であります。
「メッセージ」はchirosukeの中では「トラルファマドール星人」のお話しで感動です。
「ワンダーウーマン」は殆ど期待せずに観ましたが、とても楽しめました。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」もそうですが、荒唐無稽を徹底した世界観で見せてくれるハリウッドに脱帽です。
「IT」はほぼ原作通りで良かったです。続編に期待。
「ブレードランナー2049」の映像美、そしてハリソン・フォードに両手をグーでした。
そして毎回chirosukeは「なぜ、こんな作品が日本じゃつくれないんだ・・・」と思ってしまうのでした。

美術展は展示内容がバラエティに富んでいるので今回もランク付けは無しです。
一覧表だけ作成しました。
(チケット料金は割引適用後、特典付きチケットの場合はその料金で記載しています)

ブリューゲルの「バベルの塔」は展示方法が素晴らしいと思いました。
「オサビサン展」では鎌倉まで行きましたが、アンノ邸に入れたことがいまだにびっくりのchirosukeであります。
静嘉堂文庫美術館で初めて観た「国宝・曜変天目」の美しさに魅了されました。
喜多川歌麿の肉筆画の大作「深川の雪と吉原の花」を観るために箱根まで行きましたが、素晴らしかったです。
「怖い絵展」では、寒空の下3時間以上並びましたが、「レディ・ジェーン・グレイ」の衝撃的な美しい姿に圧倒されそうになりました。

リサーチ不足で深堀隆介さんや落田洋子さんの個展を見逃してしまったことは残念・・・。
来年はしっかりリサーチであります。
chirosukeは来年も引き続き、座右の銘
「ええかげんは芸の神髄、意味づけは時の権力」
「人生は深刻だが、芸術は楽しい」
でやっていきます。

来年の舞台のチケットは唐十郎さんの「秘密の花園」を取っています。
バレエは数年前にロイヤルバレエの来日公演で観たクリストファー・ウィールドン振付「不思議の国のアリス」が、新国立劇場バレエ団で11月に上演されます。
これは観たいかな。

来年も、心の奥に届く美しいもの、楽しいものに出会えますように!

映画「オリエント急行殺人事件」


chirosukeは映画「オリエント急行殺人」を観に行ってまいりました。

「オリエント急行殺人事件」 (Murder on the Orient Express)
2D/字幕
監督:ケネス・ブラナー
原作:アガサ・クリスティ
脚本:マイケル・グリーン
2017年 アメリカ
配給:20世紀フォックス映画
上映時間:114分

http://www.foxmovies-jp.com/orient-movie/

「キャスト」
エルキュール・ポアロ:ケネス・ブラナー
エドワード・ラチェット:ジョニー・デップ
キャロライン・ハバード:ミシェル・ファイファー
ドラゴミロフ公爵夫人:ジュディ・デンチ
ピラール・エストラバドス:ペネロペ・クルス
メアリ・デブナム:デイジー・リドリー
ゲアハルト・ハードマン:ウィレム・デフォー
ヘクター・マックィーン:ジョシュ・ギャッド
エドワード・マスターマン:デレク・ジャコビ
ドクター・アーバスノット:レスリー・オドム・Jr.
ピエール・ミシェル:マーワン・ケンザリ
ヒルデガルデ・シュミット:オリビア・コールマン
エレナ・アンドレニ伯爵夫人:ルーシー・ボーイントン
マルケス:マヌエル・ガルシア=ルルフォ
ルドルフ・アンドレニ伯爵:セルゲイ・ポルーニン
ブーク:トム・ベイトマン

chirosukeの感想は・・・名優と言われる人たちの演技に感動しました。
アガサ・クリスティーの超有名なミステリーの名作です。
ストーリーとオチは多くの人が知っています。
chirosukeも原作を読んでいるし、1974年に映画化された作品も観ています。(後にTVでですが)
ミステリーとしては「動機・真犯人・結末」すべてがネタバレという今回の「オリエント急行殺人事件」でありますが、全く退屈すること無くとても見応えがありました。

役者の演技力もすごいのですが、本来列車内という密室殺人でありながら、大自然風景を映し出す迫力の映像美にも感動しました。
目が眩むような高い鉄橋の上で立ち往生した列車の全景、渓谷の隙間から現れる線路、屋根の上から橋架の下へと屋外での映像が移動していく「絵」の演出は圧巻でした。

前回の元乳母役のイングリッド・バーグマンの地味だけど深い演技にchirosukeはとても感動したのを覚えています。
(イングリッド・バーグマンはこの役でオスカーを受賞しました)
今回のキャストも全員素晴らしかったです。
ケネス・ブラナー演じるエルキュール・ポアロは、chirosukeがイメージしていたポアロよりずっと素晴らしい「灰色の脳細胞」を持っていました。
ケネス・ブラナーはこの作品の監督もやっていたんですね。
すごいなぁ。

ひとりひとりの登場人物の抱える「業」のような深い深い悲しみと苦しさにchirosukeは泣きました。
特にchirosukeが感動したのが、ウィレム・デフォーとミシェル・ファイファーです。
chirosukeはウィレム・デフォーの嘘に泣き、ミシェル・ファイファーの衰えぬ美しさに涙目でありました。
そして「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」で素敵な女優さんだなぁと感じたデイジー・リドリーの、レン役とまったく違う雰囲気に驚きました。

残酷で無慈悲な事件の犠牲になったのは、ひとりの少女です。
その事件はなんと多くの人たちの日常と幸福を奪い、運命を狂わせ、過酷な苦悩を背負わせたのでしょう。
「復讐」は残された人たちが「生きる」ために必要だったのかとchirosukeは納得してしまいました。
終盤の、トンネル内で13人の容疑者を全員テーブルの前に横並びにさせた演出は、まるで「最後の晩餐」のようでした。

この世の事象はすべて善と悪でしかないと断言していたポワロが下した「審判」は、神様ではない不完全な人が選択した「救済」だったのかも知れないなと、chirosukeは思いました。
「オリエント急行殺人事件」は、ミステリーで上質のエンタメになっている見応えのある作品でありました。

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ほうろうって・・・

優しく扱ってあげないと、欠ける、はがれる。
お鍋の取っ手は熱くなる・・・。
お高い・・・。
でも綺麗なんだものっ!!

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