舞台 NODA・MAP 「MIWA」 2回目


miwa-1_xNODA・MAP第18回公演 『MIWA』
2回目の観劇であります。
(前回の舞台の感想は10月18日のブログをみてね)

2013/11/12(火) 19:00~
東京芸術劇場プレイハウス
作・演出:野田秀樹
出演:
MIWA 宮沢りえ
赤絃繋一郎 瑛太
マリア 井上真央
最初の審判/通訳 小出恵介
ボーイ 浦井健治
負け女 青木さやか
半・陰陽 池田成志
オスカワアイドル 野田秀樹
安藤牛乳 古田新太

上演時間 2時間10分(休憩無し)
座席は S席1階RB列 (上手サイド前側)(9,500円)

東京芸術劇場にNODA・MAP「MIWA」2回目を観に行ってまいりました。
平日お仕事帰りに間に合うという、何とも嬉しいchirosukeです。
今回の席は上手のサイド席です。端っこではありますが1Fフロアより一段高い席で、舞台全体を観ることができました。
前回は最前列ど真ん中で、何かと緊張していたchirosukeでした。

今回もまず感じたのは井上真央さんがすごく魅力的だということです。
とてもかわいいお顔で小柄なんですが、演じ分けがすごい!
りえちゃん演じる義理の息子に対して、おおらかで包み込むような愛情を見せたかと思うと、「気色の悪か!」と長崎弁で心底憎々しげに言い放つ。
母性、妻、女性、妹、聖女とあらゆる女性を演じ分ける見事さにchirosukeぞくっとしました。
とても愛らしくて、魅力的な女優さんだと思いました!

池田成志さん、前回より凄みが・・・!
職人芸に磨きがかかったというか、もう表情があそこまで変わるか!と思うくらいで、どんどん行っちゃいます。
親方です・・・客席は大笑いです~。

長崎の原爆シーン、子供達と隠す宝物のシーン、古田さん演じる安藤牛乳の犯した「罪」にchirosukeは涙が止まりませんでした。

少年のように軽やかに跳ね回る宮沢りえちゃんを観ていて、chirosukeは「夢の遊眠社」の円城寺あやさんを思い出しました。
子供のようなちょっとアンバランスな硬いしぐさ、ところどころハスキーな声がいっときの少年期のような輝きを放っていました。

そこに野田さんの「もう、そうするしかない!」「僕はもう、そうしよう」という「妄想の海の底ひ」等がでてきたらもうchirosukeは「夢の遊眠社」です。
かといって遊眠社そっくりかというと決してそうではなく、野田さんの描く「もう、そうする=妄想する」世界はとても美しく残酷です。
その「残酷さ」を舞台の中で突きつけるのはりえちゃん演じる「MIWA=美輪さん」です。

野田さん演じる作家「オスカワアイドル」に向かってMIWAが言い放つ台詞は重いです。
MIWA「『目の前』と『机の上』は違うんですよ」
オスカワ 「ああ・・・」
MIWA「『目の前』で反乱をしなくてはならない人間と『机の上』で反乱を楽しんでいる人間とは違うんです」
オスカワ 「わかってる。『目の前』を現実と呼び、『机の上』を妄想と呼ぶんだ・・・」
MIWA「それを見間違わないで下さいよ」
このやりとりでchirosukeは、「夢の遊眠社」と「NODA・MAP」の違いを観たように思いました。

美しい舞台です。
そして力強い舞台です。
夢のような美しい舞台で「愛」を歌う物語ではなく、「愛すること」を持続するために世界の多くを敵にせざるを得なかった「MIWA」の戦いの物語です。

友人、世間、家族、カミサマ、実の母親でさえ敵に回しても生きて、多くのものを失った果てに、「MIWA」が自分自身の中に有る「怪物」を肯定できた時、圧倒的な存在感が客席を魅了します。
それが「MIWA」の勝ち取った愛、もしかすると究極の「自己愛」なのかと、涙で目をはらして数回のカーテンコールで精一杯拍手したchirosukeは思うのでありました。
東京公演千秋楽にもう一度この舞台を観ることができます。
東京万歳!!

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優しく扱ってあげないと、欠ける、はがれる。
お鍋の取っ手は熱くなる・・・。
お高い・・・。
でも綺麗なんだものっ!!

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