映画 「バケモノの子」


バケモノの子chirosukeは、お仕事帰りに映画「バケモノの子」を観てまいりました。
板橋のイオンシネマ、ハッピーマンデーでお安く鑑賞です。

「バケモノの子」
原作/脚本/監督:細田守
上映時間:119分
http://www.bakemono-no-ko.jp/index.html

chirosukeの感想は・・・
とても良かったです!
chirosuke感動して後半ボロ泣きでありました。

細田監督作品では、「時をかける少女」は好きだし、「サマーウォーズ」は映画館で観て大好きだったchirosukeです。
ただ・・・前作の「おおかみこどもの雨と雪」がchirosukeにとってサイアク部類の作品だっただけに、今回も期待薄だったのですが、とても良かったです。
どれくらい良かったかというと、「サマーウォーズ」くらい良かったです!

(「おおかみこどもの雨と雪」については2012年7月26日のブログをみてね)

お芝居と一緒で映画も「好き嫌い」ですが、「バケモノの子」は物語も映像もchirosukeの好きな世界でした。
主人公が人間界からバケモノの世界(異界)に入っていくシーンは素晴らしいと思います。
chirosukeの好きな「千と千尋の神隠し」にも通じる鮮やかさです。

そして・・・「胸の中の剣」には泣きました。
主人公の少年が成長していく姿がとても解りやすく描かれ、人が正しく成長できることの幸運が感じられます。
成長過程で足りないものには、補えるものと補えないものがあること、補える場合はラッキー。
代替えできた場合もまたラッキー。
足らないままにオトナになった場合でも、自分自身がそれに気づけば良いんだとchirosukeは思いました。

完璧な人間はいないし、欠落した愛情(偏った愛)のなかでも人は育つ。
足りないものを知ってさえいれば、時が来た時に自分自身で補えばいいんだなぁ。
それに気が付くかどうか、補う手段を知ることって大事だな。
そして足りない部分に気付かせてくれるのも、手段を示してくれるのもやはり「人(バケモノ)」なんですね。

この世の理不尽さが人の心に「闇」をつくるのかなぁ。
人は弱いから心の中に闇を住まわせると、うさぎさんは言ってたけど、理不尽を笑い飛ばせるほど人は強くないです。

自分の成長を見守って、道を外さないように軌道修正してくれる人が身近にいるのは、なんて幸せなことなんだろう。
「親」の役目を担ってくれる人がいることのありがたさ・・・。
豚さんもおサルさんも最高!
chirosukeは香月日輪さんの小説「妖怪アパートの幽雅な日常」や「僕とおじいちゃんと魔法の塔」の優しさ、厳しさ、清々しさを思い出しました。

主人公の少年「蓮」も、人間界で出会う少女「楓」も、自らの「足りないこと」を知っていて、無意識にお互いから補おうとしているようでした。
二人とも決して「足りない」ことを親や周囲のせいにはしない。
受け入れて力を付け、時が来るのを待っている。
だからこそ正しく進んで行こうとするし、勇気ある行動をすることができる。
楓が鯨の前に立ちはだかり叫ぶ「蓮くんや私が、あなたに負けるわけがない!」にはchirosukeぐっときてしまいました。
楓ちゃん、強い!
このシーンでもchirosukeボロ泣きであります。

いつものお約束、深読みchirosukeには楓の台詞がこんなコトバで心に入ってきました。
「世の中は残酷だし理不尽だらけだ。心の闇を持たない人なんていない。
みんな闇を内包して、向き合って、折り合いをつけて、悩みながら生きている。
自分だけが辛いと思うんじゃねぇ!甘えるな!
アンタの抱える闇なんて全然特別じゃないし、闇に飲み込まれて闇を肥大させ、周囲に怒りをぶつけて破壊しようとするなんて、何思い上がってんだよ!
お前のやった事は、全部まるっとお見通しだぁ~!!」
(TRICKの仲間由紀恵ちゃんの決めゼリフだぞ・・・chirosukeよ!)

映画は全然説教臭くないし、エンタメとしてとても楽しめます。
映像もきれいだし、破壊のシーンは涙目になるくらい迫力です。
声優陣もとても自然でした。(豚さんとおサルさんが最高!)

唯一chirosukeが気になったところは、蓮が人間界に戻り大学受験のためにお役所に「住民票」を取りに行く場面です。
コドモが8年間も行方不明になってて、成長してひょっこり帰ってきて「住民票」ほしい・・・って、普通大騒ぎになるでしょう・・・。
このシーンはchirosukeは「おおかみこども・・・」みたいな展開になりませんように!と両手をグーでありました。
行政を絡めちゃうと、中途半端なリアルがファンタジーの邪魔をしないかと思うchirosukeであります。
今回はあまり気にならずに済んで良かったです~。

「バケモノの子」とてもおすすめであります!

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お鍋の取っ手は熱くなる・・・。
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