北見隆 作品集 「本の国のアリス ・存在しない書物を求めて・ 」


北見隆さんの作品集です。
本そのものを作品化した「ブックアート」シリーズをまとめた本で、タイトルは「本の国のアリス」です。

9月にアトリエサード社より刊行されました。
サイズ A5判/ページ数 63p/高さ 22cm
価格 2,970円(税込)

chirosukeの感想は・・・
本そのものが、「アリス」の物語を表現していて素晴らしいです。
アリスやウサギやトカゲのビル等が、北見先生ならではのデフォルメされた不思議なイメージでぐっときます。

広がったスカートから出た超細い脚が、chirosukeは好きです。
どこを観ているかわからない謎めいた瞳の少女が、chirosukeは好きです。
鋭角的に折れ曲がった体躯でポーズをとるアリスが、chirosukeは好きです。
chirosukeの大好きがいっぱいの作品集です。

一番嬉しかったのは、chirosukeがリトグラフを持っている「樹上のティーパーティー」(2009年)の原画が掲載されていたこと・・・!
chirosukeがひとめぼれしてがんばって身請けしたリトグラフです。
(リトグラフ「樹上のティーパーティー」については、2012年1月8日のブログをみてね)

他にchirosukeが気にいった作品は「惑星遊戯」(2003年)、「赤頭巾ちゃん」(2016年)です。
これはぜひ実物を観てみたいなぁ。

本の形をした「ブックアート」はとても不思議で、本そのものが物語なんだなぁと思いました。
コンパクトなサイズの作品集ですが内容はとても素敵です。
アリス好きにはたまらない本であります。

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Tea house Sima 金子國義先生の「アリス紅茶缶」


chirosukeが大好きな画家、金子國義先生の「アリス紅茶缶」ができました。

愛知県小牧市にある紅茶専門店「Tea house Sima」と金子先生とのコラボです。
予約してから1か月くらい待って届きました。

http://teahousesima.ocnk.net/

金子先生が描いたアリスちゃんがかわい過ぎです。
chirosukeは紅茶缶がほしくて、お約束のパケ買いであります。
紅茶缶は2種類あって、それぞれフレーバーの違うティーバッグが10個入りです。

・身請け額 1,900円(税込)

紅茶専門店なので中身にも期待しちゃいます。

・アリス
~台湾茶・東方美人茶をベースにストロベリーの香りとローズ、コーンフラワーのブレンドティー~

・ガーデン
~ダージリンのファーストフラッシュをベースにマスカット・ベルガモットの香りをのせました。~

どちらも素敵な紅茶缶で、蓋の上には金子先生のサインがプリントされています。
きちんとコラボされたものなので、金子先生の絵のイメージが大切にされていると思いました。
これからも素敵なコラボを期待したいと思います。

第23回 北見隆 絵画展 「海からの使者」


chirosukeの大好きな画家のひとり、北見 隆さんの個展「海からの使者」を観に行ってまいりました。

期間:2017年9月28日(木)~10月4日(水)
時間:10:00~20:00 (最終日16:30まで)
場所:東武百貨店 池袋店 6F 1番地 アートギャラリー
入場無料

北見先生の絵は謎がいっぱいでchirosukeは大好きです。
東武池袋のアートギャラリーでの個展は今までも何度か観に行きました。
数年前には版画を身請けしました。
(版画「樹上のティーパーティー」については2012年1月8日のブログをみてね)

今回も原画、版画、オブジェ等の作品が展示されていました。
人魚やお魚、海に因んだ作品が多かったです。
北見先生の描く少女はちょっと虚ろな瞳で無表情みたいなのですが、瞳の奥が謎めいていて素敵です。
アリスのイメージでとっても良いです。

chirosukeの大好きな雰囲気の作品が多くとても楽しめました。
本物を間近で観られるのは、ギャラリーならではですね~。
偶然、北見先生も居られましたがchirosuke、声をかけることができませんでした。
先生をチラ見できて良かったです。

chirosukeが特に気に入ったのが、森の中に小鹿を抱いて佇む赤頭巾の絵です。
すごく好きだなぁ。
でも大きい作品で身請け額80万円超え・・・!
ゼロがひとつ多くてとても無理!
涙目ですが、しっかり観ておきましょう。

リニューアルされたアートギャラリーは以前の美術画廊より少し狭かったです。
作品数も少なかったですが、「謎とポエジー」に溢れた素敵な世界でした。
北見先生の作品を観ることができて、嬉しいchirosukeでありました。

「ボストン美術館の至宝展 ― 東西の名品、珠玉のコレクション」東京都美術館


chirosuke、上野で美術館をハシゴであります。
国立西洋美術館で「アルチンボルド展」を観た後、東京都美術館に向かいました。
「ボストン美術館の至宝展 ― 東西の名品、珠玉のコレクション」を観てまいりました。

「ボストン美術館の至宝展 ― 東西の名品、珠玉のコレクション」

http://boston2017-18.jp/

会期:2017年7月20日(木) ~ 10月9日(月・祝)
会場:東京都美術館 企画展示室
開室時間:9:30~17:30
※金曜は20:00まで、7月21日、28日、8月4日、11日、18日、25日は21:00まで
※入室は閉室の30分前まで
休室日:月曜日、9月19日(火)
ただし、8月14日(月)、9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)は開室
観覧料金:一般 1,600円⇒1,500円
※「アルチンボルド展」との相互割引で100円割引
「アルチンボルド展」(2017年6月20日~9月24日 国立西洋美術館)のチケット(半券可)をチケットカウンターで見せれば、当日料金から100円割引(1人1回限り、1名のみ有効、他の割引との併用不可)で観覧できます。

chirosukeの感想は・・・
見応えがある展示内容でした。
ボストン美術館の主要なコレクションから80点が展示されています。
今までもボストン美術館展は開催されていましたが、幅広い内容を総合的に観ることができる展覧会は、日本では約40年ぶりなんだそうです。
今回は、世界有数となる約50万点のコレクションの形成に寄与したコレクターやスポンサーの活動を解り易く紹介していて興味深かったです。
「いったい誰が集めたのか?」と言う疑問に答える形ですね。

見どころは・・・
・幅広いコレクション ―ツタンカーメンから村上隆まで―
・日本初、ゴッホの傑作、ルーラン夫妻の肖像画を2点同時に展示。
・英一蝶の巨大涅槃図、約170年ぶりの修理を経て初の里帰り。
・世界屈指のコレクションに隠れたコレクターたちの物語。

1章 古代エジプト美術
三大ピラミッドが建つギザで発掘された王の頭部や、墓からのレリーフ、ヌビアの王の立像、ジュエリー等ボストン美術館とハーバード大学による共同発掘調査の成果を中心に紹介されています。
紀元前2,000年の石板があって、chirosukeは驚きました。
これって約4,000年前の絵が目の前にあることは奇跡です。
こんなの運んできて大丈夫か?と余計な心配までしてしまいました。
古代エジプト語の解読の鍵となった、ロゼッタ・ストーンという名前が頭の隅に浮かびました。

2章 中国美術
陳容「九龍図巻」(部分)は迫力がありました。
約10mに及ぶ長大な画面に描かれているのは九匹の龍です。
作者の陳容は南宋末期に活躍した画家で、特に龍図を得意としたそうです。
この「九龍図巻」は、かつて清朝の乾隆帝も旧蔵した龍図の名品なんですって。

3章 日本美術
野々村仁清の「鳥形香合」はかわいらしかったです。
そして英一蝶の「涅槃図」は必見!
画面だけでも高さ約2.9m、幅約1.7mです。
表具を含めれば高さ約4.8m、幅約2.3mにも及ぶ大きさに圧倒されます。
「涅槃図」の修理過程も紹介されていました。
170年ぶりに日本に帰って来た巨大涅槃図には、愛らしい仔犬が描かれておりました。
chirosuke、ひさしぶりの「ころころ犬ビーム」にやられました。

4章 フランス絵画
ゴッホの傑作、ルーラン夫妻の肖像画を2点同時に展示するのは日本初なんですって!
ゴッホが油彩で描いたジョゼフ・ルーランの肖像は、6点残されているそうです。
展示されている作品は、最初に描かれたもので、ほぼ全身を描いた唯一の作品です。
ゴッホがパリを離れ南仏アルルに移り住み、見知らぬ土地で暮らし始めた時、ジョゼフ・ルーランはモデルとなってくれる数少ない友人だったそうです。
夫婦なんだから同時に展示してあげて・・・と思うchirosukeですが、日本初を観られて良かったです。

会場内のフォトスポットです。
chirosukeはルーラン夫妻のおともだち・・・であります。

5章 アメリカ絵画
いくつか展示されている中でchirosukeが好きだったのがこの絵です。
ポストカードを身請けしました。

ジョン・シンガー・サージェント作「ロベール・ド・セヴリュー」
画家名なんだか作品名なのか難しい・・・。
サージェントさんはボストン美術館の天井画も手掛けたそうです。

犬を抱いた愛らしい少年の姿が優雅に描かれています。
chirosukeはどうしても犬の方に目が行ってしまいがちですが・・・。
少年の胸元の赤いリボンと靴下が印象的ですね。
この靴下、ミュージアムショップでグッズのひとつとして販売されています。
シンプルな赤いソックスは靴下メーカー:Tabioさん製でした。
企画としては面白いと思いますが、特製しおりがセットになった、ただの赤いソックスであります・・・。
女性用で800円してましたよ。

6章 版画・写真
chirosukeは写真にはあまり興味がありませんでした。
さっとスルーであります。

7章 現代美術
アンディ・ウォーホルの「ジャッキー」が展示されていました。
そして日本の村上隆さんの絵も!
ラジカルな作品ではなく「If the Double Helix Wakes Up…」
う~ん・・・ポップなデザイン画みたいです。
chirosukeにはよくわかりませんが、絵は好き嫌いですからね。
金子國義さんの絵は所蔵されていないのかなぁ。

お約束のミュージアムショップではたくさんのグッズがありました。
おやつもいろいろ、飴やクッキー。
先述した赤いソックスとか・・・。

chirosuke、今回も図録は見送ってクリアファイルとポストカードを身請けしてきました。

・A4クリアファイル 400円(税込)

・ポストカード 150円(税込)

クリアファイルはゴッホのルーラン夫妻の絵柄です。
表と裏にそれぞれの絵があります。
タイトルは「郵便配達人ジョセフ・ルーラン」「子守歌 ゆりかごを揺らすオーギュステーヌ・ルーラン夫人」です。

ポストカードは迷いましたが、犬がかわいいジョン・シンガー・サージェント「ロベール・ド・セヴリュー」にしました。
ファーバーカステル社の缶入り鉛筆セットは後から欲しいと思いましたが、身請けしそびれました。
(カステル9000番鉛筆6本 缶ケース入り 972円)

「ボストン美術館の至宝展」、見応えのある展覧会でした。
そしてコレクターさん達の底力に感服しました。

そんなに混んでいなかったのでゆっくり観ることができました。
美術展のハシゴは結構疲れますが、上野は美術館が集まっているので徒歩圏内です。
やっばり東京万歳!

「ボストン美術館の至宝展」は東京会場の後、神戸と名古屋に巡回します。
・神戸市立博物館 2017年10月28日(土) ~ 2018年2月4日(日)
・名古屋ボストン美術館 2018年2月18日(日) ~ 7月1日(日)

「アルチンボルド展」 国立西洋美術館


chirosukeは上野の国立西洋美術館で開催されている「アルチンボルド展」を観に行ってきました。

「アルチンボルド展」
会期:2017年6月20日(火)~2017年9月24日(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時30分
毎週金・土曜日:午前9時30分~午後9時
(ただし6月23日、24日は午前9時30分~午後8時)
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし、7月17日、8月14日、9月18日は開館)、7月18日(火)
主催:国立西洋美術館、NHK、NHKプロモーション、朝日新聞社
協賛:損保ジャパン日本興亜、大日本印刷、ブレンボ、三井住友銀行
協力:アリタリア‐イタリア航空、全日本空輸、西洋美術振興財団
観覧料金:当日:一般1,600円

chirosukeの感想は・・・
会期終了1週間前、ギリギリの鑑賞です。
chirosukeは最初この展覧会はあまり興味がありませんでした。
「だまし絵」の人でしょ?くらいの認識で、野菜が盛られた鉢をひっくり返すと人の顔になる絵(庭師)くらいしか記憶にありませんでした。
ところがチラシの「春」を観た時すごくきれいだと驚きました。
日曜美術館をはじめ、TV番組でも紹介されていた連作「四季」と、それに対を成す連作「四大元素」があることを知りました。
特に「春」は絶対観たいと思い、ようやく鑑賞できました。

ジュゼッペ・アルチンボルド(1526-1593年)は、16世紀後半にウィーンとプラハのハプスブルク家の宮廷画家です。
三代に渡ってハプスブルグ家の皇帝に仕えたそうです。

連作「四季」すごいです。
だまし絵というよりとても寓意的で、緻密さにchirosukeは驚きです。
三次元のモティーフを二次元に置き換えて表現するので必ず「嘘」はあるんですが、見事な嘘ですね。

「春」はとても美しい絵でした。
アイリスやシャクヤク、シラユリなど80種類もの花を組み合わせて、女性の横顔を描いているんですって。
これ「女性」なんですね。
写真ではわかりにくいですが、chirosukeが一番良いなぁと思ったのが胸元のアイリスの下にちょこんとある苺の赤です。
絵を観ると苺の赤が小さいけどくっきりしています。
すごくかわいい・・・!
実物を見ないと発見できなかったイチゴであります。

他の絵もユニークで、緻密でした。
野菜や動物や海洋生物のモティーフはテクニカルメリットがすごいなぁ。
chirosukeはお花で彩られた素晴らしく美しい「嘘」の「春」が一番好きでした。
そして「苺」を見つけられて何だかとても嬉しくなりました。

お約束のミュージアムショップではポストカードだけ身請けしました。
今回図録は見送りです。

・ポストカード「春」 130円 (税込)

アルチンボルドさんの「だまし絵」画家というイメージに騙されていたchirosukeです。
本物を観ることができて良かったです。
真っ赤な苺が、本物を観て感じることの大切さを再認識させてくれたように思います。

不思議で美しい嘘や秘密がいっぱいの「アルチンボルド展」でありました。

「連載40周年記念 ガラスの仮面展」松屋銀座


chirosukeは松屋銀座で開催されている「ガラスの仮面展」に行ってまいりました。

「連載40周年記念 ガラスの仮面展」

http://www.asahi.com/event/garakameten/

会期:2017年8月23日(水)~9月4日(月) ※会期中無休
会場:松屋銀座 8Fイベントスクエア
開場時間:午前10時~午後8時
(最終日は午後5時閉場、入場は閉場の30分前まで)
入場料:当日料金 一般1,000円
主催:朝日新聞社
特別協力:美内すずえ事務所(プロダクションベルスタジオ)
協力:白泉社

chirosuke会期終了前日、ギリギリの鑑賞であります。

「ガラスの仮面」は美内すずえ先生の少女漫画作品です。
2016年に連載40周年を迎えた演劇漫画の金字塔で、平凡な一人の少女(北島マヤ)が演劇の才能を開花させ、成長していく過程を描いた大河ドラマです。

chirosukeは雑誌「花とゆめ」(白泉社)の1976年1号からリアルタイムで読んでいました。
そしてchirosukeはマヤちゃんと同じ演劇少女であります。
よく周囲に「マヤちゃんがラーメン屋の2階でお母さんと住み込みで働いていた時から知っているんだ!」と自慢しておりました。
(何の自慢にもなっていないぞ・・・chirosukeよ!)

まだ物語は完結していなかったのですね・・・。
雑誌掲載時には度々休載になり、ファンの間では「月影先生が倒れるのが先か・・・美内先生が倒れるのが先か」と心配をしていたものです。

そんなchirosukeの感想は・・・
面白かったです!
ガラスの仮面(ガラかめ)ファンなら必見です。
演劇をやったことのある人なら「あるある!」エピソードも多いし、逆に「それはありえない・・・」とツッコミたくなる部分もあります。
それらすべてをひっくるめて愛すべき「ガラスの仮面」であります。

初の本格的な原画展だそうですが、カラー原画とモノクロ原稿をはじめ、掲載誌や書籍、アニメ、舞台の資料など350点以上が展示されています。
特別描き下ろし原画の公開やオリジナルグッズも販売されています。
美内先生のデビュー50周年を記念して「ガラスの仮面」以外の作品も展示されていました。
コドモchirosukeが読んだことのある「13月の悲劇」もありました。

chirosukeは以前、舞台「ガラスの仮面」を観に行ったことがあります。
(舞台「ガラスの仮面」については2016年9月24日のブログをみてね)
舞台も楽しめましたが、何より感じたのは観客や作り手に共通する「ガラかめ愛」でした。

会場の入口に飾られていたお花です。
これは・・・!
「紫のバラの人」からではないですかぁ!
すごいなぁ。
会場内は写真撮影禁止なのですが入口は撮影OKで、chirosukeも並んで順番待ちをして撮影してまいりました。

これ、後でわかったんですが主催者側の「仕掛け」ではないんですって。
ファンの人からイベント開催時にはこんな粋な花が会場に贈られてくるそうです。
chirosuke、涙目になるくらいびっくり。
「ガラかめ」愛、恐るべしです。

会場内は名場面の数々が原画とカラーイラストで再現されています。
平凡な少女だった北島マヤちゃんが女優として成長する道のりを辿るように構成されています。
ライバルの姫川亜弓や月影千草をはじめとする、登場人物たちの各名場面や作中劇のシーンもいっぱいでした。

「国一番の花嫁」でビビが「おら、もう死んじまいてぇだ・・・」と泣き崩れる文化祭の舞台のシーンではchirosukeも涙目。
月影先生の「恐ろしい子!」には両手をグーであります。
亜弓さんと出会う劇団オンディーヌのお稽古場での「逃げた小鳥」のパントマイム。
chirosukeは思わず、右手の人差し指に小鳥がとまった気分で人差し指を「クイッ」としたり・・・。
(ガラスの仮面ごっこは止めなさい・・・chirosukeよ!)

原画の1ページを観るだけで、どの舞台かすぐに思い出し、chirosukeも結構記憶しているものだなぁ。
「ジーナと5つの青い壺」「石の微笑」「若草物語」「奇跡の人」「シャングリラ」「女海賊ビアンカ」「通り雨」「忘れられた荒野」「ふたりの王女」etc・・・そして「紅天女」。

chirosukeは久々に観た「乙部のりえ」に両手がグーでした。
こいつだけは許せないです。
なんて卑怯な熊本の天才演劇美少女!
姑息な手段が亜弓さんの逆鱗に触れ「カーミラの肖像」で亜弓さんからこてんぱんに叩きのめされるキャラでしたね。

紫織お嬢様にもかなりイラっとさせられます。
この人もかなり面倒・・・。
アンタさえいなけりゃマヤちゃんと真澄様は巧くいくんだよ!とchirosukeは心が黒くなりました。
この人くらいガラかめファンに嫌われているキャラはいないんじゃないかしら?

マヤちゃんのお母さんが客席で亡くなるシーンではchirosuke涙を禁じ得ません。
会場内でこっそり泣いてました・・・。
ヤバイです。

舞台のオリゲルドの衣装も展示されていました。
素晴らしく美しく凝っています。
そしてchirosukeにはとうてい着ることができないサイズ展開でありました・・・。

そんなこんなで楽しみながらも結構大変だったchirosukeですが、原画の迫力に感動しました。
美内先生、デビュー50周年だそうで、描き続けているってすごいです。
ガラスの仮面は終わってほしいようで終わってほしくないような・・・。

会場から出たところにカフェもありました。
なんと「喫茶 月影」です。
すごい混雑で入れなかったのが残念です。

展覧会オリジナルグッズは約200種!
売り切れているのも多かったです。
定番のステーショナリーやお菓子、雑貨まで、こだわりの品ばかりです。
展覧会でしか手に入らないアイテムがいっぱいです。
大都芸能マークのお菓子とか。

chirosukeが気になったのは「月影先生のチュニックTシャツ」です。
ロングTシャツみたいな形で、腰のところにあの「紐」と謎のブローチみたいな飾りがプリントされているんです。
これを着ればchirosukeも月影先生に!
「ホーホホホホッ!おそろしい子!」ときめることもできそうですね。
身請けはしませんでしたが・・・。

一番人気だったのがクリアファイルでした。
普通のクリアファイルもありますが、「白目クリアファイル」が2種類あります。
(1種類は完売でした。)
ぱっと見普通のクリアファイルですが、中に紙をいれると・・・どうよ!
全員が一瞬で「白目」に!

これはすごいなぁ。笑っちゃう。
chirosukeは身請けしませんでしたが、お友達のSちゃんが身請けしてたので普通⇒白目の画像を送ってもらいました。
拡大して見てね。

chirosukeはポストカードだけ身請けしてきました。

・ポストカード 150円(税込)

いろいろな絵柄がありましたが、この絵は展覧会のために美内先生が描き下ろしたものです。
上のクリアファイルと同じ絵です。
乙部のりえと紫織お嬢様がいなくて良かった・・・。
(どんなポストカードだ・・・chirosukeよ!)

「ガラスの仮面展」とても楽しめました。
東京会場は9月4日で終わりですが、12月には京都に巡回します。
会期:2017年12月1日(金)~25日(月) 
場所:美術館「えき」KYOTO
関西のガラかめファン、または東京展を見逃した方必見であります。

迎賓館赤坂離宮 「藤田嗣治画伯天井画特別展示」


chirosukeは迎賓館赤坂離宮に行ってまいりました。
迎賓館が所蔵する藤田嗣治さんの天井画が特別展示されているのを観るためです。

http://www8.cao.go.jp/geihinkan/

「藤田嗣治画伯天井画特別展示」
会期:2017年8月11日〜8月29日
会場:迎賓館赤坂離宮
住所:東京都港区元赤坂2-1-1
電話番号:03-3478-1111
開館時間:10:00〜17:00(8月19日、20日〜20:00)
休館日:水
料金:大人 1500円 / 中高生 500円 / 小学生以下無料参観方法:【事前予約】
※事前予約は既に終了しました。
【当日受付】
※迎賓館西門にて事前予約をしていない方の参観を受け付けます。
ただし混雑の場合は事前予約をされた方が優先となりますので御了承ください。
※和風別館の当日受付はありません。
参観料金:【本館及び主庭】
個人(1名から19名まで):大人 1,500円
【和風別館】
大人 2,000円(本館及び主庭の参観も可能です。)※小学生以下は御参観いただけません。
※国公賓等の接遇その他迎賓館の運営上の都合により中止となる場合があります。その場合は、速やかにHP等で公表します。
※入場時に金属探知器による身体検査及び手荷物検査を実施します。
※館内の写真撮影はできません。外観の写真撮影は可能ですが、業務用大型カメラ及び三脚・脚立・自撮棒等の撮影補助機材の持ち込みはできません。
※その他、詳しくは館内での禁止事項、注意事項等のページで御確認ください。

初めての迎賓館、ちょっとドキドキでありました。
だいたい迎賓館ってどこにあるんだ?
迎賓館には全く縁が無い生粋の一般人chirosukeであります。
オカネを払えば一般公開期間限定でchirosukeでも入れるみたいです。

迎賓館とは・・・HPによると
「外国の元首や首相など国の賓客に対して、宿泊その他の接遇を行うために設けられた迎賓施設です。
賓客の滞在中は、首脳会談、表敬訪問、署名式、レセプションや晩餐会など様々な公式行事が行われます。
迎賓館は、これらの接遇を通じて外交の重要な一翼を担っています。」
chirosukeが招かれることはまずありえない特別な場所なのですね。

8月11日(金)~ 8月29日(火)の期間、迎賓館が所蔵する藤田嗣治画伯による天井画6点が本館の参観エリアに特別に展示されています。
この6点の天井画を一度に展示するのは初めてなんですって!
この特別展示にあわせて、普段は一般公開していない西玄関についても特別公開が実施されます。
そしてこの期間に限り、参観者に藤田嗣治画伯天井画ポストカード1枚が貰えます。
※無くなり次第終了

東京にいるんだもの、これはもう迎賓館に行くしかない!
「賓客」扱いは絶対されないchirosuke、「貧客」として、いざ迎賓館にGO!であります!
大好きな藤田さんの絵を観て、ポストカードを貰いたい!

迎賓館に行く前の心得を事前にHPで確認しました。
こんなHPを見るのも初めてのchirosukeであります。
「館内での禁止事項、注意事項等のページ」というのがあるのだな・・・どれどれ・・・。
基本的なオトナとしてのマナーを始め、事項がいっぱいだぁ~。

http://www8.cao.go.jp/geihinkan/koukai/koukai_attention.html

chirosukeが気になったのが「3 各種行為について」の「16」項目目です。
(16)仮装や奇抜な服装、迎賓館赤坂離宮の品位を貶める風紀を乱す服装などで入場すること
仮装はあり得ないですが、「奇抜な服装、迎賓館赤坂離宮の品位を貶める風紀を乱す服装」っていったい・・・。
例えば、chirosukeが大好きなお洋服、ピンクハウスフルセット着用ってどうなんでしょ?
一歩間違えば「仮装」と取られなくもない・・・?
リスク回避であります。
chirosukeはリネンのキュロットパンツとユニクロTシャツ、ギンガムチェックのチュニックという、礼儀正しい普段着で行ってまいりました。
真夏に精一杯の品位を保つ「貧客服」であります。

JR中央線の「四ッ谷」駅下車、赤坂口より徒歩約7分で迎賓館の門に辿り溶きました。
これ日本ですかぁああ?!
chirosuke、まるでベルサイユ宮殿みたいだと思いました。
門番さんみたいな警備の人がいっぱいいるし・・・。

迎賓館は、かつて紀州徳川家の江戸中屋敷があった広大な敷地の一部に、明治42年(1909)に東宮御所(後に赤坂離宮となる。)として建設されたものだそうです。
当時の日本の一流建築家や美術工芸家が総力を挙げて建設した日本における唯一のネオ・バロック様式の西洋風宮殿建築なんですって。
ベルサイユ宮殿とかバッキンガム宮殿の建築様式を取り入れていると案内の人が言ってました。
すごいです。
まるで西洋のお城です~。

正門からは入れません。
西門に向かいます。
まず手荷物検査を受けます。
バッグの中をチェックされます。
スーツケースや大きい荷物は無料ロッカーや手荷物預所に預けましょう。
自動券売機で1,500円のチケットを身請けし、いよいよ迎賓館の中に入ります。

入ってすぐのところに控室みたいなお部屋があって、20分くらいのDVD映像が流れています。
これは必見ですよ~。
サクッと迎賓館の概要が解る映像です。
chirosuke、これで予習はばっちりだ!

見学ルートは決まっていて、絶対に両脇の壁やカーテンに触れてはいけないオキテです。
入れない部屋やホールは見学場所から覗き見です。
中は写真撮影不可です。

迎賓館・・・すごいぞ!
ドアや廊下や手すりがすごく豪華!
飾っている調度品や天井や柱、窓枠にいたるまでchirosukeはこんなの見たことがありません。
大きい、広い、美しい!
来日されたオバマ元大統領が演説された場所等を間近で見ることができました。

とにかく中には入れないですが「朝日の間」「羽衣の間」「花鳥の間」とか、「間」がいっぱいあって、いちいち豪華!
ドアの蝶番に至るまですごく凝っています。
こんなに広いのにチリひとつ落ちていません。
飾ってある調度品だけでも素晴らしいです。
「花鳥の間」に飾られた8枚の七宝焼きの花鳥図は見事です。(写真をみてね)
まさに贅を極めたという感じで、chirosukeの想像をはるかにこえた豪華さと格調高さに圧倒されました。

大ホールには立ち入れず、上からチラ見でしたが深紅の絨毯の上を今にも「スカーレット・オハラ」が駆け上って来そうです。
柱はコリント様式です。

すごい大きいシャンデリアがいくつもあって、オペラ座の怪人がガッシャーンと落ちてきそうな豪華さです。
ボランティアの説明員さんがあちこちにいらして、いろいろお話をされていました。

chirosukeもこっそり聞き耳を立てておりましたら「・・・シャンデリアは高さ3.8メートル・・・」と聴こえてきましたよ。
すごいなぁ、マンションの天井高でも2.6mあれば高い方だと思っていますが、3.8mの天井かぁ・・・?
いや違うぞchirosukeよ! 「シャンデリアの高さが3.8m」と言ってたぞ!
chirosukeはあらためて天井を眺めました。
オペラ座の怪人シャンデリアの一番下の飾りでさえchirosukeの頭のずっと上であります。
3.8mのシャンデリアを余裕で吊るせる天井高っていったい!

迎賓館、恐るべし。
これは実際に行って体験しないと味わえない感動です。
海外旅行等でヨーロッパの古城めぐりなどではもっとスケールの大きいお城があるのでしょうが、迎賓館の豪華さにchirosukeは圧倒されました。

初公開された藤田嗣治の壁画6枚も観ました。
6点1組としてフランスの各地方を描いたもので、一度に展示されるのは今回が初めてです。
老舗フランス菓子店「コロンバン」銀座店のために、1935年(昭和10)に制作された大作です。

戦火を免れるために店内から運び出されて保管されていましたが、1975年1月に宮殿から衣替えされたばかりの迎賓館に寄贈されたのだそうです。
このうち「犬を抱く女性と楽士」は過去の回顧展にも出されたことがない「幻の作品」で今回が初公開です。
大きくて美しい絵です。
・葡萄畑の女性
・母と娘
・ポプラ並木の女性と楽士
・犬を抱く女性と楽士
・貴婦人と召使い
・女性と天使
chirosukeが一番好きな絵は「母と娘」でした。
この絵を迎賓館で観られたことはとても貴重な体験でした。
「犬を抱く女性と楽士」のポストカードももらえましたよ!

館内は写真撮影不可ですが、入れるところの外観は写真を撮ってきました。
南に面した主庭は全面砂利敷きで中央には噴水池や花壇があり、周囲には枝松が植えられています。
主庭噴水池が「国宝」というのですからchirosukeびっくりであります。
迎賓館そのものが「国宝」なんです。
青銅の像は伝説の生物グリフォンです。
「不思議の国のアリス」にも登場する、あのグリフォンですね。
噴水も素敵ですが、噴水越しに見る迎賓館の外観も素晴らしいものでした。

迎賓館の敷地内には小さいショップがあり本やクリアファイルやポストカード等が売っています。
chirosukeはポストカードを身請けしました。

・ポストカードセット(花鳥の間:七宝(8枚)
・ポストカード(迎賓館)

迎賓館、国内で一度は訪れた方が良い場所のひとつだと思います。
一般公開の時期に都合がつけばぜひ!
ネオ・バロック様式も素晴らしいのですが、和様式も観てみたい・・・。
そんなchirosukeは和風別館の参観も申し込みました。
うまくいけば10月にまた「貧客」として見学できそうです。
その時はまたブログでご紹介します~。

chirosuke箱根に行く 岡田美術館 「深川の雪と吉原の花」


chirosukeとNさんの夏休み、国宝の曜変天目、歌舞伎と続き二日目は新宿から箱根に向かいました。

箱根に行く目的は岡田美術館で展示されている、喜多川歌麿の「深川の雪と吉原の花」を観るためです。
歌麿の「雪月花」三部作として知られる肉筆画の最高傑作の内、2作品が同時に展示されるというのですから、これは必見であります。

http://www.okada-museum.com/

「歌麿大作「深川の雪」と「吉原の花」―138年ぶりの夢の再会 ―」

会期:2017年7月28日(金)~ 10月29日(日)
休館日:会期中休館日なし
開館時間:午前9時〜午後5時(入館は4時30分まで)
入館料:一般 2,800円

chirosukeは「深川の雪」は岡田美術館で観たことがあります。
(「深川の雪」については2014年5月31日のブログをみてね)

喜多川歌麿の幻の名作「深川の雪」が60年ぶりに見つかったのは世紀の大発見でした。
「深川の雪」はいろんな謎とオトナのお約束を経て現在は「岡田美術館」が所蔵しています。

特急箱根号に乗車し箱根湯本に向かいました。
先に荷物をホテルに預け、バスに乗って岡田美術館に向かいました。

喜多川歌麿の「雪月花」三部作(「深川の雪」「品川の月」「吉原の花」)は、歌麿の最高傑作と名高い大画面の肉筆画です。
三部作のうち、「深川の雪」以外の二作品はアメリカにあります。
「品川の月」はフリーア美術館蔵、「吉原の花」はワズワース・アセーニアム蔵です。

今回は「吉原の花」をアメリカから迎え、「深川の雪」とともに展示するという、夢のような企画です。
この2作品の日本での再会は実に138年ぶりなんですって!

chirosukeはわくわくして展示場所へ足を運びました。
三年前に観たことのある「深川の雪」がありました。
そしてその隣にもうひとつ・・・あれ?
もう二つの大きい作品が並んでいます。
なんと「吉原の花」と隣に「品川の月」までもが展示され、三部作が一堂に会しているではありませんか!
chirosukeは驚きましたが、よくよく説明文を読んでみると、「品川の月」は原寸大の高精細複製画でありました。

chirosukeは正直言って、高精細複製画と実物の差が良くわかりませんでした。
「品川の月」の実物は無いんですもの。
こんなに綺麗なら良いと思います。
原寸大の高精細複製画を使って三部作を並べて観られて良かったと思いました。

この三部作の経緯について、chirosuke調べてみました。

・明治12年(1879)11月23日、栃木県の定願寺での展観で三部作が展示される。

・三部作は明治期に美術商の手によってパリへと渡る。

・「品川の月」は明治36年(1903)にフリーア美術館(ワシントンD.C.)が購入し現在に至る。

・「深川の雪」だけが昭和14年(1939)、日本の浮世絵収集家により日本に持ち帰られる。

・「深川の雪」が昭和27年(1952)に銀座松坂屋で3日間展示されたのち行方不明となる。

・「吉原の花」は昭和32年(1957)にワズワース・アセーニアム美術館(コネチカット州)が購入し、現在に至る。

・長年行方不明だった「深川の雪」が平成24年(2012)、60年ぶりに再発見され、岡田美術館の収蔵となる。

とってもミステリーで、決して本当のところは解らない「オトナのお約束」でありますね。

「吉原の花」
江戸時代 寛政3~4年(1791~92)頃 
縦187cm 横257cm
ワズワース・アセーニアム美術館蔵

「吉原の花」すごくきれいです!
遊郭の大通りや引手茶屋の室内の様子が、とても華やかに描かれています。
「深川の雪」では26人の女性が登場していました。
「吉原の花」には、総勢52人もの群像が描き込まれています。
本来の掛け軸絵をパネルにしてしまっていますが・・・迫力です!
遊郭の1階には、華やかな花魁や女郎たちが、そして2階には、武家の女性たちが遊んでいる姿が描かれているのだそうです。
これでどうだ!と言わんばかりの華やかさです。
女性たちが生き生きと描かれていますね。

「品川の月」
江戸時代 1788年頃
縦147cm 横319cm
フリーア美術館(ワシントンD.C.)蔵

「品川の月」は全体的におとなしい感じです。
遠近法で描かれていますが、不思議な奥行があります。
chirosukeはこういう構図は観ていてちょっと不安になるというか落ち着かない気持ちになります。
美しい絵であることは間違いありませんね。

「深川の雪」(部分) 
江戸時代 1791~92年頃
縦199cm 横341cm
岡田美術館蔵

各人物がそれぞれ独立性を持ち、且つ呼応しているという、非常に複雑な深みのある描写なんだそうです。
下で猫とじゃれる子供⇒視線を上へ⇒右手の集団へ⇒拳遊び、通い夜具⇒中庭の雀⇒下に戻る
また、当時流行していた笹色紅で濃く塗り玉虫色に輝かせる化粧法で人物が描かれており、下唇が緑色なんですって。

三部作なのでそれぞれ趣があります。
好みでしょうが、chirosukeは「深川の雪」のしっとりした雰囲気が好きかなぁ。
「深川の雪」だけでも日本に戻ってきたのだから良かったです。

お約束のミュージアムショップでは「吉原の花」と「品川の月」のポストカードのみ身請けしました。

・ポストカード 120円(税込)

喜多川歌麿の「雪月花」三部作、大きさにまず圧倒されます。
アメリカに渡った作品と、数十年ぶりに日本で見つかった作品が同時に観られる機会は今後いつ来るかわかりません。
奇跡のような出会いだと思います。
美しい絵を観ることができて感動してしまったchirosukeでありました。
岡田美術館、恐るべし!

静嘉堂文庫美術館 「~かおりを飾る~珠玉の香合・香炉展」 「国宝・曜変天目」


お友達のNさんが2泊3日で東京に来てchirosukeとお盆休みを過ごすことになりました。
美術館・舞台・温泉と欲張って計画を立てました。

まず、Nさんお勧めの世田谷区にある静嘉堂文庫美術館に「国宝・曜変天目」茶碗を観に行くことにしました。
chirosukeは焼き物はあまり詳しくありませんが、美しい形や色には感動します。
静嘉堂文庫美術館も初めてです。

静嘉堂は、岩﨑彌之助(1851~1908 彌太郎の弟、三菱第二代社長)と岩﨑小彌太(1879~1945 三菱第四代社長)の父子二代によって設立されました。
国宝7点、重要文化財84点を含む、およそ20万冊の古典籍(漢籍12万冊・和書8万冊)と6,500点の東洋古美術品を収蔵しているそうです。
最も有名なのが「国宝・曜変天目」ですね。

静嘉堂文庫美術館では~かおりを飾る~ 珠玉の香合・香炉展 が開催されていて、その会期中に「国宝・曜変天目」も展示されていました。

「~かおりを飾る~ 珠玉の香合・香炉展」
会期:2017年6月17日(土)~8月13日(日)
休館日:月曜日(7月17日は開館)、7月18日(火)
開館時間:午前10時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
※7/1(土)~8/13(日)開館時間を延長
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料:一般1,000円、大高生700円、中学生以下無料 ※団体割引は20名以上
※会期中、一部展示替えあり。
◆本会期中、静嘉堂所蔵の国宝・曜変天目も特別公開

静嘉堂文庫美術館の最寄り駅は東急田園都市線・大井町線の二子玉川駅です。
徒歩で20~25分ですが、住宅街を抜けていくので分かりづらいとのこと。
行きは駅からタクシーを使いました。(タクシーで約10分でした)
帰りはバスで二子玉川駅に戻ってきました。

会場はそんなに広くありません。
会期終了間際だったせいか、まあまあ混んでいました。

図録は小さいポケットタイプです。

・香合・香炉展ミニブック  350円(税込)

いろんな大きさ、形の香合(こうごう)・香炉(こうろ)がありました。
chirosukeはサントリー美術館や岡田美術館で観たことがありますが、小さくて愛らしい形のものもあって良い感じてす。
室町時代の「唐物(からもの)」賞玩の文化のなかで格式高く扱われ、香りを“聞く”香道具としても発展し、茶道具にもとり込まれていったそうです。

静嘉堂所蔵の漆芸・陶磁香合から約100件が公開されていました。
重要文化財の野々村仁清(ののむらにんせい)作の色絵香炉、中国陶磁の至宝である南宋官窯(なんそうかんよう)の青磁香炉、豪華な蒔絵(まきえ)の「香道具」など、普段あまり目にしない世界が興味深かったです。

「交趾狸香合(こうちたぬきこうごう)」はかわいらしかったです。
丸く、愛らしい狸の姿をした香合です。
説明によると・・・「タヌキということになっていますが、実はサルかも知れません」ですって!
ちょっと笑ってしまいました。
程よいええ加減さにchirosukeはちょっと安心です。

野々村仁清の作品は、chirosukeが観てもすごいなぁと思いました。
「銹絵白鷺香炉」の優美な形はとても美しいです。

これが「国宝・曜変天目」であります。

・ポストカード 100円(税込)

今回観た「国宝・曜変天目」はとても美しい黒と青でした。
写真などで見ていたものよりずっと黒く、ずっと青いです。
これは美しいです。
これがどうやっても再現できない偶然の美なのですね・・・。

国宝のお茶碗では志野茶碗 銘卯花墻(しのちゃわん うのはながき)を三井記念美術館が所蔵していますね。
あのお茶碗はchirosukeも観たことがありますが、国宝のイメージがわからなくなった形でありました。
(毎回言うが・・・国宝のあの茶碗の話はやめなさい、chirosukeよ!)
焼き物の奥深さに怯んだchirosukeであります。

曜変天目についてchirosuke、調べてみました。
耀変天目茶碗は約800年前に中国でつくられたとのことですが、現存するのが世界に3点のみで、しかもその3点すべてが日本にあり国宝に指定されているんですって。
※先日某TV番組で取り上げられたのは除いています。

・ 静嘉堂文庫・・・曜変天目茶碗の中でも最高の物とされる「稲葉天目」と名付けられたものが所蔵されています。
徳川将軍家の所蔵で徳川家光が病に伏せる春日局に下賜したことから、その子孫である淀藩主稲葉家に伝わりました。
その後、1934年に三菱財閥総帥の岩崎小弥太が購入し入手したのですが、岩崎は「天下の名器を私如きが使うべきでない」として、生涯使うことはなかったそうです。

・ 藤田美術館・・・大阪市都島区にある大阪府の登録博物館です。
常設展示は行っておらず、春と秋に3か月ずつ企画展の形でのみ開館するのが特徴です。
ここで所蔵されているものは水戸徳川家に伝えられたもので、曜変の斑紋が外側にも現れています。
1918年に藤田財閥の藤田平太郎が入手し、現在に至り、「藤田天目」と呼ばれているそうです。

・大徳寺龍光院・・・京都府京都市北区紫野にある臨済宗の寺院です。
国宝・重要文化財の建物や美術品を多数有しているのですが、ほぼ一般公開していないそうです。
なので一番見る事が難しいのですね。
国宝とされる三椀の曜変天目茶碗のうち、最も地味ですが、幽玄な美しさを持つとされて評価が高いそうです。

大阪の藤田美術館は施設の全面的な建替えの為、2017年6月12日から休館し2020年の開館を予定しているそうです。
Nさんは休館前に「藤田天目」を観てきたそうです。
chirosukeは今回初めて「稲葉天目」を観ることができました。
お茶碗の中に宇宙が広がっているみたいでした。

国宝おそるべし!でありました。

「タツノコプロ55周年 GO! GO! 記念展」 東武百貨店 池袋本店


chirosukeは東武百貨店池袋店開店55周年記念「タツノコプロ55 周年 GO!GO!記念展」に行ってまいりました。

池袋店開店55 周年記念 タツノコプロ55 周年 GO!GO!記念展

http://www.tatsunoko.co.jp/news/1848

期間:7月27日(木)~8月8日(火)
時間:10:00~20:00 (入場は閉場30分前迄)
※最終日は18:00 閉場
場所:東武百貨店 池袋本店8 階催事場
入場料:大人1,000 円
主催:東武百貨店/電通/ミウ・ミウ/ドリームスタジオ/日本テレビ放送網
原作・監修 :タツノコプロ

chirosukeは東武カードを持っているので、入場料は東武カード提示で900円(税込)になりました。
会場内は一部を除いて写真撮影OKです。

タツノコプロ展、chirosukeの感想は・・・
まずchirosuke世代がタツノコプロにかなり楽しませてもらったことを感謝!
タツノコプロの誕生から現在までを人気キャラクターを通じて知ることができる企画展です。

コドモchirosukeが大好きだった「宇宙エース」がタツノコプロが初めて手掛けたテレビアニメだったことを初めて知りました。
パールム星やプラチナ光線やシルバー・リングなどを思い出し感慨深いchirosukeであります。
コドモchirosukeは、コインが入る宇宙エースのペンダントを持っていた微かな記憶があります。

「科学忍者隊ガッチャマン」や「新造人間キャシャーン」「タイムボカンシリーズ」などのセル画や原画、設定資料など150点以上が展示されています。

玩具コレクター・齋藤和典氏秘蔵の貴重な70~80年代の玩具も180点以上展示されていて、これは必見!
こんなものまで!というグッズがいっばいです。
コレクター魂って素晴らしい!

懐かしいというより、当時のタツノコプロって本当に凄かったんだなぁと実感します。

「みなしごハッチ」に涙してハッチがお母さんに会えることを期待していたchirosuke。
後にミツバチの生態を知った時「嘘や・・・!そしたらハッチとマーヤとお母さんの関係がわけわかんない・・・みなしごって一体・・・!」とそっちの方に涙目になったchirosuke。

ハクション大魔王」のギャグが大好きで、数字に弱くて計算ができないハクション大魔王に、算数が苦手なchirosukeは親近感を持っておりました。
「マッハGOGOGO」のせいで、地球上の最速スピードはマッハ5だと思いこんでいたし。
コドモchirosukeは「タツノコプロ」と「円谷プロ」で育ったと言っても過言ではありますまい。

「ヤッターワン」の立像はリアル~。
実写映画のヤッターマンはchirosukeは観ていません。(観たくないような・・・)
ドロンジョ役の深田恭子さんが着用した衣装が展示されておりました。
これは・・・すごい!
chirosuke、手袋さえ入るかアヤシイぞ・・・。

chirosukeはドロンジョ様とトンズラー&ボヤッキーの三人組が大好きでした。
「今週のビックリドッキリメカ!」のバカバカしさは最高でした。
「全国の女子高生の皆さん~」とか、時々アドリブじゃないの?と思えるボヤッキー&トンズラーの掛け合い漫才のようなギャグは、延々と繰り返されるお約束パターンの中でオキテ破りのような魅力がありました。

展示されていたドロンボー一味の3人乗り自転車には感動さえ覚えました。
chirosukeは「ほんまもんがあったんや・・・」と納得してしまいましたもの。
ドクロベーの「おしおきだべぇ」の一言で始まる「ママより怖いおしおきタイム」は毎回ハチャメチャでした。
あの時代のスラップスティックの魅力、コドモや大人までもを魅了する際どい「毒」は本当に楽しかったです。
今のTVではできないでしょうね。
教育上ヨロシク無いことって、なんて素敵なんでしょう。
悪ふざけを楽しむココロのゆとりって大切だと思うなぁ。

入場記念のシールももらえました。

出口ではお子ちゃま向けのプレイコーナーがあってchirosukeはスルーだったのですが、チケットにプレイ券が一枚付いているのでぜひどうぞとスタッフさんのお勧めで、chirosukeも輪投げにトライしました。
結果は狙って投げたはずの3つの輪っかが総ハズレであります。
お子ちゃまゲーム、なめてました。ゴメンなさい・・・。
参加賞もシールでした。
「けろっこデメタン」もタツノコプロ作品だったのかぁ。

お約束のグッズ売り場には限定商品を始めいろいろありました。
図録もありましたが、chirosukeはポストカードだけ身請けしてきました。

・ポストカード 185円(税別) *絵柄は一番上の画像です。

「タツノコプロ55周年 GO! GO! 記念展」 とても楽しめる展示会でありました。
では最後はやはり・・・「ポチッとな」ですわね。

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ほうろうって・・・

優しく扱ってあげないと、欠ける、はがれる。
お鍋の取っ手は熱くなる・・・。
お高い・・・。
でも綺麗なんだものっ!!

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