「童話・絵本のきいち ~絵本作家になりたかったきいち~」 ぬりえ美術館


ぬりえ美術館外観chirosukeは荒川区にある「ぬりえ美術館」に行ってまいりました。

「ぬりえ美術館」は、日本唯一の「ぬりえ」の美術館だそうです。
館長の金子マサさんは、「きいちのぬりえ」で有名な蔦谷喜一さんの姪にあたる方です。
ぬりえを文化として保存するために2002年8月に美術館を開館されたとのことです。
chirosukeはこの美術館をたまたま知ってGWに行くことにしました。

ぬりえ美術館ドア春の企画展
「童話・絵本のきいち」~絵本作家になりたかったきいち~
期間:3月5日(土)~5月29日(日)
※土曜・日曜・祝日のみ開館
「夏時間」と「冬時間」があるので注意です。
・夏時間(3月~10月)……12:00~18:00 (入館は17:30まで)
・冬時間(11月~2月)……11:00~17:00 (入館は16:30まで
料金:中学生以上500円・小学生100円・小学生未満無料

http://www.nurie.jp/

「ぬりえ美術館」は東京メトロ千代田線「町屋駅」下車徒歩15分の住宅街にありました。
今回はchirosuke、さほど迷わず約15分で辿りつきました。
町屋駅を出たとこに交番があり、最初に訊いたからであります。
迷子になる前におまわりさんに訊こう!であります。
(交番があって良かったな・・・chirosukeよ!)

きいち三頭身少女ブランコに乗ったぬりえの少女のドアを開けると・・・。
そこはもう、「きいちのぬりえ」のお約束、三頭身の少女たちがお出迎えです。

三頭身といえば・・・パタリロ??
頭には大きいリボンをつけて、短いスカートからちょっと太目の足を元気よく出して微笑むレトロな少女。
パタリロよりずっとかわいい「きいち」の少女たちでありました。

ぬりえ美術館パンフレット・ポストカードこれは入場していただけるパンフレットとポストカードです。
ポストカードは企画展「童話・絵本のきいち」用につくられた「しらゆきひめ」です。
chirosukeの知っている「しらゆきひめ」とちょっとイメージが違う・・・。
うさぎさんの目が真剣!
うさぎさんに襲われているような「しらゆきひめ」・・・!

chirosukeの感想は・・・
「ぬりえ美術館」はchirosukeのツボでありました!
懐かしくて興味深い「きいちのぬりえ」に涙目であります。

あかずきん「ぬりえ美術館」では春の企画展が開催されていました。

「白雪姫」「シンデレラ」「親指姫」など童話や絵本のお話のぬりえが多数展示されていました。
そしてchirosukeが大好きな「赤ずきん」も!!
昭和20年代に描かれた「あかずきん」のぬりえがたくさん展示されていました。
chirosukeの生まれるずっと前の「あかずきん」の世界は、かわいい絵ではありますが、ちょっとシュール・・・。
やはりフードは赤で塗らなくては・・・!
偶然とはいえ、自称「赤頭巾」のchirosukeにとっては外せない展覧会でありました。

あおいとりs20年代館内はどこも写真撮影OKでした。

GWでも空いていた美術館で、chirosukeは沢山写真を撮ってまいりました。
ガラスが反射して巧く写真が撮れず、ちょっぴり残念。

こちらは「あおいとり」のぬりえの表紙です。
昭和20年代のものです。

「きいちのぬりえ」は昭和20年代~30年代にかけて子供達の間で大流行しました。
蔦谷喜一(つたやきいち)さんは大正3年(1914)、東京生まれ。
昭和15年(1940)26歳で「フジヲ」を名乗り描いたぬりえが、子ども達の間で人気を博しました。
昭和22年(1947)本名の「きいち」の名でぬりえを発表し、昭和23年(1948)頃からは、着せ替えを制作。
昭和40年頃までぬりえ作家として活躍された方です。
生涯現役の画家として平成17年(2005)、91歳で亡くなるまで筆を取り続けられたそうです。
「きいち」さんすごい~!

きいちのぬりえ(おやつあげましょう他)S30年代昭和30年代のぬりえです。
コドモchirosukeは少し後の世代ですが、「きいちのぬりえ」で遊んだ記憶があります。
子供雑誌のふろくなどについていたと思います。

「きいちのぬりえ」には、当時のファッションや生活様式が描かれています。
お手伝いを頑張る少女や、当時流行した子供の遊びに興じる姿が、「ぬりえ」のくっきりした線で描かれています。
普段のお洋服や、お姫様のドレス、晴れ着(着物)など、日常と非日常の両方の少女の憧れや夢が描かれていると思います。

きいちのきせかえ(るみちゃん・きくえさん・おねえさん)S30年代昭和30年代のきいちの着せ替えです。
ぬりえの全盛期は昭和20~30年代。
まだ娯楽が少なかった時代の少女たちにとって、ぬりえや紙の着せ替え人形は一番の遊び道具だったのでしょう。

紙の着せ替え人形は、紙ゆえに耐久性はほとんどなくて、まずお洋服の肩についている折り曲げて使うひっかけ部分がやられます。
次にお人形の首の部分がぐらぐらになります。
セロテープの補修が追い付かず、それでも何度も何度も遊んだ記憶があります。

きいちのきせかえ3ぬりえや着せ替えに描かれた、愛らしい女の子の大きなリボンやばっちりした瞳、くるくる巻き毛やレースのドレス、バレリーナやお嫁さん、異国の物語の主人公は、当時の少女の夢でありました。

着せ替え人形は沢山の余所行きのお洋服を持っていて、アクセサリーやハンドバッグなど小物もあります。
コドモchirosukeの憧れでありました。

君の名は・スターひばり着せ替え珍しいぬりえや紙の着せ替え人形もありました。

愛らしい三頭身少年・少女だけでなく、「君の名は着せ替え」「スターひばり着せ替え」にはchirosukeもびっくり!
これは昭和20年代のものです。
こんなのがあったんですね~。
「君の名は」はchirosuke、タイトルしか知りません。
しっかり真知子巻きの岸惠子さんと春樹役の佐田啓二さんのシールみたいなのもあります。

「スターひばり」って美空ひばりさんだ・・・!
chirosukeが知っている大物歌手美空ひばりさんというより、当時のアイドルだったんですね。

きせかえミスユニバースs30年代昭和30年代の着せ替えです。
「ミス・ユニバース着せ替え」には驚きました。
時代ですね~。

ぬりえや着せ替え人形遊びは、雨の日の室内でもできるし、ひとりでもお友達と一緒でも遊ぶことができますね。
コドモの遊びは時代で変わっていきますが、どの遊びもコドモは夢中になり、大切なものを育んでいくのでしょう。

きいちぬりえs30年代コドモchirosukeも絵本や、物語の世界を楽しみ、物語の主人公の「ぬりえ」や紙製の着せ替え人形で遊びました。
リカちゃん人形が世に出る少し前の昭和の時代です。
無心で自由に色を塗っていく「ぬりえ」は、コドモchirosukeにとっても懐かしく大切な記憶であります。
今「オトナのぬりえ」が流行っているようで、書店には「ぬりえ本」がたくさん並んでいますね。

今見ると、「きいちのぬりえ」は時代を感じさせますが、コドモの夢と想像力と、温かさに溢れた素晴らしい世界であることには変わりありません。
ぬりえは文化だなぁとchirosukeは思いました。

きいちぬりえ(ぬいぐるみといっしょ・かみふうせん)1フロアーの小さな美術館ですが、展示されているぬりえは全国から続々と寄贈されているものも少なくないとのことです。
コドモ時代のぬりえを、ぬらずに取っておいたり、ぬった作品を大切に持ち続けていたオトナ達の思いが集まっているんですね。

ガラスケースに展示されているぬりえの下には数段の引き出しがあって、そこにもたくさんのぬりえがあります。
自由に引き出して観たり、撮影ができます。(観た後は引き出しを戻しましょう~)

ぬりえコーナー館内には自由にぬりえができるコーナーがあります。
色鉛筆が用意されています。
ここで何時間もぬりえを楽しまれる方もいるそうです。

ぬりえ美術館ではぬりえコンテストなども開催されているようです。
chirosukeはぬりえはしませんでしたが、いただいたポストカードの裏にスタンプを押してきました。

着せ替え1chirosukeは別のコーナーでスタッフの方が持ってきてくださった「着せ替え人形」で遊んできました~!
写真左側は、お人形にお洋服を引っ掛けて着せるタイプ。
コドモchirosukeはこのタイプで良く遊びました~!
この着せ替えは「高橋真琴」さんのものですね。

高橋真琴さんの描く美少女は、華やかでお姫様みたいに美しくてプロポーションも抜群でした。
高橋さんが活躍されたのは、昭和30年代~ですから蔦谷喜一さんより少し後の世代ですね。
コドモchirosukeは、高橋さんのイラスト付きの文房具やレッスンバッグを持っておりました。

写真右側、きいちの着せ替えは、お洋服をお人形に差し込むタイプです。
hirosukeはこのタイプで遊んだ記憶があまりありません。

きいち着せ替え2今回、お洋服を着せ替えてみました。
おおっ、このタイプはしっかり着付けができるうえ両面印刷で、後姿まで美しい~!
普段着からお余所行きに大変身です。

かわいい犬も隣に並べて・・・
chirosuke、ロンパールームの人気コーナー「お天気みどりちゃん」のノリであります。
とても楽しかったです。
他に来場者がほとんど居なかったので、chirosuke遊び放題でありました。
ぬりえ美術館よ、ありがとう~!

きいちぬり絵(赤頭巾)s20年代展示されていた、昭和20年代の「あかずきん」のぬりえです。
並べてみると何とも言えない無邪気さとシュールさがあります。

ぬりえに添えられたキャプションが時代を感じさせます。
「おおかみがおばあさんのうちに」はサスペンス物のようです。
chirosukeは「かりうどさん」に目が点でありました・・・。

館内にはぬりえ以外にも、興味深い資料が展示されています。
昭和30年代の小学一年生の学費やお小遣い、お稽古ごとの月謝や、学用品やお菓子やジュースの価格などが掲示されていました。
昭和から平成にかけてのコドモの遊びの変遷や、とうに見られなくなった金魚売りさんのモノクロ写真など懐かしいです。
コドモchirosukeも金魚売りのおじさんから金魚を身請けしたことがあります。
昭和です!

ぬりえのお店屋さんお約束のミュージアムショップは、エントランスにあるチケット売り場と同じところにありました。
小さな売り場は駄菓子屋さんみたいでした。

ぬりえやノートが並べられています。
chirosukeは缶バッジとノート、袋入りのぬりえを身請けしました。
他には手ぬぐいやせっけん等もありましたよ。

きいちノート・オリジナルノート 430円(税込)

ぬりえ美術館でしか購入できないオリジナルノートです。
サイズはB6(縦182×横128)、25枚、横罫入り。
裏表紙はぬりえもできます。

ぬりえは基本白黒です。
カラーぬりえは、ぬりえの袋の表紙です。
表紙の色は淡い色よりも、赤や青などのはっきりした原色の組み合わせにした方が良く売れたそうですよ~。
プロペラ飛行機の配色もいったい・・・という感じです。

きいち缶バッジ大・缶バッジ(大) 410円(税込)

缶バッジは(小)もありました。
絵柄も数種類あります。

chirosukeは、余所行きの服を着て百貨店でお買い物をしてきた女の子の絵がとても気に入りました。
かわいいです~!
帽子や手袋にハンドバッグと昭和レトロです。
今は質の良いカジュアルウェアがお安く身請けできますが、コドモchirosukeの時代はお洋服は明確に「普段着と余所行き」に分けられていました。
コドモ服は親戚などから貰ったりあげたりする「おさがり」も当たり前、新しい服や靴はお正月用として買ってもらうような時代でありました。

袋ぬりえ_お手伝い・袋入りぬりえ(お手伝い) 324円(税込)

サイズ:186×132mm 入数:8枚
懐かしい袋入りぬりえの復刻版です。
袋入りぬりえは、お姫さま、かわいいペット、着物など数種類ありました。
chirosukeは表紙の「手回し脱水機付き洗濯機」にときめいて「お手伝い編」をチョイス!

「ぬりえ美術館」は懐かしくて、発見もあった素敵な時間と空間でした。
長い間忘れていましたが、「きいち」の描いた三頭身の愛らしい少女たちは、コドモchirosukeの大切なおともだちでありました。

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優しく扱ってあげないと、欠ける、はがれる。
お鍋の取っ手は熱くなる・・・。
お高い・・・。
でも綺麗なんだものっ!!

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