舞台 ヤン・リーピンの「シャングリラ」


シャングリラchirosukeは、オーチャードホールにヤン・リーピンのシャングリラ」を観に行ってまいりました。

ヤン・リーピンの「シャングリラ」

http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/16_liping/index.html

2016年4月16日(土) 12:00~14:30
Bunkamura オーチャードホール

上演時間:2時間30分
第1幕:70分
(休憩 20分)
第2幕:60分

座席は S席 1F 22列 上手ブロック中央通路寄り (12,000円 )

芸術監督・構成・主演:楊麗萍(ヤン・リーピン)

chirosukeの感想は・・・
すごかった!!
何といっていいか、とにかく感動しました。
これは「観ておかないと損をする」舞台でした。

chirosukeはヤン・リーピンさんのことは名前しか知りませんでした。
中国のすごいダンサーで、「孔雀の精霊」の舞が有名ってことだけ。
映像でも踊りは観たことが無く、2014年の日本公演「孔雀」は少し気になりつつ見逃しておりました。
お友達のさつきちゃんが「ヤン・リーピンはすごく良い!」って教えてくれてたので今回は「シャングリラ」のチケットをがんばって取りました。
(チケット貧乏、切迫しているぞ・・・chirosukeよ!)
チラシを観たら、「シャングリラ」でヤン・リーピンさんが踊るのは最後とのことでした。
大勢の人の民族舞踊みたいな写真もあったので、他にもたくさんの人が踊るんだなぁ、くらいの認識だったchirosukeであります。

シャングリラ_2「シャングリラ」はchirosukeの想像を超えた素晴らしい舞台でした。
民族舞踊・・・なんて言葉では表現できないくらい美しく、エネルギッシュな歌と踊りと音楽に圧倒されます。
あまりの迫力と美しさにchirosukeはずっと涙目でありました。
少数民族の歌や踊りが素晴らしい。
衣装も色が溢れて美しいです。
音楽に乗せてものすごい複雑な動きをすごいテクニックで踊るんですが、踊る楽しさに溢れている。
人が生まれて、成長して、人と出会い、愛し合い、子供が生まれ、次の世代に命が引き継がれていく壮大な歴史みたいなものを感じました。

中国・雲南省の少数民族に伝わる民族歌舞が次々に現れ、その迫力と美しさにchirosukeは感動してしまいました。
歌うこと、踊ることは生きる喜びに溢れていました。
力強く太鼓を叩き、バネのように弾け跳ぶ屈強な男性たち、驚異的なステップでニコニコ笑いながらぐるぐる回り続ける少女たち、五穀豊穣や子孫繁栄を願う人の心は、どの国や民族にも通じるのですね。
その心の中にはたぶん、chirosukeの知らない仏様や神様がいるのだと思います。

シャングリラ_1「シャングリラ」では様々な少数民族の歌舞が披露されますが、chirosukeが一番好きだったのは「花腰歌舞」(ファヤオイ族歌舞)という群舞です。
若くてかわいらしい数十人の少女たちが、花のような笑顔を見せながらゆっくり歌い出します。
段々テンポが速くなり、フォーメーションを変えながら、ものすごいスピードの群舞がすごい迫力!
何とこの舞踊は「三拍子で歌い、二拍子でステップを踏み、一拍子で手を叩く」という、chirosukeには到底わけのわからないスーパーテクニックなんだそうです。
高音で歌い、すごい踊りと手拍子で美しい赤が印象的な衣装でくるくる歌い踊る少女たちはずっと笑顔なんです。
楽しくて仕方ないといった感じの笑顔ですが、ものすごい運動量のはずなのに息切れひとつ見せない・・・。
chirosukeは美しさと迫力と、少女たちの愛らしさに感動して涙がでました。

シャングリラ_4衣装はすべてダンサー達の手造りです。
イ族の少女たちは12歳になると刺繍を習い、服を縫い始めるそうです。
刺繍は複雑で1着つくるのに5年かかるんですって。
嫁ぐ際にもその服を着ていきます。
舞台で着ていたのはその晴れ着です。
chirosukeは「三拍子で歌い、二拍子でステップ?」で既に頭がぐるぐるであります。
恐るべしファヤオイ族!

そして、ヤン・リーピンさんのソロダンスには息をのみます。
chirosukeはチラシやポスターのシルエット写真、「いくら何でもこのポーズと細さはないでしょ・・・。イメージ写真か、もしこれがヤン・リーピンさん本人の写真ならPhotoshop加工だな・・・」と思いこんでいました。
ヤン・リーピンさん、ごめんなさい!
舞台で観た姿はシルエット写真そのもの、いいえもっと美しいものでした!
どうやったらあんな優美な動きができるんでしょう。
腕が背中で合わさってひとつになっているぅぅぅ!!
優雅で力強く、細いっ!!
ソロダンス「月光」とエピローグの「孔雀の精霊」はもう美しくて涙がポロポロでました。
クラシックバレエでもない、コンテンポラリーダンスとも違う、chirosukeが初めて観る美しい踊りでした。

以前、マリインスキー劇場の「白鳥の湖」で「ウリヤーナ・ロパートキナ」さんが踊るオデットの姿が白鳥に見えたchirosukeですが、「孔雀の精霊」を踊るヤン・リーピンさんも人ではなく孔雀に見えました。
魂で踊るという凄まじいくらいの美しさには、ここまで心を揺さぶられるのですね。

シャングリラプログラム幕間にロビーでプログラムを身請けしました。

・プログラム 2,000円

写真も美しく、ヤン・リーピンさんのメッセージがよく伝わる内容です。
このプログラムは必須であります。

カーテンコールのみ写真撮影が許可されていました。
chirosukeはiphoneで撮りましたが、殆どがピンボケか暗いかハレーションみたいです・・・。
写真も撮りたいし、拍手もしたいしでひとりで焦ったchirosukeであります。
雰囲気だけでも伝われば・・・。

シャングリラ_3人が生きることそのもの、日々の営みのなかで、時には過酷な自然と向き合い、何世代にもわたり受け継がれる歌や踊りや楽曲は、そこに暮らす人から人へ伝えられていくのですね。
文化の継承ってこういうことなんだ・・・。
本当に感動します。

少数民族の生きる力と魂の文化に触れたように思ったchirosukeでした。
chirosukeは自国の文化は自国で守っていきたいなと思っていましたが、「シャングリラ」を観て少し認識が変わりました。
文化は国家ではなく、民族が伝えていくものなのですね。
この舞台にはchirosukeがニュース映像や報道等で知っていたつもりの「中国」はありませんでした。
国家ではなく、そこに生きる「民族」の姿がありました。
「シャングリラ」、忘れられない素晴らしい舞台をありがとうでした!

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

ほうろうって・・・

優しく扱ってあげないと、欠ける、はがれる。
お鍋の取っ手は熱くなる・・・。
お高い・・・。
でも綺麗なんだものっ!!

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。