「ミニチュアモールベア」 国本雅之先生のお教室


表紙_x三連休の一日目、自由が丘の手芸屋さんボンクラージュで開催された「お教室」に参加してまいりました。
(前回のお教室の様子は2011年11月27日のブログをみてね)

今回chirosukeは無謀にも、国本雅之先生の「菫色のミニチュアモールベア」にチャレンジであります!
参加者はchirosukeを入れて9名。
他で開催されている国本先生のお教室の生徒さんやモールベアは(まだ!)2回目の方もおられます。
新幹線で来られた方もいて、国本先生人気が伺えます。

皆さん手作り大好き、ボンクラージュのファンでかわいい雰囲気のやさしい方ばかりでchirosuke、ちょっと安心・・・している場合じゃない!!

chirosukeは先日国本先生作の「ミミ黒ちゃん」を身請けしました。
(ミミ黒ちゃんについては8月7日のブログをみてね)
これと同じ大きさのくまちゃんをつくるのです・・・。

モールベアは初めてだけどアクセサリーをつくっているの、という方もいて、どう見ても皆さん道具の使い方に当然のように慣れていらっしゃいます。
ラジオペンチを使うのも初めてのchirosuke、東急ハンズで身請けしたまま、一度も練習もせず、いきなり本番でお道具箱を開くchirosuke、さぁどうする!!

テキストは事前に身請けしていましたが、詳しい手順が写真入りで丁寧に解説されているにも関わらずさっぱり???のchirosukeです。
さつきちゃんの配慮で、「初心者の方は先生のお近くにね・・・」と先生の隣席というベストポジションで創り始めましたがしょっぱなから涙目であります。

まずはモール選び。
先生が用意してくださった3種類の紫色から好きなのを4本選びます。
先生が染めた薄紫のモールを選んだchirosuke。
「まったく初めてなんですけど大丈夫かなぁ」というchirosukeに、周りの生徒さんたちはにっこり微笑んで「大丈夫、先生が教えてくださるから」
「途中で手術がはいるから」
「くまちゃんの腕がちぎれても先生が直してくださるし」
「そうそう、全身整形もあるものね~ほほほほほ」と皆さん明るい・・・。
腕を引きちぎらないようにしなくては・・・、全身整形っていったい・・・。
さつきちゃんも「必ず完成するから大丈夫」と言ってたっけ・・・。心の中で涙目のchirosukeであります。
カッター台を忘れたchirosuke、先生にお借りしました。

さぁ、いよいよ「ミニチュアモールべア」スタートであります。
今回はジョイント式で手足も動くくまちゃん。
難易度高しっ!

まず頭部から。モールの端っこ(鼻になる部分)をピンに巻き付けます。
ここでもうchirosukeフリーズ・・・。
「先生・・・わかりません・・・」
次に巻き付けた2段の穴に千枚通しで穴を開けモールを通します。
「先生・・・どの穴でしょうか」
「どれくらいひっぱりますか?」
さらにモールを巻き付けます。
「先生・・・どっち方向に巻きますか?」
chirosuke、こんなに手のかかる生徒はめったにいまい、と思われるほどのダメっぷりであります。
「先生、どこを創っているのかわからなくなりました。
(自分が何をやっているのかわかりませんの意味)」

やっと頭部ができたら次は腕です。
chirosuke、最初のモールを17センチに切るところからもたもた・・・。
ニッパーって根元じゃ切れないのかぁ・・・。
だいたい、ペンチとニッパーの違いも分かっていなかったchirosukeであります。
「先生、巻き付けるのはこれでいいですか?」
いちいち確認しないと先に進めないchirosuke。
それでも先生は忍耐強く、優しく指導してくださいます。

次は脚・・・。
腕と同じですよ~といわれても、ついさっきやった手順がきれいさっぱり忘れ去り常にリセット状態のchirosukeです。
「先生、脚を間違ったと思います・・・」
先生「どれどれ・・・これ一回目は巻き付けた?」
chirosuke「えっ?巻きましたが・・・」
先生「たぶんコレひっかけてるだけだなぁ。ほどきますよ・・・ああ、やっぱり巻いていないねぇ。こうやって、こうやって一回目は巻き付けて2回目はかけるだけね」
chirosuke「はい・・・ありがとうございます。」

折って巻いたモールがほどけるのにもびっくり。これが「手術」なのか!
chirosuke、慣れてサクサク進めておられる隣の方にコッソリ訊きました。
「これ、巻き付けてなくても形になりますが、巻き付けないとどうなるんでしょうか?」
「巻き付けないとね、脚を曲げたときに折れちゃうのよ~」
そうか、きっと初心者が間違いやすいとこなんだな・・・ていうか間違いすぎだぞchirosukeよ。

やっとボディです。
腕を挟んだピンを上に曲げます。
「先生・・・上になりません。」
「・・・上というのは顔のほうです。これは手前向いていますよ。」
もはや上下、前後もわけがわからないchirosuke。

ああっ、顔の前に曲げないといけないのに逆に曲げちゃったよ。これではえびぞり熊になってしまうではないかっ!
と焦ったchirosukeですが・・・ジョイント式なので首がまだくるくる周りますから・・・。
なんだよぅ、びっくりさせやがってぇ・・・。
くまは大丈夫でも、全然大丈夫じゃないchirosukeであります。

「先生脚が入りません・・・」
「広げてください」
「どうやって???」
先生は鮮やかに爪やラジオペンチを使って脚をセットしてくれました。
周りを伺うと、皆さんラジオペンチや目打ち、ピンセット等を使い分けて作っています。
chirosukeはほとんど道具を使っていないことに気が付き、これではいけない、先生に甘えすぎではないか!

胴体を巻いていく作業に入る時、ボディーをしっかりラジオペンチで挟んで固定するんですが、説明に入る前に先生が
「皆さん、しっかりペンチで挟んでいますか?」
「は~い」という返事に周囲をうかがうchirosuke、なんだか皆と手付きが違う・・・。
皆は手前からペンチでボディーを挟んでしっかり握りしめてくまは立っている状態なんですが、chirosukeはくまが寝ていて、上からペンチでつまみ上げようとしている図であります。
なぜ、手首を返さないchirosukeよ!!

ここでchirosuke、気が付きました。
今日のchirosukeを例えるならば、初心者対象のパソコン教室で「Excelで表とグラフをつくってみよう」の回に紛れ込んだ「マウスの右クリックと左クリックがわからない人」だったんです!!

先生の度重なるヘルプ(手術)で何とかボディーはくまちゃんらしくなりました。
そしてもうひとつの事実に気がついたchirosuke・・・。
このお教室は「絶対完成する教室」なんだと。途中で「もういいです。帰らせてください」はできないことに・・・。
恐るべし・・・ミニチュアモールベアお教室!

ランチ休憩の後、顔と仕上げです。
ここまでやってきて顔で台無しになるのはぜひとも避けたいchirosuke。

今までも着せ替え人形を何体も創ってきましたが、目鼻で失敗するとどうしようもない。
頭部全体の創り直しです。

目は先生が創ってきてくださっています。
好きな大きさと色を(自己責任で)選びます。
鼻の上に目を入れる穴を目打ちでいれるのですが、chirosuke加減がわかりません。
先生に見ていただくと「もっとしっかりあけないと入りませんよ」とグッサリ!
「先生!目打ちが頭の後ろにでています!」
「そうです。これくらいあけてください、ハイ」と返してもらって目を入れたchirosuke・・・
「先生、目が飛び出していますっ!入りません」
「どれどれ・・・」と指先でごにょごにょ。入りました・・・。
魔法の指先です。

「鼻の周りの毛を刈り込むといいですよ。目が埋もれているから」
chirosuke、はさみで毛をチョキチョキ・・・ああっ!
「先生、すみません・・・変な顔になりました・・・」
「ええっ?へんな顔?ああ、目の位置がずれているね」
「・・・先生どうしたらいいですか。変な顔です・・・」
「目の位置を水平にするには耳の位置をずらせばいいです」と言いながらまたもや美容整形!
「眉間のところと目の下のモールの筋のところに毛を盛るとかわいくなるよ」
chirosuke、おでことほっぺにボンドをつけてピンセットでモールの毛を盛りました。
おおっ!かわいいですっ!
抱き人形でも、おでことほっぺのふくらみは大事で、ここが扁平だとかわいくないんですが、同じなんだなぁ。

次に糸でクチを創るんですが、chirosuke切ってもらった糸(数センチ)を服の上に落としてしまい失くしてしまいました。
焦って服をひっぱって探していると先生が「・・・糸くらい言ってくれればいいよ」と再度切ってくれました。
「先生、糸の片側にボンドをつけるのはどうやって?」
「ああ、それは全部についちゃってますよ。こうやって・・・ほら」
「わかりました・・・先生クチがひっつきません・・・」
クチも先生につけてもらいました。

次は鼻です。
皮の切れ端を三角に切ってピンセットで貼り付けます。
この数ミリの三角形を切るのが難しい・・・。
「先生、三角に切れません・・・どうみても台形です・・・」
「どれどれ、ここに落ちてる切れ端でいいんじゃない?」
こんな小さな切れ端・・・ピンセットでつまむのもやっとです。
なんとか鼻先できました!

顔を創る前は鼻だけ飛び出したイノシシみたいだったのに、目鼻がつくとくまちゃんです!

仕上げは毛を刈り込んで、手にあたるワイヤー部分を爪で押し込みます。
手のひらと足の裏に皮をはって・・・最後は先生が創ってくれたワイヤーのペンダントを首にまいて出来上がりです。

約4時間かかってできました~!
皆は「かわいくできたね」と言ってくださいましたが、ほとんど先生作のようなものです。
でも、chirosukeはすごく集中してがんばって創りました。

これはchirosukeが初めて創った世界一かわいいミニチュアモールベアちゃんであります!
国本先生、ほんとうに手のかかる生徒でしたが辛抱強く教えて(手術!)くださりありがとうございます!
「絶対に完成するお教室」楽しかったです!

抱き人形でもボディのベースの強度や綿の詰め方、目に見えない部分で手を抜いてしまうと人形としては、姿勢や座りが甘くなり、仕上がりやお洋服の着せ付けがきれいにできません。

よく、子供時代の「しつけ」と同じといいます。(オトナになっても治らないという・・・)
モールベアも最初ピンにしっかり巻き付ける強さや、固定する位置などをきちんとやらないと、仕上がりで切れたり、修正が効かなかったりするのは同じですね。

想像してた以上に小さいミニチュア制作の難しさ、頑張った達成感と、出来上がったものに対する特別な思い入れを体験することができました。

サイン_x国本先生にテキストにサインしていただきました。
本当にありがとうございました。
今日参加された皆さんも最初から創れたわけでなく、何度も失敗してやり直してできるようになったんですね。

作家さんが、どれほどの失敗と試行錯誤を重ねて技術を磨かれてきたのかと思うと、先生がご自分の技術や使用している素材のことまで惜しげもなくオープンにしてくださる姿にchirosukeは感激しました。
ミニチュアへの愛情と、揺るぎない自信があるからこそでしょう。

大好きなくまちゃんを創る作家さんに直接手ほどきを受けられる幸せ、素敵な体験でした。
東京万歳です~!

モールベア何人かの参加者さんの作品で記念撮影です~。
chirosukeの創った子は左から三番目。
chirosukeの右の子が先生作の「お見本」です。
どの子もかわいいですし、全部お顔も大きさも違いますね。
chirosuke作のくまちゃんのお写真は後ほど・・・。
お教室、また機会があれば参加したいと思います~!

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ほうろうって・・・

優しく扱ってあげないと、欠ける、はがれる。
お鍋の取っ手は熱くなる・・・。
お高い・・・。
でも綺麗なんだものっ!!

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