文庫 「鬼畜の家」 深木章子


鬼畜の家 講談社文庫の「鬼畜の家」を読みました。
リヴァイ兵長のマスクケース欲しさで選んだ一冊です。

chirosukeは 深木章子さんは初めてです。
タイトルに「鬼畜」って、この煽り方ってどうよと思いつつ、昔読んだ貴志祐介さんの「黒い家」を意識して読み始めました。

chirosukeの感想・・・
とんでもない家族のお話しです。
「おとうさんはおかあさんが殺しました。おねえさんもおかあさんが殺しました。おにいさんはおかあさんと死にました。わたしはおかあさんに殺されるところでした……」
マザーグースの「My mother has killed me・・・」を思い起こさせる次女の証言・・・。

保険金目当てで家族を手にかけたり、養子縁組による資産略奪の手口など、読んでて心が黒くなります。
鬼畜は確かに出てきますが、トリッキーな構成と謎解きがメインのようでミステリー要素が強いです。
あちこちに仕組まれた伏線も面白いです。
chirosukeは一人称の部分、すっかり騙されました。
一人称なのに・・・一人称だからか・・・。

chirosukeの「良い本の定義(続きを読みたくてページをめくってしまう)」をクリアしていました。
これでもかと際限ない「どす黒さ」が羅列される「この手」の作品が多い中、なぜこんなことになるのか?という「謎」が感じられて良かったと思います。

ただ、読後の爽快感や感動はありません。
ああ、やられちゃったよ・・・どんより・・・です。
この本のなかの一番の鬼畜は犬に手をかけたあの女です。
犬好きchirosukeはそう思います!

「島田荘司選 第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作」です。
深木章子さん、デビュー作でこれってすごいなぁ。
謎解き側の探偵さんのシリーズものも書かれているようです。
しかも定年退職された60歳を機に執筆活動を開始された、元弁護士さんですって~!
恐るべし、深木章子さん!

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ほうろうって・・・

優しく扱ってあげないと、欠ける、はがれる。
お鍋の取っ手は熱くなる・・・。
お高い・・・。
でも綺麗なんだものっ!!

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