渋谷・コクーン歌舞伎 第15弾 「四谷怪談」


コクーン歌舞伎四谷怪談渋谷のシアターコクーンにコクーン歌舞伎「四谷怪談」を観に行ってまいりました。

2016年6月17(金) 13:30分開演
座席は1等椅子席 1階 N列上手端 (13,500円)
上演時間:約3時間
序幕  1時間35分
幕間 20分
二幕目 1時間5分

コクーン歌舞伎 「四谷怪談」
http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/16_kabuki/

作:四世 鶴屋南北
演出・美術:串田和美
音楽:あさひ7オユキ
照明:齋藤茂男
音響:市来邦比古
映像:栗山聡之
演出助手:赤堀雅秋
技術監督:櫻綴
狂言作者:竹柴徳太朗
舞台監督:横沢紅太郎

(配役)
お岩/佐藤与茂七 :中村扇雀
直助権兵衛 :中村勘九郎
小仏小平 :中村国生
お袖 :中村七之助
お梅 :中村鶴松
四谷左門 :真那胡敬二
按摩宅悦 :片岡亀蔵
小汐田又之丞 : 首藤康之
仏孫兵衛 :大森博史
伊藤喜兵衛/お熊 :笹野高史
民谷伊右衛門 :中村獅童

chirosukeの感想は・・・
とても面白かったです!
「コクーン歌舞伎」は歌舞伎なんだけど、通常の歌舞伎とはひと味違います。
chirosukeは歌舞伎の演目として「四谷怪談」は今までに2回観ています。
(四谷怪談については2013年7月23日2015年12月6日のブログをみてね)

四谷怪談はいろいろな「場」があって、上演の度に演じられる「場」は違っています。
(演じられない「場」もあり)
今回は上演機会の少ない「深川三角屋敷の場」で直助とお袖の悲劇を浮かび上がらせた「北番」がベースになっています。
chirosukeが過去に観た四谷怪談とは別のお話し?と思うくらい後半は直助とお袖がメインでした。
歌舞伎の奥深さを感じます。

お約束「髪梳き」は怖くて迫力です。
「戸板返し」は映像を使った演出でした。
chirosukeは「提灯抜け」をとても楽しみにしていましたが、お岩さんの提灯抜けは無くてちょっと残念・・・。
他の見せ場は沢山ありました。

chirosukeは幕間に公演プログラムも身請けしました。
プログラム:1,800円(税込)

中村扇雀さんの演じるお岩さんの驚き、怒り、絶望、恨みがとても生々しいです。
中村獅童さんの民谷伊右衛門のゲスっぷりがとても良い!
chirosukeは今回も「伊右衛門、アンタ最低やなっ!」と背後から蹴りを入れたくなりました。
そしてやっぱり笹野高史さん、巧いっ!
伊藤喜兵衛とお熊の二役をされていますが、伊藤喜兵衛の嫌らしい傲慢さを、時に茶目っ気たっぷりに演じておられていました。

chirosukeが知っていた四谷怪談では、幽霊になったお岩さんが大活躍し復讐を遂げていました。
昔観た深夜テレビの映像でも、お袖に仇討ちされる民谷伊右衛門の姿を記憶しています。
今回の舞台では、民谷伊右衛門の最期がすっきりしないまま描かれていたようです。
忠臣蔵の世界と交叉した人の業がリアルで、恨みがどんどん広がって無数の怨念が渦巻いているようでした。
これは誰一人として救われないな・・・とchirosukeは思いました。

ラストの「地獄」の場は見事!
無間地獄のような雰囲気は重力を感じました。
そこから上がって行こう(抜け出そう)とする民谷伊右衛門は、ここでも本能むき出しのようですが、無間地獄からは誰も出られないでしょう。
地獄は最初から民谷伊右衛門の心の中にあったのでは?
もしかしてこの舞台は最初から民谷伊右衛門の地獄を観ていたのではないか?とchirosukeは思いました。

サラリーマンがいっぱい出てくる四谷怪談、串田和美さんの演出はとても斬新な地獄を見せてくれました。
歌舞伎とは違う「コクーン歌舞伎」、とても面白い舞台でありました。

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ほうろうって・・・

優しく扱ってあげないと、欠ける、はがれる。
お鍋の取っ手は熱くなる・・・。
お高い・・・。
でも綺麗なんだものっ!!

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