プラド美術館展 ―スペイン宮廷 美への情熱


三菱一号美術館プラドchirosukeは三菱一号美術館に、「プラド美術館展」を観に行ってまいりました。
何と最終日、ギリギリセーフの鑑賞です。

「プラド美術館展」
2015年10月10日(土)~2016年1月31日(日)
開館時:10:00~18:00(金曜、会期最終週平日は20:00まで)
※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜休館(但し、祝日の場合、12月28日、1月25日開館) 
年末年始休館:12月31日、1月1日
入場料:一般 1,700円

最終日は混んでいるのがお約束です。
もっと早くに観に行けなかったのか、chirosukeよ・・・。

プラド美術館展、chirosukeの感想は・・・
なかなか良かったです。
chirosukeは本展の目玉、日本初公開のボスの絵を観たくて行きました。
真筆は世界で20点のみといわれるヒエロニムス・ボスであります。

愚者の石の除去 ヒエロニムス・ボス
「愚者の石の除去」
油彩、板 1500-10年頃 48.5×34.5cm
プラド美術館蔵

なんと寓意と皮肉に満ちた美しい絵でしょう!
chirosukeの好きな「ぺたっと塗られた色」です。

椅子に縛り付けられている男の頭を、外科医が手術をしている構図です。
これは「愚か者を治療するための手術」なんですと。
ネーデルランド(現在のベルギー、オランダをまたぐ地域)では、中世から17世紀まで、頭の小石が大きく成長すると愚か者になるため、その石を切除する手術が必要だと信じられていたそうです。
何と突拍子もない・・・!

しかし、この絵で患者の頭から取り出されているのは石ではなく青い花です。
外科医は「愚行」を暗示する漏斗をかぶっているため、これはインチキ手術です。
肘をついて本を頭に乗せているのは患者の妻、その左隣にいる司祭は妻の間男というからオドロキであります。
テーブルの上の花は医者のポケットに収められる金のシンボルで、この場面にいる全員が患者を騙していることになる、そんな絵であります。

chirosukeは他に展示されていた美しい貴婦人の肖像画や、風景画や聖書の物語をテーマにした絵より、この「愚者の石の除去」というヘンテコでいかした絵を観られたことを嬉しく思いました。

プラド美術館展図録お約束のミュージアムショップでは図録とポストカードを身請けしました。

・図録 2,700円(税込)
・ポストカード(2枚組) 150円(税込)

「プラド美術館展」オリジナルポストカードは2枚組です。
「作品全体を眺めただけでは気付かない小さな美」がテーマ。
通常の絵全体を載せたポストカードと、その絵の中の一部分をクローズアップしたポストカードの2枚組です。
1枚分の身請け額という、心憎いポストカードであります。

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ほうろうって・・・

優しく扱ってあげないと、欠ける、はがれる。
お鍋の取っ手は熱くなる・・・。
お高い・・・。
でも綺麗なんだものっ!!

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